ボール・緑1月7日(土)

CFYの全国公演は初めて観たんですが、あんなにセットが替わっちゃうなんてびっくりしました
演出そのものが変わっちゃうくらいですから(゜-゜)
いつもは舞台いっぱいにあるセットが小ぶりなのはちょっぴり寂しいですね
ランクのお店・劇場にテラスがなくてここでやってたことってどうするんだろうって思っていたら、劇場には小窓が出来ていてここから出てきてました
ピートがテラスで育てていたひなぎくはどうするんだろうって思っていたら、下手の端っこでほそぼそと面倒を見ていました^^;
ザングラー劇場もはりだしなかったですもんね
ボビーは左右からちょこちょこっと登って歌ってました
一番びっくりしたのはサム・ムース・ミンゴが使っている車が手押し車になっちゃってたことですね
ミンゴが引いて、ムースは乗っていてサムは歩いてついて歩いてました
この車はあまり横幅があんまりないようでしたから二人とも乗るわけにはいかないのかなぁって思いました
でも二人が乗ったら引っ張るミンゴがかわいそうですよね^^;
あと、男性陣の楽屋がなくて女性陣のもいくつかの鏡台をくっつけて使ってました
しかし、楽屋がないと寂しいです(;_;)

「I Got Rhythm」でどなたのかはちょっと分かりませんでしたが衣装の一部が外れて落ちちゃってたんです
お盆タップの後くらいに落ちたみたいですから、誰かが踏んだりしないか冷や冷やしちゃいました
「Girls Enter Nevada」で出てきたスージーの背中のファスナーが全開でびっくりしました
近くにいたワイアットが気付いて閉めてあげてました

とにかく楽しみだった荒川さんボビー
登場されたとたん舞台がふわんと柔らかくなるんですよね
最近、存在のされ方自体があったかく優しくなったなぁって思うんです
ボビーを見ているとそれを強く感じました

「Shall We Dance?」の踊り始め、ポリーへのちょっかいすっごく楽しそう
ちょっとしたいぢわるなんですけど憎めないんですよねぇ
踊り始めるまでのやりとりも面白かったです、逃げようとして舞台の奥から前にポリーが走ってくるとき肩をそびやかして走るものだから真似っこして肩をぶつけ合いながら走ってきたんです
それがすっごく可愛らしいんですよねぇ(*^_^*)

「Slap That Bass」でロープを切るところいつもいろいろ遊んでいらっしゃるんですが、今回はイチローの物まねされてるのみました(^^)
昔も見た気がするんですけど、斧をバット代わりに構えていらっしゃいました
少し長く遊んでおられたみたいで、テスにせかされてちょっとだけ慌てていらっしゃったんですよ

「Stiff Upper Lip」ではポリーのスカートを頭に被るところで前髪が出てたのが可愛らしかったです
ダンスの後みんなが帰っていくところで『自分たちが言い出したくせに』とは言われませんでした、イスから降りるときポリーから『あなたのせいじゃない...全部はね』って言われたときずるっとすべっていらっしゃいました
このシーンでポリーの手を掴むところ、すっごく優しいんです
話の流れで少しは自分に気があるんじゃないかって思ってさりげなさを装いつつ、ちょっぴり迷いながら勢いよくぎゅって握るんです
その心の葛藤まで伝わってくる仕草がいとおしくって...
そして勢いよく振り払われたときのなんとも言えない寂しそうな表情を一瞬だけ見せて、明るく出て行こうとするんですから(;_;)
この流れで続く「They Can’t Take That Away From Me」はたとえ君が自分のことを嫌いでも僕は大好きなんだよって想いがいっぱいで切ないです
「君の笑顔〜♪」のフレーズでポリーが振り向くんですがその時もとろけそうな笑顔で【にこぉ〜】って笑ってあげるんです
いっつもこのナンバー聞いていると涙が出ちゃうのに今回はまったくそんなことなくて自分でもびっくりだったんですが、ボビーが出て行ってしまった瞬間糸が切れたみたいに涙がこぼれてきて大変でした
ボビーが出て行った場所を見ているだけで切なくて、苦しくて...

「Nice Wark If You Can Get It」はひとりで踊られるからホントに寂しそう
昔のレポにも書いていると思うんですが、踊りの途中に「Shall We Dance?」の振りがあってちょうどポリーと向き合うところで一人ぼっちなことに気付いてなんともいえない表情を浮かべるんですよねぇ
今までは踊ることが楽しくてしょうがなかったはずなんです、ダンスは人生のすべてだって言ってますもんね
だけど大好きなポリーと踊ったことで【一緒に踊る】楽しさを知ったんだと思うんです
だから一人ぼっちだって気付いたときの落ち込みも大きかったのかなぁって思いました

栗原さんザングラーさん
登場されたとき【広瀬さん?】って思っちゃいました
雰囲気はぴったりだと思いましたけど、間が悪いと言うか...笑えないシーンがいつくかありました
しょうがないって思いますけどね^^;

田中さんジュニア
CFYでこれだけいろんな役をされた方ってこの方くらいなんじゃないでしょうか
ジュニアだとやっぱり大きいなぁって思いましたけど、ちょこちょこ遊んでくださる方ですからおもしろかったです

三宅さんのピート
お久しぶりです、おっとりしてそうで実はしっかりものって感じですよね
「I Got Rhythm」でビリーが掘り当てた金塊がボビーに渡るところで、隣に座っているポリーに『ここに飛んでくるよ』みたいなジェスチャーをされて両手を広げて待ってるんです
だけど、金塊は頭上を越えてボビーの手へ
すっごく残念がってましたがお二人で楽しそうに盛り上がってました
2幕での撃ち合いシーンはパッツィーに止めるようにお願いされてましたけど、おろおろしてたりとやっぱり可愛らしいです

川辺さんムース
意外と体が柔らかい方なんですね
楽屋で長靴を履こうとしてジュニアが手伝ってあげてたんです、そのとき靴の端っこを掴んだまま【ころん】ってひっくり返っちゃったんです
その足先が床についてるんですよ、手伝っていたジュニアもびっくり
その後は開脚されたりしてました、こちらも腰から綺麗に床につくんですよ
ジュニアはしきりと感心してましたが、わたしもびっくりしてました

樋口さんポリーはやっぱりスカートの裾捌きがどうにもがさつに見えて仕方ないです
だけど、周りとの掛け合いは少し増えてきたみたいでよかったです(これは三宅さんのおかげですわね)
ボビーが出て行った後、ザングラーさんに「大丈夫かね?」って聞かれたとき
一生懸命涙を抑えて「ええ」って笑ったところは可愛らしかったです
ただ、ザングラーさんの間が短すぎてちょっと気が抜けちゃったのが少し残念です

ボビーの『この日が来るのを信じていたよ』のあとの男性陣の大歓声
二人のことずっと見守り続けてきた彼らからの祝福がすっごくあったかくて素敵でした
この瞬間が【この場にいられてよかった!】って強く感じるんです



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ボール・緑1月10日(月)

前回のレポで語りきれなかったことを書いてみました

「Shall We Dance?」でボビーがポリーにダンスを誘うところで舞台奥に逃げちゃったポリーを追っかけて戻ってくるとき
ここは前回と違いました!
追い越して止めようと頑張っているような感じでした
こういうところが、踊りが大好きで自分が好きになった彼女にもそれを分かって欲しいって気持ちがすごく伝わってくるんです

「The Real American Folk Song」の後それぞれが談笑しているときピートがパッツィーになにやら一生懸命話をしていたんです、身振り手振りを交えてかなり熱く語っていました
パッツィーはきょとんってした感じで聞いてましたけど、最後に大きな声で『それ、興味ある!』って応えていたんですよ
いったいどんな話をしてたんでしょうかね、ものすご〜〜っく気になります

「The Real 〜」で演奏を終えたムースとサムにすっごく楽しそうに『グッジョブ!』って言ってました、仕草((^^)b)つきで
どこでだったかは忘れちゃいましたけどカスタスも同じ仕草をしていた
デッドロックでは流行ってるのかしら(笑)

この公演が終わっちゃったらつぎはいつ観られるんだろって思ったらすっごく切なくて、ものすごく楽しかったのに悲しいと言う複雑な心境になっちゃいました
東京公演はどんなキャストで始まるんでしょうね



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