CATS 2001.4.7
またまた予定にないのに行ってしまいました(^^; わたしにとっていまのネコ恐ろしいほど吸引力があるみたい...その上観れば観るほど『また観たい』って思うんですもの そのすべては三宅さんのカーバにあるんですけどね(^^; めちゃくちゃ『よい』です、絶賛する言葉しか出てきません 常に目に入るんです(多少追っているからかもしれませんが)
やはりキャストから
☆スキンブル=飯野さん やーっとお会いできました、もう戻って来て下さらないんじゃないかってすっごく心配していましたから... どっしりとした貫禄たっぷりのスキンブル、彼ならきっちり夜行列車を仕切ってくれるんだろうなぁって思います バストファさんのしっぽにじゃれるし、タガーのナンバーではコリコをからかってました、からかわれたコリコもちょっと困っていたみたいですけど(^^; デュトさま迎えに行くときに側で生声が聞こえた途端なんだかすごく嬉しくて涙が出てしまいました
★カッサンドラ=富田さん やっぱり一番綺麗です(*^^*) ジェリクルボールやタンブルとのアダージョの表現力は流石としかいいようがありません
☆ミスト=蔡さん 可愛いです(*^^*) 日本語の発音もずいぶん綺麗になられてました、ぽんぽんよく弾んでいらっしゃいましたし笑顔がめっちゃくちゃ可愛らしいんですよ とくにマジックのシーンでは加藤さんほどのスマートさはありませんけど、可愛らしさで十分カバーしてますからOKです(^^; 缶を飛ばすところは蹴っ飛ばしていました、前回お見かけしたときも蹴っ飛ばしていたようですから蔡さんなりの演出なんでしょうね、これも茶目っ気たっぷりでかなりお気に入りです 大阪での評判かなりよいようです、あちらこちらか「あのちっちゃい黒猫可愛らしいねぇ」って声聞きましたから、わたしも「そ〜だよねぇ」って心の中で相づちうってました 加藤さんはスマートでシャープなマジシャンネコ、蔡さんは駆け出しで元気一杯怖いもの知らずの可愛い黒猫って感じですね
★ヴィク=望月さん まんまるいお顔がとーっても可愛らしくてお気に入りなんですけど、タガーのナンバーで力一杯媚びを売っちゃうのは...(^^; わたしの「ヴィクトリア像」は気品があってお嬢様なネコさんなんですね、望月さん可愛らしいからそれはそれでいいんですけど...ちょっと複雑
☆マキャ=南山さん この大阪Catsが初舞台とパンフに書かれていました 結構身長もあり、しっかりした体格の方ですね。お声も低めでちょーーっとだけ(^^; 青山さんに似ているなぁって思いました マンカスを持ち上げてぐるぐる回るシーンもかなり安心して観ていることが出来ました、カーテンコールでの笑顔がなんだか可愛らしかったです お歌がもう少し安定して下さるともっともっとよくなると思いました
★シラバブ=山内さん お声は相変わらずとーーっても可愛らしいんですけど、容姿がだんだん「子猫」じゃなくなってますね ジェリーロに甘えたりする仕草や、パンダ相手にパンチを繰り出したりする姿は「子猫」ちゃんなのにねぇ
☆ギル=萩原さん 前回の観劇ではほとんど視界に入らなかったんですけど、今回はなぜかカーバとからむことが多くてちゃんと観てました(^^; ごきぶりさんではかなりドッツおばさんにちょっかいかけていました、ただちょーーっとした動きが『ネコ』じゃないんです ダンスナンバーではめちゃくちゃ格好良く踊っていらっしゃいましたから、あとは『ネコらしさ』磨いて頂けたらもっともっと素敵なギルバートになるんじゃないかなぁって思います
★グリザ=坂本さん 福岡ではジェリーロでずっとお見かけしていたものだから違和感がなかなか抜けません(^^; 1幕最後で踊ろうとするシーンはいままではみんなといっしょに踊りたいんだろうなぁって思っていましたけど、ふとこんな風な考えが浮かんできました 若かりしころを思い出してちょっと動いてみた...ふと我が身を振り返ると隠しようのない『老い』を見つける、どうしようもない寂しさから過去にすがるように始まる『メモリー』 こんな風に考えたらすごく切なくなりました
☆カーバ=三宅さん 今回もこの方に会うために遠征しました(*^^*) 前回以上に楽しませていただきました、どのシーンもツボだらけいつ観ても飽きることがないんです まず最初は舞台下から飛び出してくるところ、ちょっと後ろからですがちゃんとみえました。ほとんどの方は最前列の人をじーっと見つめていらっしゃいますが三宅さんは違っていました、ちょっと覗き込んだと思うともう他を見ていました(^^; 一所をずっと見つめることあまりされないようです バストファさんのしっぽにも果敢に飛びかかろうとして逆に顔面にぶち当てられていました、かなりびっくりのご様子...笑いのツボにはまってしまいました 運んでいた料理もちょこっとだけなめて後ろのジェリーロ、シラバブに見せてじらすだけじらして隅っこに飛ばしていました ガスの昔話では完全に居眠り、それもご飯を食べている夢を見ているようで常に口がパクパクしてました。ジェリーロのかけ声とかが入る度ビクッってして起きるのにすぐ寝ちゃう、そのうち前足を思いっきり伸ばして(ネコさんがよくやる前足、後ろ足を思いっきり伸ばすような感じ)伸びをしてました でも「近頃の役者〜 不真面目だ♪」の下りからちゃんと座って聞いていました(^^; 思い当たる節でもあるんでしょうね そしてミストが取り出した赤い細長い布をあっというまに取り上げるとぐるんぐるん回してすぐさま片づけちゃいました、そのあと「何かあったの?」といわんがばかりにきょとんとしたお顔されていたのがまたツボ やくざなマンカスにコリコをけしかけているのにはちょっとびっくり!一通り観察して分かったことはこの方の演じるカーバは【いぢわるさん】なんです こそ〜っと悪戯してそしらぬふりするんですもん、でもそんな仕草が憎めないどころか可愛くて仕方ないんです ぺろぺろ舌を出したりするところや、せわしないところがネコっぽいような気がします(でも近所のネコさんはおとなしいのかじっとしています) そんなすべてが愛おしく思える三宅さんのカーバ...ずーっと観ていたいです
まだジェリクルボールの振り付けになじめず違和感を感じてしまいますけど、こじんまりとまとまった素敵な舞台でした ちょこちょこ不満がないわけではありません、でもそんなこと帳消しにしてもあまりある『楽しい』ところがいっぱいでしたからやっぱりよい舞台だったと思います わたしにとっての一番は「CFY」です、でもその時の気分や感情で笑えるところ、泣けるところが変わってくる「Cats」は心のよりどころなんです 「元気の元」ですね |