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CATS 2001.9.22〜23

24日に名古屋に行く予定がありましたし、荒川さんが大阪初登場♪でもありましたから思い切って寄り道してみました(^^;
やはり行ってよかったです(*^^*) 元気一杯のネコさん達から両手に抱えきれないくらいの『元気』を頂いてきました

全体的にすっごくノリがよかったんですよ、観ているこちらがびっくりしちゃうくらいみなさんそこかしこでお遊びがいっぱいでした
とくに土曜のマチネ・ソワレは続けて観る価値がありました、と言うか両方観ていないときっと楽しさ半減してしまっていたと思います
お目当てさん以外にもいっぱい楽しませていただきました

♪藤田さん=ドッツおばさん
初めてお目にかかりましたけど、世話好きなオバチャンって感じがしました。大阪人ぽいんですよね(^^)
ちょっと恐そうだけど世話好きでみ〜んなから愛されているんだろうなぁって感じました、かけ声もいっぱいでとっても楽しそうでした
タップは軽やかっていうよりしっかり音を出している感じですね、聞き取りやすかったです

♪桜子ちゃん=シラバブ
ちょっと歌を外しちゃうところが気になりました(^^; 仕草はとっても可愛らしいんですけどね
今回はタガーのナンバーでのお遊びを観ること出来なかったのが残念です

♪友里子ちゃん=シラバブ
日曜からチェンジになりました、大阪でお目にかかるのは初めてでしたからうれしかったです。その上「ネーミング・オブ・キャッツ」では2階席に来て下さるんですよね、余計にうれしかったです(*^^*)
マキャファイトではジェリロにかばわれてタイヤの上に避難してました、でもひとりぼっちでおびえている姿は子猫そのものって感じで目が離せない可愛らしさでした

♪悠ちゃん=ヴィク
最初にお見かけしたときに比べて動きが柔らかくなったように思いました、ちょっとだけ匡子さんを思い出しました
握手もかなり頑張っているんですよ、すごいです(^^;

♪坂本さん=グリザ
1幕と2幕での「メモリー」が全然違っていて素晴らしかったです
1幕最後では悲しさや寂しさばかりが目立つ歌い方でしたが、2幕ではまるで波一つない海のように穏やかなのに悲しみ・苦しみ・喜び・楽しい思い出のすべてを内に秘めた強さが感じられました
この歌声には『癒し』がありました、寂しさや苦しさから見つけだした心の平穏には他人を癒す力があると思うんです。だからグリザは天上に昇るただ一匹の猫に選ばれたんだって、自然と涙がこぼれました

♪小林さん=デュトさま
今回のツボはこの方です、カーテンコールがめっちゃくちゃ弾けておられました
土曜のマチネで隣のタガーがクルッてターンをされたんです、そしてデュトさまの足元指さされました。するとデュトさままでターン!
わたしもまさかそんなことされるなんて思っても見ませんでしたからもうびっくり、お隣のタガーもきっと予想不可能だったようでキョトンとされてました
そしてソワレではタガーはターンをされず指さしだけ...もちろんデュトさまはターン。マチネでおいしいところを持って行かれたのがよっぽどおもしろくなかったのかしらって思ったくらいです(^^;
日曜はお二人一緒にターンして下さいました、小林さんってこんなに楽しい方だったんですね。サインしていただいたとき「楽しんでいきなさいね」っておっしゃって下さいました

♪蔡さん=ミスト
やっぱり可愛らしいです、ミストのナンバーはちょっとマジックに見えない部分があるんです
それがちょっと残念かなぁ、でもちょこちょことした動きはお持ち帰りしたくなるくらい可愛らしいので大好きです

♪三宅さん=カーバ
あいっかわらず小ネタが多いです、バストファさんのナンバーのお遊びが一番好きですね
余ったごちそう、前に観たときは後ろでほしがっているジェリロ達にあげなかったのに今はちゃんと持っていって上げるんですよ、その前にスキンブルと二人で思いっきりつまみ食いした後ですけど
正座のままにじにじって階段まで移動して、シラバブの口に放り込んで上げてました(友里子ちゃんのもらい方すっごく可愛らしかったです)
あとマキャファイトで伏せていたヴィクを抱えて立たせて上げたりと意外と面倒見がよかったです...基本的に女の子にはまめなようです(^^;
ゴキブリのときは思いっきりミストをどついたりしてましたから

♪千葉さん=ギル
もう二度とお目にかかれないと思っていただけに感激もひとしおです
やっぱり格好良いです、シャムネコ大将はもう誰も出来ませんよね。棒を使った殺陣は「流石」としか言いようがありません
他のネコ達もちょこっと振りがかわっていました、もう完全に千葉さん仕様なんでしょうね
あと、空中ブランコの勢いもすごいです
動きにバレエっぽさが加わっているみたいでした

♪荒川さん=タガー
この方がいらっしゃるから寄り道が決定的になりました(^^;
OTCが終わってすぐに入られてしまったので、喉のことすごく心配していました。しかし約2週間でかなりよくなっていらっしゃいました
無理せず歌えるからでしょうね、少し安心しました
ジェリクルボールでのダンスが減ってしまったからでしょうか、あちこちでステップ踏んでみたりターンをしたりとじっとしていた試しがありません(^^;
でもどれも可愛らしくって一人受けまくっていました
タガーのナンバーはちょ〜っとお声が出ないところかけ声でカバーされてるかなぁって思いましたけどすっごく楽しそうでした、それと「ごむ〜よ〜〜」のバージョンもかわってました、ボンバルに歌いかけると横で見ていたディミがタガーの腕をかりかりしておねだり...するとディミにも歌いかけてあげてました、いままではランペルがなきやまなかったのですが今回からはボンバルとディミが最後までないていて二匹の口元に手を当てる仕草で止めさせてました
これもおもしろかったです
クリュでのお遊びはグロールタイガーに殴られたマンゴの頭を見て上げていました、その光景を初めて見たとき「はげ」を探しているのかと思いこんで一人ドキドキしてました(^^;
E−1に座ったとき目チカにきてもらいました♪めっちゃくちゃうれしくて、始まる前から壊れ気味でしたわ

握手は土曜マチネでマンカス・カッサンドラ、ソワレはコリコとしてもらえるかなぁって思ったらおもいっきりパスされました(^^; かわりに腕にしっぽをぶち当てられましたわ。日曜はカーバとでした♪
今まで観てきたネコの中でも最高の部類に入る楽しさでした、こんな舞台なら毎日観ても絶対に飽きることないだろうなぁって思います
今だけ大阪在住になりたいです(^^;

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CATS 2001.10.13

前回の観劇から微妙なキャストチェンジもありましたからすっごく楽しみでした♪
マチネが全体的にすっごく弾けておられたせいか、ソワレはおとなしめに感じました。でもとっても楽しかったです
ちょこっとの不満もうち消されちゃうくらい(^^;

先に不満だったところから...マチネでタップナンバー少し音楽とずれちゃってました、だから聞いていて『あれぇ』って思ったんです。でもすぐ揃いましたよ
ソワレもずれこそしませんが、なんとな〜く揃っていないような感じです。席がかわると音の伝わり方がかわってくるので余計にそんな風に感じるのかもしれませんがちょっと気になりました
演技やダンスはすっごく楽しそうなんですけど、歌がちょっと不安定になっていらっしゃる方がちらほら見えました。のばすところが綺麗にのびなかったり高音部が微妙に裏返ったりと聞かせるナンバーだけにちょっと心配になってしまいました
歌的にはマチネよりソワレのほうが綺麗だったと思います
それと、スリーガールズのコーラスがなんだかしっくりこないんです。ちょっとバラバラっぽくて聞いていて『う〜ん』って思いました

マチソワ観劇でちょっと得したなぁって思うこともありました、バストファさんのナンバーでジェリロとシラバブが遊んでいるんですけどマチネではジェリロが自分のしっぽを振ってシラバブが飛びかかる、そのうちジェリロがシラバブのしっぽを掴んで振り回すからまたシラバブが飛びかかる...そしてソワレは各自が自分のしっぽでたたき合い(^^; その後おもいっきりシラバブが甘えるのでジェリロが頭をぐりぐりしながら可愛がっていました
ちえちゃんと友里子ちゃんの組み合わせは可愛らしすぎです、ちえちゃんはものすごくシラバブを可愛がるんですものそして友里子ちゃんは甘え上手ときていますし、観ていてぜったいに飽きないんですよ、この二人♪
もう一つはミストのマジックであき缶から赤い布を取り出しますよね、その布をカーバが掴んで持っていくのですがマチネではランパスが掴もうとして掴み損ねちゃったんです。そしてソワレで見事掴んでいました...カーバはちょっとむっとしているみたいでしたけど(^^;

最近は最後のネコ宣言で泣いてしまうことが多かったのに今回は『メモリー』からうるうるきてしまいました
坂本さんの歌い方があまりにも素敵で、このときのグリザの気持ちいろいろ考えさせられました。辛いこと悲しいこと楽しいこと全部を受け入れてただ『生きてきたこと・ありのままの自分』を受け入れることが純粋であることに繋がるのかなぁって...そしてシラバブのもつなにも知らない純粋さと対極だなぁとも思いました
メモリーを歌ったグリザをみんなは受け入れようとしているんですよねでもきっかけがつかめなくて静観している風に見えました。だからグリザに触れる最初のネコはシラバブなんですね、誰の目にも『純粋』であると分かるシラバブが触れることがきっかけになる...すごく暖かいです
そして今回大泣きしてしまった原因は最後にグリザに触れるタガー、両手でそっとグリザの手を包みじっと見つめる姿があまりにも暖かくて優しくて気づいたら涙がぼろぼろこぼれていました

個人評もちょこっと

♪ちえちゃん=ジェリロ
大好きです!!わたしはシラバブに甘いジェリロが好きなんですけどちえちゃんはめちゃくちゃ甘いです(濱田さんも甘かったですけど)バストファさんのナンバーや1幕最後のグリザへの歌いかけのときなど常にシラバブを気にかけています
なかでもグリザへの歌いかけのところは素敵でした、グリザに近づこうとするシラバブの前に入りちょっとグリザをにらむ、そしてシラバブには『危ないからさがりなさい、あいつはね...』と目配せして(歌)、するとシラバブは『でも...』と控えめに(歌)その歌を聴いていたジェリロ、グリザに少しだけ手を伸ばしかけてはっと我に帰り闇に消えていく...
一連の流れがすごくよく伝わりました、グリザに対する周りのネコ達の考え方が少しだけ分かった気がします
ガスのナンバーで久しぶりに涙が出ました、歌い方といい細かい仕草といい老いぼれたガスに限りない愛情を感じます
暖かくて優しくて、ちょっぴり誇らしげに歌っているんですもの。ガスのこと羨ましく思っちゃいます
グリドルもすっごく可愛らしかったです、自分の美しさに酔っているっぽいところがまたよかったです。あと逃げ去るときグロールタイガーにちっちゃくあっかんべーも◎
あの白いしっぽを持たせるとみんなに愛想ふっているみたいで、「ソノクイ」のあと出迎えるタガーの鼻先にフリフリ、カーテンコールでデュトさまにもフリフリ(^^; どれも艶っぽくて小悪魔みたい(^^)

♪友里子ちゃん=シラバブ
やっぱり可愛らしいです(=^^=) ジェリロとの絡みもすっごくいっぱいで楽しかったですが、なんといってもマチネのタガーナンバー一人遊び!最近はタガーしか見ていなくて(^^; 確認不能となっていたのにこの時ばかりはタガーをみることすっかり忘れていましたもの
舞台の端に蛇口が落ちているんですよ、これをものすごい勢いでひっかくものだから蛇口が動く動く、するとどんどん激しくなってトドメは飛び上がってました、その後はいつものパンダ攻撃これも激しかったです。そのせいかタガーが近くに来るまで気づきもしないんです、階段のところに立っているタガーを見てびくっとしてました...それがもう可愛くて可愛くて(*^^*) あの可愛らしさは犯罪ものですわ

♪富田さん=カッサンドラ
マチネで登場の時しっぽが左肩にかかったままだったんです、でもそれがなんだかすごく可愛らしくてじ〜っと見てしまいました

♪滝沢さん=ディミ
お久しぶりにディミで拝見しましたけど、格好良かったです。増本さんは綺麗なお姉さんって感じでしたけど滝沢さんは格好良い姉貴って感じがしました
攻撃的なメイクがと〜ってもお似合いですし、お声もハスキーですからよけいに思うんでしょうね
カーテンコールの各自紹介でお相撲さんがするみたいな屈み方されたのがすごく印象的でした、あとタガー・スキンブルとしっぽで遊んでいるカーテンコールはすごくお似合いでした

♪三宅さん=カーバ
やはり小技がいっぱい、今回ちょっと気になったのはガスのナンバーで上の方で寝ているマキャにちょっかい。背中をちょんとつついては様子をみる、2回目にちょっとだけマキャがうっとうしそうに反応してました

♪荒川さん=タガー
マチネでは出てくるたびにちょこちょこはねたりステップがあったりとめちゃめちゃ楽しそうでしたけど、ソワレはちょっとおとなしめかなぁって思いました
最近の癖はどうやら髪(?)をかき上げること...のようです、声の調子もだいぶ良くなられたみたいですがたま〜にずれちゃったりするのはご愛敬でしょうね(^^;
ソワレですっごくおもしろいことがあったんです、スキンブルのナンバーでやくざなマンカスが出てくるといつもは側にいるギルをけしかけているのにこの時はなんと飛びかかろうとするギルを後ろから羽交い締め!ばたばた暴れるのにしっかり捕まえたままはなしませんでした
めちゃくちゃおかしくてツボにはまっちゃいました♪

目チカはマチネでシラバブとちょこっと見つめあい、ソワレではタガーでした
握手はマチネでジェリロでした、わたしの列はとばされちゃってこのまま握手なしかなぁって思っていたら真正面から(わたしの前は事故席で空いていたんです)ちゃんと握手していただきました。そしてソワレは前回飛ばされちゃったコリコから、ここでもお隣の方が先に手をのばされちゃったのでまた飛ばされちゃうかなぁって思っていたらこちらもちゃんと握手していただきました、忘れないでいてくれたのはきっとものすごく不安げな顔していたからかも...です(^^;

個人的にすごく楽しいこともあって幸せいっぱいの観劇でした、1日だけの観劇がすっごく寂しかったです
ますます大阪住人になりたくなっちゃいました

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