リトルプリンス 2008.4.10〜16

公演があることは知っていましたが、福岡で観るなら市民劇場の会員になる必要があるってことでかなり悩んだんですが...思い切って入ってよかったです。
運営サークルになったこともあり、お手伝いを兼ねてずいぶん見ちゃいました

観れば観るほど素敵な作品だなぁって思います、そしてなにより出演されているすべての方が素敵で作品としてのよさもさることながら演じられる方々の表現力の豊かさに驚かされました
あと、舞台セットも素敵♪ いろんなセットが出てくるわけじゃないんですけど、可動式の階段と大きな幕が砂漠や星を見事に表現してました
バックステージツアーで砂漠の幕を触らせてもらったんですが、ガーゼのような柔らかいものですっごく気持ちよかったんですよ

市民劇場のシステムとして1ベルがなると座席指定が解除になるんですよ
なので空いていればどこに座ってもOK。
土日はまぁ人も多いので前の方が空くことはないんですが、平日ともなればセンターは無理でも端っこは結構前の方が空いてるんですよ
おかげでほぼ3列以内で観劇できました(笑)

今回、かなりいっぱい通っちゃったのでいろんなお手伝いしました
もぎり・物販・場内整理・アナウンス、ほとんど全部やりましたねぇ
アナウンスはかなり緊張しましたけど、開演前の舞台裏をず〜っと見ていられるのは楽しかったです

イベントとしては二回のバックステージツアーと交流会
バックステージはリハーサル風景の見学と舞台上での説明、わたしは13日に参加したんですがちょうど出演者の入れ替わりがあり立ち位置や振りの確認をされてました
ちょっとしたハプニングがあったので本番気にして観てたんですが、無事クリアされてました(^^)
そ〜言えば砂漠の幕を吊るためのワイヤーが取り付けられてるんですけど、細くて照明がないとどこにあるか分からなくなっちゃうんです
なのでたまぁ〜にへびやきつね、時には王子や飛行士まで絡まっちゃうんだそうです
変な動きをしてるときは絡まってると思ってくださいって言われました
舞台袖では早替え部屋を見せていただきました
あと、舞台上にある階段セット
アクリル板で出来ていて動くんですが手動なんですって、言われてからよ〜く見ていたら確かにすべて誰かが動かしてました!

交流会は劇場から場所を移して某ホテルにて
こじんまりした感じでしたが、いろんなお話が出来て楽しかったです
ここでの奇跡(なるべくしてなったのかも(^^)v)のような座席割りのおかげで後々い〜っぱい楽しいおもいが出来ました♪
市民劇場に参加した甲斐があるってもんですねぇ

舞台の感想です
まず、音楽がすっごく素敵
どのナンバーも聞いているだけで心がふわんと暖かくなるんです
一つだけ上げるとしたら「アストラル・ジャーニー」かなぁ
なぜだか泣きたくなっちゃうんです
旅立つときって寂しさとドキドキが入り混じったような気持ちになるんですよ、わたしは
このナンバーはその気持ちを見事に表現してる気がします
『大好き!!』

王子さま=祥子ちゃん
出ずっぱりですね
好奇心旺盛で元気いっぱいの王子さま、むかし読んだ本の通りって感じです
声の質や雰囲気がぴったり、今までいろんな役をお見かけしましたけどこの役が一番お似合いだと思います
きつねとのやりとりは最高に可愛らしかったですよ
きつねに離れるように言われてちょこっとづつ離れるんですけど、三度目に舞台袖まで走って行っちゃうんですがこの仕草が可愛くって可愛くって(*^_^*)
下手に座っているとこのシーンなかなかよい感じに見えるので楽しかったですよ
泣いたり、怒ったり、笑ったりくるくる替わる表情を見て、こんなに表情が豊かな子だったんだなぁってしみじみ思っちゃいました

飛行士=広田さん
渋いですねぇ^^;
最初のうちは「大人みたい」だったんですけど王子さまと分かれる頃は少年みたいな感じになってらっしゃいました
そんな雰囲気が素敵だなぁって思いました
歌も素敵でした
復刻版のCDには入っていませんでしたが、王子さまと一緒に歌う「はちみつ色の瞬間」
照明の色もあいあまってすっごく素敵でした
はちみつ見るときっとこの瞬間を思い出すんだろうなぁって思いました(*^_^*)

花=浜崎さん
わがままだけど無邪気で可愛らしい花でした
歌声がすっごく綺麗ですね
「冷たい風」を聞いているとなんだか他人事は思えないんです
大好きだから言ってしまうわがまま...切ないです
この花は飛行士の彼女ともリンクしてるんですよね、こういう演出にハッとさせられます

王様・地理学者=藤田さん
最初に出てくる王様と最後に出てくる地理学者
王様はわがままなんだけどなんだか憎めない愛らしい感じ
地理学者は気難しいけどなんだか優しい感じの人...どちらもご本人の性格が出ている気がします^^;
王様のナンバーはJCSのヘロデ王のナンバーを思い出しちゃうんです(周りを囲んでいる鳥さんたちといい)
そ〜いえば「はかない」を王子さまに説明するとき、頭をぺたんとさわって「いつかはなくなってしまうこと」って言われるんですけど
それがすっごく可愛いんです♪
他にもバオバブとか砂嵐とかされてました(バオバブは教えていただいて分かりました^^ゞ)

うぬぼれ屋=渡辺さん
楽しいキャラでした、手拍子したかったんですけどタイミングがつかめませんでした^^;
他に砂嵐されているのは分かったんですけどね...

呑み助=萩原さん
樽に入った姿がおかしかったです
樽から取り出したお酒が「ワ○カップ」だったのが笑えました

実業家=新木さん
四季を辞められて初めてお目にかかりました
雰囲気はちょっと怖そうな感じなのにコミカルで面白かったです
冒頭飛行士の役もされてました

点灯夫=山合さん
役柄もあると思うんですが、マメそうな感じ^^;
カックンカックン動くところとか面白かったですね

へび=関川さん
二幕のソロダンスがすっごく綺麗でした
王子さまに「こんばんわ」って声をかけるんですが、ここでマコとピコのやりとりを思い出しちゃいましたねぇ
送り出しではいつも最後まで残ってあいさつされてました
バオバブ・渡り鳥もされてました

黄花=秋本さん
綺麗なダンスでした
砂嵐に巻き込まれて散っていく、王子さまに「はかない」ってことの意味を伝えてました
バオバブ・渡り鳥もされたました

きつね=安中さん
とにかく面白くって可愛くってよかったです
きつねの衣装って耳をつけている以外は普通の格好なんですよ
ジャケットの片袖が尻尾みたいにフワフワでした
「うそつきは人間の始まり」「飼いならすっていうのは友達になること」など心に残る台詞がいっぱい
王子さまと一緒に歌う「黄金色の麦畑」
会えなくて寂しい気持ちを何かにたとえることで和らげる手段になること
すっごく切ないんだけど、素敵だなぁって思いました
へびさん同様バオバブ・渡り鳥されてました

渡り鳥さんたち
女性8人です
日曜日から2名替わられました
他にもバオバブ・砂嵐・花などされてるんです
砂嵐から花への衣装チェンジは早替えなんだそうです
今回、交流会でお知り合い(^^;)になった堀川亜矢さん
おかげでだいたいどこに出てても分かりました(まぁ、後半は前方下手側ばかり座ってましたから余計にね♪)
花のとき下手だと目の前できらきらしてるんですよ、それがすっごく可愛らしくてとっても楽しかったです
「アストラル・ジャーニー」の渡り鳥さんたちのシーン、清田さんの声がすっごくよく聞こえてきてました
しっかりしたよく通る声で綺麗だなぁって思いました

渡り鳥さんたちは星の住人のナンバーではそれぞれ踊ったり歌ったりと大忙しでした
あと擬音?も出したりしてましたねぇ
星の住人より鳥さんたちに目が行ってしまうんですよ、久しぶりによそ見ぐせが出たなぁって思いましたよ(笑)


言葉に出来ないくらい楽しくて素敵な舞台でした
そして演じている方々をこんなに身近に感じたことも初めて!
舞台同様暖かくて、素敵なRカンパニーを応援していきたいって思います



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 リトルプリンス 2008.5.31〜6.1

行ってきてしまいました(笑)
もうしっかり、どっぷり嵌ってますよ
この相模大野公演では王子さまが二人ご出演でしたから、行くならここしかないって思ってました
両日ともBSTより参加
市民劇場で初参加したものとしてはまず人の多さにびっくり
1日は280名もいたそうですからねぇ、この大人数を舞台に上げて説明してくださるなんて『すごい!』の一言につきます
基本的な流れは同じでした
〜ロビーで説明〜リハーサル見学〜舞台上での説明〜
なんですが、今回は下手袖の見学が増えました♪
こちらでは演奏についての説明をしていただきました。吉田さんのお話がすっごく面白かったです
二台のキーボードで多彩な楽曲を表現していらっしゃるのにはびっくりでした
一つづつ演奏しながら説明してくださるので、すっごく分かりやすかったです
あと、呑み助のシーンで兼崎さんが演奏されている楽器の名前も教えていただいたのに...すっかり忘れちゃいました
聞きなれない名前だったんですよねぇ^^;

31日のリハーサルは砂嵐、アストラルなどなど
新しく入られた黛さんの立ち位置や動きなんかを何度も確認されてました
1日は花のナンバー、アストラルなどなど
照明つきのほぼフルナンバー歌われてましたね
アストラルを聞いていたらなんだか泣けてしまいました。もぉ〜〜のすごく大好きなナンバーであのメロディーと王子&渡り鳥’sを観ているとホント切なくて...
そんな自分にあきれながらもぼろぼろ泣いてました(笑)

1日は人数も多かったせいかかなり時間が押してました
朝ごはんを遅めにしっかり取っておいてよかったです♪
この日、舞台上で砂嵐に巻き込まれるところ
人数が多かったのでわたしは早々にセット内で待機してました
アクリル板の上をふわぁ〜っと降りてくる(降ってくる?)砂幕がすっごく綺麗だったんですよ

舞台を観て一番強く感じたのは照明の違い
ももちパレスでは舞台もコンパクトで照明の種類も少なかったのかな?ちょっと違っていました
グリーンホールでは全体的に暗めでいろんな照明が付いてました
この照明がすっごく綺麗で素敵だなぁって思いました
「照明部」のみなさんの頑張りがあってこそ♪ですよね(^^)v

今回の観劇で、3人の花と3人の黄花にお目にかかることが出来ました
どなたもそれぞれ綺麗で可愛らしくてよかったです
わたしが個人的に好きだなぁって思ったのは井田さんの花
目を覚ましてすぐはすっごく子供っぽくて無邪気なんですけど、成長していくと(とはいえすごく短い時間ですけど)『女』になっていること
無邪気なわがままがだんだん代わって辛らつになってしまうのがなんともいえませんでした
王子のことが好きなことには変わりないのにねぇって思いました
黄花は秋本さんが好きですね
ただただ可愛らしい♪って思いました
お目にかかれるとは思ってもいなかった麻里江さんの黄花
初々しくて素敵でした、台詞はちょっと硬いかなぁって思いましたけど^^;

今回、2階席で観劇したんですけど
見え方が違っていてよかったです
床に映える照明とかね
そ〜いえば、砂漠でお水を見つけるシーン
山のてっぺんが青く輝くのがすっごく綺麗でぼろぼろ泣いてしまいました

行ってよかったです
朝から夕方まで目いっぱい楽しめましたもん
あと、市民劇場でもあっていたお見送り
て、いうか一種の交流会ですよね(笑)
1日の王子さまはものすごい人に囲まれて大変そうでした^^;



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