8/19 avanti×劇団四季 特別イベント

『avanti』という無料配布雑誌の企画イベントに行って着ました
内容は出演俳優と交流会、バックステージツアー、「南翔饅頭店」にて点心をいただくといったものでした
席はB席で7500円はかなりお・と・く♪

まず交流会、4組に分かれて行われました
参加人数は40人なので一組10人に対して俳優さん3人という贅沢なもの
ホワイエにてソファーを使って四角く囲むようにして話をしました
わたしの組に来てくださったのは、松浦さん・丸山さん・上田さん
オフステと違い距離が近いので質問したり、されたりで楽しかったです
なかでも松浦さんと丸山さんの突っ込み合いがおかしくておかしくて、始終笑ってました
笑いすぎて覚えてること少ないんですけど^^; ざっとこんな感じでした

松浦さんへの質問
踊ることが好きと聞いていますが、今の役はあまり踊ることがないのでめいっぱい踊りたくなったりしませんか?
今の役だと舞台上で踊ることはあまりないので、休演日に劇場へ来て音楽かけて踊ったりします
音楽にあわせて自分ならこんな振りをつけるなぁって思いながら踊ってます
丸山さんから突然踊りだしたりされてますよねぇって突っ込まれてかなり焦っていらっしゃいました
あと、『ダンディ勇治』って呼ばれてるんですよぉ〜とも言われてました

松浦さんより「舞台観てどうでしたか?」って質問されました
わたしの組はみなさんマンマは初観劇で
「すごかったです」「思いのほか声が響いていた」「作品も楽しいが演じている方も楽しそう」とかの感想がでました
そこで出てきたお話で、舞台が少し傾斜していることについて
ピルエットをするときなど前に傾いてしまわないように訓練をされるんだそうです、また女性はヒールがあるので余計傾斜をきつく感じるそうです
なかでもターニャのヒールは8cmくらいあるから大変だと思いますって言われてました
話は八重沢さんのことに...バレエの先生をされているそうで、かなり怒られるそうです^^;
きっと普段の鬱憤をここで晴らしているんだと思う、集中攻撃なんてされた日には大変...なんだそうです(笑)
ここでは三人ともすっごく盛り上がっておっしゃられてました
みなさん身に覚えのあるネタなんでしょうね

四季に入ったキッカケ
上田さんは大学でミュージカルを専攻していて先輩や後輩が多数四季に入っていたのでミュージカルをやるなら四季にいくって感じだった、でもバレエの道に進んでしまったのでミュージカルをやることはないと思っていたが転換期があって四季のオーディションを受けたそうです
丸山さんは誕生日にCFY初演のチケットを両親からプレゼントされて、こういう世界に入りたいって思ったそうです
それで演劇科のある高校に入り、大学は声楽を学んで四季のオーディションを受けたそうです
ちなみにアバの歌ではクラッシクで習ったことはほとんど使えないんだそうです
あとオーディションでは歌のみだったそうです(そこで松浦さんから自分は歌も踊りも台詞(オンディーヌだったそうです)もやったよぉ〜との突っ込みアリ)
和泉沢さんとは高校が同期なんだそうです、おもしろいなぁって思いながら見ているそうです
松浦さんはCATSやWSS・ACLに出たいと思ったら上演しているのが四季だったので必然的にオーディションを受けることになったとのこと

やりたい役について
松浦さんはコンタクトをブロードウェイに観に行ったとき、アイーダを初めて観て次の日もすぐチケット観に行くくらいはまったそうで出演したいって言われてました
ここでも丸山さんより突込みがあり「出てそうですけどねぇ」って言われて、ご自身も「そ〜でしょ〜、だけど出てないの」って言われてました
丸山さんはジーザスだそうです
泥臭さがすきなんだそうです、決まった形を表現するっていうより心の形を出すみたいな雰囲気がよいそうです
上田さんはACL
やはりダンサーとして一度はやってみたいと思いますとのこと
松浦さんより以前怪我をしたことがあり一年は舞台に立てなかったんだそうです、その時ザックの「踊れなくなったらどうする」って台詞がすごく響いたそうで、この台詞をバネに復帰されたとおっしゃられてました

歌について
若手は影コーラスやってるんですよって言われてました
22曲歌ってるんだそうです、舞台袖に設置してあるブースで歌うんだそうですけどかなり高性能なマイクで歩く音さえ拾っちゃうんですって、なので極力不必要な音を出さないよう気をつけているそうです
早替えも多いので着替えているか歌ってるか舞台に出てるかで大忙しだそうです
(ここでも松浦さんの突込みがあって丸山さんが言った『若手』って言葉に反応して「オレはどうなのよ」みたいなこと言われてすねちゃったんです、丸山さんが慌ててフォロー^^; 松浦さんはベテランですよぉ、私たちは若造ですね。とか言われてました)
上田さんは踊るのはいいんですが踊りながら歌うのが大変ですって言われてました

役者は客席を見てるのか
「見ようと思えばかなりはっきりと見えますよ」丸山さん
「基本的には見てません、たまぁ〜に目が合っちゃったりすると『びくっ』となっちゃいます」松浦さん
丸山さんから「松浦さん、カーテンコールのときは客席めちゃくちゃ見てるじゃないですか」との突込みがあり
「カーテンコールはお客さんにも楽しんで欲しいから、どれくらい楽しんでくれてるか見ていたいからね」とのご解答
かぁ〜なぁ〜りギラギラと見ているそうです(笑)

こちらから質問するより松浦さんを始めみなさんどんどん話を振ってくれるので楽しくおしゃべりが出来ました
最後に記念撮影して、握手までしてくださいました
あっという間でしたけどすっごく楽しい時間でした

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交流会が終わるとバックステージツアーとなりました
下手側から舞台に上がり上手舞台袖から舞台裏を抜けて下手舞台袖を見せていただきました
まず舞台上で照明についての説明がありました
足元で光るのはLEDなんですね、これだと熱を持たないからよいそうです
色は赤・青・緑の三色あるそうです
赤・青以外はあんまり見ることない気がするんですけど、光の三原色がそろっているのですべての色が作れるそうです
あと、ムービングライトをいっぱい動かしてくださいましたけど見ているとくらくらしちゃいました

上手の舞台袖にはコーラスブースがありました
そこそこの広さがある舞台袖も小道具がいっぱいで狭くなってました
カーテンコールで着るドナ・ロージー・ターニャの衣装、ソフィのウエディングドレスが展示してありました
この作品は早替えが多いけど衣装は早替え仕様になっていないので結構大変なんだそうです
舞台裏には早替え用に裏に抜ける通路が何箇所か用意されてました
(舞台の奥行きが12mと言われていたので舞台裏にかなり広いスペースがありました)

広い舞台裏を通って下手舞台袖へ
こちらにも多数の小道具、大きい方のセットが置いてありました
あと綱元があるのもこちらがわ、大道具担当の方が綱を引いて幕を下ろしてくださいました
かなり体力を使うみたいですねぇ
それぞれの役で使う道具を入れてある箱とかあったんですよね、スカイの箱に「津田」さんの名前がありました
一度でも演じられると外さないんですね^^;

そして舞台上へ戻って、プチ質問コーナー
この機会にど〜しても聞いておきたかったことがあったので聞いてみました
それはドナの日記について
表紙の日付がなくなって「ダイアリー」となっていたこと
ようやく解明しました! それは台本が変わったから、ソフィの台詞から年号がなくなったので変わったんだそうです
わたしはてっきり毎年書き直すのが大変だからだって思ってましたけどね^^;
すっきりしました♪

(作品とはなんの関係もないことで面白かったことがあります
それは上手の舞台裏を見ていたときのことで、非常口に大きな白いスポンジが取り付けられていてなんだろうって思ったんです。
で、よくよく見てみるとそのスポンジの下に人のボディが見えたんです《非常口の人が歩いているイラストのことです》スポンジもよ〜く見てみると黒く塗られている部分があり...【目玉おやじ】だったんですよ^^;
こういうお茶目なことされるスタッフさん大好きです♪

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この後はグランドハイアットB1にある「南翔饅頭飯店」でお茶会
舞台のことをはなしながら飲茶を頂きました
『小龍包』『二種類の揚げ春巻き』『デザート』にドリンク
おいしかったです♪



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9/9 avanti×劇団四季 特別イベント

二回のイベント、二回とも参加しちゃいました^^;

前回は劇場前でチケットを受け取る際、交流会にいらっしゃる俳優さんの資料を頂いたんですが今回はイベントが始まるまで判りませんでした
やっぱり、観劇するまでキャストを発表しないからなんですよね
こんなところまで徹底しているとは、ちょっとびっくりしました

時間が短かった上、回答に時間がかかってしまって質問は3つだけ
まずは自己紹介、松本さん・椎名さん・荒川さんの順番で
名前と役を言われました

そして、私のほうを向いて「自己紹介してください」(にっこにこの笑顔付き)って言われたんです
突然のことにびっくりして「はぁいぃ〜?」って聞き返しちゃいました
何を話せばいいかわからなくて「名前を言えばいいですか?」って訊いたら「名前とどこから来たか言ってください」って言われて、順番に自己紹介

そして、質問へ
Q:役を演じるとき、どんなことに気をつけて演じていますか?
A:松本さん
  自分の中にないものは演じられないので、自分の中からキャラクターとの共通点を見つけ出して演じています
  荒川さんより「大阪ではペッパーを演じていたんだよね、年齢によって演じる役が変わっていく事もある、今ペッパーを演じて
  いてもそのうち父親役になっていくんですよ」とのこと
  そして「誰を演じたいの?」って訊かれてました
  松本さんすっごく悩んで「ビルを...サムも演じられれば」って答えていらっしゃいました
  そしたらすかさず「教えてあげるよ」って言われてました^^;

  椎名さん
  「マネ、マネ」では娼婦の役なんだそうです
  自分の中で毎回試行錯誤だそうですが、お金に対する執着心とか少しでも表現できるよう頑張っているそうです
  (いっぱい話してくださったんですが、まとめるとこんな感じです)

  荒川さん
  今演じているサムについて
  お話に出てくるのはドナを好きだということ、結婚して離婚したこと、二人の男の子がいること
  だけど彼という人間がどういう思いで21年間生きてきたのか
  奥さんはどんな人だったのか、子供たちとはどういう風に接していたか、台詞の行間にいろいろ思いをめぐらすそうです
  あと、ロングランでやっていると台詞の言い方なんかがだれてきてしまうので毎日21年ぶりにやってきた!って思いながら新
  鮮さを忘れないようにやっていますとのこと

Q:好きな歌、シーンは?
A:松本さん
  カーテンコールの3曲は盛り上がるので好きです
  シーンはパパ’sの登場シーン、三人三様のやりとりが男としてみていて面白いんだそうです

  椎名さん
  やはりカーテンコールのナンバーが好きとのこと
  シーンでは「マネ、マネ」の激しさが好きですって言われてました

  荒川さん
  自分が歌う歌は客観的になれないので好きとか考えられないです
  好きなシーンは最後にソフィとスカイが旅立つところ
  二人の門出を照らす【夕日】を見ているとぞくっとするそうです
  (福岡公演から月面があるんですけどねぇ...)
  小ネタでブロードウェイでは「ウイナー」のシーンで笑いが起きるそうなんです
  不思議に思って演出に訊いたところ「よくぞこのシーンでこの歌を使ってくれた!」っていう意味で盛り上がるんだそうです
  日本にもしサザン歌を使ったミュージカルがあってここぞってシーンに「いとしのエリー」が流れるようなものだと思います、だそ
  うです

Q:上演中にやってしまった失敗は?
A:松本さん
  「BB」に出演していたとき、下半分の衣装を付け忘れて舞台に出てしまったことがあるとのこと
  そして周りの人に言われるまでまったく気付かなかったそうです
  今思い出しても恥ずかしいって言われてました

  椎名さん
  傾斜舞台の上、ヒールを履いているので転びそうになることが多いんだそうです
  あるときカーテンコールで後に並ぶとき滑ってしまい頑張って踏ん張ったら前にピョンって飛び出してしまったそうです
  ご自身は二列目に並んでいたので前の列に入り込んでしまってびっくりされたとのこと

  荒川さん
  椎名さんの傾斜舞台での失敗談を受けて...
  傾斜舞台は前後に動くのも難しいけど、横に移動するのはすっごく大変なんだそうです
  これに慣れて普通の舞台に立つと感覚が変わってまた大変なんだそうです
  (このお話をしているころ時間が来てしまって営業さんがどこで話を止めるかすごく気にしてました)
  このままご自身の失敗談を話さずに終わりそうな雰囲気だったんですが思い出したように話されました
  一幕でスカイが履いているズボン(黒のたぽっとしたもの)を間違えて履いて出てしまったそうです
  色も形も同じで唯一の違いは止めるところが自分のはボタンでスカイはぱちんって止めるボタンなんだそうです
  衣装さんがアイロンをかけてくれるのでハンガーにかけてあるのを履いたら、すっごく履き心地がよくて、すごく丁寧にアイロン
  かけてくれたんだなぁって思っていたそうです
  そのときのスカイは田邊さんで「ズボン返してください」って言われて気付いたそうです^^;

荒川さんってしゃべっている人の顔を見る癖がありますよね
隣の椎名さんが話すとどんどん斜め前に出て行っちゃうんです
そのうち落っこちちゃうんじゃないかって思っていると元に戻る...を数回繰り返していらっしゃいました^^;
斜め横に座っていた私の視界にはいつも荒川さんの横顔が(笑)
たまぁ〜に思い出したように振り返って「ねっ」って顔されるものだからつられて「へらぁ〜」っと笑ってました

間近でいっぱいお話してくださってすっごく楽しかったです

交流会はこれで終了
集合写真を撮って、握手していただいてきました

前回同様、バックステージツアー
今回は小道具がキレイに並べてあったうえ、説明もしてくださったのがありがたかったです
ドナの日記とか、ちゃんと「Honey,Honey,Honey」って書かれてあるところ見せていただきました

最後はお茶会
いろんなお話をして盛り上がりました



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