アイーダ 2006.8.4
久しぶりのS席前方(^^) 上から見るのとはまた違った照明の美しさを感じました 「人生の苦しみ」で四方からあたる照明が孤独な彼女の気持ちを際立たせているようでした 2階から見ていると綺麗だなぁって思うんですけど、近くで見ると照明の中心にいる彼女しか目に入らなくなるんですよ 照明って重なると圧倒的な存在感をもつんだなぁって感じました
「人生の苦しみ」を聞いていたらなんだか雨の中帰る場所をなくした子犬のように思えてしまいました 民族の哀しみと自分自身の愛の狭間でどうしたらよいか分からなくなっている姿がどうしようもなく切なかったです 雨の中って泣いていても分からないじゃないですか... でもどうしようもない哀しみって涙も出なくなる気もしました、見ている方もすっごく苦しいのに涙は出てこなかったんですよ なのに暗転したとたん涙がぼろぼろこぼれて自分でもびっくり おかげで「この父親にしてこの息子あり」のナンバー中ずっと泣きっぱなし^^;
お久しぶりの中嶋さんメレブ 「私は知っている」の歌い方がなんだかすっごく切ないんですよねぇ アイーダの登場で祖国に帰れるって一途に真っ直ぐに信じて喜んでるのが伝わってくるんです そんな無邪気な想いが見える分切ないです
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