異国の丘 2002.3.9
頭の中はこの後に上演される「CFY」でいっぱい^^; 始まるまでちょっと不安でした だからという訳ではないと思いますが、観終わって感じたことは『...(^^ゞ』でした お話が解らなかったわけではないのですただ、いくつか納得できないところがあっただけ それとわたしは大きな音が苦手で銃声にびくびくしてしまうんですところが、幸か不幸か劉玄のピストルの調子が悪かったようで音がしませんでした
それにしてもシベリアの荒野を抑留兵が引っ張って来るとはちょっとびっくりしました、ほかのセットも出演者の方が片付けられているんですよねぇ^^; 酒場のシーン(?)での女性陣の衣装が「CFY」の「Slap That Bass」で着ているものと似ているなぁとかど〜でもよさそうなことばかり考えてしまったのもいけなかったとちょっと反省しました
『...』と感じてしまった最大のシーンは「神田の自殺」なんです 秀隆に最後までサインをするよう迫っていながら自殺に逃げてしまうなんて、これまで生きて祖国に帰るため何人もの仲間を売った男が最後まで信念を曲げずに亡くなった彼の行動に感動したから、とでも言うのでしょうか...あそこまでやったのだから意地でも日本に帰ってほしかったなぁって思いました まぁ、最後に彼が言っていたように事態を知りすぎているから無事に帰ることは無理だったかもしれませんけど、それでもあの自殺はただの『逃げ』にしか見えませんでした それにわたしはこの『神田』という人がすっごく《嫌い》だからということもあるかもしれません、軍国「大日本帝国」主義が服着て歩いているようなんですもの 秀隆と別れるときの話を聞いているとものすごく悔しくなって涙が出そうでした「日本人ってそんなに偉いの?」「他国の生活を勝手に踏みにじることを当然のことのように言わないで!」思わず舞台に物投げたくなりました(もちろんそんなこと絶対にしませんけど^^;) 深水さんって李香蘭でもこんな役をされていたんですよねぇ、でも好きな俳優さんなんです...だからちょっと複雑です
遺言のシーン、母と子供らへのときわたしの方を向いて話されてたんです(まぁ、わたしを見ていたわけではないでしょうが)ですから周りで聞いている抑留兵と同じく『わたしもきちんと覚えなきゃ』っていう使命感で聞いていました(笑) 託す人の精一杯の思いがちゃんと伝わってきました
気になった方々 九重秀隆=石丸さん 「いい人」ですね(^^) 自ら立てた信念に忠実に生き亡くなった人なんですね ちょこっとでしたけどダンスシーンもあり、びっくりしました
大森=江上さん セリフが九州弁なんですね、すごく自然に聞こえることも納得できます
李花蓮=濱田さん やっぱり意思の強そうな女性に見えました(そういう役だからでしょうけどね) 知寿さんと一緒に歌うところ初めて観ました、おかげで声質の違いがよく分かりました
ワトソン=広瀬さん ひげのある姿を見るとやっぱりザングラーさんを思い出してしまいます^^; でもザングラーさんより素敵な紳士に見えました
劇場ではCFYのプレビューが流れ、パネルが展示されていました でも気になるのは使われている映像...前回公演が使われると楽しみに見ていたら、たぶん大阪公演のものでしょうね 福岡公演が大好きだったわたしとしてはかなり寂しかったです、しかしテレビCMは福岡公演のものだったからうれしかったです♪ |