マンマ・ミーア! 2003.11.8

平野さんロージーが登場されてたので何が何でも観たいと思っていました、そこに荒川さんサム登場!
どんなことしても観たい!!って思いましたよ
その願いがかなって無事観劇となりました(^^♪

今回はほとんどサムしか観ていないんですが、初見の方も気にして観ていましたからそちらの感想から...

平野さんロージー
貫禄があってどっしりした懐の広さを感じさせるキャラでした、平野さんの持つ雰囲気がそんな感じだと言ってしまえばそれまでですが^^;
弥生さんや久野さんで感じた可愛らしさとは違うなにかがあるんですよね
たとえていうなら「ぬいぐるみのくまさん」みたいな感じ...でしょうか (ますます分かりづらいですかね)
ポイントは腰を痛めちゃったあと、もう一度かがむところで「もうだめ」って感じのジェスチャーされてかがまなかったところとか
ビルに「わたしの料理の仕方も分かるわね」って言ったあとの楽しそうな笑顔とか気に入ってます
「ダンシング・クイーン」とカーテンコールの衣装は想像よりずっとお似合いでとっても可愛らしかったですよ
「テイク・ア・チャンス・オン・ミー」ではもうちょっと押すところと避ける仕草のメリハリがあったらよかったのになぁって思いました
でもイスからイスへの移動は意外と軽快でちょっとびっくりしました^^;

沼上さんアリ
いまいちアリとリサの区別が出来ていないわたし
バンダナにオーバーオールの子がリサなんですよね、今回ようやく納得ってかなり今更な話です
でアリですが、ふっくら顔で動きも大きく表情もくるくるよく替わり観ていてとっても可愛らしかったです
台詞がところどころ棒読みに聞こえる部分もありましたが、それも回数こなせばよくなるんじゃないかって思えました
ただ「都会からやってきた」って感じにはちょぉっと見えないかなぁ^^; これは場数で替わるものじゃないだろうし...
でもこれもありかもって思いましたからわたし的にはOKです

栗原さんビル
栗原さんって言えばかっこよい系の役でしか拝見したことしかなくて、野性味たっぷりのビルは似合わないんじゃないかって思ってました
しかしそんなイメージをすべて吹っ飛ばしてくださいました
無精ひげとぼさぼさ頭もさることながら雰囲気がもうすっかりおじさん、でも野中さんみたいにジャングルに分け入って旅する感じではなく
カヤックなんかに乗って雄大な自然を堪能するって感じがします
ある意味インテリな感じ...かなぁ
あとはロージーに迫られて困っているところとか、ソフィに詰め寄られたときの思い悩むところとかの演技が細かいなぁって思いました

女性のアンサンブルで気になった方がいらっしゃるんですがお名前が分からないんですよね
「ヴレヴ」でグリーンの胸までのトップスにジーパンの子とブルーのラメニットにヒョウ柄ズボンの子
お二人とも表情が豊かで目を引きました、ヒョウ柄ズボンの子はダンスもかっこよかったんですよ
パンフを見てもよく分からないし、かなり気になっています

吉沢さんソフィ
やっぱり可愛らしいです
なかでも「レイ・オール・ユア・ラブ・オン・ミー」での田邊さんとのやり取りは可愛さ満点で大好きです
むくれたときの言葉遣いがお母さんである知寿さんそっくりで「あぁ、親子なんだなぁ」って思うんです
あと相変わらず「ヴレヴ」でサムに詰め寄られたとき、アリ&リサを呼ぶ仕草は必死さが漂っていておもしろいです

田邊さんスカイ
ソフィに「結婚って自由がなくなることだと思ってるの」って聞かれ、思いっきり「うん!」っと答えるんですね
あまりのはっきりさに『おいおい^^;』って心の中で突っ込みを入れちゃいましたわ
そのあとかなり冷ややかに見つめられ慌てて言い直すあたりが可愛らしいんですけどねぇ
あとウエディングドレス姿、近くで見てもお似合いですね(笑)
歩き方も上手でぜひとも教えていただきたいです!!

荒川さんサム
こんなに早く戻られるとはびっくりです、でも運良くお目にかかれてよかったです
CFY以来ですから約5ヶ月ぶりにお見かけしましたが、ますます痩せられましたね
ちょっとびっくりでした

いろいろ感じるところがありましたのでシーン&ナンバー別に...

 登 場
すっごく普通の格好なんですよね、普段着って言ってもおかしくない雰囲気
それが逆に新鮮でした

 「サンキュー・フォー・ザ・ミュージック」
結婚式に招待したのがドナじゃなかったと知ってからの同様はちょっと可哀想になるくらい
飛行機のチケット確認して時計見て「だめだぁ」って唇かみ締めてたり、ソフィに問いただそうとしてははぐらかされたりと思うように
いかないんですからね
でもこのシーンで可愛いって思ったのはハリー、ビルになだめられ諦めて歌い始めちょっと乗ってきたところでとめられちゃったところ
ソフィが歌うからなんですが「えっ」って感じでちょっときょとんとなるんですもん
わたしの大好きな表情の一つです

 「マンマ・ミーア」
壁の向こうから出てくるところからして、なんだか可愛らしいんですよ
絶対に怒られること覚悟してるんだけど、心の隅っこで再開を喜んでくれるんじゃないかって想いが見えるんですもん
それと止まっているとき、じっとしていないって聞いていて少し気にしてみていましたがちゃぁんと止まってました
一安心です^^;
この島に来た言い訳をするところはすっごく楽しそうにし切っていらっしゃいます
なんだかパニクってるドナをおもしろがってるようですね、三人で歌うところは全身でリズムを取りながらとっても楽しそうに歌っていらっしゃいましたし
はけてゆく背中にでっかく「楽しっ♪」って書いてあるようでした

 「ギミ!ギミ!ギミ!」 「ヴレヴ」
数少ないダンスナンバー
すっごく楽しそうに踊っていらっしゃいます、動きもピシッっと音が聞こえてきそうなくらい決まっていてかっこよかったです♪
スローのシーンで女の子に迫られてあたふたしてるのも可愛い^^;

 「アンダー・アタック」
どんな風にドナに絡むのかいろんな意味でものすごぉ〜く気になってました(笑)
で、率直な感想は色っぽさはあんまり感じなくてう〜ん、ちょっぴり可愛い?
だって触り方がおっかなびっくり風なんですもん
まぁ荒川さんらしいなぁって思えたから「可愛い」なんですけどね

 「S.O.S」
上手で階段に座りスケッチしているとき後ろにある黒い輪っかが首筋あたりにちらりとみえて一瞬ビーストの髪型っぽく見えたんです
その瞬間『あぁ〜荒川さんのビーストまた観たいなぁ』っとボーっと考えてました
まったく関係のない話ですね^^;

ドナに増築の話をして断られたとき、スケッチを叩きつけますよね
ここでの激しさにびくっとなってしまいました、久しぶりに「怒った」荒川さん観ましたけどやっぱり怖いです
真剣だからでしょうね
その後の歌、キーが高いからでしょうかあんまり声が出ないみたいですね
でも思いのたけはちゃぁんと届いてきました
聞いてて苦しくて苦しくて涙が出そうで、でもここで泣いちゃダメだって自分に言い聞かせて観てました
ただ優しいだけじゃなく彼なりにずっとドナを愛してた、だけどその思いは伝わってなかった...
わがままな思い込みかもしれないけど理解してあげたいって思いますね、わたしは

 「ノウイング・ミー・ノウミング・ユー」
ソフィの声が聞こえてからすっと壁によって聞き耳を立てていらっしゃるところ彼女のことすごく心配してるんだなぁって分かりました
そして二人の間に入るところもさりげなくて素敵です(あのシーンを『素敵』と表現するのもどうかと思いますけど...)
ソフィに語りかける姿はやっぱり優しくて一生懸命
だけど彼女にはちゃんと聞いてもらえなくてちょっともどかしそうでした
自分の失敗?を彼女には味合わせたくないから必死なんですけどね

 「ザ・ウィナー」
畳み掛けるように歌われて、言い返そうにもタイミングがつかめない
そんなやるせない気持ちが手の動きから伝わってきました
ぎゅ〜っと握り締めたこぶしが徐々に上がっていって言葉にしようとした瞬間さえぎられ振り下ろす
最後はいたたまれなくなって走り去る
横顔からも辛い胸のうち伝わってきましたが、こぶしは何千倍も分かりやすかったです
今回は横から観てましたが、いつか背中が見える席で観劇したいって思いますね
この方は背中がいっぱいおしゃべりしますから、このときの背中がどんなこと語っているのか知りたいんですもん

 「カーテンコール」
気になっていた衣装
予想以上にお似合いで大満足(*^_^*)
さっすが元アイドルですね、華やかな衣装が映えること映えること
そしてとっても楽しそう♪
噂に聞いてたマイク回しも見られましたし

大好きな作品に大好きな方が出演されると最っ高に楽しいですね
荒川さんがいらっしゃる間にもう一度行きたいなっ



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マンマ・ミーア! 2003.11.22

何気なくとった前日予約が涼太さんスカイのデビュー初日となってびっくり
いつもはソワレを取るんですがこのときはなんとなくマチネにしてしまったのでデビュー最初の公演を観ることとなりました

涼太さんスカイ

最初のシーンはそつなくこなしていらっしゃいましたが、やはりまわりとのタイミング(吉沢さんとは特に)が合わないです
彼女が視線を送っても気づかなかったり反応が遅かったりしてました
雰囲気は田邊さんに似て爽やかな好青年風、なのになんだかたくらんでるっていうか計画性を感じるんです
ソフィと喧嘩するときの突き放し方が結構冷たかったのも原因かもしれません
あと気になったのが姿勢が悪いこと、ダンスシーンなんか特に背中が曲がっているんです
せっかく背も高くて見栄えがするんだからちゃんと背筋を伸ばしたらもっとよくなると思いました
それとソフィと喧嘩になるところで立ち位置がかなりずれていたように思います、ずいぶん下手よりでした
まだ立ち位置、ダンスに確認しながら演じているのが分かってしまうんですよ^^;
これは経験の問題ですからそのうち問題なくなるでしょうね
ドレス姿はお似合いでしたよ(^^) 歩き方もさまになってましたし、ちょっと裾を蹴り上げすぎていて裾がぽんぽん跳ねていたのが
ちょこっと気になりました
でも歩き方ちゃんと田邊さんから習ったんでしょうね

荒川さんサム

前回観たときと雰囲気違うんですよ
まだ「サム」という役に手探りの部分があるんだろうなぁって思いました
だから見ていていろんなこと考えちゃいます
今回むちゃくちゃおかしくて思わず噴出してしまったところがあるんですけど、それは...
初めてドナに会ったところ
壁の向こうから出てくる瞬間まではすっごく勢いもあってけっこうかっこよいんです、なのに声をかける瞬間には
その勢いが一気にしぼんでしまってるんですよ
そのギャップの違いが可愛くって可愛くって、涙が出るほど笑わせていただきました
この可愛らしさは「ヴレヴ」でソフィにエスコートを申し出るところにも現れてますね
雰囲気が違うって思った最大の箇所は「ウィナー」なんです
前回は一方的に言われることに反発しようとしてうまく出来ないって感じだったんです
今回は淡々と聞いている風に見えました、でもなにも感じてないってわけじゃなさそう
「あなたは勝った」と言われているけど、結局婚約者とも別れているわけだから何もかもうまくいってた訳じゃないですよね
この瞬間別れた婚約者のこと思い出してるんじゃないかなぁって思ったんです
彼女ともうまくいかず「別れる」という選択肢しか選べなかったこととか、思い出しちゃってるんだろうなぁって感じました
だからそのあとソフィに話すところがものすごく真剣だし必死なんでしょうね
「ノウイング・ミー・ノウミング・ユー」を歌っているときの真剣さはなんとも言えずただただ食い入るように見つめている自分がいました
一箇所きになってしまったのはやはり「歌」^^;
「S・O・S」はキーが高いし知寿さんと一緒ですから辛いんでしょうね、はらはらしちゃいます
大好きな歌だから余計にね
その分というかカーテンコールでは思いっきり楽しんでいらっしゃいますね
楽しくて楽しくてしょうがないって感じの笑顔、こちらまで幸せになれるんですもの大好きです

平野さんロージー

今回「テイク・ア・チャンス・オン・ミー」で最後ビルのベルトをはずしているところ初めてみました
めちゃくちゃ嬉しそうなのが笑えます、そしてみんなが入ってきて大慌てになるのもうなずけますわ

五十嵐さんリサ

いままでリサは五十嵐さんしかお目にかかってないんですよ
で、今更気づきました。めちゃくちゃ可愛らしいです(笑)
とにかく動きがよくて「ヴレヴ」なんかのダンスシーンで目を引きます
それと「スーパー・トゥルーパー」でソフィをはさんでアリと三人で座っている後姿が仲良し三人組って雰囲気がよく出ていてすっごく可愛らしかったです

今更ですけどドナとサムの結婚式で振ってくる紙ふぶき、ハート型してるんですよね
こんなところにも「愛」があるのねって思いました(^^)
パンフに谷内愛ちゃんの名前が載ってました、それもソフィのところ
きっと可愛らしいソフィになるんじゃないかと今から楽しみです



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