ユタと不思議な仲間たち 2001.7.11
初観劇でした!!めっちゃめちゃ感動しましたし、すっごく楽しかったです(*^^*) その上諦めていた下村さんのヒノデロにお目にかかれました!これだけでも行ってよかったって思いましたけど、客席もすごく盛り上がってカーテンコールもずいぶんありました、その上毎回微妙に違うので余計に受けてました 一番よかったのはゴンゾの芝さんとユタの田邊さんが背中合わせで舞台中央に立っていらしたときでしょうか 芝さんが挨拶され、くるっと入れ替わって田邊さんが挨拶され全員を呼んで幕がおりました、しかし田邊さんは分かりますがなぜ芝さんだったのか...謎です(^^; 芝さんからはガッツポーズまで出てましたから、きっとすごく良かったのでしょうね そんな出演者のみなさんを見ていたら余計に嬉しくなってしまい、ついついカーテンコールが長引いちゃうんです。でも終わりかたも以外とすっきりしていて丁度良い長さだったと思いました
と、カーテンコールから書きはじめてしまいましたけど(^^; お話もすごくよかったです、笑いを取るところはしっかり笑わせて頂きましたし、じ〜んとくるツボもあり楽しい結末ではありませんでしたけど、観劇後はほんわかとした気持ちになれました しかし、オーヴァーチュアーで泣きそうになってしまうとは予想外でした(^^; 普段感じていないけど心のどこかにストレスが溜まっていたみたいであのなんともいえない暖かなメロディーのおかげでその事実に気づきました。おかげですっきり!です(^^)
すごく悲しい出来事を笑って話す童子たち...だからなんでしょうね「生きているだけで意味がある」心に響く言葉でした 生きているってすごいことですもん(^^) だから同時に生かされている意味が分かってくる...素敵ですよね そして「友達はいいもんだ」...ユタに体力をつけさせ、喧嘩の仕方を教える(でもわたしにはダンスを教えているようにしか見えませんけど(^^ゞ)ところには無償の優しさがいっぱいですね、その気持ちに答えるために一生懸命なユタに心から応援してました そして迎えた一郎たちとの喧嘩(どうしても一緒にダンスをしているとしか見えないし、そのほうが良いと勝手に思いこんでいました)も自分だってみんなと同じくらいやれるんだって分かって欲しい気持ちがあるように思いました ユタが欲しかったものって、きっと喧嘩に負けない腕力ではなくて一緒にかけっこしたり、木に登ったりする体力なんだろうなぁって(^^) 田邊さんの表情見ていたらそんな想いが沸いてきました
噂のレーザー光線!あれはすごいです(@_@) めっちゃくちゃ綺麗だし、なにかが出てくる雰囲気にぴったりです。ドライアイ(ですよね(^^;)の効果とあい余ってホントに幻想的でした ぼーっと見つめていたらいつの間にかにペドロが登場してました、また「ひゅ〜どろどろ」っていう効果音もよいですねぇ(^^) 日本でなにか得体の知れない物の登場といったらこの音ですもん、「いかにも」って感じが二重マルです
ちょこっと個人評を...
◇ユタ・田邊さん 最初は歌がまだ固いかなぁって思いながら聞いていました、でもお話が盛り上がってくるとそんなことまったく気にならなくなりました♪ ただ演技にしてもすごく自然なところと、ちょっと(^^; って思うところとありいろんな意味で「頑張れ〜」って応援してしまいます。でも離れに一人で泊まるところはわたしの想像通りの動きで思いっきり笑わせて頂きました 長期の移動公演と夏の暑さでちょ〜っとバテ気味なんでしょうね、ダンスシーンではかなりきつそうに見えました
◆小夜子・相川さん と〜ってもかわいらしかったです(^^) ランペルのお声が地声だと思っていましたけど、小夜ちゃんのほうが地声なんでしょうね 純朴な田舎の少女らしさがあふれていて、どちらかといえばハイテンションで元気一杯のランペルとは違った一面を拝見できてよかったです
◇ペドロ・光枝さん もうなにも言うことありません!セリフに緩急がきっちりついていて笑いのツボをしっかりついてくださるから観ていて飽きることがありません 頼りになる「親分」ですね
◆ゴンゾ・芝さん やっぱり、芝さんはなにを演じられても「芝さん♪」歌い方、セリフのしゃべり方に特徴があるから余計に感じるんでしょうね でも「癇癪持ちで力持ち」さんにちゃ〜んと見えました、クルミ先生に頭をペシッと2度叩かれて仕返ししますけど、そのやり方がなんだかすごく可愛かったです フライングもカーテンコールもめっちゃくちゃ楽しそうでした、九州が近いからかしら(^^;
◇モンゼ・青山さん ラフィキをされているころは喉の調子あまりよくないんだろうなぁって思ってましたけど、今日は大丈夫そうでした トテトテってちょこまか歩き回る姿がとってもかわいらしかったです、おしめが一枚しかないことをばらしてしまい3人に突っ込まれている姿は可哀想ですけどおかしかったです
◆ヒノデロ・下村さん いっちばんお会いしたかった方です、噂はかねがね聞いていましたけど本っ当に美しいです とくに襟足からのぞく首筋の美しさにはため息ものです、わたしなんかよりずっとずっと女らしくて綺麗ですもの...う〜ん見習わなくては(^^ゞ あと腕から肩にかけての背中の見せ方も素敵でした♪ ユタに棒術(長さはちょうどバトンくらいでした)を教えるところは流石です、背中から投げて背中で取る技(ちゃんとした名前が分からないんです(^^;)がと〜っても綺麗でした
◇村の子供達 まとめちゃいますけど(^^; みなさん個性的ですね、席が遠くて表情は分かりづらかったですけどいじめのシーンはすごいです でも子供の頃ここまでひどくはないけど似たようなことってよくあったなぁって懐かしく思い出してしまいました それにしても遊佐さんの一郎、平成の子供にはとうてい見えませんよね(^^; 今時ピンクのTシャツはどんなものかと思うんですが...
CDを聞いても分からなかった「わだわだあげろじゃががい」 座敷童子たちが最初に歌う「おれたちゃペドロ一家」で歌いながら何かを叩くような振りをされていました、その時ふっと分かった気がしました 最後に寅吉じいさんからの説明を聞いてやっぱりって思いました この世で生きる時間がほとんどなかった彼らが唯一助けを求められる存在は「お母さん」なんですよね 開けて欲しいのはこの世界への「扉」だったんだろうなぁって、あの仕草からふと感じたそんな想いが頭から離れなくなっていました そして、わたしはよくこの言葉を言っていたなぁってちょっと懐かしく思いました(^^;
カーテンコールが熱かった訳(^^; 小川さんって下関の出身なんですね、身内の方がお見えだったようで横断幕まで用意されての大声援! こういう場面に立ち会えるとなんだかあったかな気持ちになります、地元でアンサンブルでもちゃ〜んと役名があるんですからきっと身内の方も小川さんご自身もほこらしい思いで演技・観劇されていたんでしょうね、だから「これからも頑張って下さい」って気持ちを込めて思いっきり拍手しました |