アンデルセン 2003.2.9

初日の席を譲っていただいたので行ってきました
劇場は次の上演作品ライオンキング一色で舞台が始まるまで何を観に来たんだろって思っちゃったくらい(笑)

一度は観てみたいと思っていましたけど、ここまでご〜かキャストになっているとは予想もしませんでした(わたし的に)
これならもう一度観たいって思ったんですけど、もう行けなくてそれが残念でしょうがありません
気になる方もいましたし、2階席からではいまいち判別がつかなかったりでそれを知るチャンスがないのがと〜っても辛いです

ストーリーはハンスがマダム・ドーロに一目ぼれして「人魚姫」を書いたってことくらいしか知りませんでした
だからあんまり期待はしていなかったんです^^; ですが、ダンスシーンの美しさにこちらが一目ぼれしてしまいました
バレエシーンはもちろんですけど子供たちのダンスに街の人のダンスどれも素敵でした
それと2幕の「人魚姫」全編見てみたいって思いました
アンサンブルの女性陣はみなさんバレエ経験者ですから動きが優雅でとっても素敵な劇中劇でしたもの

セットではコペンハーゲンの夜景が素敵でした
遠くに霞んで見える街明かりの光り具合が絶妙なんですね
あの街には人魚姫の像があるんですけど、それを想像させるものがありました

気になった方(注:アンサンブルメイン)
◆松宮さん
キャッツのナレーションが替わってしまったりで、もう出演されないんじゃないかって心配していたのでお元気そうなお姿を拝見できて泣きそうになるくらいうれしかったし、幸せでした
舞台にいらっしゃるだけでその場の雰囲気がふわぁんとあったかくなる存在感は相変わらずでしたし、セリフも浪々と響いて聞きほれちゃいました
そして最大のポイントはカーテンコール!!
お花を持ってちょこちょこ歩く姿の可愛らしいこと♪(その後ろを覗き込むようについて歩く川地さんもおんなじくらい可愛らしかったですよぉ)

◆川地さん・喜納さん・立岡さん
みなさんすっごくはまり役でした
そしてわたしが今回のキャスティングでご〜かだと思うところです!
いてくださるだけで舞台が締まるというか安心するんですよねぇ
なかでも川地さんの船長さんはとってもカッコよかったです

◆匡子さん
外国の王女役はほんのちょっとしかありませんけど綺麗でした
ヴィクトリアされているときから腕の動きや足の上げ方が綺麗で大好きでしたから、それが堪能できて幸せでした
街の人(ワインレッドのワンピース姿)でも素敵なダンスを披露されてました
しかし、バレエシーンではどこにいらっしゃるかいまいち分からなかったのが(>_<)
それとハンスの空想シーンで踊っている白いドレスの方も姫だと思うんですが...自信がないんですぅ
確認したい...(;_;)

◆水井さん
まさかここにいらっしゃるとは思ってもいなくてびっくりしました
でも経歴を思い出して納得しました
もちろんバレエシーンはどこでも目を引きました
とにかく、後姿が一番美しかったと思います
それと街の人(グリーンのワンピースに白いエプロン姿、お肉屋さんでした)ではいじめられているラースをすごく気にしていらっしゃいました
「みにくいあひるの子」の話を聞いて帽子を取ったとき、嬉しそうに笑っていたのも印象的です

◆大月さん
こどものシーンしかよく分からなかったんですけど...とっても可愛らしかったです
何度目かのカーテンコールで頭を上げるタイミングが早すぎて何度も上げちゃってたのがとっても可愛くて(=^^=)

◆大徳さん・北さん
この作品が初舞台だそうですが、お二人ともちっちゃくて可愛らしかったです
大徳さんはラースでおかっぱ頭にくりくりした瞳が印象的でした
北さんはアンナでハンスの顔を覗き込むように見上げる姿が可愛らしかったです
どちらも聞き取りやすい可愛らしい声だなぁって思いました、今後がと〜っても楽しみですね♪

◆石丸さん・有賀さん
壁抜け男を髣髴とさせる位置関係ですね^^;
村を出るまでは保護者と養い子なのにいつのまにか立場逆転しているんですもの
有賀さんってホント面倒見がよさそげで、ああいう役ははまり役ですね
2幕の「人魚姫」の朗読はよかったです

◆高久さん
初めて観ましたけどバレエシーンは流石ですね、歌に関してはあえてコメントしません
お顔立ちが幼いせいか人妻にはちょっと見えなかったです^^;
「人魚姫」の最後のシーン、シャボン玉をバックに舞う姿はとっても綺麗でした

ひとつだけものすご〜っく気になったことがあるんですが...ドーロがニールスと振り付けのことで喧嘩になるところ
言い争いの後ニールスが彼女の腰を抱えてお尻を叩いたんですよねぇ
夫婦喧嘩っていうより子供を叱ってる風に見えてちょっとおかしかったです

最後に一番気になっていること
ハンスが上手が分からずに困っているところに通りがかった「ちょうちんアンコウ」の方
声だけでどなたかよくわからなかったんですけど、間の取り方といいもう最高でした
おかげで深海のシーンはついつい見てしまうんです^^; ちゃんとちょうちんは光ってましたし
それと細長いイソギンチャクを演じられた方がどなたかも知りたいなぁって思いました、びみょ〜なジャンプがツボにはいったんです

見た目に華やかで子供さんでも楽しめそうな感じがしました
内容を深く考えなければね^^;



バック

アンデルセン 2003.12.20

名古屋でものすごく気に入っていたので今回もとっても楽しみでした
そして今回一番気になっていたのは味方さんアンデルセン
感想はめちゃくちゃよかったです、今までみたどの役よりはまり役って感じですね
舞台の上で楽しそうにされる役を今まで観たことなかったんですよね
だから余計に感じるのかもしれません

相変わらず匡子さんのバレエは美しくて気づくとおっかけてました
なかでも劇中劇の「外国の王女」は素敵でした
王子と踊れることの喜びが全身にあふれていて、観ていて可愛らしいなぁって思いました

船長や校長が替わってしまったのはちょっと寂しかったですけどねぇ^^;



バック