海の上のピアニスト 2002.8.31 |
沢木順コンサート2002 2002.10.19 |
エレファントマン 2002.12.1
母が藤原くんが大好きなもので行くことにしたんです でも行ってよかったです、想像以上に素敵な舞台でしたから ところどころお話の流れが分からなくなったりしましたけど^^; 舞台はいたってシンプル、出演者も8名というこじんまりした演出でした 女性は小島さんお一人なのに、看護婦さんや貴婦人などの女性がいっぱい...もちろん男性が入れ替わりで 演じられているんですけどこれが意外とおかしくて あと話しの節目にアリアを歌う方がいたんですけど、衣装がドレスだったこともあってずっと女性だと思っていたんですが 実は男性でびっくりしました 高音もとてもきれいに歌っておられましたから 一箇所思わず涙がこぼれてしまったところがあるんですがそれは... メリックに最初に会いに来たケンドール夫人が話をしているうちに彼の心の豊かさに感動して帰り際、最初の予定では自由に動く左手と握手をすることになっていたのに右手を差し出したんです、それも手袋をとって。。。 初め左手を出そうとするのですけど、彼女は頑なに右手で握手をしようとする 握手を交わした後、その手を左手で包み込んで泣いている彼を見ていたとき 彼のことを受け容れたことを表現するにはあまりにもストレートで、彼の言葉では言い表せないであろう幸せがすごくよく伝わってきました それがあまりに激しくて気づくと涙がこぼれていたんです いろんな方が彼に会いにきますが、彼に触れることはないんです...彼は握手を求めているのに 彼女に深い想いを抱いていく気持ちが理解できるシーンでした 彼のあらゆるものを受け容れてしまう、許容の広さが周りの人々におのが心の傲慢や醜さをいやがおうなしに気づかせる 人のためにすることって結局は自己満足でしかないのだから、その人が幸せであったかどうかなんて解り得ない... だけど悩んでしまうのはやはり人間の性なんでしょうかね それとも純粋だから? 彼が言っていた「規則を守っていれば幸せになれる」「規則とは誰がつくるものですか」 この二つが心に引っかかりました やっぱり「幸せ」って難しいです、人に幸せだって思ってもらうのはその何十倍も 藤原くん、思っていた以上に演技がすばらしかったです 特に表情が、ただ生きることに一生懸命だったエレファントマン見事に表現していましたから それととんがり帽子の大森さん腹筋さん、動きだけで思いっきり笑わせていただきました |