ふたりのロッテ 2000.8.12
CFYが終わってしまってすぐに始まってしまった「ロッテ」観に行く気があまり起きなかったのですが 周りの感想を聞いてなんとか行く気になりました(^^; ホワイエに入るとなんにもなくなって 「ここってこんなに広かったのね...」 ホントにCFY終わっちゃったんだって実感しました 舞台の上も見慣れたデッドロックの町並みからのどかなザルツブルグにかわっていました (当たり前なんですけど(^^;)
お話としては子供向けに作ってある割にしっかりしたストーリーがあってよかったと思います 子供にとって「両親」とはかけがえのない存在なんだとしみじみ感じました 両親と一緒に暮らすために行ったこともない街に行こうとする勇気には感動します 中でもロッテ(ホントはルイーゼ)が駅でママを待っているとき、1時間待っても来なくてそれはそれは心細げにたたずんでいる姿は健気でした ただイレーネの存在はなんだか可哀想な気がしました あの演出では彼女はとてつもなく「悪者」でしたから、たしかに子供の目から見れば大事な大事なパパを横取りする悪い人かもしれませんけど... 小さな子供さんの目にはどのように映ったのでしょうか? ホロッとさせられるシーンも多かったのですが...柳瀬さんがすべての笑いをさらっていたような(^^; おかげで笑い涙が出る始末 本当に素敵な舞台だったんですよ...(^^;
キャストについて
大月姉妹 やはりわたしにはどちらが悠ちゃんで恵ちゃんか分かりません(^^; ポイントはお歌の上手なほうが恵ちゃん(^^;、話し方が少しおっとりしているのが悠ちゃんといったところでしょうか さすがにホントの双子ちゃんだけあってハモリはとっても綺麗でした、お互いの顔を見なくてもちゃんと声が揃っていましたから それとふたりともよく怒られちゃうシーンや困っているシーンではスカートを握りしめている所を見かけました、なんだかすごく子供らしくて可愛らしいなぁと思いました(こういう振りなのかもしれませんけど...)
柳瀬さんパパ 最っ高におもしろいです(*^^*) 登場シーンから笑わせていただきました。でも子供思いの優しいパパぶりがよく現れていたと思います イレーネとの電話のやりとりにははっきりと感じられました きっと家族4人で暮らすようになったら間違いなく尻に敷かれていくんだろうなぁと思いました(^^;
里咲さんママ ばりばりのキャリアウーマンでした わたしはACLでお見かけしたディアナよりお似合いのような気がしました 仕事一筋のようで実はちゃんと娘のことを見ている優しいママ、ロッテが実はルイーゼだったことに気づいても叱るよりも抱きしめてあげるところはけっこううるうるしました
木村さんイレーネ なんだかすごく可哀想な役回りでした 周りの接し方からしてもあまりよくは思われていないような感じ、あの真っ赤なドレスが余計にすごみを増していたような(^^; ロッテとルイーゼの悪夢のシーンはわたしでも怖くなってしまいます 「王様の秘密」で日だまりの精を演じていらした方とは思えないくらいでした
アンサンブル どなたもとっても可愛らしかったです なかでも白石 涼子さんがすごく目をひきました、ニコニコ笑ったりちょっとふくれてみたりとくるくるかわる表情が素敵でした アンサンブルだけあっていろんなシーンに登場していました 衣装一つでずいぶんとイメージが変わるんだなぁと感心していました(女優さんなんですから当たり前と言われればそれまでなんですけどね)
お話の続きのようなカーテンコールも素敵でした やはりここでも柳瀬さんが踊ってる、回ってる...(^^; そのことで笑ってしまうわたしって...(柳瀬ファンの方ごめんなさい!!) もう一度くらいは観てみたいと思いました 出来れば違うメンバーでも |