壁抜け男 2002.11.27

福岡公演以来の観劇なんですよねぇ
東京にも名古屋にも行きませんでしたから(笑)
お初の方もいらっしゃいましたし、キャストの割り振りも微妙に替わってるんですね
かなり新鮮でした

全国公演だから生演奏が難しいのはよく分かるんですが、ないと寂しいですね
娼婦丹さんとの掛け合い好きだったんですもの
それと歌もなんだか歌いづらそうに聞こえました、東京以外ではほとんどテープなのであまり違和感はないんですけど
この作品だけはやはり生演奏してほしかったなぁって切実に感じました
今回はC席で観劇しましたけどスピーカーから聞こえてくる歌声はなんだか聞きづらかったです(これは音響のせいかも)

この下関市民会館はS席に段差がないんです、なので前のほうが取れなければA席以降を取ったほうが見やすいかも
しれません^^;
まぁ俳優さんの細かな顔の表情は分かりづらいですけど、全体の流れはちゃんとわかりますから久しぶりの観劇には
よかったと思います

この作品にすごく思い入れがあるわけではないんですけど、演じる方が替わるとものすごく違和感を感じるんです
最初に見た方でイメージがついちゃうことってよくあるんですけど、この作品はそれがけっこう強かったみたいですね
青山さんや川原さんがいないのが寂しくて...
荒木さんのB氏もコミカルで可愛らしかったんですよ
刑務所長はやっぱり青山さんのくたびれ具合が最高だったなぁとか...
つい考えちゃうんです^^;
でも佐野さんの画家さんは素敵でした、下町のしがない絵描きには見えませんけど(笑)

一番最初の壁抜けのシーン、ほぼ正面だったこともあり綺麗に見えました
あれって正面の席に座らないとよく分からないんですよね、今回ちゃんと扉から足やら手やらが出ているのがよくわかりました

デュティユルの病名、またかわっちゃったんですね
「ケロイド」の部分が「古井戸」になってました、「山手線」が「環状線」やらに替わったのはなんとなく分かるんですけど「ケロイド」って
言葉よくなかったんですかねぇ?
「フロイト」の後に「古井戸」だと似た言葉なのでちょっとした違和感を感じてしまうんですけどね、わたしは...

カーテンコールではみなさんも一緒に歌いましょうって言うのがあっていたからどうするのかなぁって思ってました
入り口で歌詞カードを配っていましたし、あるんだろうなぁって期待していたらちゃんとありました♪
結構盛り上がって二回歌ってくださいました
ファミリーでも思うんですけど、みんなで一緒に歌えるっていいですよね
久しぶりに歌いましたけどちゃんと歌詞も覚えてましたから、しっかりと歌ってきました
わたしの周りの方も意外としっかり歌っていらしてましたから、わたしも思う存分(笑)

最後に下村さんのデュティユルにもお目にかかりたかったなぁって思いました



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壁抜け男 2002.12.5

今回の席は最前列♪
おかげで前回は気づかなかったことがいくつかわかりました
一番びっくりしたのは、床に石畳柄のシートをひいていたこと
劇場によってサイズが違うでしょうに、その辺はどうなっているんだろうってちょっと気になりました
それと舞台から風が吹いていたようで幕がかなり膨らんでいました、スタッフさんが端を押さえていたみたいでしたけど
それでもかなり動いていて大変そうでした^^;

今回はキャストについて
石丸さん
すっごく楽しそうでした(^^)
最近お見かけしたのは「異国」でしたからねぇ〜
まじめでちょっと臆病な役人姿、壁が抜けられるようになってはしゃぐところなどくるくる表情が替わってなんだか可愛らしかったです

坂本さん
とても綺麗でしたけど...囚われの人妻には見えないんですよねぇ^^;
やはり気の強い役が多かったせいでしょうか、でも窓からのぞいている姿には怯えているような感じが見えて一瞬誰だか解らなかった
んです
それとあのピンクの衣装では色っぽさをあまり感じなかったです
たぶんふくらはぎがあまりにも健康的すぎるから...じゃないかと
でも、軽やかにステップを踏む足先はとっても綺麗でした

光枝さん
部長さんはやっぱりはまり役ですねぇ〜
刑務所長は初めて観ました、髪の毛をねじって三本立てていたのはおかしかったです

丹さん
八百屋も娼婦もと〜ってもチャーミングですね
娼婦のときに演奏している方と掛け合いされてたのがなくなっちゃったのはやっぱり寂しいです

小林さん
デュトさんでしかお見かけしたことなかったので、いろんな意味でびっくり^^;
想像以上にお若いんですもの(笑)
スポーツ好きの看守さんにはちょっと物足りないかなぁって思いました
今度、デュトさんでお見かけしたら受ける印象が変わりそうです

喜納さん
唯一前回と演じられる役が同じなんですね(石丸さんは別として)
どの役も好きなんですけど、一番は警官!どこまで出るんだろうって思う高音とコミカルなキャラは何度観ても可愛らしくてお気に入りです
そ〜して、エベレット思い出して受けちゃってたわたしはやっぱりCFYバカなんですね^^;

荒木さん
警官が一番はまっていたなぁって思います
あの体型がベストマッチなんですもん

佐野さん
前回の観劇では遠くてあまりよく分からなかったんですけど...髪形がものすごいことになっているんです
いくら下町のしがない画家だといっても、限度があるように思うんですけどね
相変わらず歌声は素敵でしたし、これ以外はと〜ってもよかったです
あと、丹さんとちょこちょこお話されるところがあるんです。なかでも膝に乗せてお話しているところはすごくほほえましくってちょっと見入ってしまいました

佐和さん
あの「デュティ〜〜ユル」の絶叫はこの方以外想像すら出来ませんねぇ
この方がプリシをされてたことがやっぱり不思議に思えてしまいます

寺田さん
インテリの看守さんがけっこうはまり役だったです
(インテリというよりオカマさんぽかったですけど^^;)

有賀さん
おっきくなったねぇ...(今更ですけど^^;)
ハムでも夢醒めでもアンでもお見かけしてるのに、やはりこの作品がデビューでしたからそのイメージが強いんでしょうね
一緒に観劇した妹も同じ感想を持ってましたから(笑)
2幕最初に客席から出てきて歌うとき、丁度目の前だったのとその後ろにスピーカーまであったおかげで耳が痛くなるくらいの大音量
びっくりしました
すこし耳の奥に「キーン」って音が残っちゃったんですから(笑)

客席にも笑いが多くて楽しかったです
カーテンコールではあんまりにも盛り上がってしまい、石丸さんびっくりされてました



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