オンディーヌ 2005.7.24

オンディーヌ
坂本 里咲
騎士ハンス
石丸 幹二
水界の王
日下 武史
ペルタ
大平 敦子
ユージェニー
木村 不時子
オーギュスト
松宮 五郎
王妃イズー/
    皿洗いの娘
大橋 伸予
山口 嘉三
(劇団昴)
ベルトラム
青山 祐士
侍従
広瀬 明雄
裁判官T
川口 啓史
(劇団俳優座)
裁判官U
立岡 晃
マトー
田島 雅彦
詩人
中村 啓士
サランボー
戸田 愛子
劇場支配人
高橋 征郎
(劇団民藝)
男性アンサンブル
香川 大輔
木内 宣輝
上出 匡高
 
女性アンサンブル
西村 麗子
林 浩代
岩本 やよい
松田 英子
増嶋 あゆみ
松尾 千歳
村中 ちえ
 

まずは
自由劇場で見たとき、大掛かりな仕掛けがあったのでどうなるんだろうって思ってました
(実はこれがかなり気になっていたんです^^;)
ちょっとネタばれなところもありますから最後に書きますけど、一応出すんだぁ...って感じでしたね(笑)

オンディーヌに里咲さんのお名前が入ってましたから、楽しみだったんです
感想は結構好みですね、里咲さん色白ですから淡い色目の服が似合うんですよね
それだけぢゃありませんけど...2幕目で侍従との会話の途中で詩人に話しかけるところの「ちょっと待って」がすっごく無邪気で可愛らしかったです
あと、3幕目でハンスを好きなことを必死で隠そうとする物言いは『裏切る』という行為を知らない水の精の精一杯の嘘でした
全幕をとおしてとっても可愛らしいなぁって思いました
慌てて物を言うとき自分に言い聞かせるようにすごく必死な感じで言われているように感じるんですよ、それが可愛らしく見えるのかなぁって思いますね

大平さんのベルタも楽しみでした
こちらも想像通りめっちゃくちゃ綺麗でした
歩く姿が綺麗で、なんだか逞しい^^; なぁって思ったんですよ
だからでしょうか、ハンスに「騎士としての名誉を得て欲しかった」(こんなニュアンスの台詞があったと思います)と言うところはすごく納得できるんです
王女としての誇りにあふれているって感じですね
でも、実は漁師の娘であったことが暴露されたときの現実を受け入れられず怯えた姿はなんだか可哀想でした

ベルトラムを演じていらっしゃった青山さん
前回お見かけしたときは詩人だったんですよね、出番は増えましたけど存在が薄かったような...
紳士的で声もよくて、最初に出会ったのが彼ならオンディーヌも裏切られることはなかったように思いますけどね^^;
個人的な意見として髪型が似合ってないと思うんです、ハンスの髪型に似せたのかなぁとも思いましたけど...変^^;

アンサンブルで気になったのは西村さんですねぇ
噴水から登場するヴィーナスのお美しいこと(^^) オーギュストが気にしていた『瞳に星がある女性:ヴィオラント』も素敵でした
睫に見事な星が輝いていてちゃんとアピールされてましたしね
あと、詩人の側を通るときもアピールしていたんですが無視されてました。なのでちょっと憮然とした風情なのがまた「らしい」なって思いましたわ

ストレートプレイになくてはならない松宮さん
しばらくどこにもお名前を見かけなかったので寂しく思っていましたから、今回お目にかかれてホントに嬉しかったです
わたしは松宮さんの声と間がなんとも言えず好きなんです 「ぽぉ〜ん・ぽぉ〜ん」と弾むような台詞回しがすっごく心地よいんですよ
ヴィオラントを見かけたときの嬉しそうな顔とか可愛らしかったです
この公演にはご高齢の方が多いですから、暑い時期くれぐれも無理をされないよう頑張っていただきたいものです


自由劇場で見た大掛かりな仕掛けのことですが
2幕目で魔術師が出して見せた「トロイの木馬」と「ベスビオ火山」、自由劇場では下からババ〜ンと出てきてすっごくびっくりしたんです
全国公演で下から出すことは無理だしどうするんだろうって思ってたんです
すると木馬はスクリーンの後ろを上手から下手へ走りぬけ、火山もスクリーンの後ろにありました
観劇前、福岡LKのプライドロックみたいに袖から出てくるんじゃないかなぁって話していただけに笑えてしまいました

ストレートプレイは地方に住んでいるとなかなか見る機会がないので全国公演で回ってきていただけるとありがたいです



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鹿鳴館 2006.2.25

影山悠敏伯爵
日下 武史
同夫人 朝子
野村 玲子
大徳寺侯爵夫人 季子
末次 美紗緒
その娘 顕子
濱田 めぐみ
清原永之輔
広瀬 明雄
その息 久雄
田邊 真也
飛田天骨
田代 隆秀
女中頭 草乃
坂本 里咲
宮村陸軍大将夫人
木村 不時子
坂崎男爵夫人 定子
中野 今日子
華族/写真師/給仕/職人
太田 泰信
青木 朗
岡崎 克哉
朝隈 濯朗
川原 信弘
白倉 一成
石原 義文
木村 雅彦
森田 利夫
緒方 愛香(劇団昴)
勅使瓦 武志
鳥畑 洋人(劇団昴)
華族
林 浩代
岡本 和子
岡本 結花
藤井 智子
大西 江利子
深沢 未可子
 
 

とにかくいろんなところが楽しみだったので観ることが出来てホントによかったです
ストーリー的に?って思うところもありましたけどね^^;

今回一番気になっていたのが濱田さん
この鹿鳴館がストレートデビューでしたからねぇ
野村さんと末次さんと三人でしゃべっているときはしゃべり方が固いかなぁって感じたんですよ
はっきりとしゃべるところがなんだか「かくかく」した感じに聞こえるんです
これが開口法なんだなぁって妙な感心しちゃったりしましたが^^;
久雄と一緒になってからは少し柔らかな感じになって可愛らしかったです
今回の役どころはとにかく「可愛らしい」って感じの女性なんですね
眉根を寄せた表情とか花が開いたような笑顔とかあまりお見かけすることがない表情が見られて幸せでした(^^)v

もうひとかたは田邊さん
きっと雰囲気ピッタリなんだろうなぁって思ってたんですが、想像通り♪
繊細だからこその激しさがあってなんだか可愛らしいなぁって思いました
(最近「可愛い」って思うことが多いんですよねぇ...年のせいかしら^^;)

野村さんの役どころあんまり見ない感じのものですっごく新鮮に感じました
ニセ壮士が乱入してきたとき階段上から怒る姿の激しさとかに
やっぱりすごい女優さんだなぁって思いました

日下さんの役どころすっごく嫌な人だと思いました
久雄に父親殺しをさせるために話をするところなんか聞いているのも辛くなるくらい
心のうちっかわにすとんと入り込むしゃべり方をされるから余計に感じるんだろうなぁって思います
ところどころ台詞が怪しいのはもうご愛嬌ですわね^^;

「?」を感じたところなんですが...
影山伯爵と草乃の関係がなんだか中途半端な気がしたんです
彼女の裏切りがあったから分かったことだと思いますが、伯爵はホントに彼女を好きだったのかなぁって思うんです
最後の方が尻切れトンボな感じ
原作にはもっと詳しく書かれているのかなぁって思っていたんですが、原作を読んだ友人に聞いたところあのままとのこと
原作って戯曲で舞台の台詞とほぼ同じなんですね、まぁったく読みもしないものだから(笑)



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ブラックコメディ 2007.2.3・17

ブリンズリー・ミラー
石丸幹二
キャロル・メルケット
坂本里咲
ミス・ファーニヴァル
はにべあゆみ
メルケット大佐
岡本隆生
ハロルド・ゴリンジ
栗原英雄
シュパンツィッヒ
川口啓史 (劇団俳優座)
クレア
八重沢真美
ゲオルク・バンベルガー
高橋征郎 (劇団民藝)



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