篠原建築設計事務所
Shinohara Association of Architect
横須賀市で主に活動、自然素材を使った設計をしています
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1.街並みを考える
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よりよい住宅を建てる要素の一つとして街並みを考える(周辺環境を考える)ということが欠かせないと考えます。
住宅とはプライベート(個人)のものと考えがちですが、外部空間に関しては公共性も考えなくてはならないので
はないでしょうか。
よりよい雰囲気の街を形成するには個々の住宅がそれぞれ周辺に配慮することが重要であり、そのことでその場
に訪れた人が「この街に住みたい」と感じるはずです。
ですから私は住宅の外観は周辺の街並みに融け込むように控えめに構え、耐久性は確保し、可能な限り塀などは
造らず、植栽を施し建物の高さを抑えて街に対して圧迫感を感じさせないようにしたいと考えています。



2.自然を感じられる
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私達の日々の生活をより豊かなものとしてくれるのが自然ではないでしょうか。自然の美しさや豊かさは私達の生
活に安らぎを与えてくれ、居心地のよい空間になります。
その中でも光・風・雨・空・植物などを家の中で感じることが出来るような設計をしたいと思っています。
このことは家の内部からだけではなく、街並みを考えることにも繋がります。庭や街路に面した植栽は季節の移り
変わり、自然の美しさを自分達だけではなく、その街に住む人達にも感じてもらえ、住宅も街もより豊かなものに
なると考えます。又、敷地にめいいっぱい建物を建てるのではなく余白の空間を造り、空や光、風の通り抜けを感
じることが出来るように建物の高さを抑えることで建物内部だけでなく、その街の空も広く感じるはずです。
そんな設計をしたいと考えています。



3.自然素材に囲まれた空間
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予算の都合もありますが、内部空間は可能な限り自然素材を使いたいと思っています。
特に体が直接触れる部分に関しては自然素材のあたたかみを直接感じることが出来、安らぎを与えてくれます。又
見た目の美しさもその空間をより豊かで居心地のよいものとしてくれます。何よりも自然素材は新品の状態が最高
の状態ではなく、時を重ねればその分だけ家族と共に歴史をを重ね、味わい深いものとなりその住宅に馴染んでく
るという良さがあります。
ですから、家族の集まる場(リビングなど)には自然素材に囲まれた空間にしたいと考えています。



4.開口部の重要性
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住宅の善し悪しを決めるのは開口部の位置と大きさといっても過言ではないと考えています。
一般的に明るく開放的な空間を造るためにあらやゆる方向に大きく開口部を取りたくなりがちですが、間違った位
置に開口部を取ってしまうと、その空間はどこか落ち着かない、居心地の悪い空間になってしまいます。
例えば隣家の人と視線が合うような位置に開口部を取ると、ふとしたときに視線が合ってしまいお互いに気持ちの
いいものではなくなってしまいます。その場合いくら大きく開口を取っても開放的な空間にはなりません。
そのようなことがないよう視線をを感じず、よりプライベート性が高く開放的であり、光が差し、風が通り抜け、
自然を豊かに感じることが出来るような居心地のよい空間になるように設計したいと考えています。



5.昔からそこに、いつまでもそこにある住宅
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これは上で述べてきたことを総合的に実現することで叶う理想のカタチです。
周辺の街並みに融け込み、周辺にとってプラスになることはあっても決してマイナスになることはない、竣工した
時からまるで昔からそこに建っていて真新しい感じがしない。20年後、30年後も当たり前のように建っていて古さ
を感じさせず、次の世代に引き継がれる。
一つの家族の豊かな生活と一つの街の雰囲気のいい街並みを形成する要素として存在するようなそんな設計をした
いと考えています。




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