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皆様の中で自分が、ダウジングしてお渡しした色が、ブラックの色(くろ色)の方にお伝えしたいと思います。
五色が、それぞれの臓腑に対応するという考えは、東洋医学の中の「五行論」という基本論により
定義づけられております。
よってブラックの色は、(腎・膀胱)の波長と共鳴することになり、良い影響を与えます。
ブラックの色は、腎・膀胱の臓腑を助けてくれる色と言えるのです。
青色の→は、相生を、あらわします。緑色の→は、相剋をあらわします。
難しいですが、東洋医学の基本中の基本ですので、相生と相剋のお話しを致します。
相生関係 木(肝)は、火(心)を生ず。 = 木(肝)が燃えて、火(心)となる。
火(心)は、土(脾)を生ず。 = 火(心)が、灰からいずれ土(脾)となる。
土(脾)は、金(肺)を生ず。 = 土(脾)の中から、いずれ金鉱(肺)が見つかる。
金(肺)は、水(腎)を生ず。 = 金(肺)のあるところ、水(腎)もある。
水(腎)は、木(肝)を生ず。 = 水(腎)を吸収して、木(肝)は、大きくなる。
相生関係を、別名母子関係と呼びます。腎(水)が母の時、子は肝(木)です。
お母さんの水(腎)を、子の木(肝)にかけると、子の木(肝)は、お母さんの水(腎)が栄養となってよく育つ。
ゆえに、病理で言うと肝(木)が、弱くなると同時に、腎(水)が、弱くなりやすいのは、腎が肝の母なため
では、次に相剋です。
相剋関係 木(肝)剋土(脾) = 木(肝)は、土(脾)の中から栄養分を吸収する。
土(脾)剋水(腎) = 土(脾)は、水(腎)をせき止める。
水(腎)剋火(心) = 水(腎)は、火(心)を消す。
火(心)剋金(肺) = 火(心)は、金物=金属(肺)を溶かす。
金(肺)剋木(肝) = 金属(肺)で出来た道具は、木(肝)を切り倒す。
ゆえに、病理で言うと肝(木)が弱くなると、脾(土)が、勢いを増すのは、
弱くなった木(肝)が、土(脾)から栄養分を吸い取る力が弱まったため、吸い取られない土(脾)の方が
木(肝)より勢いを増す。
このことを東洋学では、肝(木)が虚になると脾(土)が実となる と表現します。
東洋医学では、黒色があらわす自然現象は、水です。黒色を表す五臓六腑(六臓六腑)は腎と膀胱に
なります。ゆえに、ダウジングの結果ネックレスが、黒色になった方は、生まれつき腎と膀胱の働きが少し
弱い方が多いようです。今、現在健康な方でも将来においては、腎と膀胱の疾患に氣をつけるのが良いと
思われます。
それは、東洋医学では、人体が、未病(いまだ、やまいならず=今は、まだ、病になっていない)の段階で
わかるからです。ですから、今健康な方は、西洋医学的諸検査をされても、まったくの正常と出る場合が
ほとんどと思われます。
東洋医学で五竅といって臓器が支配する竅(あな)がありますが、腎の竅は、耳と二陰(性器)になり
ます。
ですので、黒色の方の中には、特に、耳鳴りや難聴を訴えられる場合が多いようです。
また、痛みやすいところ、疲労が起きやすいところは、黒色は、骨になります。
また、上の表のように、内の相が驚(驚く)=恐れおののくなので、驚きが過ぎると腎、膀胱の氣を落とし
やすくなります。
また、さらに、季節は冬を表すのが黒色です。
相生関係より腎・膀胱の母は、一つ前の肺、大腸になります。ですので、腎・膀胱の氣がおちてくると、
一緒に肺・大腸の氣もおちてくることが多いのは、肺・大腸は、東洋医学では、腎・膀胱の母だからです。
よって、色は黒色の色なのに、肺・大腸の白色の状態のほうが、病の前面に出ている方も多くみうられる
ようになる氣がします。
また、相剋関係より、腎(水)は、心(火)を消す訳ですが、水に勢いがなければ、火を消すことが出来
ません。
まとめ、
冬は、腎の氣が、旺盛になる時期なのですが、旺盛になれない
場合が、多くみられます。腎の氣が、弱くなると、体内に水分が多くなります。水太りの人の多くは、
腎が弱くなっている方がおおくみられます。また、骨に出てきますので、足腰が弱くなり、耳も遠くなります。
また、人によっては、耳鳴り等を訴えるかもしれません。腎の氣は、恐れおののいたり、しおからいものを
摂りすぎたりすると、弱くなります。冬は、自然と腎の氣が、旺盛になるので、水分をたくさん、ふだんから
取れている方は、少し控えていただけたらと思います。
東洋医学の五行学説から、腎を選んだ場合、五味(五臓を養う味)は、しおからい味、五穀
(食べると良い穀物)は大豆、五果(食べると良い果物)は栗、五肉(食べると良い肉類)は豚肉
となります。したがって、冷えやすい人は、腎の氣を旺盛にするために、豚肉や栗、大豆などを
とるのが良いとされています。
しかし、ここで注意が必要です。ふだんから、しおからいものをよく食べたり、豚肉をよく食べたり
している方は、減らす方がベターです。つまり、何事も度合いが大切なのです。度が過ぎると、
よくないです。
どうぞ、黒色の色は、特に、冬の時期を暖かくお過ごしください。
参考文献 東洋医学全書
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