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本文へジャンプ   開設  2007/09/23 
鍼灸療法     

  鍼灸とは、体のツボに鍼や灸で刺激を与えて、その人の持っている「自然治癒能力」を
 高めて病氣の治療や予防をしていく経験医術です。
 中国に発祥し、6世紀頃、朝鮮半島を経由して日本に伝わりました「東洋医学の一分野」
 であり、江戸時代の末までは、我が国日本の医療の中心の柱に存在しました。
 我が国医学も明治の時代に入り、諸外国と同じ西洋医学を中心とするようになりました。
 近年、日本はもとよりアメリカ・ヨーロッパでも注目されいろいろな医療の現場で広く活用
 されてきています。

 
 当院では、平成4年開業当初より、使用する針は全て清潔・安全なセイリンのディスポー
 ザブル針(使い捨て針)を使用しております。
 また、鍼灸治療時に使用する針皿は、70枚のお皿がすべて、オートクレーブという専門
 の医用器機で高圧蒸氣滅菌されております。ですので、当院では感染症の心配なく安心
 して治療を受けて頂けると思います。

 また、当院で治療時に使用した後の針や脱脂綿等は、当院は感染性廃棄物処理業者
 の収集運搬専門業者と処分専門業者とそれぞれ契約しており、三重県の収集運搬専門
 業者の運搬により処分場に搬入された後、大阪の処分専門業者により溶鉱炉で焼却
 されます。
 


 
では、これから皆様からの質問に答える形でまいりたいと思います。


  
一番多い質問です。はりは痛いって聞きました。大丈夫でしょうか?

 一言で言います「大丈夫です。」痛みは、ほとんど感じません。「はり」と聞いて、普通一般
 の注射針や縫い針また、指先に刺さった「ばら」や「ゆず」などの植物の「とげ」や板など
 の「さかばり」などを想像されたのではないでしょうか?
 院内で使用するハリは髪の毛くらいの太さ(直径0.2mm前後)です。普通は痛みは、感じ
 ることは、ありません。
 しかし、時に針を刺す際に「ズーン」と押されているように感じることがあります。
 これは「はり」特有の「響き(ひびき)」で専門用語で「得氣」というものです。「痛み」では
 ありません。
 治療させていただく自分たち術者から言うと、経穴(つぼ)に当たった証拠みたいなもの
 です。なお患者さんの中には、この得氣(ひびき)も苦手という人もいると思います。治療
 の前に話していただければ、得氣寸前で止めて差し上げることが出来ます。
 自分は氣功師ですので、針に伝わる氣で、こちら側には「氣至る」ことがわかりますので、
 それが可能です。遠慮なくおっしゃって下さい。



  
お灸は熱くて、あと(痕)が残ると聞いたので心配なのですが…

 ハイ、確かにあと(痕)の残るお灸は、あります。お灸というのは、艾(もぐさ)を使用しま
 す。艾(もぐさ)は、何から作られているかお話ししますと、皆様ご存じの蓬(よもぎ)から
 作られております。蓬(よもぎ)の葉の裏にある産毛(うぶげ)みたいなものをご覧になった
 ことはありませんでしょうか?あの産毛(うぶげ)みたいなものから、何工程も経て
 艾(もぐさ)が、作られます。

 そのもぐさを全部燃やすお灸を全灸と言います。この方法だと確かに痕が残ります。
 また、もぐさを全部燃やさずに全体の7割燃えたところで、施療する術者が指先で消す
 方法を7分灸(しちぶきゅう)といいます。この方法だと、痕が、残ることはありません。
 当院のお灸は、ほとんど途中で消してしまう方法です。まず、全灸することはありません。
 ただ、お灸の経験者・お灸が好きな方は、申し出により全灸しますので、どうぞ、遠慮なく
 お話し下さい。
 


 はり・きゅうの一般的効果

 鎮痛効果(痛みを鎮める効果)、筋肉の硬結やコリ等の緩和、内臓諸機能の調整、
 体調の回復、自然治癒能力の向上



                                             

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                           更新日 : 07/09/23 03:13:00

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