役の翻数一覧

1翻役
門前自摸(メンゼンツモ)鳴くと成立しません。門前が条件。                     「 つもったー♪♪♪文句あるー」
            
                                                                                                                           
本来、門前清自摸と言います。中国麻雀では、鳴いた面子を、手牌の前に置きます。すると門の前が汚れる。鳴かなかったららかです。従って門前(清)メンゼンとは、ポン、チーして無いという意味。この役は、メンゼンで和り牌を自分でツモ和りしたときに、成立する役。一雀頭四面子の組み合わせは自由です。行為役。
役牌の刻子 鳴いても同じ1翻です。食い下がりしません。                 「ポン好き!中 命」
         
   (1)役牌とは3枚一組=刻子で、役になる牌。宇宙の周期を表現してる三元牌(白、發、中)。宇宙の方角を表す場風、自分の位置を示す門風の五つあります。場風と門風が重なると2翻です。ちょっと大事にしてみて。それ以外の字牌は役牌では有りません。客風(クーフォン、あるいはオタ風)と言います。
平和(ピンフ)鳴くと食い下がりにより成立しません。門前が条件。
           
   (1)門前。(2)役牌(三元牌、場風、門風)以外を頭にする。(3)4面子 全て順子。(4)両面待ち。以上4っつの条件を満たさなければ成立しません。平たくあがる、作る、和える。
断幺(タンヤオ) 喰い断幺有り、1翻後付け有り (有り有りルール) だと鳴いても成立します。
           
   (1)幺九牌(ヤオチュウ牌)を、断つと言う構成条件を満たして下さい。使用する牌全体で構成する全体役です。幺九牌(ヤオチュウ牌) 中国語で1のことを、日常会話でよく幺(ヤオ)と言います。九はチュウと発音します。つまりヤオチュウ牌とは、の牌ですが牌も含めてヤオチュウ牌といってます。断つ(中国語トゥワンと発音)。だからタンヤオ。
一盃口(イーペイコー)鳴くと食い下がりにより成立しません。門前が条件。
           
   (1)門前が条件。4面子の内、2面子で構成する部分役です。他の頭と2面子の構成には制約は有りません。お皿の口と言う意味。
立直(リーチ ) 「何でもリーチよ私!お父さんに教わったのー。裏どらマージャン。
   (1)門前で聴牌(テンパイ)していれば、捨て牌を横に向けて、「リーチ」と発声して、千点棒を供託し聴牌宣言します。それが役。行為役です。中国麻雀には有りません。日本生まれの役。語源は英語らしい。リーチ以後手牌は変えれません。
海底撈月(ハイティラオユエ)
   (1)門前が条件では有りません。どちらでも可。王牌14枚残して牌の摸(モー・つもる)打(ター・打つ)は、終了しますが、王牌の一枚前の最後の牌を海底牌(中国語発音・ハイティパイ)といいます。その牌でツモ和りしますと、海底撈月(ハイティラオユエ)。偶然に成立する役。撈月(ラオユエ=月をすくい上げるの意。昔は1筒=月に限ったそうです。)
河底抓魚(ホーティチュァイー)
   (1)門前が条件ではありません。牌を捨てる手牌の前の部分を河(ホー)と言います。王牌14枚残して、その最後打ち出される牌を河底牌(ホティーパイ)と言います。そのパイで。「ロン」しますと、河底抓魚(ホーテイ)と言う役。海底同様、偶然役です。河底抓魚(ホーティチュァイー=河底で魚をつかむの意)    
搶槓(チィァンガアン)
   他家(他の三人)が小明槓(ポンしてる刻子にさらに1枚加える)した牌で、「ロン」。この行為が役です。捨て牌では有りませんが、ロンできます。搶(チィァン=中国語で奪うの意。従って槓を奪うのが役です。ちなみに槓(ガン)は中国語で長いさおの事。かんすると長くなる。
嶺上開花(リンシャンカイホァ) 海底撈月、河底抓魚、搶槓、嶺上開花これらの役は、門前が条件じゃ無いから、流局間際に、役無し聴牌でもしておくと最後の1枚まで和るチャンスがあるのよー。知ってたー?。だけど振り聴してたらだめよー。
   槓をすると牌が1枚、足りなくなります。山の一番後ろから補充します。ドラ表示牌の後ろに有る、牌4枚を嶺上牌(リンシャンパイ)と言います。その補充した嶺上牌で自摸和りというケース。偶然の行為役。従って聴牌してから槓する方が良い。嶺の上で花が開くと言う役。昔は五筒に限ったそうです。五筒が花みたいでしょ。嶺上牌は4枚しかないから、槓は4回しかできません。
2翻役
三色同順子(サンショクドウジュン)(鳴いたら食い下がりにより1翻です。役は成立します。)
           
   三色(万子、筒子、索子)の同じ順子を作ると言う役。断幺、平和とよく複合します。順子役の華。
一気通貫(イッツウ)(鳴いたら食い下がりにより1翻です。役は成立します。)
              
   万子、筒子、索子の内、一種で123,456,789という三面子を作ります。中国では 一条の龍 と表現します。断幺にはなりません。平和にも成りにくい。
全帯幺九(チャンタ)(鳴いたら食い下がりにより1翻です。役は成立します。)
   
   一雀頭四面子全て 幺九牌を帯びる。という構成です。全帯幺九牌 (チュァンタイヤオチュウパイ 中国発音) だからチュァンタ。 
対対和(トイトイ)刻子役は鳴いても食い下がりしません。 ポン好きー。ポンしまくりー。

                
   四面子全て刻子にして下さい。何組ポンしても可。  中国語で 対(トゥイ)=同じの意味 4面子同じ牌=刻子にする。平和と対照的な役です。
混老頭対対(ホンロウトイトイ)
              
   1と9の牌を老頭牌といいます(年寄り頭と1,9は使いにくいと言う意味です)。老頭牌に字牌が混じると言う構成条件。従って刻子しか作れません。結果 対対和にもなってしまいます。だから和ると必ず4翻になる。混老頭(中国発音=フン ラオトウ) だからホンロウ。
       
   七対子のホンロウも有ります。
三暗刻(サンアンコウ) 対々と一緒によくできるわよー。
四暗刻にまでなることも・・・。

     
  自分で3枚引いて出来た刻子を暗刻(アンコー)と言います。それを3組。ちなみにポンして作った刻子は明刻(ミンコー)と言います。
三槓子(サンカンツ)
         
  とにかく3面子を槓。 暗槓 、小明槓 、大明槓なんでもOK。
七対子(チートイツ) ドラ入り七対子大好き。対子4組出来たら意識してやってみてー。
平和、一盃口 がよく七対子に変わるわよー。

     
 同じ牌2枚を対子形と言う。それを7組。大正時代アメリカ生まれの役だそうです。だから変則。ポーカーのセブンペァーズ?
小三元(ショウサンゲン)
               
 三元牌 白、發、中 の内 一種雀頭。刻子役ですので2翻ですが。必ず三元牌2種刻子で含まれるから計4翻になる役。
3翻役
混一(ホンイツ)鳴いたら食い下がりにより2翻です。 おばさんこの役得意よ。ポン、チー音頭。♪♪♪

          
 混一色(フンイース)。使用牌の種類が一色で字牌が混ざってると言う構成。だから(混)ホン(一)イツと言う。。 
純全帯(ジュンチャンタ)鳴いたら食い下がりにより2翻です。 使える牌が1、2、3、7、8、9に限定されるから良く三色同順にもなってしまうー。

           
 純粋に(字牌が混じらないと言う事)1雀頭4面子に幺九牌(1、9、字牌)を帯びると言う構成。純全帯幺九牌(チュンチュァンタイヤオチュウパイ)
二盃口(リャンペイコウ)鳴いたらいきなり成立しません。せめて1翻でもと思うのですが。
     
 一盃口 が二つだから二盃口。七対子では有りません。七対子に取ると順子役(この例だと平和と二盃口)が成立しません。
6翻役
清一(チンイツ鳴いたら食い下がりにより5翻です。 何待ちなの・・・?テンパイしてるの・・?
頭 パニクッチャウーー。キャー。

      
 清らかな一色。と言う構成。字牌が混じりません。従って使える牌は36枚だけ。役満を除けば最高得点です。
 点数計算に入る前に、どの役が何翻か覚えて下さい。そうしないと点数計算が出来ません。
 覚え方として、麻雀の役はほとんど1翻か2翻です。簡単に出来る役、技術ではなく偶然に出来る役は1翻です。1雀頭4面子の構成条件の制約が強くなると2翻。刻子役は全て2翻です。
 さらに制約が強くなると3翻、六翻となってなす。それぞれいくつずつ有るか数えてみて下さい。
順子役は鳴きますと(ポン、チー)ペナルティとして1翻下がります。。(食い下がりルール) しかし偶然役、刻子役は下がりません。