写真で綴るイギリスの旅 2008年
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7月4日 晴れ 今日は大移動日、
バーミンガム経由でオックスフォードへ行き、そのあと、バスでバーフォードから約3キロ離れた宿へ着く予定。

Dove Cottageの前からバスに乗り、Windermere Railway Stationへ。 
8時46分発の電車に乗り、Oxenholm駅で電車を乗り換えBirmingham North Stationへ。 
この電車は満杯で、座席を日本で予約しておいたからよかったが、たくさんの人が立っていた。 
私たちは重いスーツケースを座席の足の前に置き(スーツケースを置く場所が別にあるのだが、満杯。)
身動きが取れず、それでも、座席があったからよかったけれど、一歳ぐらいの赤ちゃん連れのお母さんが、
予約の座席と違う車両に乗ってしまって座ったようで、あとから来たその座席を予約していた人が、ためらいもなく潔く席を譲って、
切符の交換もしないで混んだ車両を泳ぐように移動していった。
さすがイギリスは紳士の国だと感心した。

          
   ライダルマウントの前にある Grasmereでの宿を出発        バスでWindermereの駅へ         経由地のオックスフォードの町を散策
             

Oxfordでは、宿へ行くSwan Busの乗り場が分からず探すのに苦労した。 工事のため、バス停が一時移動したとネットで調べたときに出ていたのだが、
かなり離れたところに移動していてわからず、ぐるぐる歩き回った。 大きなホテルに入って、バス停を訪ねたら、ていねいに教えてくれた。 
朝と夕の二本しかないバスだが、教えられた方向にかなり進むと、長い行列ができていて、 大型バスが、満席の状態だった。

宿は、チェルトナムにいく道路沿いにあり、宿の名前を言ってバス停で止まってくれるよう、乗るときに運転手に知らせておかねばならない。
そこでおりるのは、私たち日本からのおばさん二人。 運転手に、くれぐれも道路を渡る時は気をつけるように、なんども言われて、
スーツケースをおろしてもらう。 その時はご親切な運転手さん、と思っていたのだが、
さあ、バス停と反対側にある宿に、スーツケースを引いて、渡るのが命がけ。 
道路を走る車は、100キロ近いスピードで次々に通り過ぎていくが、見渡すところ横断歩道も信号もなく、しばらく立ちすくんでいた。
やっと車が切れたので、一、二、三と決死の覚悟で、道路を渡った。


   

宿は、古い建物を宿として、使っており、なかなか良い感じ。 長い移動の一日が終わらんとホッとする。
夜は、ダイニングのそばのバーが、地元の人で大いに賑わっている。
魚料理が自慢のようで、本日の魚料理は○○、○○と数種類のメニューが黒板に書かれてある。
オーナーは、大きなホテルの、東南アジア店で働いていた経験を持つと言っていた。
小食の日本のおばさんに合わせて、野菜中心の料理を注文しても快く応じてくれ、また、おいしかった。
日本人が泊まったのは初めてだということだった。 
私としては車で来る人には大変お勧めの宿だが、バスで、道路を横切って宿に来る人にはあまりお勧めできないかも。