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Kurorin's Promenade

クロリンの散歩道
2006年1月

日中、外は0度ほど
夜は、マイナス10度近くになります。
このあたりは、ころ柿の産地なので、
恵美子さんもご近所に教えてもらって、干し柿を作りました。
ゆず入りシャーペット柿は大好評。
でもマイナスの気温の中、凍りそうな柿を手でもむ作業は、とても大変でしたとさ

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暖かいストーブの火


先日散歩で森を歩いているとき、突然何か動物を
見つけクロリンとチャーが追っかけました。
二・三頭の群れのようでしたが、猛スピードで右へ
左へ逃げる動物をとにかく二匹は追いかけました。

恵美子さんは、最初遠いときは鹿の群れだと思った
らしいのですが、鹿より足が短く、クロリンより体が
大きく、足もクロリンより長く・・・  そしてその一匹が
逃げるのをやめて立ち止まったのです。 
ずんぐりサツマイモのような形。
恵美子さんは、そのときはっきりいのししだとわかり
ました.「クロ、チャー、逃げて〜!」と叫びました。
 
クロは、一瞬10メートルほど後ろへ下がり、チャーは
ほえ続けました。 約20メートル先に、体は甲斐犬の
ように黒っぽいぶち。 立ち止まって、攻撃しようかどう
しようか考えている風でした。 恵美子さんは、大きな木
の後ろに隠れようとどの木がいいかすばやく探し、いつも
森を散歩するとき手放さない丈夫な木の枝の杖を握り
締めました。 

しかし恵美子さんの声と、チャーの吼え声とで、再び彼
(彼女?)は逃げ出しました。 二匹は追いかけましたが、
その間に恵美子さんは、無事森を脱出。 程なく二匹は
無事に戻ってきました。 よかった怪我をしていなくて。

でも後ろを振り返り振り返りしながら、みんなで怖かった
体験を思い出しながら家路に着きました。
 
まだまだ森には野生の生き物がたくさんいます。
普段ほとんど人と会うことがありませんが、犬に追いかけ
られると姿を現すことがよくあります。
 
鹿はよく群れを森で見かけます。チャーとクロリンが 追い
かけます。鹿は二匹が猟犬でないのをわかっているように
適当に逃げている風です。
リスもよくみかけます。
狐にも会いました。でもいのししは、今回が初めて。

ごめんなさいね。静かな森の平和を乱してしまって。

いのししさん!クロリンとチャーと恵美子さんを森の
住人として認めてください。 以後よろしくお見知りおきを!
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