(notitle)
望んだもの
望まなかったもの
もう分からない
憎しみも哀れみも
喜びや愛ですら
今ではもう無表情なガラクタになって
私のあちこちに醜くぶら下がっている
あまりに多くのものがぶら下がっているので
私は私の元の姿がどんなだったか忘れてしまった
もう重たくて歩けない
サヨナラ
サヨナラ
そう叫んで
あおいあおい海原へこの身を叩きつけ
こなごなに砕いてしまいたい
けれど私もじきに固く冷たいガラクタになって
そんな夢も見なくなるのだろう