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文久3(1863)

開国開城22:薩英戦争
(文久3年7月)

<要約>

英国は前年の生麦事件の下手人引渡しと償金支払いを幕府と薩摩に求めていた。5月、幕府は、老中格小笠原長行の決断で償金を支払ったが、英国は、次に薩摩と直接交渉するため、6月27日に軍艦7隻を鹿児島湾に入港させた。交渉が行き詰まる中、7月2日、英国艦が薩摩藩船を拿捕したのがきっかけとなって薩摩藩が砲撃を開始し、戦端が開かれた。損傷を受けた英国艦隊は、4日に鹿児島湾を去った。その後の薩英間の交渉で、11月1日、薩摩藩は償金を支払ったが、英国からは軍艦の購入を果たした。

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A.薩英戦争
(文久3年7月)

幕府/
京都
将軍:家茂 将軍補翼:徳川慶勝(尾) 守護職:松平容保
老中:板倉勝静 首席老中:水野忠精 所司代:牧野忠恭
幕府/
江戸
将軍:家茂 後見職:一橋慶喜 首席老中:
水野忠精

朝廷 天皇:孝明孝明天皇 関白:鷹司輔熙 国事扶助:中川宮 参政・寄人:三条実美ら

じゅんびちゅう

◆文久3年7月2日−薩英戦争
◆文久3年11月1日− 薩摩藩、生麦賠償金七万両を支払う

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2001/10/10



<参考文献>

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