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(2)江戸の時間の数え方

<ポイント>

  • 日の出と日没の時間を基準に一日を12刻に分けた不定時法である。
  • 日の出から日没を六等分するのが昼の一刻、日没から日の出を六等分するのが夜の一刻。
  • 春・秋分の日はちょうど一刻が2時間となる(表)。これに比べ、夏は昼の一刻が長く、夜の一刻が短い(短夜という)。冬は昼の一刻が短く、夜の一刻が長くなる。


現代時間−江戸時間対照表(春・秋分の日)

午前 午後
0時−夜九ツ(子ノ刻)
1時−九ツ半
2時−夜八ツ(丑ノ刻)
3時−八ツ半
4時−暁七ツ(寅ノ刻)
5時−七ツ半
6時−明け六ツ(卯ノ刻)*日の出の30分前
7時−六ツ半
8時−朝五ツ(辰ノ刻)
9時−五ツ半
10時−昼四ツ(巳ノ刻)
11時−四ツ半
12時−昼九ツ(午ノ刻)
13時−九ツ半
14時−昼八ツ(未ノ刻)
15時−八ツ半
16時−夕七ツ(申ノ刻)
17時−七ツ半
18時−暮れ六ツ(酉ノ刻)*日没の30分前
19時−六ツ半
20時−宵五ツ(戌ノ刻)
21時−五ツ半
22時−夜四ツ(亥ノ刻)
23時−四ツ半

参考:『大江戸ものしり図鑑』より作成


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