江戸時代は金、銀、銭の3種類の通貨がありました。それぞれ独立していて、今でいえば、「円」と「ドル」と「ユーロ」の3種類の通貨が1つの国で流通しているようなものでした。金は、主として江戸における高額貨幣、銀は主として大坂における高額貨幣、銭は小額貨幣として流通していました。また、武士階級のサラリーは金で支払われていました。 三貨の単位
|
江戸時代には3種類の通貨が流通していたので、必要に応じて、両替をしていました。江戸後期の公的交換率は金1両=銀60匁=銭6貫(6,000文)で固定していたそうですが、実際は相場は変動しており、金に対する銀・銭の価値は下がっていました。 幕末の銀・銭相場
|
参考:『大江戸ものしり図鑑』、『会津藩の崩壊』
2003/1/6作成 (2007/12/17修正)
お願い:このコーナーは、HP「なるほど!幕末」を読む際に知っておくと便利な豆知識を管理人が自分なりにまとめたものです。「なるほど!」は趣味のHPであり、学問的価値はありませんのでご注意ください。明らかな誤りはご指摘いただければ幸いです。なお、記載事項以外の情報をお求めの場合は、専門のHPをお探しくださいm(..)m。 |