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伊東甲子太郎の事件簿

伊東の詳細な年表(VS幕末の動き)と主要事項の解説です。

天保6(1835)
〜文久3(1863)
・ 常陸志筑藩郷目付け鈴木専右衛門長男として誕生
・ 父・専右衛門脱藩と一家の志筑追放
・ 水戸へ遊学・金子健四郎に剣術を学ぶ
・ 父の死
・深川伊東道場入門・塾頭に
・ 師・伊東の死により、養子となり道場を継ぐ
・ のちの同志と知り合う
元治元(1864)
数え30歳
・筑波挙兵の水戸天狗党の助勢を断念
・藤堂平助の勧誘で国事のための上京決意
・新選組入隊「希望者」として同志と江戸出立
・入京。その後、副長山南敬助と意気投合という
元治2/慶応元
(1865)
数え31歳
・山南敬助の切腹、弔歌を詠む/2月
・土方歳三・斎藤一と東下
・土方・斎藤・藤堂、及び新入隊士と帰京/5月
・捕縛志士放免に口利き
・潜伏浪士捕縛に大和出張
・新選組参謀・筆頭文学師範に/夏
・長州訊問使随行・芸州出張
慶応2(1866)
数え32歳
・ 芸州探索/1月〜3月
・ 弟三樹と東下/ 6月頃
・ 水口尊王派の城多菫に見廻組が逮捕しようとしていると忠告/7月頃
・ 三条制札事件の後始末/ 9月19日(10月27日)
・ 国事をめぐって近藤と議論?/ 9月26日(11月3日)
慶応3(1867)
数え33歳
(1)1〜5月
・ 命を張った遊び・島原流連?/ 1月1〜4日
・ 新選組分離について九州遊説/ 1月〜3月
・徳川慶喜の北方領土政策に反対する書簡を「北山御殿」に?/2月26日
・ 御陵衛士の分離/ 3月20日(4月24日)
慶応3(1867)
(2)6〜10月


・ 同志の会津藩邸における横死/ 6月14日(7月15日)
・ 御陵衛士、屯所の月真院移転/ 6月後半(7月後半)
・長州寛典を促す建白書提出/8月8日(9月5日)
・国事のために太宰府出張/ 8月8日〜?
・尾張出張/ 9月
・侠客水野弥太郎と同盟/ 時期不明
・一和同心・大開国・大強国の建白書提出/10月中旬以降?
慶応3(1867)
(3)11月
・間者?斎藤の反復/ 11月10日(12月5日)
・坂本竜馬訪問/ 11月15日?
・ 建白書を提出/ 11月17日(12月12日)
・七条油小路に横死/ 11月18日(12月13日)夜
・油小路の闘い/ 11月19日(12月14日)未明
・数日間遺骸を放置される/ 11月19日〜

<注釈>

●ひとつの事件に対して、できるだけ多くの史料を集めて載せてみました。史料は断片的だし、鵜呑みにするのは危険で、記録を残した人の立場・背景・成立時期なども考慮に入れなくてはならないのですが、それでも、複数の史料を比べたり、組合わせたりすれば見えてくることもあるのではないかと思っています(初心者ですので、他に史料があれば教えていただけるとありがたいです)。

●史料の紹介部分と解説部分を分けました。解釈の分かれる事件については、HP作成者の私見を押し付けたくなかったので、諸説の紹介を中心にし、管理人の解釈は最小限にしています(つもりです(^^;)。

●参考史資料は同時代史料後年の回想録・記録・史談伝記・口伝、実話に取材した読物の4種類に分けて色分けしました。同項目に関して複数の史資料がある場合は、できるだけ成立年代順に並べました。永倉新八の『新撰組顛末記』は回想談をもとにした新聞連載で、記者の手が入っているため回想録・記録・史談ではなく、実話に取材した読物にいれています。

●事件簿作成にあたっては、なるべく元の史料(読み下し文)全文にあたることを目指したのですが、手持ちの資料本に記載されている引用箇所をそのまま利用した場合もあります(その旨明記しています)。また、著作権に配慮して、史資料の原典を明確にした上で、まるごとの引用は避け、パラフレーズ/要約を主体にしています。時代や関係者の息遣いがひしひし伝わってくる元の史料をお読みになることを是非おすすめいたします。(参考資史料の所収先、成立年、著者などはこちら

●明らかな誤りがあった場合はお知らせいただけるとありがたいです。

●事件簿は、自分用に整理したものをHPを訪ねてくださる方にお役に立てていただこうとUPしており、営利目的に作成したものではありませんが、著作権上、HPで公開することに問題がある場合はお知らせいただければありがたいです。

<主な参考文献>
『史談会速記録』・『回天実記』・『幕末京都の政局と朝廷』
『高台寺党の人びと』・『共同研究新選組』・『幕末史研究』・『新選組覚書』
『新選組史料集コンパクト版』・『新選組日誌上』(新人物往来社)収録・引用史料

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