2000/10/11
マダガスカルの国立動物園にJICA専門家として派遣されている
アイアイ研究者の島先生のご好意で、夜行性のアイアイの観察に
夕方から動物舎の中ににいれてもらうことができました。
アイアイは昼間には見られないので、この目で見たのは初めて!
猿にはみえないです!!顔はこうもりみたいでしっぽは
むささびみたいで、おおきさはたぬきくらいでした。
アイアイの歌のとおりなんですヨ。南の島=マダガスカル、
そして、はっぱのおうちに住んでいて、猿にみえない・・・。
夜行性で不気味な顔なので、「悪魔の使い」として殺されたり、
すみかの森がなくなったりして絶滅寸前。数百匹しかいないそうです。
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中指が異常に長くて歩くときなどには、もちあげて使わない。
モノを食べるとき専用。中指をときにはキリ、ときにはお箸のように上手に使う。
この写真はエサの卵に穴をあけて中の黄身をすくいだして、
指をなめて食べてるところ。右目(向かって左)の左横にみえる
棒みたいなのが中指。すごい速度で出し入れしていた。
野生では、木の中にいる虫をすくい出して食べるんだとか。
動物園ではなるべく自然に近いようわざわざ竹の中に虫をいれたものも
エサにしている。右目の前にぼやけてみえてるのが右前足の中指です〜。
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今日の竹はちょっと固いので苦労している様子・・・
アイアイは、来年?にも上野動物園に輸出されるそうです!
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