キンボイ郡のある村の集会所。いつものようにお茶が出されて、和やかに調査開始。
村の通信手段はドラらしい。鳴らすまねをしてくれるお茶目なお役人。
聞き取り調査の後、とある住民の方に食事に招かれた。
すかさず、お願いして台所チェック!
さあ、食事だ!初めての外国からの賓客(わたしね^^)のために、豚をつぶしてくれたらしい。といっても肉は換金用で食事に出てきたのは内臓・・・!!肝臓やら胃やら腸やら心臓やら・・・(あう・・・)。それを塩と赤唐辛子とライム汁を混ぜたものにつけて食べる。横にみえるのは葉っぱのサラダ。汁ものは、バナナの幹のスライスを豚の血スープで煮込んだもの。実はこんな仕事をしているけど、わたしは、内臓系は弱い・・・ハツとかなんだか日本食でもNG。しかし、日本人はわたし一人、ゲストだし、食べないわけにはいかない。お腹もすいてきた。あとは・・・ご想像にお任せします(T_T)。
ベトナムの農村調査で必ずでくわすのが、酒盛り。小さなグラスやコップにいれて、ひたすら乾杯(一気)しまくる。たいがいがどぶろくだが、今回はわたしのためにわざわざ酒を買ってきてくれたようだ。もはや「女だしぃ」とか「お酒弱いんですよう」とか「午後からも仕事あるんですぅ(山歩きもね)」は通用しない世界なのだ〜。村の人は酔いがまわると拍子をとって陽気に歌って盛り上がる。わたしをみつめながら恋の歌を歌ってくれたらしい。もちろん、その次には「歌って」「歌ってぇ」のリクエスト。
そう、この業界、飲んで歌って踊れないとダメなのですっ!
(左)食後の一服。回し喫みする。
(右)孫を写してほしいというおばあちゃん。