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市居浩一氏特集

幻の名著『高台寺党の人びと』の著者、市居浩一氏は大正10年(1921年)生まれ。文字通り、御陵衛士研究の草分けの方です。(市居氏が衛士に出あったきっかけは、戦前のこと。村山知義著「新選組」を読まれて、新選組にも勤王派がいて、しかも文武両道だったと知り、面白い!と興味をもたれたことだそうです)。1977年に数十年にわたる研究の結果を自費出版された『高台寺党の人びと』は1,000部限定のため、現在では入手が非常に困難になっていますが、2004年、加筆修正版の『新選組・高台寺党』が新人物往来社から出ましたので、こちらは手にされた方も多いのではと思います(市居氏に尋ねたところ、加筆修正版のタイトルに「新選組」がついたのは出版社の意向だそうです。市居氏は私とお話するときは「御陵衛士」とおっしゃっていました)。

市居氏の衛士関係の著作の中には、収録された本が絶版・品切れになっていて、現在入手が困難なものがいくつかあります。できるだけ多くの方に読んでいただきたいのに、このままでは埋もれてしまう・・・と思い、市居氏にサイトに掲載させていただくことをお願いしたところ、快く許可してくださいました。それらや、市居氏から直接うかがったお話などを、少しずつUPしていこうと思います。もちろん、著作権は市居氏に属しますので、著作物作成にご利用の際は、このサイトに収録された市居氏の著作であることを明確にしてくださいね。

追記:市居氏は、2008年12月に永眠されました。心よりご冥福をお祈りいたします。

1 「見ぬ世の友―序にかえて
(『高台寺党の人びと』より)
2007.5.24
『高台寺党の人びと』の第一部第一章です。探しに探した同書をようやくみつけ、震える手でページをめくってこの章に目を通したとき、熱いものが次第にこみあげてきたのを今でも覚えています。
2 「渕上郁太郎暗殺始末」

ページその1/2/3/4/5
/6

2004.10.16最終
現在絶版となっている『共同研究新選組』(昭和48年)が初出。新井忠雄・伊東甲子太郎が犯人に擬されることもある渕上暗殺を、史資料をもとに検証されています。戦中に外地で偶然お会いした渕上家のご子孫から聞かれた貴重なお話も記されています(新井・伊東犯人説は一蹴されています)。


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なお、やおい(エロ)作品への悪用は絶対にしないでくださいm(__)m。

衛士関連での前例が何件かあり、まいっていますのでヨロシクお願いします。

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