1月の「今日の幕末」 幕末日誌文久3 開国開城 HP内検索 HPトップ

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文久3年12月11日(1864年1月19日)
【京】嘆願(18)勧修寺家雑掌・京都所司代公用人、
伏見の長州藩家老から奉勅始末・取調書を受け取る。569

■長州家老井原主計の入京嘆願
【伏見】文久3年12月11日、朝廷は、歓修寺家の雑掌と所司代の公用人2名を伏見に遣わし、入京嘆願の長州藩家老井原主計と面会させました。井原は書面(奉勅始末と取調書)を朝使に渡しました

井原の従士の中には、入京せずに伏見で文書を渡すのは主命に背くとの異議もありましたが、ひとまず書面を提出し、藩主父子から言い含められた廉については、入京の上で言上することにしたそうです。

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所司代の公用人が朝使に同行したのは、12月1日の後見職邸諸侯会議で、朝廷の取次ぎは京都所司代の臣下を副使とすると決めたのを受けたものです(こちら)

関連■テーマ別文久3年「長州進発&家老の上京・嘆願」 ■長州藩日誌文久3
参考:『続再夢紀事』二、『徳川慶喜公伝』2(2002/1/19)

■横浜鎖港談判使
【江】文久3年12月11日、幕府は鎖港談判使節の池田長発・河津祐邦・河田熙の問い合わせに対し、横浜港永久閉鎖を方針として談判するよう命じました

関連■テーマ別文久3年「横浜鎖港交渉」参考:『維新史料綱要』

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