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■公武合体派京都会議策 【江】文久2年12月10日、前土佐藩主山内容堂が越前藩邸を訪ね、京都で国是を決める件について相談しました。 同日、越前藩用人中根靱負が尾張藩田宮弥太郎を連れて横井小楠を訪問し、三人で国事の議論に及んだそうです。このとき、小楠が、来春京都で国是を定めるという計画を話したところ、田宮は感服し、「親藩に在ては殊に同心尽力衰運を挽回」しようと延べ、深夜に退邸したそうです。 参考:『続再夢紀事』一(2004.1.29) 関連:■開国開城「幕府の公武合体派連合(幕薩連合)策」■テーマ別「国是決定:攘夷奉勅VS開国上奏」 「将軍上洛準備:京都武力制圧VS幕薩連合の公武合体派会議」「横井小楠」 ■勝海舟 文久2年12月10日、軍艦奉行並勝海舟に海路上坂し、大坂湾・近海の警衛武備を収めるようにとの内命がありました。 参考:『勝海舟全集1幕末日記』(2004.1.29) |
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