元治2年1月4日(1865年1月30日）
【京】中川宮・一橋慶喜、征長総督徳川慶勝の帰京を「残念」だと述べあう
【芸州】征長総督徳川慶勝、広島出立/幕府の上使、入れ違いで広島着
| ◆1/2【下関】長州藩士高杉晋作遊撃隊を率いて、下関新地の会所を占拠。
☆京都のお天気：宿雨新晴陽景朗雲南行 （嵯峨実愛日記） ＞第一次幕長戦 ■征長総督・諸藩の撤兵   【京】元治2年1月4日(1.30)、中川宮と年賀に訪れた禁裏守衛総督一橋慶喜は、征長総督徳川慶勝の帰京を「残念ノ事共互ニ申居」たそうです。参考：『朝彦親王日記』一p93（2019/1/3)  【芸州】元治2年1月4日(1.30)朝、征長総督徳川慶勝は、長州処分に係る幕府の決定を待たぬまま、広島を出立し、京都に向かいました。（おさらい） 慶勝は、これに先立ち、幕府に撤兵の次第を上申させるるため、大目付永井尚志・目付戸川鉾三郎に、藩士千賀与八郎・同長谷川総蔵を副えて江戸に遣していました。また、使者は慶勝の長州処分の意見書（藩主父子の隠居・剃髪・永慎、親族のの家督相続、領地10万石削減、等）も携えていました（こちら）。  【芸州】元治元年1月4日(1.30)、征長総督徳川慶勝への幕府の上使が、軍艦で海路、芸州に到着しましたが、慶勝は既に現地を発った後でした。＜ヒロ＞ 不穏な予感・・・。 参考：維新史四p200(2018/12/23） 関連：■「開国-開城」第一次幕長戦争と水戸浪士（天狗）西上■「テーマ別」第一次幕長戦(元治1) 第一次幕長戦（慶応１） |