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文久2年9月18日(1862.11.9)
【京】薩長土藩主、朝廷に対して、幕府へ攘夷の勅諚をとの建白。

■攘夷別勅使の東下
【京】文久2年9月18日、薩摩・長州・土佐の藩主は、朝廷に、連署して、江戸に勅使を派遣し、幕府に攘夷の勅諚を下すようにとの建白書を提出しました。

<ヒロ>
薩長土の激派による16日の決議(こちら)を受けた建白です。薩摩藩主も署名していますが、これは、公武合体を進め、破約攘夷は無謀・幕府の武備充実が先と主張する国父島津久光の意見(こちら)とは明らかに反するものとなります。藤井良節・本田弥右衛門ら激派が在京の要路に迫り、藩主の署名を得たのだそうです。

参考:『徳川慶喜公伝』2(2003.11.9)
関連: 関連■開国開城「第2の勅使三条実美東下と攘夷奉勅&親兵問題」 ■テーマ別「第2の勅使(攘夷督促&親兵設置)東下 ■長州藩日誌文久2 

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