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文久2年9月19日(1862.11.10)
【江】攘夷奉勅問題:春嶽、幕議で必戦覚悟の破約攘夷を主張

■攘夷奉勅問題
【江】文久2年9月19日、登城した政事総裁職松平春嶽は、9月16日の藩内での議論を受けて、必戦覚悟の破約攘夷(→自主開国)を主張しましたが、老中が異議を唱えたため、決議は持ち越しとなりました。

幕府は、9月16日、は将軍家茂に先発して上洛する後見職一橋慶喜に開国を上奏させる方針でまとまっていました(こちら)。この日、春嶽が必戦覚悟の破約攘夷論を述べたところ、慶喜は、<条約破棄(による自主開国?)はこれまで考えたことがなかったが、熟考する価値がある>と述べました(必ずしも同意していない点に注意)。しかし、老中が異議を唱えたため、決議は翌日に持ち越されました

春嶽の主張した必戦覚悟の破約攘夷論は(こちら)

関連:■テーマ別文久2「国是決定破約攘夷奉勅VS開国上奏」 ■越前藩日誌文久2
参考>『続再夢紀事』一、『徳川慶喜公伝』(2003.11.10)


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