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文久2年10月9日(1862.11.30)
【江】慶喜、老中への大政奉還覚悟入説を躊躇
【江】薩摩藩士高崎猪太郎、前土佐藩主山内容堂に意見書

■攘夷奉勅VS開国上奏
【江】文久2年10月9日、政事総裁職松平春嶽から主張された大政奉還覚悟の開国上奏(こちら)について、後見職の一橋慶喜は、躊躇を示しました。

慶喜は熟考の結果、<(大政奉還覚悟を)老中に言い聞かせればきっと同意だと言うだろうが、後になって実際に決行するかどうかは測りがたい(=開国が拒否された場合大政奉還をするかどうか不明である)。ゆえに、明言はせず、事態に窮して彼(老中)から申し出るのを待つことにしよう>と述べ、御用部屋で評議するにはいたらなかったそうです。

参考:『続再夢紀事』一(2003.11.30)
関連■テーマ別:「国是決定:破約攘夷奉勅VS開国上奏」 ■開国開城「第2の勅使三条実美東下と攘夷奉勅&親兵問題■越前藩日誌文久2

【江】文久2年10月9日、薩摩藩士高崎猪太郎が前土佐藩主山内容堂に意見書を差し出しました

出張前で時間ありません^^;。いずれ折をみて・・・。


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