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文久2年10月17日(1862.12.8)
 【江】水戸藩、薩摩藩邸上書提出27士の藩地送還決定。
極刑を恐れた慶喜、中止を勧告。
【江】講武所剣術教授方松平主税介・浪士懐柔策を建策。

■水戸藩
【江】文久2年10月17日、水戸藩は薩摩藩邸上書提出27士(林忠左衛門・吉成恒次郎ら)の藩地送還決定しました。極刑を恐れた一橋慶喜(前水戸藩主徳川斉昭七男)は、中止を勧告しました。

参考:『徳川慶喜公伝』2(2003.12.2)
関連:■「幕末水戸藩かけあし事件簿」

■浪士組
江】文久2年10月17日、講武所剣術教授方松平主税介が浪士懐柔策を建策しました。山岡鉄舟の入説だといいます。

なお、十月中旬に清河八郎は水戸に入っており、水戸藩士尊攘激派住谷寅之介・下野隼次郎・山口徳之進・宮本辰之助と再会。水戸滞在中、住谷七之允・金子勇次郎野口正安・本間栄七郎らにも会っています。

参考:『清河八郎遺著』、『徳川慶喜公伝』2(2003.12.2)


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