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文久3年1月24日(1863年3月13日)
【京】池内大学「天誅」事件2

【京】文久3年1月24日、同月22日に殺害・梟首された池内大学の両耳が片方ずつ、議奏の正親町三条実愛(おおぎまちさんじょう・さねなる)と中山忠能(なかやま・ただやす)の屋敷に投げ込まれました

耳には<安政の頃から、千種有文・岩倉具視(尊攘激派に目の敵にされていた公武合体派公卿)に同意し、京都所司代の酒井を助け、賄賂をむさぼるようなど罪があるので、三日のうちに議奏を辞職しなければこの耳のようにする>という内容の脅迫書が添えられていました。

両者はこれを朝廷に言上し、驚いた朝廷は3日後の1月27日にその職を解き・隠居処分にしました。

関連:■今日:文久3年1月22日−池内大学天誅事件1■開国開城:「「天誅」と幕府/守護職の浪士対策」 ■テーマ別「天誅と公武合体派排斥2
<参考>『徳川慶喜公伝』2・『昔夢会筆記』(2001/3/13)


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