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文久3年4月27日(1863.6.13)
長州藩桂小五郎・対馬藩大島友之允、勝海舟を訪問





文久3年4月27日、長州藩士桂小五郎・対馬藩士大島友之允が幕府の軍艦奉行並勝海舟を訪問しました。

彼らは朝鮮について話し合ったそうです。勝の策は「当今亜細亜州中、欧羅巴人に抵抗する者なし、これ皆規模狭小、彼が遠大の策に及ばざるが故なり。今我が邦より船艦を出だし、弘く亜細亜各国の主に説き、横縦連合、共に海軍を盛大し、有無を通じ、学術を研究せずんば、彼が蹂躙を遁がるべからず。先最初、隣国朝鮮よりこれを説き、後支那に及ばんとす」(「幕末日記」)というもので、桂・大島はこれに悉く同意したとか。

参考:『勝海舟全集』1(2004.6.15)
文久3年4月27、長州藩士久坂玄瑞ら約30名が下関に到着し、竹崎長泉寺に宿しました。

手配は下関の商人白石正一郎が行いました。

参考:「白石正一郎日記」『維新日乗算輯』一(2004.6.15)
関連:■開国開城:「賀茂・石清水行幸と長州藩の攘夷戦争」■テーマ別文久3年:「長州藩の攘夷戦争」■長州藩日誌文久3年

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