7月の「今日」  幕末日誌文久3 テーマ別文久3  HP内検索  HPトップ

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文久3年6月11日(1863年7月26日)
【京】幕府、淀藩主稲葉正邦を京都所司代に任命。/
【京】薩摩藩士、九門内(築地)の往来を許される

■所司代人事
文久3年6月11日、幕府は長岡藩主牧野忠恭に代わって、淀藩主稲葉正那を新所司代に任命しました。

<ヒロ>
河合継之助本で、長岡藩は所司代辞職を運動していたと読んだ記憶があるのですが、なぜか、今、手元に見当たりません・・・m(..)m。

参考:『徳川慶喜公伝』2、『維新史料綱要』四(2004.7.26)
関連:■テーマ別文久2:「所司代人事

■御所九門・六門警備
【京】文久3年6月11日、薩摩藩士は、5月26日(こちら)以来、15日ぶりに御所九門内(築地)の往来を許されました。ただし、乾門警備は免除されたままでした。

<ヒロ>
家近良樹氏によれば、薩摩藩士の九門内の往来が再び許されたことで、「かえって同藩に対する尊攘派の憎しみがよりかき立てられることになった」(『幕末政治と倒幕運動』)ようです。

参考:『徳川慶喜公伝』2・『幕末政治と倒幕運動』(2004.7.26)
関連:■テーマ別文久3:「御所宮門警備」「朔平門外の変(姉小路公知暗殺)

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