9月の「今日」 幕末日誌文久3 テーマ別文久3 事件:開国-開城 HP内検索 HPトップへ

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文久3年7月28日(1863.9.10):
【京】反・春嶽上京:高台寺放火を幕府側の仕業とし、西本願寺放火を示唆する貼紙
【京】馬揃:雨天のため、30日に延引。
【江】開国派酒井飛騨守(若年寄)・浅野伊賀守(大目付兼神奈川奉行)解職

■反・春嶽上京
【京】文久3年7月28日、高台寺の放火を幕府側の仕業とする一方で、越前藩が本陣とする西本願寺の焼き討ちを示唆する貼紙が祇園社扉に張り出されました

昨夜高台寺放火の一條(こちら)は、「朝敵春嶽を悪」んでした「至当之事」だが、(越前藩が)屋敷並びに本陣を借受ている西本願寺を差し置き、「手下共安キ小寺院」を焼き捨てたというのは、全く幕府に通じる者による「我々一流正義之士」に臆病者の名をとらせよういうもくろみに相違あるまい。不埒の至りであり、吟味に及ぶものである。
出所:『東西紀聞』一p772より作成・()内管理人(2004.9.26)
■天覧馬揃え
【京】文久3年7月28日、雨天のため、会津藩の天覧馬揃え(小規模軍事調練)は30日に延期となりました

参考:『七年史』一(2001.9.6)

■攘夷親征
【京】文久3年7月28日、真木和泉が右大臣二条斉敬訪問し、「一議」を言上しました。

参考:「文久癸亥日記」『真木和泉守遺文』p603

■横浜鎖港交渉
【江】文久3年7月28日、開国派酒井忠ます(若年寄)・浅野氏祐(大目付兼神奈川奉行)が解職されました。


参考:『徳川慶喜公伝』2、『維新史料綱要』四p511(2004.9.26)

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