慶喜の略年譜はこちら
(1) | 天保年間 準備中 |
天保8-水戸藩主徳川斉昭の七男として江戸藩邸で誕生。母は登見宮吉子(1歳) 天保9-水戸へ。以後、水戸で養育される。(2歳) |
(2) | 弘化・嘉永 (1844〜1853) ・準備中 |
弘化4-一橋家相続。将軍家慶の一字をとって「慶喜」を名乗る(11歳) |
(3) | 安政年間 (1854〜59) 準備中 |
安政5-将軍家定の後継に紀州藩主徳川慶福(=家茂)が指名され、一橋慶喜擁立派敗北。大老井伊直弼、勅許を得ずに日米修好通商条約に調印。
(★)・無断調印に抗議して父斉昭ら一橋派諸侯と不時登城。登城停止処分を受ける。・戊午の密勅降下。安政の大獄が始まる。(22歳) 安政6-隠居謹慎を命ぜられる。(★)(23歳) |
(4) |
万延1-文久1 (1861-62) |
万延1-桜田門外の変(★) 斉昭死去 (24歳) 文久1-謹慎が解かれる(面会文通は通禁止) (25歳) |
(5) | 文久2(1862) ・詳細。 |
4月−面会文通許される。 (26歳) 7月−一橋家再相続・後見職就任。 文久2年の幕政改革を行う。(★) 12月−江戸を出発し、上洛。 |
(6) | 文久3(1863) ・詳細 |
1月−初参内。孝明天皇に会う。(★) (27歳) 3月−将軍上洛。大政委任の勅書獲得周旋。(★) 4月−破約攘夷のため、京都を出て江戸に帰る。(★) 8月−会薩・中川宮連合による8.18の政変 10月−朝命により、江戸を出発し、再上洛。 12月−朝廷参与に任ぜられる。(★) |
(7) | 元治1 (1864) (準備中) |
3月−慶喜、参与辞任。後見職を罷、禁裏守衛総督に任ぜられる。 (28歳) 7月−禁門の変。慶喜、御所警備を指揮。 12月−慶喜、天狗党追討軍を指揮し、近江へ出陣。 |
(8) | 慶応1 (1865) |
10月−条約勅許獲得に尽力。 (29歳) |
(9) | 慶応2 (1866) |
1月−薩長同盟 (30歳) 6月ー第二次幕長戦争開始 7月−将軍家茂死去 8月−慶喜、禁裏守衛総督辞任・徳川宗家相続 12月−慶喜、第十五代将軍就任。孝明天皇死去。 |
(10) | 慶応3 (1867) |
5月−慶喜、兵庫開港勅許獲得 (31歳) 10月−慶喜、大政奉還。将軍職辞表提出(保留)。 12月−王政復古。慶喜、二条城退去・下坂。 |
(11) | 慶応4/明治1 (1868) |
1月−鳥羽伏見の戦。慶喜、大坂城脱出、海路江戸へ。慶喜追討令。 (32歳) 2月−慶喜、上野寛永寺に蟄居謹慎。 4月−慶喜、江戸退去・水戸へ。江戸開城。 7月−慶喜、水戸退去・駿府の宝台院で謹慎。 |
(12) | 明治ー大正 |
明治2-慶喜の謹慎が解かれるが駿府に留まる(33歳) 明治13-正二位に。(44歳) 明治30-東京へ移住(61歳) 明治31-維新後、初参内(62歳) 明治32-公爵に(63歳) 大正2−死去(77歳) |