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■第一次幕長戦(征長軍の撤兵と長州藩主父子・五卿江戸送致問題) ■将軍進発 (有力諸侯召集問題 容保の東下運動 本庄・阿部老中の率兵上京上坂決定 ■天狗党処分と幕府への批判 ■参勤交代復旧問題 ■条約勅許・兵庫開港問題 ■一会桑と幕府の関係 ■老中@慶応1
関連■幕末日誌慶応1 ■守護職日誌慶応1 ■越前藩日誌慶応1 ■長州藩日誌慶応1 ■薩摩藩日誌慶応1 ■徳川慶喜日誌慶応1
■水戸藩
◎将軍上坂延期運動
◆3/8(【江】老中阿部正外帰府。登営し、京情を陳じて将軍上洛を説く ◆3/9【江】幕府、容保に、速な将軍上坂の実行困難を報ず ◆3/13【京】容保、幕府に書を復し、将軍上洛を説く ◆3/17(【江】幕府、朝命に依り、近く大将軍の上坂するを令し、京都守護職松平容保に命じ、発程の緩期に斡旋せしむ。◆3/22【京】関白二条斉敬、武家伝奏野宮・飛鳥井に命じ、老中阿部正外に大将軍上洛の事を督促させ、帰府後の事情を報告させる ◆3/26【江】幕府、守護職松平容保に命じ、日光東照宮勅会の終了までの大将軍の上洛を猶予し、まず大老酒井忠績「雅楽頭・姫路藩主」・老中諏訪忠誠「因幡守・高島藩主」を上京させる ◆3/29【江】-老中、会藩への疑問氷解/幕府、毛利敬親父子の江戸召致を拒否すれば将軍が直ぐに進発するので、予め準備をするよう命じる/大老酒井忠績、会津藩士井深宅右衛門を招き、同藩主松平容保による将軍上洛の猶予奏請を命じる。
◆4/6【京】井深宅右衛門、上京し、使命を容保を伝える。◆4/8【京】」容保、宅右衛門を江戸に遣し、大将軍の進発を促さしむ ◆4/10【京】将軍徳川家茂に、日光東照宮勅会の終了後、速な上洛を命じる
元治1年9月1日、参勤交代復旧こちらから続く
◆1/25【江】幕府、諸藩に参勤交代の厳守を命じる ◆2/9【京】久光の使者小松帯刀・大久保一蔵、中川宮に謁し、参勤交代停止の朝命を請う。金100両等献上 ◆2/11【京】大久保利通(一蔵)、近衛前関白父子に参勤交代停止の朝命を内願。
◆2/1幕府、米国弁理公使プリュインに、兵庫先期開港の意思なしを回答 ◆3/10(【江】幕府、英・仏・米・蘭各国使臣に牒し、下関取極書による瀬戸内海の開港困難なる国情を述べ、償金の支払いを告げる
関連:■志士詩歌「天狗争乱」 ■「開国-開城」第一次幕長戦争と水戸浪士(天狗)西上
おすすめサイト:「水戸学・水戸幕末争乱(天狗党の乱)」
元治1水戸藩/天狗諸生争乱から続く
◆1/18【京】常野浪士追討軍総括・若年寄田沼意尊、天狗党受取のため上京。 ◆1/19【京】禁裏守衛総督一橋慶喜、幕府に天狗党を引き渡しを奏上 ◆1/28【敦賀】幕府、加賀藩による武田耕雲斎等の警護を解き、越前・彦根・小浜三藩に警護を命じる
◆1/30【敦賀】加賀藩、田沼に天狗党引渡し ◆2/2【敦賀】春嶽、幕府大目付に、武田耕雲斎らの情状酌量・公明正大な処置を申し入れる ◆2/4【敦賀】天狗党の処刑、始まる。武田耕雲斎ら処刑 ◆2/7【京】一橋家黒川嘉兵衛、中川宮に、幕府の水浪処刑は国家を愁えぬ処置だと批判 ◆2/8【京】中川宮、越前藩士に敦賀の水戸浪士斬首の「苛酷」について話す ◆2/11【京】薩摩側役大久保一蔵(利通)、幕府の天狗党への苛酷な処置を「是ヲ以て幕滅亡之表」と察る◆2/15【敦賀】幕府、元水戸藩士秋山又三郎等135人を敦賀で斬刑。 ◆2/16【敦賀】幕府、元水戸藩士浜野松次郎」等102人を斬る。◆2/17【京】賀茂社の鳥居に田沼弾劾の張り紙 ◆3/25(水戸藩、元藩士武田耕雲斎・山国兵部・田丸稲之衛門・藤田小四郎の首級を城下に梟し、耕雲斎の妻及児孫を斬り、其女及び兵部等の妻子を終身禁錮に処す
◆1/12【江】老中松前崇広、容保・定敬に、両老中上京、その目的(賄賂による将軍上洛阻止・幕府歩兵による御所九門の警衛実現)等を知らせる書状を書く ◆2/4【京】肥後藩上田久兵衛、国許の書状に両老中上京の目的に関する世評(慶喜召喚、守護職・所司代更迭、諸藩の御所警備廃止)を記す ◆2/6(3.3)【京】宗秀、慶喜に、将軍上洛中止・上洛督促の勅使下向の際の辞職の幕議決定を告げ、幕兵による御所守衛と慶喜・容保・定敬東帰実現の使命を述べる。
老中@元治1から続く
水野忠精(出羽藩主)(文久2年3月〜) 首席老中(6/18〜)・次席老中(10/13〜)
・在府
◆1/29【江】薩藩留守居添役柴山良助、報告書に、老中本庄宗秀・阿部正外の率兵上京の内情(水野・諏訪老中の権勢、自己保身のために「不印」の阿部・本庄に上京させた説等を記す
牧野忠恭(長岡藩主)
・在府
阿部正外(白河藩主)(元治1年6/24老中〜)
・上京
◆1/11【江】老中本庄宗秀・阿部正外に上京の幕命 ◆1/20(2.15)【江】老中阿部正外、江戸出立 ◆1/29【江】薩藩留守居添役柴山良助、報告書に、老中本庄宗秀・阿部正外の率兵上京の内情、両人の「御不印」説等を記す ◆2/7【京】老中阿部正外の入京 ◆2/8【京】老中阿部、容保と会し、速な東下・滞府の上の将軍輔佐を促すが、容保に説得され共に東下・尽力に同意。◆2/10【京】老中本庄・阿部、所司代松平定敬を呼出し、将軍上洛不可能・征長総督徳川慶勝の速やかな東下を朝廷に達するよう指示。定敬、将軍の為にならないと断る
諏訪忠誠(諏訪藩主)(元治1年6/29老中格、7/23老中)
・在府
◆1/29【江】薩藩留守居添役柴山良助、報告書に、老中本庄宗秀・阿部正外の率兵上京の内情(水野・諏訪老中の権勢、自己保身のために「不印」の阿部・本庄に上京させた説等を記す
本庄宗秀(宮津藩主)(元治1年8/18老中〜)
・在府
◆1/11【江】老中本庄宗秀・阿部正外に上京の幕命 ◆1/19【江】老中本庄宗秀、江戸出立 ◆1/29【江】薩藩留守居添役柴山良助、報告書に、老中本庄宗秀・阿部正外の率兵上京の内情、両人の「御不印」説等を記す ◆2/5【京】老中本庄宗秀の率兵入京 ◆2/6【京宗秀、慶喜に、将軍上洛中止・上洛督促の勅使下向の際の辞職の幕議決定を告げ、幕兵による御所守衛と慶喜・容保・定敬東帰実現の使命を述べる。 ◆2/7【京】一橋家黒川嘉兵衛、中川宮に慶喜がききとった老中本庄宗秀の使命等を伝える。◆2/10【京】老中本庄・阿部、所司代松平定敬を呼出し、将軍上洛不可能・征長総督徳川慶勝の速やかな東下を朝廷に達するよう指示。定敬、将軍の為にならないと断る
松前崇広(松前藩主)(元治1年7/7老中格、11/10老中〜)
・在府
◆1/8【江】老中松前崇広帰府・水野老中に将軍上洛を説くが登城を差し止められる(おさらい松前・立花の率兵上京) ◆1/12【江】老中松前崇広、容保・定敬に、両老中上京、その目的(賄賂による将軍上洛阻止・幕府歩兵による御所九門の警衛実現)、幕閣の内情(老中牧野忠恭・諏訪忠誠批判)等を知らせる書状を書く
酒井忠ます(敦賀藩主)若年寄
板倉勝静(備中松山藩主)(文久2年3月〜元治1年6/18罷免)
⇒「勝海舟@元治1」から続く