誠斎伊東甲子太郎と御陵衛士

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8. 「今日」 邪魔者会津藩と宮家を恐怖におとしいれた近藤勇
2003.3.8Up(2002.12.9の井戸端掲示板書き込みより)

慶応3年11月・・・公議政体派と幕権回復派の対立がどんどん進んでいます。尾張犬山藩からはっきり「邪魔者」といわれている会津(こちら)、そして、宮家を恐怖におとしいれている近藤勇ら(こちら)・・・です。この頃近藤は幕臣に取り立てられているので宮家にも議論にいけたのでしょうけれど・・・、文久3年ごろ、攘夷をすごい勢いで公家に迫って恐怖心を与えていた志士たちと、同じような感じですね。鳥羽伏見の戦い直前に、新選組は尾張・越前両藩と対立しますが(こちら)、火種はこのころからあったのかぁ・・・と思いました。ちなみに、このエピソード、新選組本などではほとんど紹介されていないようです(わたしが知らないだけ?最近読んでないし^^;)。新選組(近藤)の政治的動きを知る面白い話だと思うんですけど・・・。再来年の大河は近藤が主役だそうなので、そういう、大政奉還推進組との齟齬もしっかりとりあげてもらえるかなぁと思ったりしています(新選組の賛美・美化は絶対かんべん^^;)。

この頃の新選組は薩摩藩の大久保・西郷・小松ら、海援隊士の尾行などもしていますけど、こちらもあまり話題にならないよう・・・。西郷らを暗殺しようとしたんだなんてネタ本もあるくらいですが。(龍馬暗殺犯として新選組犯行説が流れたのはこのへんも関係あると思うんですが、わたしなどは。中岡が「新選組のしわざだろう」といった説も、結構、無視されてるなぁ・・・)。



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