長水路ってナニ?
長水路。このサイトの副題にもなっている、この「長水路」ってナンヤネン!!と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?。
長水路とは本名「鴨池長水路公園」。鹿児島県鹿児島市与次郎ヶ浜にある、読んで字のごとく長い水路のことです。下の写真を見てもらうとわかるように、言うなればめっちゃ広いタイドプール、写真の右上に見えてるのはあの桜島で、まんなかの堤防を越えるとふつうの外海(錦江湾)が広がっています。外海とは直径1.5mの土管が何本かつながっていて、常に外海との海水交換は行われており、端から見るとごみが浮いてて汚い印象をもたれがちだが、水質そのものは全然きれいなもので、魚にえびにウミウシに実は何でもいるという、今、僕の中の一番のワンダーランドです。周囲約4キロと手頃な距離なため昼休みや夕方になると散歩の人でにぎやかになります。真ん中で1ヶ所完全に仕切られており、北部と南部の水の交換はありません。
卒論、修論のフィールドもここでこの中に棲んでいる「クツワハゼ」が僕のテーマの魚です。そいつの写真は海の生き物(魚編)でご覧ください。潜ろうと用意をしていると、よく「ここには何か生き物はいるのねぇ?」ときかれることが多いのですが、潜れば潜るほどいろんな生き物を見つけりことができます。というよりは、やっぱりこいつもいたか!!!、というような発見を楽しんでいるといった感じです。
しかし、この場所に潜るのには市の許可が必要なようです。幸い僕は研究目的に乗じて潜っていますが、一般の人の潜りは避けたほうがよいのではとおもわれます・・・。