スノーメン タイトル



ここのページは、お子さんと一緒にキャンプで遊ぼう!!
と、お父さんに呼びかける Snowmen Camp Club のメッセージです。

###### 「キャンプ用品を自作して親子キャンプしよう」 ######

SCCは、「父性教育の重要性」を若いお父さんに伝える活動をしています。
「父性教育」は、辞書を開いても説明されていません。
そこで、ここではこれを

父親自身で子供に「生き方」「生きる意味」「生きる価値」を教えること
と定義しました。
そして、これを「親子キャンプ」でやってみよう!  と、若いお父さんにメッセージしています。

###### SCCのプライベートキャンプ場「さぎ山野営場」 ######
「さぎ山野営場」は、見沼代用水路に隣接していて、この用水路沿いで
ハイキングやサイクリングが楽しめます。
どんなところに「さぎ山野営場」があるのか、覗いて下さい・・・・・「見沼田んぼ」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 MENU 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
● SCCキャンプの活動報告は、実施日の次の日に、
● 木曜日には、ビデオ屋を目指す方へ、
● 親子キャンプ、子育ての話題は、「キャンプじぃじ」で
● 大流行、年寄りサイクリングの話題は、「復活サイクリスト」で
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

12/2/29(水)朝 キャンプじぃじの日記

この書き込みに「快適病」という僕の造語を使った。

「自分の消費で頭が一杯」だと「人生の成長が止まる」とも書いた。

「(心の)成長こそ生きる感動」

この内一番上のフレーズがまんざら悪くないようだ。
それのウラを取れるような本を読んだ。
この本で一番著者が言いたいことが、p180 に出てくる。
「生き生きと生きる」ために必要なことが明記してある。

それの真反対の状態が「快適病」だ。
ドクターの話しをよく読んだほうがいい。
「快適」ではないキャンプ体験で子供の心を強く育てよう!
そして「生きる」ことへのパワーある子供に育てよう!

「空腹」が人を健康にする。
南雲 吉則 著 サンマーク出版刊 1,400円

著者HP http://www.nagumo.or.jp/

著者ブログ
http://profile.ameba.jp/naguchan-club/


12/2/28(火)朝 キャンプじぃじの日記

毎年同じことをしているのに、
どこの取引先も「はやい!」と驚いてくれている。
そういう速さでないと、
最後の仕事が年度内に収まらなくなるから必死さ。

追加注文だって、
昨日は、作務衣からお色直しをしてジーパンに着替える時間がないから、
そのままの格好で幼稚園へ納品しに行ったさ。

そこら中にサプライズを振りまいて生きているんだな。
「なりふり構わず」
僕の人生のスタイルのようだ。

今日はこれから幼稚園の遠足の取材だ。
いざ、出陣だ〜〜〜。


12/2/27(月)朝 キャンプじぃじの日記

今、幼稚園の職員室にいる。
これから発表会の撮影だが、これは同業者のお手伝いだから気楽なものだ。
その同業者は、昨日、日曜日で仕込めなかったらしく、
今まさに必死こいて仕込んでいる。

今朝もファミレスで読売を読んだ。
タイトルは忘れたが、国民の意識が変わらなければ今のあらゆる状況を改善できないようなことを書いてあった。

そのとおり!
親の意識改革、とくに父親の子育てについての意識を改革しなければ、
本当に、この国は、滅亡するよ。
そういう軌跡を今、日本はその恐ろしさを知らずに歩んでいる。

少子化も、晩婚化も、ニートも、
政治でどうにかなる問題ではないさ。

この書き込みを職員室で、じ〜〜〜と眺められている・・・
なんだか恥ずかしいよなぁ。
おしまい。


12/2/26(日)朝 キャンプじぃじの日記

自由業で、仕事に追われると、
サラリーマン生活での「休み」というものがまったくなくなる。
ほとんど奴隷にでもなったように、
「仕事を終わらせる」という目標だけで生きているんだな。

好きなサイクリングなんて、もっての外だ。
ゆえに仕事以外に話題がなくなる・・・・・
仕事の話題は、面白ければ面白いほど、情報漏洩になってしまうから使えない。

同業者の集いの二次会の時のネタにはなるけどね。
僕と同じ商売をしたかったら、この同業者の集いにおいで。
裏話を聞かせてあげるさ。

さて、
僕は、幼稚園相手の商売をしている。
だからこそ、今のたくさんの親のなりふりを見ていて危機感があるんだな。
つまり、
「子育てを他人任せ」ということだ。

結局、ここに行き着くと思う。
これを打破するためには、父親のパワーがどうしても必要だ。


ネタがないので、今朝も朝刊から失敬しよう。
読売の一面に「若者雇用 対策手つかず」とある。
その文頭に、
「高収入、高学歴、高身長」は、もはや古いのだそうだ。

今の女性の求めるものは、
「正規雇用」これ一点だとか。

要するに「安定高収入」「一生涯安泰」が人生の総ての「価値」であるわけだ。

そこで、そういう女性が子供を産んで、子供に求めるものが、
「正規雇用で一生涯安泰」と、こうなるよね。

これの悪循環が今、日本で起こっているのさ。

その子の「個性」は、完全に無視されて、
ともかく、
「少しでも学校の成績をよくして、
名の通った大学に行き、
大企業に就職をする」
たったこれ一つの「生きる価値」でもって、
子供は、母親にこの「価値」を強要され生きていかねばならない。

ともかくその結果が、ニートの大量発生なのさ。
「女の浅知恵」に父親が振り回されている。
僕には、こう見えてならないんだな。

もっと女に振り回されることのない心の強い男が欲しいね。
本当に必要さ、そういう男がね。

そこに欠如しているのは、
人生における「理念」「戦略」だ。
多くの母親は、目先の「戦術」だけにこだわっていることに気付くべきでしょう。

整理をして考えよう。
もうバブル景気ではない。
まず、ここをシッカリと認識をしなければならない。

つまり、もはや日本の社会全体が「サバイバル」になっているんだな。
実社会で働いているお父さんなら、
このことは、肌身に染みて分かることでしょう。

こういう社会では、「生き延びる術」を子供が身に付ける必要があるんだな。
二つの方法がある。

一つは、媚を売っていく方法。
保身主義。
確実に長続きはしない。
早晩リストラの対象になる。
「大学さえ出せば子育てをしたつもり」で育てられるとこうなる。

もう一つは、自分の個性を磨いてそれを武器に生きていく方法。
実は、僕は、サラリーマンを10年やったが、
これに気付いて、今の商売を始めたわけだ。
それは、僕が28才の時だった。

個人事業でこの日本社会を生き延びて、
「卒業ビデオアルバム」を20年以上作り続けて喰ってきた。

それは、太平洋に手漕ぎボートで船出するようなものだ。
あらゆる「サバイバル」のテクニックがそこに必要だった。
これは、本当にそう思うね。

「高収入で一生涯安泰」とは、逆のものを僕は追い求めて生きてきた。
若いお父さん、女々しく生きるのは男の人生ではないよ。
ここなんだな。
父親の背中というものはね。

それで、この「サバイバル」の技術は、
厳しい自然環境でのキャンプ体験で子供が身につけられるということだ。
僕はこのことに40才を過ぎて気付いた。

ちょっと遅かった。 
僕の四人の男のこのうち、上二人は「レジャーキャンプ」をしてしまった。
これは、子育てにおいては逆効果だった。

「子育てのための親子キャンプ」
僕が、フリーで生き延びられた感覚と、
大自然でのサバイバルは、非常によく似ているんだな。

この「サバイバル」のところに注目をしよう。
具体的には、キャンプグッズを工作してキャンプするのさ。
滅茶苦茶面白いさ。

僕の作った「親子キャンプ」DVDのシリーズの前に見てもらいたいのが、
「刃物と火力の取り扱い」DVDだが、
これの内容は、つまり「サバイバル」技術だ。
ビジネス界では、「リスクマネージメント」と呼ぶが、
そういう「生き延びる術」を「キャンプ技術」を通して訴えた。

子育ては、
この「生き延びる術」を身につけた上で、
戦術に当たる「大学」に通えば、効果は最大限に出るだろう。
これはただの理屈ではないぞ。 これこそ「戦略」だ。

今の子育ては、この「戦術」だけが独りよがりをしているのさ。
うまくいくわけがないさ。

あのね、このことは高卒の僕でも気付くことができたんだよ。
ここを強調しよう。 僕は高卒だ。
しかし、
要するに「一生涯成長」を目指せば、こういう学びができる。
そしてよく分かってくる。
それで、実行できる。

分かるかな?
こうして「サバイバル」するのさ。
そしてこのことで自分の個性を見出すことができて「本当の自由」を勝ち取るのさ。

「大学さえ出せば子育てをしたつもり」では、窮屈な人生を子供に強要するようなものだ。
だから、子供たちは「息詰まって」いるのさ。 つまりニートさ。

さて、子供にどう「理念」「戦略」を教えられるかな?
若いお父さん自身が、真剣にこの答えを得ようとしなければ、
子供に教えられないよね。

人生の理念。
ヒントは、ご家族の伝統の宗教さ。

「他人任せの子育て」は、父親が「成長」できないのさ。
「父親なりの子が育つ」ものさ。
父親が「成長」した分、子供が「成長」するようにできている。


12/2/25(土)朝 キャンプじぃじの日記

今朝の読売新聞の一面には、やはり、
でもこんなにひどいのか、と驚くばかりの記事がでている。

「大学生 数学危機」

3面にもその続きが載っている。
「学ぶ気がない、学問に興味がない、」
こういう子をなぜ大学に通わせるのか?

そこでその子たちは、夜遊びで享楽だけを身につけてしまう。

いったいこれで、「自立をした大人の社会人」にどう育てられるのか?

「ニート」「うつ病」「自殺者」
多くなって当たり前だ。
「ゆとり教育」が悪いというふうに記事に出ているけど、

「親の甘やかし」

「子育てを他人任せ」

これが本当の原因でしょう!
「親なりの子が育つ」ものだ。

「ニート」「うつ病」「自殺者」
の多さは、まぎれもなくそういう子(人)は、
その子(人)の「親の心」を映し出しているんだよ!
学校のせいにするなんて、ひどく間違っている。

本当の原因は、「親のうぬぼれ」さ。

「学問に興味がない子」は、そのまま高校を卒業をしたら、
ただちに社会で仕事をさせて「自立」をさせればいいのさ。
実社会でもまれれば、少しはビッシッとした人生を歩むさ。

仕事が無い?
そういう子に必要なのは、過酷な肉体労働だ。
そういうふうに育ててしまったのが悪いんだぞ。

僕の子は、
「怠け者」ではないけど、高校を卒業して自らすすんで過酷な肉体労働に就いているさ。
若いうちには、たくさん苦労をさせなければならない!
そのことで「心の成長」が起こるんだろうが!
甘やかすんじゃない!

まったくひどい話しだ。
「子育てフォーラム」を何が何でも押し進めて、
「親の子育てに対する態度、心構え」をしっかりと伝えていかないと、
本当にこの国は、「内部崩壊」をしてしまう!

もう一度、ハッキリと言おう。

「親の甘やかし」  「子育てを他人任せ」

これが原因で、「学びも働きもしないニート」の大量発生をしているんだ!


12/2/24(金)朝 キャンプじぃじの日記

この間、幼稚園の先生にある本を借りて読んだ。
それは、
子供にどう読書の習慣をつけさせるのかというハウツー本だった。

具体的な方法をたしか75通りを紹介していた。
途中までは、その方法を読んでいたのだけど、
僕は、それを実践するつもりはないので、
その方法のタイトルと、目当てだけを読んだ。

いろいろと参考になったね。
このHPには、「卒業ビデオアルバム制作」のハウツーがあるが、
そこにも書き込んであるのだが、
「文章表現」を学ぶことは、「ビデオ編集」のウデを確実に上げるものだ。

また違うことだが、「絵画」を学ぶことは、
ビデオ映像の「フレーミング」を学ぶ上で欠かせない。

これから、同業者の集いで若いビデオマンを育てていきたいのだが、
「ビデオ編集」を教える上で、
その本の基調だった「分解して理解させる」ということの重要性を改めて学んだ。

「分かる」というのは、「分ける」ことが出来なければ「分からない」ものだ。
これはあらゆる指導の基本だろうな。

全体のイメージをそれぞれに分解するとどうなるのか・・・・
こう「分けて」考えるんだな。

子育てだってそうさ。
まずは、全体のイメージ・・・・・・・
「20才では、自立をした大人の社会人に育てる」

初めにこのイメージをしっかりと持つ。
この目標がなかったら、子育ては、「ブレ」っぱなしになってしまうさ。
今現在の日本の子育ての問題点は、要するにここにある。

そうしたら、そのイメージをそれぞれの年齢に分解をする。

幼少期から10才ぐらいまで、
甘やかすことなくタップリ親の愛情を注ぐ時期だ。

子供の手をつないで散歩をたくさんしよう。
それが次第に「親子ハイキング」にグレードアップできるでしょう。
この時期にテントを張って泊まりのキャンプは、まだしない。
「デイキャンプ」でたくさんお手伝いをさせる時期だ。

10才ぐらいから、
抽象的な物事を理解できるようになる。
また、自己の芽生えが「反抗期」の入り口になる。
このときこそ、若いお父さんが子供に、
少しずつ、
「生きる意味」「生きる価値」「生き方」を教える絶好のタイミングだ。

これを外すと、20才での自立の目標がただの「お題目」になってしまうぞ。
そして、中学、高校、では、
具体的に社会で生き延びる術を教える。

厳しい現実社会をどう生き延びていけばいいのか・・・・・・

これを「親子キャンプ」で教えるといいのさ。
厳しい自然環境をどう乗り越えていけばいいのか・・・・・

子ども自身に、
「下見」「計画書作成」「実行」「感想文」(評価反省)
これが出来るようになるよう「父親」が子供に指導をするのさ。
他人任せではダメだよ。
なぜなら・・・・

真剣にこれを父親が取り組む時に、
「父親の本当の愛」が子供に伝わるのさ。

子育てのための「親子キャンプ」は、
まるで牛乳のように栄養バランスの取れた遊びなのさ。

さぁ、「分かった」かな? 若いお父さん。


12/2/23(木)朝 ビデオマンの日記

普段、朝から晩まで働くことをしないのに、
そういう毎日をもう何週間も続けている。
いささか、くたびれた。

卒園式までの仕事を無事に済ませれば、
僕の春がやってくる・・・・・
は〜やく来い、は〜るよ来い。

今、幼稚園の発表会を撮るために、
かなり早く都内入りをした。
この書き込みは、公園のところでやって、
ファミレスでこれから朝食だ。

ビデオ屋家業は、おおむね開会の二時間前には現場入りをして待機する。
理由は、万が一、機材のトラブルが起きても、
2時間あれば解決をすることが多いからだ。
いわば、「保険」だ。

同業者の中には、ギリギリの入りを自慢する人がいる。
間違ってもそういう人に手伝ってもらわない。

「卒業ビデオアルバム」の制作をもう20年以上続けてきた。
いろいろなトラブルにあった。
たいがいは、前の日の飲みすぎが起因していることが多かったな。

わかっちゃいるけど、やめられない・・・・・

でもなぁ、最近は歳をとってそもそもそんなに呑めなくなった。
これをマイナスに考えるのか、
それとも、お陰で仕事に身が入るとプラスに捉えるのか、

そう思えば、歳を重ねる面白さが分かってくるのさ。
間違っても、もう「青二才」を生きたくないな。
思い出すだけでも恥ずかしいさ。

この仕事は、「個人事業」が向いているものだ。
全部、自分でやる充実感がたまらなくいい。

その仕事の最初にあるのが「営業」だ。
この「営業」ができない者は、総ての商売に向いていない。

「営業」「撮影」「編集」「パッケージ」「納品」「集金」
これが仕事の全体像だ。
どれも商売として、ソコソコ上手に出来なければならない。
その仕事の流れの一つだけ苦手、
これでは、商売にならないのさ。

ビデオ屋に限らず、どんな商売でも、ここのところが「基本中の基本」だ。

こういうことを若いビデオマンに教えて、
地に足が付いた商売ができるよう育てていきたいね。

「父性教育の重要性を訴える」
これは、僕の人生の最後のライフワークだが、もう一つ。

若いビデオマンを育成する。
これも重要な課題だ。
そういうことで同業者の集いに復帰した。

この仕事に興味のある「20才代」の若者!
ウエル・カム!


12/2/22(水)朝 キャンプじぃじの日記

「子育てフォーラム」は、講師の会社で「仕事」として扱う。
ところが、
その会社では、今までにない内容だ。

つまり、
かっこよく言えば、社内ベンチャーを講師はやっていることになる。
会社組織だから、「子育てフォーラム」を一つの部門として認めてもらわなければならないわけだ。
これも一つの壁だな。

講師との一昨日のメールでは、
社内で認めてもらうのが難しいという返事がきた。
困ったねぇ・・・・・
僕は、「持ち出し」覚悟でこの「子育てフォーラム」のプロデュースをしようとも考えた。

こうなったら、一か八かの勝負だ。
そう決心をした。

そうしたら、昨日の夜に講師から電話が来て、
この「子育てフォーラム」の大枠を会社の上層部に了解を得たという。
安堵・・・・・・・

今現在、
「子育てフォーラム」の内容を「商品開発」中だ。
この間の一回目は、「アンテナ」だったわけだ。
非常に良好な結果を得て、その会社に認められたらしい。

これで、最低限の環境が整いつつあると思う。
次は、「子育てフォーラム」の「商品化」に向けた取り組みへと、
一歩前進をする。
分かりやすく言えば「営業」だ。

そのための販売促進の活動も活発にしなければならない。
その一つにこのHP更新もある。
先方のHPに「子育てフォーラム」の詳細を載せた時点でリンクをする。

乞うご期待!!!

「成長」の面白さは、こう味わうのさ。
「一生涯安泰」では、味わえないダイナミックな人生の楽しみ方さ。
「物」を手に入れて嬉しいね、なんて陳腐なゲームではないさ。

「卒業ビデオアルバム」の商品化だって、
同じようにチャレンジして思いっきり人生をプレーしたんだな。

僕は、子供たちにこれを伝えたいね。
「思いっきり生きる」「生き生きと生きる」
そのためには、
若いお父さん自身がこれに気付いてもらう必要があるよね。
そうだよね!


12/2/21(火)朝 キャンプじぃじの日記

紀元前にバビロンという国があって、
数名の敵兵に囲まれて脅された。

頑丈な城壁で囲まれていたにもかかわらずバビロンは、
それに恐れおののいて、内部崩壊をしてしまった。

昨日、ラジオで日本の今の「自殺者」の多さは、
日本の内部崩壊を示唆しているようなことを言っていた。
僕も、まったく同じ危機を感じるんだな。

バビロンの頑丈な城壁は、
その中に住む人々に「快適」「安全」「気楽」を与えた。
そのことで心の弱い国民ばかりになってしまったわけだ。

日本は、バブル経済で同じように有頂天になってしまった。
とうにバブル景気は終わったというのに、
未だに、「普通にしていれば生きていける」と思っている。

それで、
「少しでも学校の成績をよくして、少しでも有名な大学を出て、
大きな会社に勤めて一生涯安泰」
これを親が追い求めて子育てをしているように見える。

その結果が「自殺者」の異常な多さとなった。
子供たちは、その欲求にくたびれた。
しかも成績以外の「心を強く育てる」ことをしてもらえなかった。

僕は、こういう風に今の日本社会を観察しているのさ。
厳しい現実社会を堂々と生きていけるように、
「強い心に育てる」そして「自立」に向けて子育てをするという意識が非常に低いように見える。

「強い心に育てる」ということを無視するとどうなるのか・・・・・
「自立」を無視して子育てをするとどうなるのか・・・・・

今朝の読売新聞に、
さいたま市で60才代の夫婦と30才代の息子の「餓死」が見つかったという。
この記事だけでは、実際のところは分からないけど、
僕には、「親子の癒着」があったように見える。

この「親子の癒着」は、親、子、ともに依存し合うという関係のことを言う。
お互いに甘えている内に、
経済的にどうにもならなくなってしまう。
ついに餓死に至るまでお互いに甘えてしまった。

「自立」がいかに重要か分かるよね。

僕が今の商売を立ち上げる時にある自己啓発のセミナーを受けた。
その時の話しだ。

水とカエルをビーカーに入れる。
少しずつそれをバーナーで温める。
ついに水が沸騰するまでカエルは、そこから出ようとしなかったそうだ。

このように「気楽」「安全」「簡単」「快適」に毎日生活をしている内に、
「生きる力」が麻痺してしまうということを講師が言いたがっていた。

同じセミナーで、
貧乏な国のの田舎町にある病院の話し。
二階の病室には、もう何年も動けなくて寝たきりの病人ばかりがいた。
庭に大きな木があって、そこから二階の病室の窓まで枝が伸びていた。

その枝にコブラがはってついに病室に進入した。
ベッドで寝たきりの病人、全員走って逃げたという。

これは日本で実際にあった話しだという。
集合住宅の5階だか6階のベランダから、
小さな子が落っこちた。
それを見ていた母親は、両腕でその小さい子を受け止めたという。
計算をすると、何トンかの重さに匹敵するそうだ。

この二つの話は、「火事場のクソ力」を語っている。
人の潜在能力の高さを講師が訴えたかったわけだ。

「生きる力」は、必死に、夢中に、前向きに、生きようとするときに与えられる。
だから、日々の「快適」「気楽」「簡単」「快適」は、
その「生きる力」を失わせてしまう。
このことは、たくさんの昔話や、国の勃興衰退にみることが出来るでしょう。

「先進国病」という言葉が随分前に流行った。
それは、イギリスやフランスなどを指していたが、
すでにこの日本も「先進国病」ではないのかな。

この間の「子育てフォーラム」でも、
「便利で失ったものがある」という話を講師がしていた。
詳しくは、こういうことなんだな。

だからこそ、
「不便」「大変」「厳しい」大自然の体験は、子供の心を鍛えるのに非常にいいのさ。
そしてそういう環境の中で、
「異年齢少人数」でキャンプ生活という方法で「生き延びる」術を学べばいいのさ。

このことは、ボーイスカウトの創始者、ベーデン・パウエルが最初に気付いて、
当時のイギリスの少年達の荒廃を立ち直させたのさ。
僕は、「父親と子供」という異年齢で「生きる力」を親子で身につけてもらいたいと思っているのさ。


12/2/20(月)朝 キャンプじぃじの日記

「子育てフォーラム」の話題は、このHPのヒット数を上げているようだ。

YAHOOで、20日5時30分時点の各検索ワードでこのHPが何位か調べてみた。
(スポンサードサーチを除く)

本業の「卒業ビデオアルバム」約3,890,000件中1・2フィニシュ。
これは、実に1〜2年ぶりの返り咲きだ。 快挙。

「子育てキャンプ」約8,120,000件中14位。
二枚目だけど、初めて上位に向けて入ってきた。
これは、「親子キャンプ」DVDの販促用映像だ。

「親子キャンプ」約6,990,000件中10位。
一枚目デビューを果たした。
これも「親子キャンプ」DVDの販促ビデオ。

「キャンプじぃじ」約711,000件中1位。
本命堂々一位になれたさ。
実は、この検索ワードでの首位は取れなかったんだ。

ここの書き込みの「視聴率」ならぬ「のぞき率」は、
こうして「検索ワード」をいくつか調べることでだいたい把握できる。
僕の「愚痴」が書き込みに多いと、一気にテンションが下がる。
みごとに一気に100位以下に転落をする。

「ウケ」狙いをしても数字は、正直に答えてくれるものだ。
「子育てフォーラム」の話題が、いかに読者の興味関心を誘ったのかがこれで分かったんだな。

ここの書き込みを続けられるのは、こうした面白さがあるからだ。
何だって「面白い」からやり続けられる。
それがどんなに「辛く」ても
「嫌なこと」があっても
「快適ではない」ものでも
面白ければ続けられる。

ここのところが「子育て」で重要なヒントだよね。
「成長」の原動力だよね。


この「子育てフォーラム」の特徴は、
今の日本社会に即したものにしようとしていることだ。
今の日本社会の教育から見た問題点・・・・・・
「ニート」「自殺者」「引きこもり」
どうして多すぎるのかを語って、
「心の成長」に力点を置いている。

さらに、そういう視点だから、
「幼児期」だけではなく、成人するまでの成長を全体像で捉えられるよう講師が研究をしている。
「学校の成績」以外の、また、施設と言った「物」以外のところに光を当てている内容だ。

さらに、さらに、
講師は、幼児の体操の教師を30年以上を体験した上での講演なのでとてもリアリティがある。
「机上論」ではないのさ。

そしてこのフォーラムの目指す目標は、「お父さんの子育て」であることだ。
これが、講師と僕をつなぐ最大目標になっているのさ。
この最終目標のところは、具体的、実践的な方法で「子育て」を父親が体験できるのさ。

そう、「親子キャンプ」だ。
「子育て」のための「親子キャンプ」を具体的に若いお父さんに体験してもらいたい。

「子育て」のための「親子キャンプ」には、たくさん
「辛い」「嫌なこと」「快適ではない」があるんだよね。
そこをどう「面白く」出来るのかを「親子キャンプ」DVDで伝えて、
さらに実体験をしてもらいたいのさ。

若いお父さんに「子育て」を身につけてもらいたい・・・・・
これが最大目標だ。

「気楽」「快適」「簡単」な生活では、「心が強く」育たないのさ。
そういう「建物の中」ではなく「大自然の中の厳しさ」で心を強く育てよう!
学校の成績は、その上で考えようか。

どうしても必要でしょう、「子育てのための親子キャンプ」がね!
面白いぞ〜〜〜。
「のぞく」ばかりではなく、
さぁ、若いお父さん、実践だ!


12/2/19(日)朝 キャンプじぃじの日記

僕は夏になると、千葉県にあるマザー牧場で「キャンプスタッフ」をやっている。
そのキャンプの名称は、
「ごちそうサマーキャンプ」だ。

毎年、面白い家族に出会う。
何年か前にこういう母親に会った。

その人は、幼少の頃、朝食を与えられないで育てられたそうだ。
それで、それが反面教師となって、その母親の子にはシッカリと朝食を与えているという。
とても偉いと思ったね。

だけど、その母親は、すっかり朝食抜きの体になってしまい、
未だに朝食を食べると気持ちが悪くなるそうだ。

子供に朝食を与えることができても、自分は食べられないと言っていた。
これは、本当にそういう人がいたんだよ。

この間の「子育てフォーラム」でも講師が、
「子供に夜更かしをさせる」「朝食を与えない」
こういう親がいることを戒めていた。

本当に、それらはひどいことだ。
僕は、それはもう犯罪だと言いたい。
講師は、そこまでは非難をしなかったけどね。

親の都合、親の享楽、親の見栄、
これに振り回されて育てられる子供が少なからずいるな。
そういう親の心を変えることは出来ない。
出来るのは、良心がちゃんとある欲の皮が突っ張っていない親に注意喚起をすることだ。

その「子育てフォーラム」は、
何が何でも、子供をしっかりと「自立をした大人の社会人」に育てようと思う親に、
ぜひ聞いてもらいたい内容だ。

子供が小学校へ行く前に、ぜひ聞いてもらいたい内容だ。


12/2/18(土)朝 キャンプじぃじの日記

昔ながらの「家族団欒」
そして「お袋の味」

「子育てフォーラム」の中で講師は、
これに触れていたな。
「僕のママの味は、ダイエー」なんて、ちょっときついジョークを飛ばしていた。

講師は「手抜きの食卓」を比喩していたのだが、
言葉の綾を理解できない人は必ずいるものだ。
言葉を聞いたそのままでしか理解できない人がいる。

そういう人は、「なぜダイエーの惣菜が悪いんだ?」とトンチンカンなことを考える。

実は、こういう状態は「発達障害」に関係していることがある。
そして、それは一部や形を変えて遺伝をする性質を持つ。

「言葉の理解」だけではない。
「物事への理解力」「物事に対しての集中力」
「ある事象に対する異常なこだわり」・・・・・・・・

「発達障害」と専門家が判断するためには、こうした項目がたくさんあるのだが、
それらのほとんどをクリアーして、初めて「障害」と呼ぶわけだ。
それら「発達障害」の特徴のいくつかがあるという程度では「個性」となるんだな。

「発達障害」の特徴の一つや二つは、たぶん総ての人が「個性」として持ち合わせている、と僕は考えるようになった。
身体的に完全な「健康体」は、ないと言われている。
それと同じで、「精神的に完全な健康体」はないと考えるのが自然だろうと思う。

「発達障害」の特徴の一つや二つは、だれでも持ち合わせている。

このことを知らずに、「子供の平均」にまどわされて子育てをするととんでもない間違えを起こす。
このことを「二次障害」と呼ぶんだな。
実は、「発達障害」そのものよりもこの「二次障害」が怖い。

僕には四人の男の子がいるが、
全員「学習障害」の傾向がある。
それを知らずに上二人を育ててしまった。
つまり、
「二次障害」によって暴走族をするあれ具合になってしまったわけだ。

そして、長男は、さらに悪化して「パーソナル障害」までになってしまったようだ。
「手の付けられない状態」は、
親が子供をよく観察できないことで起こるものだ。

「アスペルガー」という障害らしい人が近所に住んでいる。
もう40才を過ぎているらしいが、一度も働いたことがない。
子供のころは、学校の成績が非常に良かったそうだ。

ここをよく気をつけて欲しい。

学校の成績が良くても「発達障害」であることが実際にあるんだよ!

また、取引先の幼稚園を卒園して、
もう中学生になっても未だに僕を尋ねてきては、「ひまだ〜」と訴える子がいる。
この間、家出騒ぎをしてお巡りさんに来てもらった。

この子は、「注意疾患多動症」の傾向を強く持っている。
それで「集中力」が必要な読書が苦手のようだ。

このようにして、父親が自分の子の「個性」なり「障害」を見抜けるかどうか、
ここにその子を最大限に健全な心の成長を育むカギとなるんだな。

ある程度、文章の理解力があるのなら、
ちょっと難しかった今日の書き込みは、非常にためになったとことだろう。

僕が「父性教育の重要性を訴える」活動をしたいのは、
根本的には、「父親の子供に対する理解力」を持ってもらおうというものなのさ。
深く自分の子供を父親が理解することで、父親の愛が子供に伝わるのさ。
こういうことなわけ。


12/2/17(金)朝 キャンプじぃじの日記

この間、さぎ山野営場で古い友人やカメラマンたちと一緒に焚き火をした。
サツマイモとジャガイモを焚き火で焼いて食べたのだが、
その面白さで、みんな美味しいと喜んでいた。

ところで、その日に久しぶりに山に行ったのだが、
駐車スペースにまたゴミの不法投棄があった。
日用品のガラクタに、ブラウン管のテレビが2台も捨ててあった。

今、仕事で忙しくて処分する時間がないので、
とりあえず、ひとまとめにしておいた。

昨日は、幼稚園の発表会の撮影の手伝いがあったのだが、
インフルエンザで来週に延期になった。
そこで、時間が出来たのでそのゴミを処分をしにさぎ山野営場へ行った。

そうしたら、テレビが3台に増えてやんの!
まったく、ふざけんじゃないよな。
テレビ1台のリサイクル券は、3千円ちかくするんだ。

仙台へ義援金を送るのなら、とても少ない金額だけど、
バカ野郎の後始末に1万ちかく掛かるなんて、不愉快極まりない。

その他のガラクタを処理場まで運んで、
そこで断わられたゴミは、持ち帰っておばばに処分させた。

これから「子育てフォーラム」の講師を応援して、
多くの親に「本当の子育て」についての啓蒙活動をするが、
こういうバカ野郎には、「馬の耳に念仏」だな。

そういう「箸にも棒にもかからない」者を相手にするだけ時間の無駄遣いだ。
「聞く耳」を持った保護者が集まる幼稚園を開拓していかなければ・・・・・


12/2/16(木)朝 ビデオマンの日記

毎週、幼稚園の発表会があって、
それを撮っては、即編集、次の発表会前に完納。
こういうのを繰り返している。

どこかトラブってしまうと、そのまま押し押しになって
アンカーの仕事が年度内に間に合わないという事態に陥る。
そうならないよう、必死だ。

ここでの水揚げが少ないと、生き延びることが出来なくなる。
まるで漁師にでもなった気分だな。

今年は、「やや不漁」だ。
大家のおばぁちゃんに、「仕事があるだけマシ」と言われたさ。
確かに、今のこの日本、何が起こっても不思議ではないさ。

なんでも、
国債が異常に多い日本では、
一歩間違えると、ドミノ倒しで国債の紙くず、銀行貯金、各種保険、へ破綻するとか、しないとか。

「少しでも学校の成績をよくして、少しでも有名な大学を出て、少しでも大きく安定した会社に勤めて、一生涯安泰。」
どう?
多くの若者の就職観は、たったこれ一つでしかないように思えないかい?
それは、
その若者を育てた「親」の人生の価値観だ。

確かにバブル景気のころは、これで成り立つこともあったろう。
だけどねぇ・・・・・

今、この日本でこういう人生観では、生き延びられないのではないのかな?
それが「ニート」という社会現象となって現れた。
僕は、根底にこれがあると思うんだがなぁ。

そもそも「一生涯安泰」を求めるから、行き詰るのさ。
そうではなくて、
「一生涯成長」を目指すように子育てをすれば、
社会情勢がどう激変しようと、強く生きていけると思わないかい?

バブル経済は、終わったんだよ! 早くこれに気付いてほしいね。
これからは、「サバイバル経済」になったのさ。

ここには、生きる本来の厳しさがあるさ。
会社員といえども、「水揚げ」を意識できない者は、そこからはじき出されると思うなぁ。

「大企業で安泰」が期待できないのなら、
僕のように「個人事業」で、不安定だけど、やりがいと充実感タップリ、
という仕事が流行ってもいいだろうになぁ・・・・

やる気満々の若者がどこかにいないかね?
今年は、同業者の集いで、本腰で若者の「ビデオマン」を育成したいよな。
20才代の若者。 欲しいなぁ。


12/2/15(水)朝 キャンプじぃじの日記

この間の「子育てフォーラム」のアンケート結果を講師が送ってくれた。

「子育てフォーラム」参加者数:約100名 アンケート回収率 48.4%
1名を除き全員母親

講演時間について 長かった 4.3% 普通 83.9% 短い 8.7%

内容について   つまらない 0% 普通 6.5% 面白い93.4%

開始日時     大変    2% 普通 21.7% いい76.0%

内容について「つまらない」が0%に対して、
「面白い」が93.4%という数字の凄まじさは、
今、朝の5時40分だが、目が覚めるどころか、目から火が出そうだ。

開演時間は、1時間40分だった。
途中、背伸び程度の軽いストレッチをしたが、ほぼブッ通し。
それを「普通」に感じたとは、ストレスなく集中して講師の話しを聞いていたことになる。

いかに母親が学校の成績だけではなく「子育ての本質」を知りたがっているのかがよく分かる数字でしょう。
しかも、幼稚園に通う子がいる母親が、
幼稚園を卒園した後の「子育て」をどう方向付けしていけばいいのか、
それを感じ取ってくれたのだろうと思う。

この講演は、幼稚園側の熱心な「声掛け」を母親にしてくださったからこそ大成功をした。
どこの幼稚園も、
幼稚園でどう「最高の教育」をしているのかは、日々聞いているだろう。

しかし、
幼稚園を卒園した後、どうしたらいいのかが分からない。
母親の悩みは、そこにある!

その母親の悩みをこうして解消できるのは、「幼稚園在園中」ということだ!
これを実証したことになった。

このことに協力的な幼稚園を開拓して大いに「本当の子育て」の啓蒙活動を講師とともにしていきたいな。


12/2/14(火)朝 キャンプじぃじの日記

「子育て」について、母親向けのものは、平積みにまでなっているけど、
父親向けのものは、皆無でしょう。
これは、現時点で需要が無いからだ。

2007年11月10日
ポプラ社から一冊の子育てマガジンが創刊された。
それは、父親向けのものだった。
「サムズ!」〜子どもは会社より面白い〜

僕は直ちにこの雑誌の編集部宛に連絡を取ったね。
「親子キャンプ」をレジャーではなく、
どう子育てに応用出来るのか具体的に見せるDVDを送った。

非常に興味がある旨の返事が帰ってきた。
嬉しかったなぁ。

しかし、この雑誌自体の需要が無く、創刊2号を発行して廃刊になってしまった。
とっても残念だった。
そして、いかに父親が子育てに興味が無いかを思い知ったわけだ。
車の雑誌が平積みになっているのを見て、憎たらしく感じたものだ。

今度の「子育てフォーラム」は、
講師のアイディアで、まず母親向けのものを開催する。
講師は、仕事柄母親を相手に話をするのが得意だ。

そして、子育てでどう父親が重要かを語る。
たいがいの母親は、子育てで父親がしなければならないことがあることを知って、
肩の荷が少し減る気分になるはずだ。
そして、自分のだんなにもちゃんと子育てをして欲しいという欲求が起こるだろう。

そこで、父親向けの子育てフォーラムへとつなげたい考えだ。
素晴らしいアイディアだ。
ただ、どう具体的に「つなげる」ことが出来るのか、
大きな壁が立ちふさがっている。

講師は、この壁を面白そうな企画で乗り越えることを考えているようだ。
まだ「企業秘密」。
今度こそ、父親に子育ての面白さを伝えるぞ!
頑張れ! 講師!

今年は滅茶苦茶面白そうな年になりそうだ。


12/2/13(月)朝 キャンプじぃじの日記

今月に入って仕事に追われていたが、
昨日は、久しぶりにさぎ山野営場へ行った。

古い友人が焚き火をしたがっていたので、
仕事の段取りをそれに合わせた。

二人ではつまらないだろうと思って、
最近知り合ったカメラマンも誘った。
そして芋づる式に、古くから知っているカメラマン達も集まった。
総勢6名になった。

さぎ山野営場から数分歩いたところにプロテスタント教会がある。
去年、キャンプ中に何回か礼拝をそこで守った。
そこで、その教会の方々も、
焚き火に誘った。

牧師夫妻がお見えになった。
僕が今、「父性教育」の重要性を訴える活動をほんの少しだけ始めたこと、
その実践に「親子キャンプ」を考えていること、
さぎ山野営場の各サイトを案内しながら話しをした。

興味を持ってくださって、
今度の5月の連休には、「親子」で参加するデイキャンプを企画しようということになった。

内容は、何か小さい小作物・・・・マイ箸とか竹トンボとか・・・・
親子がペアになって作ってもらうようなものにしようということになった。

牧師先生のお孫さんに参加させたいらしく、
この話しは、かなり実現する可能性が高い。

今年は、
「子育てフォーラム」の第一回目の大成功といい、
僕の目指す「親子キャンプ」が開花する予感がタップリだ。
超ワクワクするよなぁ・・・・

生きる面白さとはこういうものだ。
「自分の消費」で頭が一杯の人は、「成長」がないばかりではなく、
人生の本当の溢れんばかり、
いや、溢れても溢れてもいくらでも湧き出る喜びで一杯の「幸せ」を知ることさえ出来なくなる。

これを本当の「不幸」と呼ぶのさ。

僕の二間しかないボロアパートの貧乏生活を「不幸」だと思っているような物質主義のような人こそ、
実は、不幸なんだな、気の毒さ。
そいう人は、笑顔が少ない。
いつもしかめっ面している。

僕はここで30年生活をしてきた。
狭すぎるから隣の部屋も借りられないかを考えたことはあるけど、
一度も貧乏生活を不幸に感じたことはない。
慣れればなんてことはないものだ。
キャンプよりは「豪華」なのさ。

僕が毎日通う銭湯には、露天風呂が付いている。
昨日の夕方には、その古い友人と久しぶりに入った。
体だけではなく、心もポッカッポッカさ。

僕の子供たちを隣に住んでいる大家のおばぁちゃんが見守ってきてくれた。
僕は、これが本当の幸せだと感じているさ。

ブータン王国の国民のような、
フィリッピンの人々のような、
心からの笑顔・・・・・・
昔は、日本にもあった笑顔・・・・・・
貧乏だからあったのさ、この不思議な方程式に早く気付いて欲しい。

「幸せ」は、それを感じ取る「能力」なんだな。

子供たちの歓声を見たい・・・・・これが僕の幸せなのさ。
早くさぎ山野営場で幸せで一杯の「親子」を見たい!
これが今年実現しそうだ。
鼻血が出そう・・・・・


12/2/12(日)朝 キャンプじぃじの日記

発表会の撮影をして、それの素材をPCに取り込んだ。

僕のシステムは、もう旧式なのでその作業が夜中の3時過ぎまでかかった。
それで、いつものように今朝5時半に目覚まし時計にたたき起こされた。
体内時計のせいか、眠くない。

これから納期との戦いになる。
しかし、古い友人が今日、さぎ山野営場で焚き火をやろうと言う。
それで、
うつ病の友人や最近知り合ったカメラマン、古くから知っているカメラマン達、
なんかを誘ったら、
やりたいらしい。 来るという。

どんなに忙しくても「遊び」は、別腹か・・・・
仕事は、「結果」が良ければいい。
どうにかするさ。

だけど!
子育ては「プロセス」がとっても重要だぞ!
学校の成績やスポーツの成績がどんなによくても、
子供が育っていく過程で「父親の存在」がなければ、
「父親」と「子供」の関わりというプロセスがなけれな、
子供の心が健やかに育たない。

これは多くの心理学者が口を揃えて言っていることだそうだぞ。
心のトラブルを抱える子供に共通していること・・・・・
「父親の不在」

父親がいないということではない。
いても、子供との関わりが少ないということだ。

さぁ、どんなに仕事が忙しくても、
子供と遊ぶのは、「別腹」だ。
今日、繰り出せフィールドへ!!

外遊びをしよう!
子供との思い出をたくさん創ろうぜ!!


12/2/11(土)朝 キャンプじぃじの日記

「子育てフォーラム」は、思わぬところでも感心があった。
当日、講師の自己評価のために内容をまる撮りしたものにタイムコードという数字を付けてDVDにしてすぐに郵送をした。

僕がビデオカメラを持って会場に入っていったのをそこの職員が見ていた。
そしててっきりそれを販売するものだと思った人がいた。

残念だが、記録用で販売はしませんと伝えたら、ひどくがっかりするんだな。
かわいそうなので、講師にそのむね伝えておいた。

その人のお子さんは、もう18才だそうだ。
DVDの内容が役立つかどうかは、微妙だな。

「子育て」は、その年齢の時にちょうどいいタイミングですべきことがある。

幼児期は、けっして「甘やかす」ことなく、たっぷり愛情を注ぐ。
このときに「甘やかし」と「愛情」がどう違うのかよく分かっていることが重要だ。
講師は、具体的に示していた。

小学校3〜4年生、お手伝いやしつけが重要な時期だ。
親子キャンプだったら、デイキャンプをたくさんやってあらゆる作業を教えていく。
泊まりのキャンプは、まだしない。 先取りは厳禁だ。
なぜかというと、
この時期に「働く」ことに徹底的に慣らさせるということが子育ての目的だからだ。
「キャンプ遊び」が目的になってしまわないようにする。
これは親の心構えの勉強になるさ。

ボーイスカウトに入れば、募金活動や街の清掃活動も体験させられる。
こういうことで「心」を育てるんだな。
「知識教育」では、けっして心は育たない。
なぜなら「心」は、実体験で育つものだからだ。

小学校高学年、
いよいよ、抽象的なものごとを十分に理解できるようになってくる。
「正義」とは何か、
「誠実」とは何か、
そんな抽象的なことを父親自身の言葉で子供に教える時期だ。

親子キャンプなら、夜、焚き火を囲んで父親が子供に話し聞かせると効果的だ。
この時期で、初めて「泊まりのキャンプ」にするからこそ、
その焚き火が強調されるんだな。
「子育てのステップ・アップ」は、芸術的にやるのさ。

ご家族にしっかりした宗教があるのなら、
その話をするのも非常にいい。
ボーイスカウトの活動では、こういう話を「ヤーン」と呼んでいる。

宗教を無視した家族では、本物の「情操教育」は難しいだろう。
子育てのためにも若いお父さんが、ご家庭の宗教を学びなおすチャンスになる。
このようにして、
「子育て」は、親が育っていくプロセスなんだな。
講師は、このことを別の角度で強調して語っていた。

中学生から高校生は、反抗期だ。
男の子の場合、どうしてもこのときに「本物のオヤジ」が必要になる。
人生の羅針盤になるようなことを父親自身で子供に話し聞かせるわけだ。
これも「夜話」で淡々と語ると効果的だ。

またこの時期に父親の指導力があれば子供に「ソロキャンプ」を体験させられる。
「下見」「計画書作成」「実行」「感想文」
こういう一連の流れを体験させることができる。

これは、「自立」へのリハーサルだ。
そして若いお父さんがバリバリのビジネス・パーソンならすぐ気付いたとおり、
あらゆるプロジェクトの練習でもある。

このようにして、子供の年齢にあわせた「心の成長」を目指すのが、
本当の「子育て」ということなんだな。

「知識教育」だけで、他人任せで子育てを済ませてしまう今の風潮は、
ひどく恐ろしい光景だ。
そこには、「親の愛」が見えない。

そういうことでこの日本にニートが溢れかえってしまったんだな。
「強い心」に子供が育ててもらえなかった・・・・・
残酷なことだ。

しつこくもう一度言う、
「子育てを他人任せにするな」

さぁ、若いお父さん、
子供の手をギュッと握って、繰り出せフィールドへ!
子供を「もやしっ子」にするなよ!


12/2/10(金)朝 キャンプじぃじの日記

何でも「第一回」を成功させるのは、ものすごく神経を使うものだ。
それは、今までにないものだから、
要領が分からない。

僕が「卒業ビデオアルバム」の処女作を完成させたのだって同じだった。
マスターを作っていて、
ローディング不良を起こして、テープがヘッドにからまるというアクシデントがあった。

テープ巾が3/4インチのビデオデッキで、通称「シブサン」と言っていた。
今のようにチップではなく、
半導体で構成した基盤だったので、たまげるような部品数で駆動部が囲まれていた。

そこをバラして駆動部にからまったテープに傷がつかないように取り外した。
まるで外科手術のように緊張をした。

結局、作品の初めの部分にノイズが少し出てしまったが、
納期の都合で、そのまま試写会に出した。
ノイズのことでまったくクレームにならなかった。
むしろ、出来具合を誉めてくださったのを覚えている。

それ以来、毎年、毎年、作り続けてきたが、
その「最初」の緊張感は、今でも忘れられないものだ。

そしてその処女作を見本に「卒業ビデオアルバム」を売り込んでいって、
この仕事で生計が立てられるようになったんだな。

「子育てフォーラム」も、
今回、初めの内は50名の応募だった。
僕は、初めてのものでそれだけ集まれば十分だと思ったが、
講師は、不満だったらしい。

でも、たぶん、幼稚園側の熱心な声掛けがあったのだろう。
結果、応募数が当日100名を越してしまった。
レジメとアンケートを講師は100部しか用意していなかったので
コピーをするか?
というところで、当日の朝、パラパラと雪が降り出した。

開演10分前で、客入りは半分ぐらい。
レジメは、100部あれば十分となった。

ところが、天候の悪さで客足が鈍かったのだけど、
始まってから、パラパラと集まりだして、
客席の椅子に置いておいたレジメは、
たったの5部を余らせるだけとなった。 大成功だ。

今「子育て」と銘打っているものはたくさんある。
しかしそのほとんどは、「どうしたら学校の成績を上げるのか」というものばかりだ。
目標が「成績」だけ。

世の中は、「暗記」が得意な子とそうではない子が入り混じっているのに、
「成績」だけで「子育て」を済ませようというわけだ。

当然のことながら、「成績」だけではフルイから落ちる子が出てしまう。
まるで「暗記」が苦手な子は、生きるなとでも言うような扱いでしょう。
残酷なものだね。

今回の「子育てフォーラム」は、学校の成績の話しは微塵にもなかったね。
ここがずば抜けて素晴らしいところだ。
「暗記」が得意でもそうではなくても、
「子育て」の本質を講師が一生懸命に語りかけてくれる。

そして、幼稚園を卒園したあともどう「子育て」をしていけばいいのかを示唆する内容だ。
とっても素晴らしい。

たぶんそう遠くない内に、
「いい幼稚園」と「たいしたことのない幼稚園」の線引きの一つに
「子育て」についてその本質を保護者に解き明かすことができるかどうか、
というチェック項目が入ってくるだろうと思う。
また、そうなってもらわないと、ダメだな。

「学校の成績」だけにこだわって「子育てを他人任せ」にした結果、
ニートの大量発生になったという、これは許せない事実があるからだ。

若いお父さん、いつまで他人事にしてるのかな?
その「子育ての本質」に今、この日本に欠けているのは、
「父親の子育て」なんだよ。
これは、いろいろなデータで証明できるものなんだよ。

子供を「うぬぼれ屋」にして悲しい思いをするのは、他でもない親なんだぞ。


12/2/9(木)朝 ビデオマンの日記

昨日の「子育てフォーラム」は、大成功だった。
会場となった幼稚園さんの多大なご協力で、約100名の母親が集まった。
中には、父親も一人混じっているほどだった。

講師は、30年以上幼稚園で体操の先生をしてきたから、
子供の様子などの話しがとってもリアルだった。
そして、インターバルで手遊びをするところなんかは、さすがその道の「プロ」だ。

その講師の会社にとっても、
まったく新しい分野の「講演」なので、今後の活躍ぶりが期待されるだろう。

講演のなかで「モンスター・ペアレント」の話題を躊躇することなく語っていた。
たいがいの幼稚園では、
これは、最悪で陰湿な問題で、触れないようにしているものだが、

そこは、外部講師という立場でその異常さを解説していた。
幼稚園側にとってもこの講演は、スムースな園活動に非常に重要になると思ったね。
たぶん、講演中にこういう話をして、
モンスターの出現を抑える効果があると売り込めば、
大ヒットの予感がするなぁ。

近々この講演を売り込むための「販促DVD」を作って、
講師の後方支援をしようと思うね。

滅茶苦茶面白くなりそうだ。
このように人生は、「消費」ではなく「成長」にこそ感動があるのさ。
アンケートの集計がとっても楽しみだ。

母親に向けた「子育てフォーラム」の次は、
父親向けのものになる。
そこで「父性教育の重要性」を訴えるという難しいチャレンジが待ってるんだな。

その第一歩だったのさ。


12/2/8(水)朝 キャンプじぃじの日記

今日、「子育てフォーラム」の第一回目がある。

この講師の後方支援をしてきたが、
やっと、ここまでたどり着いた感じがする。

彼のこれからの活躍ぶり次第で、
「父性教育の重要性」を訴えるという次のステップに進むことが出来る。
何が何でも、講師を応援して成功を勝ち取りたい。

興奮するなぁ・・・・・・
久しぶりだよ、こういう人生の局面の成長を味わうのはね。

「物を手に入れて嬉しいね」なんていう幼稚な成長ではないさ。
人生そのものの成長だ。
こういう成長こそ、「生きる醍醐味」なのさ。

このことをも若いお父さんや子供たちに伝えるんだ。
「消費」ではなく「成長」を目指す。
せっかく生きているのだから、ここに早く気付いてもらいたいのさ。


12/2/7(火)朝 キャンプじぃじの日記

これからの日本社会は、どうなるのか考えよう。

もうすでに、「能力主義」になっている事実を認識して欲しい。

新人が入社して「新人教育」を丁寧にしていた時代ではないぞ。
「即戦力」が求められている。

例えば、東京に直下型の地震がきたらどうなると思う?

そうなった後の日本社会で生き延びていくためには何が必要か考えて欲しいな。

「防災グッズ」なんてのんきなことを言っていては、
生き延びられないでしょう。

「一生涯安泰」のつもりの会社が、なくなることだってあり得る時代だ。

艱難を乗り越える強い「心」

これ以外に、混乱した社会情勢を乗り越えるのに必要なものはないさ。
そう思わないかい?

些細なことで大騒ぎをするモンスター・ペアレントは、
いったいどう子供の心を強く育てられるのだろうか・・・・・・

まぁ、普通の家庭だったら、
このことに気付けば、きっと出来るさ。

20才では、自立をした一人の大人の社会人に育てる。

このためには、「強い心に育てる」ことが不可欠だ。
自分で状況を把握し、最善を考え、実行をする能力。

バブル経済は、とうに終焉した。
これからを生き延びる「心構え」を子供に身に付けさせる。

どう?
必要だと思わないかい?

20才になってから「自立」を目指していては遅いだろう。
それは、中学生になってから、少しずつ親自身で教える問題だ。

そう、
父親自身で子供に
「生きる意味」「生きる価値」「生き方」を教えられるかどうか・・・・・
子供がこれからの日本社会で生き延びるのに必要だと思わないかい?

僕は子供に、ソロキャンプを体験させた。
子供自身で「下見」をして「計画書」を作って「実行」、
そして感想文を書かせた。

「子育てのための親子キャンプ」は、こうして「生き延びる術」を体験学習させることができるのさ。
とってもいい遊びだ。
どう?
若いお父さんもこれに挑戦してみなよ。


12/2/6(月)朝 キャンプじぃじの日記

空を飛ぶ夢は、心理的に大きく成長しようという時に見ると聞いた。

今朝、かなり久しぶりに見たんだな、飛ぶ夢をね。
飛行機が大嫌いなのに飛ぶ夢を見るのは、ちょっと怖いよな。

僕自身が成長しようとしているのではないさ。
子育ての講演を始めた方の成長を夢見たんだろう。

僕は今の商売を立ち上げようとしている時には、
頻繁に飛ぶ夢を見ていたものだ。
記憶では、それこそ毎日のように見ていた時期があった。

ただ、今回は、僕の成長ではない。
いくら僕がハッスルしても、その講師が持てる自分の力をどう出し切れるのか・・・・・

自分の「消費」に気を取られた分、
「成長」できなくなるという原理を僕は発見したが、
いかに、「講演の成功」に向けて集中できるのか、

僕に出来ることは、お祈りか・・・・信仰が試されているのか?・・・・
届くかなぁ・・・・・
不品行な僕の祈り・・・・・

そうではあっても、
疑ってはいけない。
これからの時代を子供たちが生き延びる術を身に付けさせなければ・・・・
ニートでは困る。


12/2/5(日)朝 キャンプじぃじの日記

さぁ、若いお父さん!

子供を連れてデイキャンプをしよう。
建物の中に閉じこもっていては、
子供が「もやしっこ」になってしまうよ。

「もやしっこ」とは、僕が子供のころよく使われていた言葉だ。
親も含め大人たちがよく子供にこの言葉を使って外遊びをさせたものだ。

とくに冬には、そういう言葉掛けで外に追い出されたものだ。
今こそ、
このフレーズを復活させよう!

子供を「もやしっこ」にさせるな!
お父さん自身が率先して子供を冬の冷たい空気、風、に晒して
少しぐらいのことで「嫌になる」ことのない強い心に育てようではないですか!

豪華な物、贅沢なレジャー、
これで「幸せ」だね、なんて声掛けをしたら、
子供が「うぬぼれ屋」に育っちゃうよ!

親の最大限の「豪華」「贅沢」は、
子供にとって「最低限の条件」にしてしまうよ!
これが「うぬぼれ屋」が育つプロセスさ。

さぁ、厳しい自然環境を子供に体験させて、
それに耐える心に育てよう。
そして、そういう厳しさの中にあっても
どう面白く過ごせるのか、創意工夫をしよう。
それを親子でやってみよう!

僕は、子育てのためにそういうことで雪中キャンプをやってきたさ。
それは高校生ぐらいでできた。
そのために小学生低学年から少しずつ、グレードアップさせたのさ。
ここが重要だ。 少しずつ、少しずつ、
子供の様子を見ながら育てる・・・・ここに親の愛がある。

さぁ、今日、外遊びを実行だ。


12/2/4(土)朝 キャンプじぃじの日記

サブタイトル
「自己愛マザーに苦しむ娘たちの告白」

タイトル
「毒になる母親」

キャリル・マクブライド 著
江口泰子 訳
飛鳥新社 刊
1,600円


過激なタイトルだ。
まだ全部を読んでいないけど、
「子育てを他人任せ」になぜなるのか、
その答えを得た。

著作にはないけど、要するに「うぬぼれ屋」が多いということだ。
自分自身には何の実力もないのに、
「うぬぼれ」が強いので偉そうにしたい。

高慢チキとも言うな。

そこで、収入に見合わない豪華な「物」や「レジャー」に固執をしたがるんだな。
そのシワ寄せで、
「子育てを他人任せ」になってしまうわけだ。

これは僕の20才代、サラリーマンをしていたころの
ぼくの「うぬぼれ」だった。
年にゲレンデに40日いたというのは、僕の「うぬぼれ」だった。
だから、子育てをきちんとできなかった。

モンスター・ペアレントが話題になったが、
もうすでに普通にいる状態で話題にならなくなったのも、
要するに「うぬぼれ屋」ということだ。

僕の頭の中でもやもやして、ハッキリしない化け物の正体が分かった。
敵を知るからこそ、作戦が立てられる。
これは、いいヒントになったさ。

そして最近気付いたことは、
「ハングリー」ではなく「飢え」が成長に不可欠だということ。
英語だと意味が弱すぎる。

喉がカラカラになって水を飲みたい。
そういう命がけの「飢え」こそに大きく成長できるカギがある。
僕は、四人の男の子に飯を喰わせるのに必死だったからこそ、
「父性教育の重要性」を訴え始めるという「成長」が与えられた。

ノホホンと生きていたら、このチャレンジは、
僕に訪れなかったさ。

今の日本人の20才は、「幼稚」に感じるでしょう。
まったく自立できていないからだけど、
その根底にありそうなのが、
この「うぬぼれ屋」だ。

今朝は、大変なことに気付いてしまった。

さぁ、若いお父さん、
子供を20才では、「自立」をした一人の大人の社会人に向けて育てようではないですか!

「うぬぼれ」ではなく「大人」に育てるのが「子育て」でしょう。
この目標を失ってはいけないさ。
しっかり、そこに向けて子育てをしよう!

ここで言う「自立」とは、「心の成長」のことだ。


12/2/3(金)朝 キャンプじぃじの日記

昨日、インタビューが全部撮り終えると思ったが、
やはり、と言うか、その子はお休みで撮れなかった。
そんな気がしたのさ。


「父性教育の重要性」を訴える。

大変な挑戦だ。
そもそも「子育てを他人任せ」が正しいと考える風潮がある。

「安全」「快適」「気楽」「簡単」「便利」を追い求めるあまり、
大変な子育ては、どうにかして「他人任せ」にするのがいいと思う親が多くなったようだ。
・・・・いかに簡単に子育てを済ませることができるのか・・・・
こういう風潮だ。

でも全部の親ではないはずだ、こう思うのはね。

そこで考えた。
そんなでか過ぎる壁を取り壊すことより、
なんとか、乗り越えて、
「父親自身で子育てをしたい」と思う砂浜に埋まった小さなダイアモンドを「探す」ことを考える方が現実的だ。

それにしても、やっぱり大変だな。
「下手な鉄砲、数うち当たる」式に作戦を練ろうか。

母親の擁護は、小学生のうちに少しずつフェードアウトした方がいいと思うなぁ。
その分、父親の出番がある。

小学校3〜4年生ぐらいまでは、父親と子供がタップリ簡単な遊びを楽しむ。
難しいことをする必要はない。 
子供と楽しい思い出をたっぷりと作れれば、後に心の財産になるさ。
この頃は、子供と遊ぶ「量」があるといいと思う。

これには重要な意味がある。
このことで父親が自分の子の様子や個性を把握して欲しいのさ。
母親は、自分の子を客観的に観察できないことが多い。
これ、本当に子育ての上での重要なヒントだ。

子供が小学校高学年では、友だちと遊ぶことの方が大切になりだすから、
「量」は、減らした方がいい。
その分、「遊びの質」を高くする。

「親子キャンプ」だったら、ここらへんで「デイキャンプ」から「泊まりのキャンプ」にしていくことでそれが実現するさ。

中学生では、親と遊びたがらないのが健全な心の成長だ。
そこで、難しい遊びで子供を喜ばすのさ。
そして、
今の現実社会に生きていくための「心構え」を父親自身で子供に教えよう。
そうさ、子供に
「生きる意味」「生き方」「生きる価値」を父親が教えるのさ。

語ったからといって、子供にそれが身に付くわけではないが、
そういう「オヤジの小言」は、「冷酒のように、あとで効く」ものさ。
これは、昔から日本で伝わる子育ての方程式だ。

「親子キャンプ」だったら、これを「夜話」で言い聞かせをすれば実現する。
ゆらゆら揺れる焚き火を夜、親子で囲んで父親自身の体験談を話せばいいでしょう。
とっても「絵」になるシチュエーションさ。
最高に面白い場面だ。 父親自身が「オヤジ」を実感できるさ。

こうして、父親も「本当のオヤジ」に成長するのさ。
ここにでかい感動が起こるのさ。
やれば、分かるさ。

これはただの理想ではないさ。
高卒で貧乏なこの僕が実践したことだ。

そうして育てられた子供は、
「うつ病」「ニート」になりにくい「心の成長」を期待できるのさ。
こういうことなわけ、僕の言いたいことはね。

「物を手に入れて喜ぶ」よりよほど心豊かな人生になるのさ。
ブータン王国の国民に近い人生だと思うよ。


12/2/2(木)朝 ビデオマンの日記

うまくすれば、
子供一人ひとりのインタビューは、今日、撮りきれるかも知れない。
この年度末は、毎年、納期との戦いになるが、
滑り出し上々だ。

僕が28才のときに脱サラした小さな会社では、
広告物の営業のみに徹していた。
その広告物が出来上がるまでの総ての工程は、
外部の工場に出していた。

分かりやすく言えば、
「受注」は、普通の「営業」だったが、
「製造」は、総て外注だった。

それに使う材料も、必要最小限に押さえられていた。
基本的に「一切在庫をおかない」主義だった。

こういう会社に10年務めていたから、僕はその影響が強い。

僕が今の商売を立ち上げる時期には、
機材は、ほとんど同業者に借りまくった。
とくに2/3インチの業務用カメラは、
ブライダルや発表会の仕事だけでは、決してペイしないから借りた。

「コスト計算」は、商売の基本だ。
アマちゃんは、これが出来ないよな。
機材を手に入れるのが目的だからだ。

無駄なものを持たずに、「営業」に全力を上げたからこそ、
今まで商売をつなぐことができた。
必要な機材は、少しずつ揃っていった。
一番最初に買った機材は、音声ミキサーだ。

S/Nが放送規格でVUメーターが付いている。
コンプレッサー型のリミッターも付いている。
音響屋ではないのでイコライザーは必要ない。
それで当時、25万した。

無駄な物を持たない。

いつしか、僕はこの考え方に染まったわけだ。
そして、結果 オーライだ。
「断捨離」という本が流行ったが、
その核心部分は、だからよく分かるのさ。

人生も無駄な物を持たない。
そういうことで、二間のボロアパートで十分なわけだ。
その代わり「生き方」には、こだわることが出来たのさ。
自分のやりたい仕事にチャレンジできたのは、こういうことでだ。

物を手に入れて喜ぶ「消費」ではなく、
「成長」を目指せと自分の子供に教えたのは、こういうことでだ。
そして「父性教育の重要性」を訴える活動も、
このことが根底にある。

「消費」ではなく「成長」にこそ生きる意味が作られる、誰でもだ。


12/2/1(水)朝 キャンプじぃじの日記

たぶん、東京電力の社員の中には、
「一生涯安泰」を期待していた人がいただろうに、
そうなりそうもないのではないだろうか?

古くは、国鉄がJRになった時には、自殺者がたくさんでて社会問題になった。
つい最近では、郵政だろうか。

一般企業は、もっと早く「年功序列」的な就労意識はなくなった。
今、日本の企業は、外国の企業との熾烈な戦いになっている。
「普通に働く人」は、いらなくなったのさ。

「能力主義」

好みの問題ではない。
否が応でもこれに耐え、自ら成長を果たす「人」に育てることを意識しなければ、
今の子供たちは、生きていけないでしょう。

「少しでも学校の成績を上げて、少しでも有名な大学に通い、少しでも大きな会社に勤めて一生安泰。」

はたして、こういうふうに育てられた人を企業が雇ってくれるだろうか・・・・
即戦力・・・・これを企業は求めているのではないのかな?

「安全」「快適」「気楽」
これを当たり前にして育てられて、はたしてこれからの社会に適応するのだろうか?
「強い心」に育てなければ、生き延びられないのではないのかな?

40万人とも70万人とも言われている「ニート」の問題は、
現実社会に対して、それに適応していない子育てだったのさ。
学校の成績「だけ」にこだわった。
ここに本質的な問題があるのさ。

「父親的な戦略」が子育てにどうしても必要だと思わないかい?
子育ては、確かに本腰を入れると命がけにもなるほど大変だ。
だけど、
それだけに「生きる感動」は、たまげるほどあるのさ。

僕の子は、頭が悪いさ。
だから丈夫な「体」で勝負するように言葉掛けをしている。
それと「心構え」が鍛えられれば生き延びることができるだろう。
金持ちになる必要はまったくない。
自分らしく、堂々と人生を歩んでくれればいいのさ。
そういう僕の「父親的な戦略」を立てたさ。

子供が20歳では、自立をした大人の社会人になるように育てよう。
そのためには、中学生になったら
「生きる意味」「生きる価値」「生き方」を父親自身で教えような。

小学校高学年では、そういう目に見えない「概念」があることに気付かさせられれば最高にいい子育てになるのさ。
小学校低学年までは、甘やかすことなく親の「愛」を子供が感じられるように育てよう。
それは、美味しいママの味だろうし、
パパの肩車なのさ。

「一生涯安泰」ではなく「一生涯成長」をしていく大人に育てようよ。
子育ては、人生で最大のゲームなんだよ。
面白いさ、刺激的だ。

若いお父さん自身が「一生涯成長」をして子供によい見本を示すのさ。
頑張れよ!!


12/1/31(火)朝 キャンプじぃじの日記

昨日は、子育ての講演を始めた方と一緒に、
その講演を売り込みに営業廻りをした。

園長先生に今の保護者について、
いろいろな状況を聞くことが出来た。
園の方針によっては、父親が積極的に園の活動の手伝いをしてくれるという実例を聞くことも出来た。

しかし、それはかなりレアケースのようだ。
多くは、「子育てを他人任せ」で済ませようという風潮が想像以上に根強い印象を持ったな。
僕の心にそれが巨大な壁になって立ちふさがっているように思えた。

「子育てを他人任せ」

このままでは、子供の心がますます貧弱になってしまう。
生きる強さを子供に示すことが出来る「父親像」がどうしても今必要だ。
それは、決して他人任せにすることはできない。
どうすれば、うまくいくのだろうか・・・・・

僕が28歳の時、
「子供をビデオで撮って売る」という商売を目指して脱サラをしたが、
具体的な方法がまったく見えなかった。
その時の「真っ暗闇」と同じ暗闇をまた感じるんだな。

でも諦めないさ。
そうさ、諦めないさ。
その時だって、1〜2年で、ほんのわずかな「光」がはるか遠くに見えてきたのを覚えている。
まったく見通しがなかったのだけど、
遠くに点のような光があるのを感じた。

そして脱サラをして7年後に「卒業ビデオアルバム」の処女作を完成させた。
その光は、広大な広野になって僕の目の前に現れた。
そして、20年以上経った今でも、この仕事で生計を立てることが出来た。

僕には、こういう実体験があるから、
「子育てを他人任せ」にするという巨大な壁が今、立ちふさがってはいるけど、
諦めなければきっと近い内に「小さな点の光」が見えてくるだろう。

そう信じることで、このロッククライミングへの挑戦に勇気が沸いてくるさ。
考えてみたら、
「園の方針次第では、父親が喜んで手伝う」という事実を聞くことができたんだよな。
ということは、
きっといつかは、「父親自身で子育てをしたい」という若いお父さんに出会えるはずだろう。

僕は、そういう若いお父さんにロープワークを教えるのがとっても楽しみだ。
諦めないゾウ〜〜〜。
僕の50才代の成長にするんだ!
いざ、出陣だ!


12/1/30(月)朝 キャンプじぃじの日記

昨日の夜は、突然末っ子が帰って来たので歓迎会をした。
大家のおばぁちゃん、うつ病の古い友人、末っ子におばばと僕だ。

おばばがすき焼きに肉を買うからお金を頂戴と言うので二千円やったら、
足らないという。
それで三千円をふんだくられた。

大家のおばぁちゃんと僕は、肉を食べない。
僕は、通風だ。
でも昨日は、最悪の「かにミソ」を頂いた。

おばばは、気持ち悪くなるほどの安い肉をたくさん買ってきた。
でも、ほとんど平らげてなくなった。
たった一人の子供でこうだったんだな。
四人も男の子がいたころに、30`の米が一週間もたなかったわけだ。
恐ろし〜〜〜い。

子供がいると命がけ、必死に稼ごうとしたものだった。
若くてエネルギーがなければ、とても子育ては出来ないと思ったね。
でもその勢いがあったので、今の商売を立ち上げられたのさ。
「なんとなく」では、決して出来なかっただろう。

じぃじになると、今を生き延びるのに精一杯さ。
その内に、地球の空気を吸うのも難儀するのさ。
そうなる前にどうしても「父性教育の重要性」を訴えて効果を上げたい。
それを天国への手土産にしたいのさ。
今日は、それの講師を目指す方と打ち合わせがある。
そのための資料もバッチリだ。

新たな分野に挑戦する・・・・ワクワクするなぁ。


12/1/29(日)朝 キャンプじぃじの日記

昨日の夜、
大家のおばぁちゃんが元気かどうか気になったので、
夕食に誘った。

そうしたら、何を思ったのかたくさんの焼き鳥を買って持ってきた。
とても食べきれる量ではなかったので、
すぐにうつ病の古い友人も誘った。

こういうことで、とても賑やかな食卓になったね。
普段は、おばばと二人きりでお通夜そのものだ。
おばばは、ほとんど会話を楽しむことができない。
能力の問題だからしょうがないさ。

まぁ、そういうことで、
いろいろ話が弾んで、年寄りばかりの会話だから、
当然のことながら昔話しになる。
古い友人は、昔のネガをデータに変換をして携帯に入れてあるという。

昔、7月に残雪を求めて乗鞍岳へ毎年スキーに行っていた。
今では、もうそこにマイカーで乗り入れられない。
30年前には、7月の20日前だったら、雪渓の目の前まで車で行けた時期があった。
そのときの写真をそいつの携帯で見せてくれた。

おばばが若い頃、それなりにピチピチしていたさ。
長男、次男、三男、末っ子はまだこの世の中にいなかった。
去年無くなった友人のお姉さん、
そして僕がひっくり返る瞬間がその写真に写っていた。
そうさ、僕はどこに行っても道化師さ。

僕の小さな子供たち三人を久しぶりに見た。
そのかわいい子でも育て方が悪かったから、上二人はその後荒れることになる。
その時には、まったく想像できなかった事態になったわけだ。

僕の子供たちは、発達障害か、それの傾向が強くあった。
そのことを知らずにいたので僕は、ミスマッチな育て方をしてしまった。
これを専門用語では、「二次障害」と呼ぶんだな。

「障害」そのものよりも、この「二次障害」によって子供の心が歪んでしまうのさ。
今日は、マニアックなことを言うでしょう。
若いお父さん、
「子育て」を甘く見てはいけないよ。
ましてや子育てを「他人任せ」にして済ませようなんて言うのは、
確度が高くこの「二次障害」を引き起こすよ!
本当さ! 今の日本の「子育て」はここに問題があるのさ!
僕はこういうことでこれから「父性教育の重要性を訴える」のさ。

その問題の身近な例が「うつ病」だ。
これは、そのほとんどが、育て方が悪かったからこそ起こるものだ。
本当に気を引き締めて「子育て」に取り組もうな。

うつ病の古い友人は、こうして僕の家族が写っている写真を大事そうに携帯に入れているわけだ。
たぶん、ヤッコサンにとってそのころが一番幸せだったのだろう。
ソイツの亡くなった母親もそう言っていたさ。
そしてそのオフクロさんは、
父親がまったく友人と遊ぶことをしなかったと証言していたさ。

うつ病になりにくい「強い心」に育てような、若いお父さん!


12/1/28(土)朝 復活サイクリストの日記

年度末の慌しさの第一波が過ぎていった。
これはまだ「おもちゃ」に過ぎない。
本番はこれからだ。

そういうことで、昨日は、久しぶりに自転車に乗った。
見沼代用水路コースをフルコース、ポタリングをした。

風が無くサイクリング日和だったが、
空気が冷たい。
つま先と手の指がしびれて痛くなった。

この間降った雪が日中解けて、日陰のところはそれがまた凍っていた。
アイスバーンではなく「ミラーバーン」にところどころなっていた。
スリル満点。
700Cの細いタイヤでどこでも走っちまうんだな。

でも、通過するのに20メーター以上あるところは、自転車を降りてそれを押して歩いた。
僕のサイクリングシューズは、ロード用ではなくマウンテンバイク用だ。
シマノ製。
トレッドがしっかり刻んである。
それでも、ツルンコ、ツルンコ、おぉ〜怖〜〜〜。

そこに厚化粧のおねぇちゃんがミニサイクルで普通に走っていった・・・・・
じぃじは、気が弱いからダメさ、こういうの・・・・・

自転車で発散すれば大人しく編集するだろうと思った。
帰ってきてから、確かにPCを立ち上げて始めだしたよ、それ。
ところが、おばばが撮ってきた素材のところで僕の脳みそがフリーズした。

素材をプレビューするだけで、僕の脳みその演算処理が凍る。
ビデオ編集をしたことがある方は、意味がよく分かるだろう。
サイクリングで、寒い思いをしたところにストーブでヌクヌク気分だから余計だ。

当然のことながらまぶたのシャッターが閉まっていく・・・・・
谷口君の天国行き・・・・・

世の中、そんなに甘くない。
天国から落っこちる・・・・・・
けたたましい電話の呼び出し。

「ここはどこ?」「僕はだ〜〜〜れ?」の感で目が覚めて電話に出る。
「・・・・・幼稚園ですけど・・・・」
僕は思わずクレームかと思い、聞き直すと追加注文だそうだ。

もうとても編集する気分になかったので、その追加を作って納品をしに行った。
品物を届けながら、僕は、居眠りをしていたことを先生に告白したね。
愛の告白はしなかった。

その先生は、電話で僕が何を慌てふためいているのか、それに驚いたそうだ。
成り行きをその先生が知って笑っていたさ。
そうさ、僕は世間に笑いを届けているのさ。

そう言えば、随分前のことだが、
幼稚園のお泊まり保育のビデオを見た保護者からこんなことを言われたことがある。
「ビデオマンが、子供に顔をカメラに向けさせるのに、
『おいしいかい?』と子供に声掛けしているところが、
家族で見ていて一番ウケているんです。」

そうさ、僕は道化師さ。 じぃじだよ。


12/1/27(金)朝 キャンプじぃじの日記

一昨年は、さぎ山野営場の開墾で、
仕事を5日も穴を空けるほど面白くなっていたが、
今年は、その講師の成長振りがとっても楽しみだ。

幼稚園の子供を見ていて、
とくにお泊まり保育のときの様子を見ていて、
あの小さな子が「自立」を意識して生活をするんだな。

ちょっと無理をして自分の心と戦っていることがあるのさ。
それが面白くてこの仕事を続けることが出来たのさ、どんなに苦しくてもね。
その小さな子の成長振りを見て、僕は頑張ったんだ。

しかも、
うちに帰れば、自分の子がいた。
自分の子の寝顔を見れば、働く意欲がムラムラと沸いたものだ。
若いお父さんも、そうでしょう。

サッカーでも野球でも、選手の成長振りを見て、ファーンは興奮するでしょう。
王選手や長嶋選手の活躍ぶりは、今でも語り続けられている。

「成長」という感動は、生きるエネルギーを溢れるほどに引き出してくれるのさ。
「消費」は、手に入れたときにだけ嬉しくなる一過性のものでしょう。
だから「消費」のために人生を費やすのは、もったいないのさ。

子供の「成長」、父親自身の「成長」を目指そうか。
ここで言う「成長」とは、心の育ち具合のことだ。
「強い心」に育てよう。


12/1/26(木)朝 ビデオマンの日記

ビデオ屋がなぜか、「講演会」の売込みを昨日していた。

幼稚園の保護者に向けた「子育て」の講演会を仕事で始めた人がいる。
その延長線上に僕が訴えたい「父性教育の重要性」があるので、
僕は、久しぶりにこの人を売り込む営業をした。

とりあえず、近場の3ヶ園を廻った。
飛び込み営業ではないので、件数をたくさん廻る必要はない。
その内1件は、園長先生が忙しすぎて捕まらなかった。
卒園式後の春休みに講師を紹介するということになった。

残り2件は、園長先生が興味を示して下さった。
その講演会の第一回目が近々あるが、その日程を手帳にメモをとってくださるまで進展した。
そのうちの一人の園長先生には、
その講演会をうまくやるためには、保護者にどうアプローチすればいいのかも教えてくださるほどだった。

久しぶりの営業で、しかも好成績の戦果だったので、
昨日の夜は、通風にもめげずうまいビールを呑んださ。
「自分の消費」では、決して何の「成長」もないけど、
こうして「成長」そのものを目指すと「感動」が起こるものさ。

その講師のこれからの成長を願って僕はこれからも応援していくさ。
人生は、こういう風に楽しむのさ。 子供たちに伝えたいね。

また別件で、昨日は同業者の集いの会長にあるメールを送った。
こちらは、「営業」に関心がない同業者ばかりが集まっている感がある。
「営業をしないで仕事を下さい」というノリだ。
永久に商売は立ち上がらない。

なぜ、「営業」を避けるのか、
それは「心が辛い」からだ。
辛いことは避けて通りたい・・・・・・

子育てでは、こういう大人にならないように育てるのがこれから特に重要だ。
そこで、
「営業」について科学的に説明をして、
そのことで恐怖心を和らげれば、
ビデオの仕事に真剣に取り組みたい人なら、「営業」が出来るようになるだろう。

こういうことで、「営業についての講習会」を僕がやるというメールを送った。
そのレジメを添付した。

今朝の読売新聞の 3p(総合)面にこういう風に見出しがある。

「稼ぐ力」回復のカギ

国を挙げて、「売れる商品」を「売り込んでいく」ことをしなければ、
日本は、倒産するというのだ。

少しでも有名な大学へ行って、少しでも大きな会社に勤めれば一生涯安泰。

いつまでそんな馬鹿げた根拠の無い妄想を抱いているんだろうか・・・・
そういう親に育てられている子供がかわいそうだ。

これからは、元気よく「自ら成長し続ける」個人なり企業が生き残るのさ。
「消費で頭が一杯」の人は、どんな職場でも敬遠されるさ。
バカバカしいほど簡単なことだ。


12/1/25(水)朝 キャンプじぃじの日記

昨日は、午前中の取材がキャンセルになった。

うちのおばばは、オデブだ。
だから運動をさせるために朝の通勤は、自転車で行かせている。

元々は、自転車通勤を前提に自分で勝手にそこに務めだしたのだが、
いつの間にか、行き、帰りのアッシー君を僕にやらさせられるようになってしまった。
ひどいでしょう。

そこで最近、行きだけは自転車で行け、と業務命令を出したわけだ。
できたら、帰りだって自分で帰ればいいだろうになぁ・・・・
そうすれば、僕は完全に日中、フリーになれる。

昨日は目が覚めるなりおばばが
「あ〜〜ら、雪が積もっている」と嬉しそうに言った。
車で送って行けという意味だ。

冗談じゃないさ。 まったくひどい話だ。
僕はそれからこの書き込みをさっさと済ませて、
車にチェーンを着けに行ったね。
フロントガラスにぬるま湯もかけて、雪を払った。

おばばを仕事場までデリバリーしたのだが、すごい渋滞だった。
バイパスは、どうしてこれほどの車があるのか、ビックリするほどの渋滞。
そこに直結する道も同じく大渋滞。

だから、いつもサイクリングで鍛えている「方向だけ」を頼りに裏道をつないで走っていった。
自分でも感心するような裏技の抜け道・・・・・
実際は、ほとんど始めて走る道ばかり・・・・・
僕のファジー脳みそのナビで目的地の目の前の R-298と赤山街道の交差点までたどり着いた。

ところが、その交差点が猛烈な渋滞でビクともしない。
左前方に目標の建物が見える。
そこで、そこからおばばに歩かさせた。
3分はかからない距離だ。

車の頭がそこの交差点の中で左に向けて突っ込んだまま、信号が変わってしまった。
どうにも動かない。
しょうがないから、少しバックして、
右にハンドルを切って、交差点を右折して帰って来た。

取材がなくなったので、さぎ山野営場に行くことにした。
「竹ハウス」に積もった雪を払うためだ。
そこまでもそこら中渋滞だ。
いつもだったら30分で行く距離なのに、
そこに着いた時には、もう10時半になっていた。

竹ハウスは、無事だった。
雪かきスコップでフライの中からつつくようにして雪を払った。
同じく、ボーイのサイトにある6畳ほどの物置テントに積もっていた雪も払った。
いつの間にか、こちらのテントも積雪対策をしてあった。
なかったら潰れていただろう。

午前中は、こうしておばばを運ぶのとテントの雪かきだけで終わった。
午後からは、打ち合わせがあった。
「父性教育」の重要性を訴える前に、
母親の子育ての悩みを解消させることが先決だということで、
その講演をプロとして立ち上げる方との打ち合わせだった。

この話しは、僕の商売と関係ないけど、
僕は、大いに応援したいのさ。
その一発目が近々あるというので、その様子をビデオに収めて、
講演自体の内容改善に役立てようということになった。

今年は、彼のこの講演の後方支援に夢中になれそうだ。
30年以上、子供に「お父さん」と呼ばれ続けて幸せだったが、
今はもう子供が自立をしていない。

僕の心の中がスッポリと穴が空いたような日々に面白そうな刺激だ。
人生は、こうやって面白く作っていくのさ。


12/1/24(火)朝 キャンプじぃじの日記

「成長」と言うと、「成績」や「経済成長」のことだと思われてしまうかも知れないな。
それも「成長」の内だろうけど、
ここで言う「成長」は、「心の育ち具合」を意味している。

たぶんこう言うと、それじゃお前はどうなんだ?
と突っ込まれそうだな。

俗に言う「人格者」を「心の成長」としたら、
僕は、まったくの失格者だ。
でも、他人と比べてではなく、自分の去年と比べれば
若干、それに近付きつつあると思う。

「他人と比べて」成長があるかどうかではなく、
「自分の今まで」と比べて成長をしているのかどうか・・・・

これはね、子育てをする上で随分と重要な親の心構えだね。
この「今までの自分の子」がどう成長できているのか、
これを把握するためには、
「自分の子の今の状態」を詳しく知らなければ始まらないでしょう。

つまり、若いお父さんが普段から自分の子の様子をどれだけ観察が出来ているのか、
これを実行しない限り本当の子育てはできないさ。
勢い、金を払って他人任せの子育て・・・・・
とんでもなく恐ろしいことをしていると思わないかい?

僕の住む町では、いたるところにシャッターが下りたままの商店街がある。
そこに「他人任せ」の店だけが夜、皓々としている。
一家団欒の時間にだ。
何か、へんじゃないかい? この光景は?

僕の子は、発達障害があるか、そういう傾向が強い子ばかりだ。
このことを知らないで子育てをしてしまったので、
四人の男の子のうち、上二人はとんでもないミスマッチなことをして失敗をしたのさ。

下二人は、このことを考えに入れて「親子キャンプ」で育ててみた。
他人の子と比べたら、とても自慢できるようなことはないけど、
下二人は、「その子なりに成長」をしているように見えるさ。
ここだよ。

頑張って塾に通えばみんな東京大学に入れる、というものではないことぐらいは分かるでしょう。
僕の子のように「暗記」が非常に苦手な子もいるのさ。
だからそういう子は、「体験教育」が非常に有効なわけなんだな。

どの子もどの子も生まれもった特長がある。
決して同じ子はいない。
これを親が分からない、ここに僕がやったのと同じミスマッチが起こるのさ。
「他人と比べて」は、だからいけないよ。
自分の子が今までよりどれだけ成長したのかを見極めような。

そしてどの子にも、
「幸せを感じ取る能力」を高める子育てを目指そうか。
ブータン王国の国民のようにね。


12/1/23(月)朝 キャンプじぃじの日記

「消費」
これが頭の中で一杯の人は、本当に「成長」しない。

逆に子供に一生涯夢中になって「成長」する人生を送って欲しかったら、
「消費」ではないところに「生きる意味」があることを教えればいい。

そして肝心なことだが、
そのことを親の生き様として子供に見せればいいのさ。

「体験教育」の奥義じゃないだろうかね、このことは。
「消費」ではなく自分の歳相応の「成長」を目指そう。


12/1/22(日)朝 キャンプじぃじの日記

冷たい雨が降っている。

僕は、子育てのための親子キャンプをしていたころ、
こういう天候が悪い日こそ子供の心を強く育てることができる、と知っていたので、
僕自身は辛かったけど、実行したものだ。

わざわざ雪中キャンプをやったのは、こういうことでだった。
子供たちは冬用の羽毛のシュラフで寝たが、
僕はホームセンターで買った安物のシュラフだった。
一晩中、歯がガタガタ震えたものだ。

誰でも嫌なことだが、そこを親子で乗り越える。
それをいつもやっている内に「実行力」が確実に身に付くものだ。
こういう「行動力」がうつ病に対しての免疫になるものだろう。

戸田市、道満グリーンパークでの「親子で工作」のボランティア活動は、
ほとんど人がいない冬季にしないことにしたが、
3月からは、復帰する。
もう何年やって来たことだろうか・・・・・

この活動を「金儲け」ではなく、「自分の利益」でもなく
続けてこられたのは、その「実行力」のお陰だ。

スカウト活動をしていたころ駅前でよく募金活動をしたが、
大声で通りすがりの人に訴えるということだって、
躊躇なくできるようになった。

同じく、子供に「野グソ」を体験させるために
自ら実行をしたさ。 これは初めのうちはかなり抵抗感があった。
それを乗り越えたさ。

僕は今の商売を立ち上げようとする時に、
ある自己啓発セミナーを受けた。
上記のような、「自分の心に抵抗」があるようなことを実際にやらさせられた。

「行動力」「実行力」は、こういうバカバカしいようなことを実体験し、
それを何回も反復することで身に付くものだ。

さぁ、若いお父さん、
この冷たい雨の中、子供と一緒にタープを張って、
そこでカレーでも作って食べてきなよ。
そこで思いっきり親子でバカなことをしてるよな、と笑ってみな。
「どういう環境でもそこに面白さをつくる」能力が鍛えられるさ。

子供の心だけではなく、
父親の心も鍛えられるさ。
僕は、やったよ、実行したよ。

そういう能力で、商売での「営業」の実行力が高くなったのさ。
本気でやる子育ては、確実に父親も育つのさ。
やればこれが分かる。 人生は面白いさ。 笑っちゃうよ。


12/1/21(土)朝 キャンプじぃじの日記

昨日は二つも重要な会合があった。

一つは、「父性教育」の重要性を訴える、
この目標に向かってある講演会の案内をしたいとある幼稚園の園長先生に説明をした。
その講演会とは、保護者に向けて「子育て」の悩みに答えるというもので、
保育現場を30年以上携わった人が講師を務める。

僕の商売に直接何の関係も無いが、
そういうことではなく、僕のライフワークとしてこれからこの講演会をたくさんの幼稚園に売り込んでいこうと思う。
彼は、この講演会を職業として始めるので、大いに期待をしたい。

もう一つは、同業者の集いがあった。
「若手ビデオマンの育成」
年間の仕事をスムースにこなしていく上で、良質の人材はすぐにでも欲しいものだ。

個人事業だから、雇うほどの余裕は無い。
具体的に、僕が30才代に作ったノウハウ本「卒業ビデオアルバム制作」を使って例会の始まる30分前に講習会を持ちたいと提案をした。
これは、以前にも15分ぐらいやっていたことがあるのでかなり実現可能だろう。

そのことで、同業者の息子に20才代の若者がいるので、
その父親に、これから資料を送ろうと思う。
一歩前進だ。

僕はこうして50才代らしい成長を目指している。
40才代には、仕事量を減らして「子育て」を学んで実行をするという成長をした。
それは、カブスカウトのリーダーを年に70日活動をするほどのものだった。
30才代の僕の成長は、今の仕事の確立だった。
そのころ営業開拓をした顧客で今も生計を立てている。
僕の20才、いや18才のときの成長は、「自立」だった。
このときに僕は自立できたからこそ、
その後の成長があったと本当に思う。

だから若いお父さん、
子供を少なくても20才で「自立」が出来るように子育てをしよう!
その子が、その子らしい人生を思いっきり出来るように「自立」を目指して育てよう。
これが本当の親の愛さ。


12/1/20(金)朝 キャンプじぃじの日記

雪が降るというので、昨日、積雪対策をした。

さぎ山野営場のSCCサイトには、「竹ハウス」という大型テントが常設してある。
これは、市販のシートを使って、
竹とロープワークで組み立てるものだ。
12畳ほどの広さのものだ。
これは、大型工作物の見本として「展示」する意味がある。

若いお父さんに見てもらって、挑戦してもらいたいんだ。

これは、
そこそこ風雨には強いのだが、構造上積雪に対しては弱い。
いつだったか、末っ子がまだ一緒に住んでいたころ、
雪が降ったので、末っ子を連れてスクランブル発進で山に向かったことがある。
その時は、その竹ハウスの四隅のポールの内1本が雪の重さで潰れていた。

竹ハウスの積雪対策は、以前からやらなければならないと思っていたのだけど、
どうしても実施優先順位が低かった。
でも昨日は、待ったなしだと思ったね。

さぎ山野営場に着いて、竹置き場を見たら、
長尺の竹がたったの二本しかなく、あとは端尺ものばかりだった。
スカウトたちが使い切ったらしい。

そこで、竹を仕入れに竹屋さんへ行くことになった。
ボーイスカウトの活動の後方支援の一環として、
工作用の竹を供給することにした。

そういうことで、僕の小さなピンクの車のキャリアに青竹を満載した。
キャリアが悲鳴を上げている。
実際に車を走らせると屋根がギシギシと異音を出している。

竹屋さんからさぎ山野営場までの道のりは、
なるべく車の往来が少ないルートを、ノロリ、ノロリ、と走った。
フロントガラスから見える竹がユラユラ、ユラリ〜〜〜。

結構なスリルだった。
過去最大の積載量だ。
それを車から降ろして竹置き場まで運ぶのも難儀した。

竹置き場にあった古い端尺のものを取り除いたら、
底に落ち葉がギッシリと詰まっていた。
ブロアーで飛ばされた落ち葉が溜まったらしい。
そこの掃除をもしなければならなくなった。

早く積雪対策の作業に入りたいのだが、
こうして、一つの作業をしようと思うと、違う作業が増えるという事態になった。
ともかく、待ったなしだから、
この運命に従うしかなかったな。

そうして、ようやく竹ハウスの積雪対策の竹を組み入れた。
こちらの作業は、アッという間に終わった。 世の中、そんなものだな。
結局ギリギリでおばばを迎えに行ったさ。
僕の一日の人生がこうして消耗した。

この山で、子育てのための「親子キャンプ」を始める親子を増やすことが、
僕の今の夢だ。
僕が味わったダイナミックな子育てをたくさんの父親に堪能してもらいたい。
そのことで強い心の男の子を育てて欲しいんだな。
ワイルドだよ、本当にね。 面白いさ。


12/1/19(木)朝 ビデオマンの日記

今頃は、「卒業ビデオアルバム」の一こま、
子供一人ひとりに「大きくなったら何になりたい?」といったインタビューを撮っている。

アルバムは、5件作っていて、
そのうち1件は、全員完了。
今日あたりに、うまくいけば2件完了。
来週、残り2件で、休みの子の撮り足しをする。

毎年毎年、いろいろな子を撮る。
基本的にリテイクは、悪くなる。
だからよほどのNGでない限り、2テイクをしない。

3テイクは、ほぼ確実にひきつってしまうものだ。
そういうことで、どうしても何人かは、後日撮り直しということになる。

それで編集をするとダブって二回同じ子を入れることもよくある。
だから、必ず先生にチェックしてもらう。

最後の一人を撮り切るまでは、油断できない。
過去最高のギリギリは、卒園式当日というのがあった。
また、お話しが苦手な子もいる。
全員撮り切るのに、4日も5日もかかることもしばしばある。

こういう手間をかけても、このシーンは、その子の「思い出」の中で一番印象の強いものだから、
頑張ってるんだな。

2月からは、発表会のオンパレードだ。
そういう中、アルバムを1件完成して、3月初旬に納品をする。
毎年の事ながら、納期とのデッドヒートの始まりだ。


12/1/18(水)朝 キャンプじぃじの日記

明後日に同業者の集いがあって、
それに最近知り合ったカメラマンを誘ったら、
昨日の夜、遊びに僕のボロアパートを尋ねてきた。

この同業者の集いでは、会の方向性を考えるという議題になるそうだ。
「プロ」の集いになるのか、
それとも「新しい機材で嬉しいね」というアマちゃんの集いになるのか、
分かれ目になるのだろうか。 面白そうだ。

さて、尋ねてきたそのカメラマンによると、
幼稚園のお泊まり保育の企画をしている「キンダー」の元お兄さんが最近テレビに出たそうだ。
僕も昔、そこのビデオ撮影の合間に「お兄さん」をやったことがある。
パンダのきぐるみに何回も入った。

彼によると、その元お兄さんは、僕と同じような内容のことをテレビで訴えていたそうだ。
それで、僕は、その人が誰だか分かった。
それは、高濱さんという。

高濱さんとは、一度だけキンダーのお泊まり保育の現場で一緒になったことがある。
それだけではない。
彼の著作を随分前に読んだ。

ある幼稚園の園長先生に「父性教育」の重要性を訴えるための準備をしたが、
それの資料の一つに、その本を引っ張り出した。

「10歳までが勝負!「生きる力」をはぐくむ子育て」
高濱 正伸 著  角川SSコミュニケーションズ刊 1,300円

この中で、「父親の存在が希薄」というキーワードがでてくる。
本当にそうだ。
そのことを掘り起こしていけば、
「父親自身による子育て」がいかに重要かということになるのさ。

そして、それの具体的な一つの方法が、
子育てのための「親子キャンプ」ということに僕は気付いたのさ。

若いお父さん、子育てを他人任せにするなよ!
自分自身で、シッカリと子育てをしような。
大変だけど、そこにこそ「本当の父親」に成長できるものがあるのさ。
そして、そうした子育ての中に「父親の感動」があるのさ。
やってみれば分かるさ。

「父親の本当の愛」これさ。


12/1/17(火)朝 復活サイクリストの日記

昨日は、北へ20`(そんなに距離がなさそうだから車で測ってみる)行ったところの取引先に申込用紙を届けに行った。
もちろん、自転車で行った。
この冬、一番の寒さだったそうだ。
でも風がそれほどなかったので、スイスイ走った。
スイスイ過ぎて、曲がるべき交差点を真っ直ぐ走ってしまった。

帰り道は、元荒川沿いに走った。
ここだけがサイクリングした気分になれたね。

届けた先の僕と同じぐらいの歳の先生が驚いていた。
わざわざ玄関に出てきて、「本当に自転車で来た」と確認していた。
今、年寄りのサイクリングは、流行っているんだ。
どうやら知らないらしい。

もっとも、流行っていなくても、僕は元々の趣味だからサイクリングしてんだけどね。
「外の空気を吸う」
これが精神的にどれほどリフレッシュすることだろうか。

学校の成績に直接関係ないからと、子供に外遊びをさせないで、
子供を建物の中に閉じ込めて「暗記」ばかりさせていないだろうか?

「目」に見えない「心」は、「目」に見えない「外の空気」で元気が出るものだぞ。
どんなに学校の成績をよくしても
「心」が強く育たなかったら、そんな教育は、まったく意味がなくなるんだぞ。

パパの会社から100億をくすねるドラ息子がいたが、
そこまでの金額ではなくとも、
「成績だけ」の子育ては、「ドラ息子」「ドラ娘」にしてしまうんだぞ。

いいですか、
偏差値的に下位半分の人が、国民の半分いるんだぞ。
頭がいいかどうかは、ある程度遺伝が関係していると聞いた。
それだけではない。
発達障害や、そこまでいかなくてもそれのボーダーラインの人は、たくさんいる。

それなのに「学校の成績」だけにこだわる子育てに非常に問題があるのさ。
それだけではない。
「学問」に興味が無く「学ぶ」気がない子を大学に行かせるのは、
大学で享楽にふけるだけでしょう。

そこに「自立」を無視して子育てをしたらどうなるのか・・・・・・

自殺者、年に3万人以上。
全部とは言えないが「生きる底力」が低いことを意味しているのではないのかな?

ニート、うつ病、
これらは、親の育て方が悪かったのさ。
親の見栄で「見栄え」ばかりを追い求めた結果じゃないのかな?


今こそ「子育て」を根本的なところで考え直す時だ。
今の日本の「普通の子育て」に危機感を覚えよう!

自転車に乗ってそんなことを考えていたら、ミスコースをした。


12/1/16(月)朝 キャンプじぃじの日記

昨日は、薪割りの練習をするためだけにさぎ山野営場へ行った。
初めに、「生木用」の斧で、乾燥した木を割った。
だいぶそれの柄の長さに慣れてきた。

「生木用」の斧は、刃が薄い。
そしてこの間、柄の交換をしたときにそれを少し長めにした。

刃が薄いので、薪を割ろうとしても刃が刺さるだけのことがある。
そのときに、柄が割れなかった薪にぶつかる。

文章では、表現できないなぁ・・・・・
つまり、
刃渡りの手前の部分が、薪の手前の端になるように目掛けて斧を振るようにする。

刃を正確に当てなければならない分、難しい。
しばらくそれで、練習をしていたが、
ミステイクも多く、もうすでに柄の元がダメージを食らってしまった。

それで、今度は「乾燥用」の斧で薪割りをした。
「生木用」に比べて、倍まではいかないが、刃が厚くできている。
その分、重い。
柄の長さは、今まで通りで少し短めだ。

それで、薪を目掛けて斧を振ったら、
今度は、手前に空振りをしてしまう。
「長い柄」の長さを体が覚えた証拠だ。

体験によって体で覚えるということを改めて実感をしたね。
「知識教育」は、どこまでいってもそれは、ただ知っているだけだ。
「体験教育」で身に付けたものは、それが「出来る」ということになる。

サッカーのルールをいくら完璧に覚えても、ボールを実際に蹴らない限り、
サッカーのゲームは出来ないでしょう。
知識教育と体験教育の違いはこういうことにある。

「生き生きと生きる」こういう人生を子供が送るためには、
いくら知識的に言い聞かせてもほとんど効果がないでしょう。
「知っている」だけでは、子育てにならないのさ。

そういうことで、キャンプで厳しい生活環境の中を、
どう面白くできるのか、
実際にいろいろなキャンプ体験、
例えば、設営、調理、ハイキングやサイクリング、キャンプファイヤー、
もちろん、薪割り・・・・・・・
ありとあらゆる体験を子供にさせるのさ。

そのことで、どういう環境でもそこに「面白さ」を作り出せる能力を身に付けるのさ。
つまり「幸せを感じ取る能力」を高めるのさ。

ブータン王国の人々は、日本人のように「物」が溢れかえっていなくても、
「幸福度」が高いのは、こういうことでだと思うよ。

僕は、「乾燥用」の斧で薪割をした。
刃が重いので、すごい破壊力だ。
刃よりはるかに巾がある薪でも、真っ二つにはじけるように割れる。
面白くなって、思いっきりそれを楽しんださ。

こやって子供たちが夢中になって人生を送って欲しいよね、若いお父さん!
子供を部屋に閉じ込めるのは、だから良くないよ。
子供を「もやしっこ」にするなよ。
大いに子供を外遊びさせよう!


12/1/15(日)朝 復活サイクリストの日記

昨日は、「見沼代用水路コース」をフルコース自転車で走った。
北風が冷たくふいていた。

向かい風では、冬用の手袋に北風が突き刺して、
指がしびれた。
スキー用の手袋が欲しくなったな。

逆に、追い風では「無風状態」になる。
暑くなって汗が出る。

厳しさや、面白さ、こういう自然体験を子供にたくさん味あわせよう。

建物の中でヌクヌクと、「快適」「気楽」「簡単」ばかりを子供が体験し続けるとどうなるのか?
よく考えてみて欲しい。
「こうでないと嫌だ」「あぁでないと許せない」「これがないから出来ない」

こういう条件に縛られた人生を送りやすくなるのさ。
これを「我がまま」と言うのさ。
僕は、こういう「フラストレーション耐性」が低い人を
「快適病」と名付けたね。

「ストレス社会」
よく聞くね。
それは、「欲」を張るから「ストレス」が起こるのさ。
そこにもってきて、「快適病」の人は、その辛さが増幅する。
どう?
科学的な見解でしょう。
たぶんそうさ。

その証拠に、貧乏生活で十分な僕は、「欲」からほど遠い生活をしている。
普段から、アウトドアーを満喫しているから「快適」に未練が無い。
子供もいないので、負担がない。
ゆえに、
非常に軽い人生を楽しまさせてもらっている。

同じこの時代を、同じこの時を、同じこの日本で過ごしているのに
「物」や「快適」にがんじがらめに縛られて窮屈な人。

僕の目には、さっさとよせばいいだろうに、気の毒に映るのさ。
でも「見栄」で苦しい人生を、殺伐とした人生を、
送らざるを得ないんだろうね、きっと。

さぁ、今日、子供を北風に晒そう。
元気よく、親子揃って北風の中に飛び込もう。
「建物の中」が、いかに窮屈か分かるさ。
さぁ、飛び出せ親子で! フィールドへ!

息子たちと親子キャンプした思い出が浮かび上がるなぁ・・・・
面白く豊かな思い出。
僕の心に焼き付いている。

若いお父さん、同じ感動をどうぞ。


12/1/14(土)朝 復活サイクリストの日記

昨日は、北へ20`ぐらい行ったところの取引先に
申込用紙の見本を届けるのと打ち合わせがあった。

それほど勘がよくなくてもここまで書けばどうしたか、
分かってもらえると思う。
その通り、自転車で行った。

真冬なのに風も無く穏やかな晴天。
自転車に乗らない方がもったいない。
行きは、業務だったので旧国道を北へまっしぐら。

さっさと仕事を済ませて、そちら方面へ行くと寄るラーメン屋さんで
「やさいラーメン」を食べる。
ここは、高校のときから通っているラーメン屋さんだ。
昔は、本物の手打ちだった。

さて、午後からは、フリーだ。 どうしようか・・・・
「見沼代用水路コース」を見つける前は、よく岩槻へサイクリングしたものだった。
おばばを連れて行った。 末っ子も強制的に付き合わせたものだ。

懐かしい、もう思い出の彼方に行ってしまった、かわいかったころの子供。
そこで、そのコースを楽しむことにした。

とりあえず、R-16 を内回りに走って岩槻方面へ。
元荒川に着いたところで右折。 岩槻城址公園の脇を通過。
元荒川の土手沿いに走っていく。 懐かしい。

線路をくぐって、そのあとどうしたものか・・・・
コースを思い出せない。
たぶん、風景が変わってしまったのだろう。
そこらへんは、新興住宅街だ。

しかたがないので、そのままそこから折り返して帰路に着く。
R-16を越して、岩槻文化公園の中を通り抜ける。
岩槻は、公園が多い。

元荒川の土手を行くと、歩道専用の朱色の橋が見えてくる。
名前は、どこにも書いてない。
その橋を自転車を押して渡る。

そして川沿いに行くと、すぐ「武蔵第六天神社」に着く。
そこの境内の裏を行く。
雨でぬかっていると700cのタイヤがスタックをする。
昨日は、乾ききっていたから大丈夫だった。

R-4を越すして川沿いを行くと「梅園」に出る。
近くに「お狩り場」があって、皇族が鴨を狩ったという。
それで越谷では、「鴨」で町おこしをしようということらしい。

そのほかには、「くわい」が名物だという。
それでビールを造ったとかという話は聞いたことがある。
どちらも僕の胃袋には入ってこない。

そうして川沿いに走っていくと、
地元では有名な桜並木道になっている土手に出る。
桜が満開の時に、おばばと末っ子を連れて来たっけなぁ・・・・

「花見」は、日本人独特の風習だと書かれてある看板の下で、
インド人らしい団体さん数名が花見をしていた。
僕は、唯一知っている単語で、その人たちに「ナマステ」と挨拶をした。
そうしたら流暢な日本語で「こんにちは」と返事が返ってきた。
そんなことがあった。


川を見失わないように走っていくと、越谷市役所のところに出る。
こうして短いけどサイクリングをしたので、
ボロアパートに帰ってからは、
注文されたDVDの内職仕事に精を出せたさ。

いやいやながら仕事を自分自身にさせると、
なんだ、かんだ、と言い訳をしては、サボっちまうんだな、谷口君はね。
こうしてサイクリングで外の空気を吸わせれば、
大人しく仕事を始めるのさ。

子供がいないと、生きていてハリがなくなるものさ。
だから「父性教育」の重要性を訴える、なんてことを目標に生きることにしたのさ。
若いお父さん、一人でもこのことを分かって欲しい・・・・
「子育ての面白さ、感動」をね。

「子育て」を他人任せにするなよな。


12/1/13(金)朝 キャンプじぃじの日記

「親の最大限の豪華、贅沢は、子供にとって最低限の生きる条件になる。」

こういう子育ての結末が、その子にとってどれほど不自由な人生を歩ませてしまうことだろうか。
生きていく上で、おびただしい「条件」が必要になっていくのさ。
日用の糧だけでは、決して満足をしないだろう。

「考える力」
これは、個人差が大きい。
僕は、学校の成績が悪かったし、高卒だ。
でも、こうして毎朝、脳みそが新鮮な早朝にここに「書き込み」をすることで、
自分の考えを表し、整理し、それを自分なりに評価をしている。
それで少しずつ、自分なりに「考える」力が鍛えられている。
それは、50才を過ぎても、僕の「成長」になっている。

これは、ビデオ制作において非常に重要なトレーニングなんだな。
仕事柄、必要な訓練だ。

「考える力」
国立大学を出ても、たまげるほどない人がいた。
業務上の説明をしても、簡単なことなのに理解ができないでいた。
「暗記」だけをしてきたようだ。
そして、たぶん「普段の消費」で頭が一杯なのだろう。
その人は、とても「成長」しているように見えない。

これからの日本社会のトレンドは、
大学を出たかどうかではなくなる。
「どういう特技、技能」があるかどうかが、仕事をする上で良い評価を得られる条件になるだろう。

「能力主義」のことだ。
こういう時代に「考える力」がないというのは、致命的な評価になるでしょう。
ここまで分かってもらえるだろうか。

ならば、今朝の文頭を理解することも出来るだろう。
あとは、それを「知っている」だけではなく具体的に「行動」すればいいんだな。

「消費」ではなく「成長」を目指していこう。
そこにこそ「生き生きと生きる」活力が生まれ「人生の価値」が組み立てられていくものさ。


12/1/12(木)朝 ビデオマンの日記

学生の就職活動の状況がラジオから流れた。

非常に厳しい中、数十社を回るそうだ。
50件、60件、そんなのは当たり前だそうだ。
これ、会社に「自分」を売り込む「営業」でしょう。

この「営業」ができない学生もいることだろう。
いくら、学業がよくてもこれができなければ就職にありつけない。

大学で享楽を身に付けて、さっぱり勉強をしなかった者は、
なおさら雇ってくれる会社はない。

「営業」は、非常に重要な「能力」だと思う。

「営業力」
これは、言い換えるのなら「生きようとする力」だ。
幼少から満たされて、飽食の状態で育てられると、
この「生きようとする力」が生まれないでしょう。

僕は、高校を卒業して都内の小さな会社に勤めだして自立をした。
その会社は、高校で就職斡旋をしてくれた先生の引き出しの中に募集案内が隠されていた。

僕は、その先生にこう言った。
「僕は、社会についてまったく分かりません。
だから初めの内は、社会勉強ができる会社に勤めたい。」

先生は、
「一生勤める気がないのなら、こういう小さな会社がある。
しかし、念を押しておくが、不安定だ。」

こんなやり取りで、他の生徒にはまったく目に留まることもなかったその小さな会社に勤めることになった。
給料は、初めからダントツのトップで高かった。
28才の時にそこを辞めたが、固定給で35万円だった。
今からおおよそ30年前のことだ。

良かったのは、給料だけではない。
どういう仕事をしていたのかというと、
ある広告物の営業だった。
出向いていく先は、企業の「販売促進課」「宣伝広告課」
または、広告代理店だった。

飛び込み営業で「ワコール」を攻めたこともあった。
そこの会社にアポなしで飛び込み営業をしたとき、
ドアーを開けて僕の目に飛び込んできたのは、
おびただしい量のブラジャーだった。

こういう営業マン撃退法があったのか・・・・・・
信じられない手法が世の中にあるものだと社会勉強をしたさ。

また僕は、「東芝」にも飛び込み営業をした。
非常に運よく、僕は目当ての「販促課」まで通してもらえた。
そして担当者に会うことに成功。 あるものを売り込んだ。

それから数日が過ぎて、
僕の勤める会社の最大の顧客に同業者から僕が売り込んだものと同じものを売り込まれたという報告が、
その会社の担当者から聞かされた。
逆襲を受けたわけだ。
僕は、そこの社長に「東芝」を攻めるなという指示を受けてしまった。
これもいい社会勉強になった。

こういう生きた社会勉強ができた。
でもそのころ僕は、「営業」を技術だとはまったく思わなかった。
「何か手に職を身に付けよう、身に付けたい。」
こういう思いでいた。

なかなか僕の「心」を熱くする「技能」がなかった。
そんなとき、僕はスキー仲間を撮るために買っていたビデオカメラで自分の子を撮った。
次男坊を撮った。

撮っただけではなく、ビデオを趣味にしている人から「編集」を教わり、
次男坊の映像をスロー再生にして、そこにBGMを付けた。
不思議な面白さができた。

本人を脇において、
それよりも、その編集された次男坊の映像がかわいくて、かわいくて、しょうがない。
毎日、会社から帰ってきてそのビデオを見た。
これはいったい何なのか?

この刺激、魅力は、一体何なのか?

こういうことで僕は、「ビデオで子供を撮って売る」商売を目指した。
28才の時、高給をかなぐり捨てて、未知の世界に飛び出した。
実際には、そのころの世の中に、そんな仕事は無かったころだ。

でも、今はそれで食べ続けることが出来た。
どうして僕は、今のこの仕事を職業に出来たのだろうか・・・・・・
それは、僕の「営業力」のおかげだった。

「手に職を身に付けたい」と思って技術職を探したのだが、
それの一番重要なものは・・・・・「営業力」だった。
僕は、会社務めを10年して、そこで「営業」を覚えたのが、
一番の「手に職」だったのさ。

個人事業でビデオ屋を目指すのなら、この「営業」を身につけるべきだ。
いや、総ての仕事は、「営業」から始まる。
断言しよう。 「営業」ができなければ食べていけない、どんな仕事でもだ。

「営業」から逃げてはいけない。 
「営業」を元気良くできる強い心に育とう!

この「強い心で」というところが僕が今目指している「父性教育」とかぶるんだな。
商売を立ち上げることと子育ての共通したもの・・・・・
「生き生きと生きることができる強い心」ということだ。


12/1/11(水)朝 復活サイクリストの日記

若い頃に覚えた趣味は、歳をとってから貴重な財産になる。
僕にとってサイクリングは、無理をしなくても楽しいものだ。

歳をとる、ということは、生き方の要領がよくなることでもある。
「遊び」が熟してくる。
サイクリングも、歳相応に成長が出来るんだな。

これから仕事に追われるので、
今の内にツーリングしようと思い、昨日、実行をした。
北風が強くなる冬、
北に向かって輪行をして、季節風の追い風で楽チンサイクリング。

越谷市から南へ向かうと東京になる。 通勤地獄の電車だ。
しかし、逆方向は、ウソのようにすいている。
そこで、東武日光線で越谷から東武日光駅まで輪行をした。
寒い朝を電車の暖房でヌクヌクと温まって楽チン。
年寄りのテク、その1だ。

そうして昨日の朝、10時半ごろに東武日光駅を降りた。
そして輪行袋から自転車を取り出して、
とりあえず小腹を満たそうとお土産屋さんを物色する。
「ゆば揚げまんじゅう」なるものを発見。

そこの女将らしい人が、まんじゅうを売っていた。
僕は、ここで食べるだけで一個下さいと注文をした。
女将さんがどこから来たのかと僕に尋ねるので、越谷から来たと言ったらたまげていた。

自転車を脇に置いていたので、
女将さんにしてみれば、おじさんと自転車、越谷から来た、
これらの情報のモンタージュで、「自転車で越谷から来た」になってしまったようだ。

僕は、誤解を解くために日光のここまでは、電車で来た、と付け足して説明をした。
女将さんは、いよいよ意味不明という顔をする。
素人に「輪行」を説明するのは、容易ではない。
意味が伝わろうとどうだろうと、一応「自転車を電車で持ってきた」と説明して、
これから越谷までサイクリングするのさ、と僕は言いながらまんじゅうをパクついた。

女将さんは、会話に行き詰まりを感じたのか、
いきなり、「今日は、日光は暖かい、今、7℃だよ」と教えてくれた。
確かに、覚悟をしていた寒さではなかった。
穏やかな晴天、サイクリング日和だ。 ラッキー。
「運」も年寄りのテク、その2。

せっかく日光にきたのだから、「二葉山神社」の朱色の橋のたもとまで行く。
そこで仕事の打ち合わせを電話で済ます。
年寄りのテク、その3。

僕は、個人的に家康のしたことを良しとは思わない。
だからそれ以上には観光をしないで、
その神社の入り口から、一路越谷へ・・・・・・
分かりますか?
いきなりのダウンヒル!
年寄りのテク、その4。

お土産を何にしようかと考えた。
「ゆば」か「たまり漬け」か・・・・
「ゆば」は、いかにも日光に来たという感じがする。
そんなものをお土産に持って帰ったら、おばばにつっこまられるのがオチだ。
却下。
僕の好きな「たまり漬け」にした。
年寄りのテク、その5。

ダウンヒルを堪能してすぐ下今市に着く。
そこで「上澤梅太郎商店」に寄って「日光たまり漬け」のミックスを買う。
ここは、昔ながらに作っているからショッパイ。
流行の「ワイン漬け」の甘さがないところがいい。
年寄りのテク、その6。

そこから今度は、鹿沼へと向かう。
道は、ホタルのケツ(明るい)。
ところが市内に入る寸前に西方向に気になる道があった。
寄り道は、年寄りのテク、その7。

しかし!
平坦になって気付いたのだが、やけに風がきつい。
ところどころにあるのぼり旗が、北に向かってたなびいている・・・・・
おいおい、北風ではなく南風だよ・・・・・・
年寄りのミステイク、−1。

どこをどう走ったのか・・・・いつものようにサッパリ分からない。
でも太陽に向かっている限り方向には間違えがない。
年寄りのテク、7−1で、その6だな。 いやその7だ。

用水路だか、川だか知らないが、それの土手を見つけては走る。
700cのタイヤは、アスファルトのみを走るように出来ているのだが、
砂利だろうが、ブッシュだろうが、おかまいなし。
年寄りのテク、その8。
でも細いタイヤで調子にのってると、よくコケる。
昨日は、コケなかった。

天気もいいし、鼻歌交じりに走っていると、
タイムリミットが近付いていた。 ヤバイ。

いつだったか御宿へ輪行したときに、時間を読んで走ってはいたのだが、
帰りの電車が一時間待ちになって、遅くなり、
おばばを仕事場まで迎えに行けなかったことが、脳裏に浮かぶ。

おばば、「仕事をしてるのに、一人で遊んでんだから・・・・」
おお、嫌だ、このフレーズ。

いつものように大きい道に出て、ひたすら「渡良瀬遊水地」に向かう。
せっかくの広大な風景をわき目に見ただけで、
マイブームの「やぎゅう駅」から輪行で帰る。

ボロアパートに着いて、普段着の作務衣に市川猿之助並に早変わりして、
幼稚園の先生に貰ったピンクの車をすっ飛ばしておばばの仕事場へ向かった。

仕事場の前について、10秒も経たないうちにおばばが出てきた。
間一髪セーフ!

僕はおばばにこう言った。
「もういい加減にしろよ、随分待たせたじゃないか・・・」
年寄りのテク、スペシャルテクだ、これは。


12/1/10(火)朝 SNOWMEN CAMP CLUB 活動報告

1/9(月) さぎ山野営場開墾2周年記念を行った。

古い友人、うつ病の友人、カメラマン、大家のおばぁちゃん、それと僕の5名で鍋をつついて祝った。
風が無く澄み渡った青空の下で、
たくさんの小鳥達の合唱を聞いて楽しんだ。

大家のおばぁちゃんは、この小鳥達を見たくて来た。
この山には、ときおりバードウオッチングのご一行様が訪れるところだ。
マニアは、フクロウを目掛けて入り込んでくる。

SCCのサイトでは、長テーブル、小テーブル、椅子、タンク台、焚き火台、
それらが常備されていて、
ただちにキャンプできるようになっている。
昨日は、記念日だったので久しぶりに SCCクラブ旗を掲揚した。

ここで、父親と子供がキャンプをとおして子育てをして欲しいんだが・・・・
僕が実行してきた「親子キャンプ」をやってみて欲しいのだが・・・・・

今年は、「父性教育」の実施元年になれるかな?
難しいチャレンジだけど、だからこそ面白そうだ。

「卒業ビデオアルバム」という仕事の開拓もそうだが、
「父性教育」の重要性を訴える活動は、
道なき道を行く・・・・こういう人生の面白さがあるのさ。
ワイルド感タップリ、刺激的ではないですか。

子供を建物の中に閉じ込めるなよ!
子供を「もやしっこ」にするなよ!
たっぷりと外遊びをさせることで子供の心を鍛えよう!


12/1/9(月)朝 キャンプじぃじの日記

昨日は、おばばをサイクリングで運動するよう連れ出した。
おでぶがあらゆる病気の根源になっているから、
「ムシャムシャ食べない」「運動をする」ことを監視している。
世話の焼けることだ。

それで、山に行ったついでに、
薪割りの練習をした。
けっこう、これはスポーツ感覚で面白い。
思ったように割れたときには、快感が走るさ。

そして、今日のための準備物を「竹ハウス」に運んだ。
今日は、
さぎ山野営場開墾2周年記念を行う。
ちょっと大き目のこのおもちゃは、
手入れに夢中になって仕事に穴をあけてしまったものだ。

チェーンソー、木割り矢、斧、草刈にブロアー、
こんな山仕事に使う道具も、この二年で使いこなすようになった。
僕の50才代の成長の一部になったさ。

「消費」ではなく、いくつになっても「成長」を目指す。
だから生き生きと生きられるのさ。
子供に伝えよう!


12/1/8(日)朝 キャンプじぃじの日記

昨日、午前中に編集を上げて終わらせて、
午後から、おばばの運動不足解消のためサイクリングしようと思っていたら、
末っ子が帰ってきてしまった。

今日、末っ子は成人式に出席するらしい。
スーツを自分で買った。
もうすでにこの子は、自立を果たしているから一切関知しない。
されたがらない。

友達と会えるのが目当てなようだ。
僕のように、末永く付き合える友だちが出来ればいいね。

昨日は、
ちょっとだけ、末っ子は顔を出して夕方には仕事場へ帰っていった。
今日は、仕事場から会場に向かい、そのままこっちには来ないそうだ。
友達と大騒ぎしたいのだろう。

それなのに親が口を出してはいけない。 
そういうのを「野暮」と呼ぶ。
超過干渉だ。


12/1/7(土)朝 復活サイクリストの日記

昨日は、見沼代用水路コースをフルでサイクリングした。
景色がとってもいいのだけど、
もうこのコースは、慣れきってしまって感動が少ないな。
練習コースという意味合いが強くなってきた。
冬場のツーリングに向けての練習だ。

そのあと、さぎ山野営場で薪割りを、こちらも練習でいくつか割った。
柄の長さを変えたのだが、
一度体が覚えた感覚を書き換えて今の柄の長さを覚えるのには、
しばらく練習が必要なようだ。

こうして発散したから、
午後からは、大人しくPCに向かって編集ができたさ。
子供がいない今、仕事の目標がユルユルさ。

だから、こうして自分自身をうまいことごまかさないと、
仕事をしようとしないんだな。
考えてみれば、ずいぶんと贅沢なことだと思ったね。
いい老後さ。 楽しみがいっぱいある。 年中夏休みさ。

心に引っ掛るのは、僕の四人の男の子のうち、上二人のことだ。
同じドジ踏むなよな、若いお父さん。

若いお父さん、
「子育て」を父親自身でやろうな。
他人任せは、最低の子育てだよ!

どう最低かというと、
そこに子供は、「父親の愛」を感じないからさ。 「愛」がないからさ。
だからどうしても父親自身で子育てをするべきなんだよ。
分かってほしいね。


12/1/6(金)朝 キャンプじぃじの日記

昨日の遠足は、天気に恵まれて楽しく、アっという間に終わってしまった。
遠足そのものが楽しいのではない。
何人かの小さい子になついてもらって、
そこに快感に近い喜びが起こって、
それが小さな旅の楽しさになっている。

これは、昔、スキーのサークル活動でも散々味わってきた。
カブスカウトでの活動の喜びも、
結局は、子供との交流があるから愉快だった。

「物と自分の関係」
こういう消費目当ての生き方は、惨めだ。

「人と自分の関係」
ここにこそ生きる喜びが生まれる。
ブータン王国の国民は、自分達の宗教に従って「物」ではなく「人」とのつながりを大切に生活をしているのだろう。
それで「幸せ」なのさ。

しかし、
「人」は、時に裏切ることがある。
また逆に自分が「人」を裏切ることがある。
これは、誰でも体験をするだろう。
そのことによって、「人」の集合体である「社会」を生きていく術を学んでいく。

例えば、一番分かりやすいのが「失恋」だ。
人間関係は、もろいところがある。

今日の朝刊、読売新聞のトップに
「カネ・モノ 欲望の先に」という表題があって、
僕の好奇心をくすぐってくれた。

福島の災害は、わずかであっても敏感な人に「消費」「物」中心の生き方に疑問を持たせてくれたようだ。
嬉しいね。
「物を持つ」から「物に束縛されない」というフレーズが僕の体中に快感が走ったな。

そうさ、だから僕は今のこの貧乏生活で十分なのさ。
売れないカメラマンで、貧乏しているけど、
だからこそここに「自由」を満喫できているのさ。

分かって欲しいよ。

さて、
「物と自分の関係」
「人と自分の関係」

この違いは大きい。
「生き方」にこだわった僕は、後者を選んだわけだ。
それでスキーのサークル活動をしたのさ。

それは、ピークで年に40日ゲレンデに立っていたのさ。
そこで初心者を相手にいつも僕は、プルークボーゲンを教えていた。
それで滑れる仲間は、思いっきりゲレンデで遊べていたのさ。

スキーの活動から、ボーイスカウトの活動へ。
そして、自前の子育てキャンプに、
さらに今は、ボーイスカウトの活動の後方支援をやっている。

軸は違って、若いお父さんに
「強い心に子供を育てる」「お父さん自身で子育てをする」
ということの啓蒙活動へと、今目指すようになったのさ。

これら全部「人と自分の関係」を重視した生き方でしょう。

もう一つ、僕には武器がある。
それは「神様または仏様と自分の関係」だ。

見えないものを信じられるというのは、ものすごい開放感があるのさ。
本物の「自由」は、実はここにある。
これも味わって生きていられるなんて、僕は非常にラッキーだった。

僕は言うだけではないさ。
僕の四人の子供のうち、下二人にブータン王国の人々と同じように「信仰を奨励」したさ。

ここまで来れば、
「物中心」の生き方をしている人が気の毒に感じるのさ。
せっかく生きているのに、もったいなく時間を使っている。
人生には、心からの感動を味わえるのにね。

「自分との関係」を「物」から「人」へ
そして「人」から「神仏」へ昇華していく・・・・・
そういう「人生の成長」を果たすことの素晴らしさというものがあるのさ。
「消費」ではなく「成長」を目指そうか、若いお父さん。


12/1/5(木)朝 ビデオマンの日記

この時期には、毎年、上野動物園へ行く幼稚園の子供の遠足を撮っている。
それで、今日これからそれを撮るのさ。
しばらく幼稚園の子供を見ていないから、
久しぶりだからこの取材は、僕の方が楽しみになっているのさ、毎年。

この仕事は、「卒業ビデオアルバム制作」より古いから軽く20年を越す。
商売を立ち上げる時期には、死にもの狂いで「営業」展開したものだ。

ところで、
ここの書き込みのメインテーゼは、「心の強い子育て」だ。
僕は、ここに書き込みながら「自分の考え」を掘り起こし整理してきた。

それで、僕の今のこの仕事と「子育て」に共通する何かがあって、
気になってしょうがなかった。

分かったよ!
それは「飢え」だ!
「安全」「快適」「気楽」「便利」には、確実に「飢え」がない。
飽食状態。

この飽食感が、「生きる辛さ」「倦怠感」になっているのさ!
うつ病の根本にもこの「飽食感」がきっとあると思えるな。
結婚できないのもこの「飽食感」があるからだろう。
満たされきっている・・・・・これが生き生きと生きられない原因さ。

「飢え」があるからこそ「営業」を必死に出来る。
「飢え」があるからこそ子供を「自立」させるられる。
「飢え」があるからこそ、「日用の糧」だけで十分に感謝が出来る。

この間の「日本を捨てた男たち」を読んでいて、
フィリッピン女性と日本女性の違いを考えるようになった。
これの答えも「飢え」だ。

フィリッピン女性の魅力は、「不足」を覚えるからこそ「営業力」があるのさ。
「飢え」ていない「飽食」の日本女性は、往々にして
「赤信号、みんなで渡れば怖くない」
「たくさんの幸せの条件」・・・・・・

自分の力で男をゲットする元気が少ないのさ、「女」を売り込む元気不足。
面白いことを思いついてしまった。

これは、貧弱な日本男性にも当てはまることだな。
商売をしようというのに、
「営業ができません」なんて、ひどくナンセンスなことなのに、
いい大人が分からないというこの現実を見て、本当にそう思う。

個人事業のビデオ屋は、たいした制作力がなくっても、ある意味、誰でも出来るさ。
要は、「営業力」があるかどうか、
「飢え」ているかどうかだ、成功の鍵はね!


12/1/4(水)朝 キャンプじぃじの日記

昨日は、玄関の前でお好み焼きパーティをした。
最近知り合ったカメラマンが広島出身で、
東京の中野で広島焼の店を開いていた。

彼をスペシャルゲストに迎えて「広島焼」をしてもらった。
自称、僕の弟子という古いカメラマンとその友だち、
僕の古い友人、最近知り合った不良のばぁちゃん、
大家のおばぁちゃん、
みんなでそれを堪能したさ。

雪中キャンプのために買ってほとんど使っていない「調理台」や、
ダッチオーブン、その他キャンプ用品をセットしてドアの前でやった。
十分にアウトドアーの雰囲気が出た。

歳をとっても「外」の刺激が「生きる力」になったと思う。

ドアー一枚を挟んで中と外では、まったく世界が違う。
子供を建物の中に押し込んではいけないよ!

「もやしっ子」にしてはいけないよ!

子供を毎日たくさん外遊びをさせて、「生きる元気」のある子に育てよう!
子供を建物の中に閉じ込めるなよな!


12/1/3(火)朝 キャンプじぃじの日記

ほんの少しだけテレビで箱根駅伝を見た。
選手が頑張っている姿に、
何も知らなくても僕は感動を覚えた。

苦しさや辛さを乗り越え成長する姿に人は感動する。
そういうふうに出来ている。

パパの会社から100億円くすねるドラ息子を見て、
だれでも憤慨する。
そういうふうに出来ている。

父親自身が生きる価値に「金」を据えていたら、
子供がそれを真似るでしょう。

父親自ら、「成長」して子供にそれを見せれば、
それを真似るでしょう。

父親の成長・・・・・
これが「子育て」さ。
社長の成長・・・・・
これが本当の社員教育さ。
「長」がなまけているところに「成長」はないのさ。

「成長」を学んで実行をするのさ。

こういうことで、
子育てを他人任せにしてはいけないのさ。

父親が真剣に自ら子育てを学んで実行をする。
父親が父親らしい「成長」を果たすのさ。
そして子供がそれを見て真似て覚える。

子育ての本質・・・・・・自立
これをしっかり目標に持って子育てをしよう!

それぞれの「教育」は、
子供を自立させるための「各論」なのさ。
「各論」を目標にしてはいけないよ。

目指すは、「子供の自立」だ。
そこに親の感動があるのさ。
末っ子が昨日の夜、帰ってきた。
嬉しいさ。


12/1/2(月)朝 キャンプじぃじの日記

予定通り昨日は、おばばの運動不足解消のため
さぎ山野営場に車を置いて、
見沼代用水路コースのショートカットを二人でサイクリングした。

その後で、「木割り矢」で薪割りの訓練をした。
直径30pぐらいのものを割っていったが、
一回だけ矢をハンマーで打つのを外したが、あとは命中させた。

柄を取り替えたばかりの斧で、何回か外してしまったのは、
どうやら、前の柄の長さを体が覚えてしまったかららしい。

「体験学習」ということは、別の言い方をすると
「体で覚える」ということなのだと、しみじみと実感したな。

僕は、ビデオ屋家業に挑戦して27年。
自分では意識していないところで「体で覚える」ことをたくさんしたと思う。
「お父さん」と呼ばれて30年以上。

それから比べたら「キャンプじぃじ」を名乗りだしてまだ5〜6年だ。
まだまだ青臭い「じぃじ」だな。

それでも若いお父さんに訴えるぞ!

「子育ての本当の目的は、『自立』だ。」
日本の法律では、満20才で「自立」させることになっているんだ。
国際的には、それは18才だぞ。

20才で自立させるためには、
小学校高学年からその教育を少しずつ始めるのが非常にいい。
中学生、高校生では「自立」をハッキリと意識して子育てをする。

これが今の日本で最も欠けている「教育」さ。
さぁ、真剣に子供を「自立」させよう!!

小学校高学年から高校生ぐらいまで一環とした「自立」に向けた子育て・・・・・
「親子キャンプ」という一つの方法は、これに非常に都合よく向いているのさ。

子供を自立させ「大人の社会人」を育てよう!


12/1/1(日)朝 キャンプじぃじの日記

謹賀新年

昨日、雑煮を食べさせろとおばばにオーダーしたら、
まだ正月ではないから、ダメ、だと。
おあずけを喰らった。 僕はポチか?

昨日は、薪割をしたくてウズウズしたので、
朝、さぎ山野営場の薪割り場へ出向いて、気が済むまで薪割りをした。
柄を長くしたら、ちょっと気を抜くと的を外しやすくなった。

今日は、午後おばばとサイクリングをしたら「木割り矢」で薪割りトレーニングをしたいな。
木割り矢の方が斧より難しい。
鍛えなければな。

昨日は、そうして発散したから、
それからPCに向かって編集をやったさ。
僕は、仕事熱心だよな、誰にも言ってもらえないんで自分で言おう。

1/9(月)にさぎ山野営場開墾2周年記念を行うことになった。
鍋と焚き火を囲んで祝いたい。