スノーメン タイトル



ここのページは、

お子さんと一緒にキャンプで遊ぼう!!

と、お父さんに呼びかける Snowmen Camp Club の活動報告です。

クラブと言っても組織になっているわけではありません。
集まったそのときの人たちが仲間です。

さぁ、お父さん、キャンプ遊びをとおして心の強いお子さんに育てよう!



08/2/29(金) キャンプじぃじの日記

似て非なるもの。

子供の目線になることと、幼稚。
嬉しいのと本当の幸せ。
虚栄と威厳。
甘やかしと本当の愛。
ペットを飼うのと子育て。

言葉でハッキリとそれを説明できなかったら、それはそのことに関して未分化ということだね。
もし、実行できなければ、それは知っているだけで分かっていない証拠。

それの中で四番目が最も重要だ。
じぃじの説教。


08/2/28(木) ビデオマンの日記

〜〜〜〜〜ビデオ屋を目指す方へ〜〜〜〜〜

設備投資は、僕の場合、10%を目安にしている。
600万なら60万だ。
一年で最も売りあがる今ごろに「戦略」に添って行う。

編集PCでは、2001年に初期のソフト「ラプター・エディット」で1台作ってもらった。
容量は、50ギガだった。
それを5年使って、ボチボチ壊れそうになったので、2006年に「EDIUS」で1台組んでもらった。
今度のソフトのお陰で、発表会の「パラ撮り」が可能となった。
また容量は、HD差し替えにしてもらって、300ギガが3つ、500ギガを一つで仕事が出来るようになった。
この容量の違いは、それまでは必要なところだけしかキャンチャーできなかったものが、素材をまるごとキャプチャー出来るようになった。
具体的にどう便利になったかというと、何か他の作業、パッケージを作るとか、風呂へ行くとか、その間にキャプチャーを済ませることが出来る。
恐らく「ブルーレイ」の家庭普及率は、5年後に40%を越す可能性は、あって「フィフティ・フィフティ」だろうと予測しているので、あと3年以上はこのソフトで稼ぐ。(ここのところが戦略だ)

同じく、あと少なくても3年は、DVD−Rでの出荷がメインであろうと予測しているのでカメラもそれに合せて買った。
それまで、松下の NV-DJ1 が3台稼動していたが、1台壊れ、2台目が壊れ、ついに3台目も調子悪くなって修理もしてもらえなくなったので、去年、2007年に松下の DVX100B を7万の安物三脚と一緒に買った。
一年使ってみて調子いいのと幼稚園での発表会にも使えそうなので今年、2本目を同じ三脚と一緒に買った。
同じ機種のカメラを2台揃えるのが重要だ。
お泊まり保育や運動会の取材では、1台が予備になる。
また、この2本で来年の発表会は、パラ撮りをする。 
「I−リンク」で、DV-CAM で録画をしたらカメラ本体で起こったドロップアウトが、そのまま信号で送られてしまうことが判明。
カメラ部のアナログ出力で DV-CAM を回すことにした。 カメラの mini-DV は「オサエ」だ。

100B のレンズは、1/3in CCD なのにやたらでかい口径で、72_もある。
そこに UV フィルターを付けて普段はレンズキャップを使わない。
レンズフードに 3_厚のゴムで「ハレ切り」を作って貼り付けた。
これはその効果もあるが、むしろ「子供よけ」だ。
この仕事をすれば分かるが、子供がいたずらをする。 レンズを触られないように「バンパー」にするわけだ。

35ミリのスチル換算で33ミリまで引ける。
これは非常に便利だね。
ただ、工学10倍ズームなのでその分、寄れない。
発表会の撮影では、ちょっと届かな過ぎる。
そこで、1.5倍のテレ・コンバージョンズ・レンズ(略して、テレコン、逆はワイコン)を注文したが今だ届かない。
たぶん、バックフォーカスが狂うと思うのでピンをオートにすればいいのだろうか?
来年の発表会のシーズンまでに最善策を編み出す。

この仕事を商売として僕はやっているので、機材購入はこのように行う。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


08/2/27(水) キャンプじぃじの日記

歳をとると、筋肉痛が二日後にでてくる。

昨日、韓国ママの居酒屋で手製のキムチがいただけるというので行って久しぶりにビールを飲んだ。
当然思いっきり呑んだのでそれでも具合が悪い。
それで、古い友人でうつ病のヤツも誘ったんだが、来ないと言う。
ビールを4〜5本空けたところに、そいつが店に入ってきた。
そして知らないおばさんも来て、そいつの隣に座った。
どうやらどこかの飲み屋でひっかけたような様子だ。

女が出来れば働く気になれるだろうか・・・
それとも働いていないんで捨てられるだろうか・・・
僕は店に余分に払って帰った。

本場仕込みのキムチはやっぱり味が違う、うまいね。
朝から喰っちまったよ。 臭うだろうなぁ・・・


08/2/26(火) キャンプじぃじの日記

昨日ね、杉並区にある取引先で3時間も間が出来てしまった。
越谷まで昼寝をしに帰る時間はない。
そこでいい天気だし、善福寺川沿いにある公園で散歩をすることにした。
いい公園なんだな。 とても都内とは思えない美しいところなんだ。
川沿いに結構な距離がある。 僕以上の方々が気持ち良さそうに散歩をしている。
そういう絵の中の一人になった。

ふんだんにある「土」の道を、しかもたくましい木立をぬって、面白いから小さな橋があるたびに渡って行った。
子供がちびっちゃかったら手を繋いで散歩をしたらどれほど幸せなことなんだろうか・・・
でも大きくなっちまったものはしょうがない。
末っ子なんか「大きくなるな」「大きくなるな」と念じて毎朝お手手を握って散歩をしていたのに、アッという間に80キロの柔道部になっちゃったもんね。 残念。
そんなことを思い巡らせて歩いていたら、植木屋さんが仕事をしているところに出会った。
何かの都合で一本倒したようだ。
普段手に入らない太目のおばさん、じゃない、枝がバラされてそこにある。
思わず、作業をしている植木屋さんに「これ、下さい。」と僕が言った。
そうしたら植木屋さんは「全部持っていっていいよ。」だってさ。
全部はねぇ・・・
僕は控えめの人間だからちょうどいいところのものだけを選んで5〜6本もらった。
SCCのディキャンプでの「親子で工作」に最高の材料を手に入れた。
しかし・・・
生木だから重い。
普段の運動不足がたたって背中の筋肉さえ引きつっている。
僕はね、おぼっちゃんだから箸より重い物は苦手なんだ。
でも公園で出会う親子の笑顔を見たさに一生懸命にそれを運んだ。
おかげで、次の作業のナレーション撮りでは、もうグッタリだった。

お父さん、誰かのために喜べる子供を育てようね。


08/2/25(月) キャンプじぃじの日記

この地球はもはやタイタニックなのだろうか・・・・

大きな船は衝突してもすぐに沈まない。
ましてや地球ともなれば沈没するのに何百年かはかかるかも知れない。
もしかしたら、数十年後だろうか?

子供のいない人は、自分が死んだ後に子供たちがどうなるか関心が無いそうだ。
子供のいる僕は、とっても心配だ。
もしかしたら、日本で子供を生まない人が多くなったと言うが、それはそういうことで神様の仕業?

僕は自分の人生を超貧乏だが思いっきり生きられたのでとっても満足している。
それで僕と「同じ事」をしてではなく「同じ心構え」で子供たちが生きていって、僕が味わった豊かさを握り締めて欲しい。
これは僕の切なる願いだ。
それなのに、地球がダメになってしまいそう、とは・・・・
子供のことを思うと何とかせにゃならんでしょう!

石化燃料が温暖化の原因と報道されているけど、それは原因の一部でしかない。
本当の、本当の、一番大きな原因は、一人一人の心の中にあるんじゃないの?
「自分だけは豪華な生活をしたい」
お隣の中国やインドなどの人口でアメリカや日本のような浪費を目指したら・・・・
いやもうすでに「人の欲望」のままに突っ走りだしているのだろうか?

一部の成金が、1gで1キロの車に乗り、貧乏な国の人の一年分を1食で喰ってしまい、ナント旅客機を自家用にしてしまうほど欲望が麻痺している者もいるという。

自分の生活の糧を得ることができない者さえ、「豪華」を追い求めて生きていたりして・・・・
なんていうことなんだ!

超貧乏で質素な人生でも、心からの感動を人生で味わえるのに・・・
人の心の中にある欲望と虚栄こそが地球環境悪化の根本原因じゃないの?

お父さんも、お子さんの将来の地球環境について心配ではないですか?
お子さんに、ぜひ質素な生活を奨励してください。
「豪華は地球の敵」・・・・ダメ?

あぁ、人の欲望を前にして、なんて弱々しい訴えなんだろうか・・・・
でも子供のために生きている限り諦められないね。
質素な生活・・・・
キャンプで教えられる!!

それは惨めな人生ではないよ、むしろ本当の人生の喜びがあるんだ!
分かって欲しい。


08/2/24(日) キャンプじぃじの日記

僕はね、チャカラカシと消費でしかないテレビ番組は嫌いなんだな。
それで中学一年のときから、ほとんど見なくなった。
「ゲバゲバ90分」という番組がでてきて嫌になった。
それまでは、テレビで流れる映画を毎日見ていた。
そのころは、7時、9時、11時、と多い日には三本立てだった。
もう40年前の頃のことだ。

消費の喜びではないところの心の豊かさに気付いたのは、たぶんこうしたことでだろうと自分で思う。
多感な中学生でどれほど「心の栄養」が得られるかは、子育てで最も重要なことでなければならないんだがなぁ、僕はそう思うね。
僕の人格を形成してくれたのは、そのころテレビで流してくれた「映画」であることに違いないと思う。
まさか、僕が「ビデオ屋」を始めるなんて想像しようもなかったが、仕事をしていて無意識に「絵」を思いついてしまうことがあるときに子供のときの影響を感じるね。
そういうことで僕の子供は全員テレビを見ないで育った。
弊害もある。
世の中、どんなことにでも、すべてのことに、「メリット」「デメリット」があるものだ。
末っ子があまりに世間の話題を知らないので学校の先生に「新聞」を読むようアドバイスを受けた。
テレビを見ないということは、ニュースを「知らない」というデメリットがあった。
しかし、それは「新聞を読む」という工夫で克服できた。

僕はいつも、おばばに呑み過ぎの勧告を「イヤミ」で受けているんだなぁ。
痛風の薬を僕の代わりにもらってくる度に、「医者が酒を飲むな」と言っているという具合にだ。
それでこの間から、新聞の切抜きが僕の机にある。
酒がどう脳障害を起こすのか克明に書かれてある。
まぁ、おばばの意地悪だ、と思っていたら、
ナント、末っ子が新聞を読んで見つけたという。
僕はそれ以来、晩酌をプッツリ止めてしまった。
もう10日以上経つ。
風邪をひいているわけでもないのに、別に無理をしているというこでもないのに・・・
子供の忠告は、これほどにインパクトがあるとは思わなかったね。
自分でビックリ。


08/2/23(土) キャンプじぃじの日記

引きこもりの原因で最多なのは、就職や就労での挫折だそうだ。

僕の古い友人のうつ病もそうだ。
一流の大会社で昇進試験に落ちて、それで会社に行かなくなった父親が近所に住んでいるという。
その人はそれまで一度も「落ちる」経験がなかったそうだ。
子供のときに、普段の生活で「快適」「安全」「気楽」をたっぷり浴びて、
逆に、苦しい思い、悲しい思い、辛い思い、をしなければ当然の結果なんだがなぁ。
このことは、教育者自身が認識していないことが多いと思う。
だから普通の親は、思いっきり子供を「温室」で育てているのではないのかな?

知識や技能を詰め込むばかりの子育ての結果だよ。

ベテランスキヤーなら固形ワックスを滑走面にすり込むわけだ。
レーシングソールでは、始めに「ベースワックス」をアイロンで染み込ませる。
そしてそのベースワックスにその時の雪に合ったワックスが固定できることを知っている。
上越なら「黄色」、志賀高原なら「赤」が大体いい。
「白」もあるが僕はそんなに寒いところに行ったことがなかった。
僕は面倒だから「赤」と「黄色」を混ぜてオールマイティに使っていた。
「黄色」だけだとどうしてもすぐに落ちてしまう。
そんな思い出がある。

このレーシングソールに染み込ませるベースワックスが「心を強く育てる」ということだ。
その上で、その子に合ったワックスの知識なり技能を身に付けさせれば、素晴らしい青年が育つだろう。
ここの関係がお分かりかな、お父さん?

今の子育てのほとんどが、「ベースワックス」無しなんだな。
だからせっかくの知識や技能は社会に出てすぐ剥がれ落ちて、会社に「行きたくないよぅ」となってしまうんだよ。
子供の心を強く育てるのは父親の責任だ。
エプロンを着て台所に立つことではない。

さぁ、子育てを強く意識した親子キャンプをしよう!!
この休み、ディキャンプをしよう!


08/2/22(金) キャンプじぃじの日記

昨日ね、あるおかぁちゃんが幼稚園で撤収作業をしている僕のところに来て、
「発表会のバックナンバーが買えないでしょうか?」
と尋ねてきた。
今まで自分でビデオを撮ってきて、今年は僕のビデオを買うつもりで初めて舞台を「生」で見たそうだ。
レンズを通してではなく肉眼で見るのは感動が全然違うことに気付いたという。
だけど最後の子の最後の発表会だったんだな。
そのおかぁちゃんは、その感動の余韻で下の子のビデオが欲しくなったらしい。

僕のビデオはね、そのときには分からない価値が何年かしてからでてくる不思議なものなんだな。
まるでうまい酒のように何年も、何年も、経ってから「家宝」になるほどの価値が生まれる。
他人と比べてどれだけ自分の子が多く写ったか、なんて欲望で見ていたら、まず理解できない価値がそこにある。

不思議だね。
実は、これ、子育てにも当てはまりそうだ。
他の子と自分の子をいつも比べて、「優秀」という見栄と欲で子育てをしていると、実は、その子は「愛」が不足する。
そうではなくて、
いつもその子の出来る範囲をよく観察して理解をして、その子にとってちょっと難しいことに挑戦させる子育ては、「愛」がバッチリその子に届く。

親の気持ちの持ちようで、生きる本当の価値に「気付く」ことができるかどうか・・・

本当の価値とは、つまり、親の心の底からの「愛」が子供に届くかどうか、ということだ。
見栄や欲望が子育てにあったらまず出来ないんだな。

そのおかぁちゃん、
「金額はどれも同じですか?」という目で質問するので、「お支払いは3倍ですよ、すごい金額になる」と僕が言ったら、それでも欲しいという。
この調子じゃ、卒園式には大粒の涙だろうなぁ。
物や金では味わえない「成長の喜び」できっと心がパンパンになって大爆発間違えなしだね。
ハンカチじゃ足らない。 タオルが必要だ。 ティッシュもね。

本当に僕は、このようにして子煩悩の方々にたくさんビデオを買ってもらえて人生を送ることが出来た。
子供を思う親の愛には、感動させられるし、感謝、感謝だね。

僕はそのおかぁちゃんに最後に、「子育てはこれからだよ、これから!」と言ってあげた。


08/2/20(水) ビデオマンの日記

〜〜〜〜〜〜ビデオ屋を目指す方へ〜〜〜〜〜〜

発表会の内容が2時間を数分越してしまって、それに合せてオーサリングをしたのだが DVD の容量をどうしても越して入らなくて4回もやり直しをした。
その度に、なんだかんだと3時間以上を潰す。

今年は、2カメパラ撮りでその時間的コストがやってみなければ分からないが覚悟を決めて取り掛かった。
しかし、蓋を開けるとパラ撮りの方はみんなうまくいったのだが、なぜかもう何年もやっている2カメスイッチングの仕事3件がトラブりっぱなしだ。
2時間を越したのもスイッチングの方。

仕事は、多分に想定外でのトラブルがあるものだ。
明日、今期最後の発表会の撮り、気を引き締め直して気合を入れるぞ。 オッス!

どんな仕事でもうまくいかないのは気が緩んでるからだ!!

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08/2/19(火) キャンプじぃじの日記

僕のお宝のキャンプストーブ、MANASLU 126 のバーナーの根元がダメになってしまった。
ここの部分は、たぶん修理が出来なそうだ。
それで、昨日、仕事の機材を秋葉原に買いに行くついでにそれの新品を買った。
やっとこのストーブが懐いた頃に一個目が亡くなった。
故障した部分を、しまうのにいちいちバラさなければ専用ケースに入らない。
後継ぎは、バラさないで入るケースを板で作ろうと思う。
このことで耐用年数を飛躍的に延ばそう。
こうしてあらゆる場面で工夫が出来て面白いんだな、キャンプは。

人生でこの工夫の面白さを身に付けると、
あらゆる困難を工夫して乗り越えてみようとするものだ。
子育てで一番肝心なことは、知識や技能ではない。
この工夫をしようという気持ちを強く持てるようにお子さんを育てよう!!

子育てを目的にした「親子キャンプ」がとっても効果的だ。


###### Snowmen Camp Club ######

08/2/17(日) ディキャンプ実施

天気がいいので何組かの親子連れが公園に来た。
おばばが営業に回ったが、12時過ぎにお昼の準備をしているところばかりで「親子で工作」を誘ってもすぐに参加できそうにない状況だった。
それで開店休業だった。

思わぬお客さんが来た。
前回も散歩の途中で立ち寄っていったクリスというワンちゃんだ。
遠くの方から、真っ直ぐ目掛けてダッシュで走ってきた。
飼い主のおじいちゃんは、毎日そこで犬の散歩をしていると言う。
そのおじぃちゃんに、おばばにもらったチョコとコーヒーを振舞った。
公園のことを良く知っていて、いろいろと野草の時期や食べ方を教えてくれた。
たぶん次回も会えそうだから、それをご指導いただけるかも知れない。
楽しみが大きく膨らんだね。

古い友人も調子に乗って来た。
今度は、「10割り手打ちソバ」をやりたいと言う。
そのレシピを持ってきた。
しかも蕎麦粉も買ったと言う。

なにやら本来のボランティア活動が思わぬ方向へ行ってしまいそうだ。
まぁ、この活動は神様の言うとおりであればなんでもいい。
気負わないことにも価値がある。

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08/2/17(日) キャンプじぃじの日記

今日は、SCCのディキャンプだ。
去年も、一昨年もこの二月に公園に来る親子連れはまったくいない。
一昨年はそう言えば雪景色だった。
何年も続けているうちに、きっといつかはこの活動の意味を理解してもらえる日を楽しみにしているんだな。

子供の心を強く育てようというのだから、気楽ではない環境が最も効果的だ。
だから、うんと寒い日、雨の日、強風、暑い日、
この大自然のパワーこそが子供の育ちに非常にいい。


小奇麗なことを喜ぶ母親には、まず出来ないことだ。
だからこそ、お父さんの仕事、お父さんの子育てなんだよ!
エプロンを着て台所に立つことではない。

子供を自立した一人の大人に育てよう!!


08/2/15(金) キャンプじぃじの日記

仕事のメドがたってホッとした。
ついつい昨日は呑みすぎて二日酔いだ。
あぁ、具合わり〜。


08/2/13(水) ビデオマンの日記

〜〜〜〜〜ビデオ屋を目指す方へ〜〜〜〜〜

僕の場合、この時期と夏のお泊まり保育で一年を喰っている。
利益率では夏の方が多いが、売上ではこの時期がダントツ多い。
販売用のイベントをあと5件撮って、卒園前のアルバムが1件、寄せ書きが2件、売っていく。
この時期が過ぎるとあとは、卒園後納品のビデオアルバムとそのチョイ撮りばかりだ。
この仕事の最高にいいところは、そのほとんどがレギュラーで毎年ある点だ。
個人事業のビデオ屋の仕事の中で、たぶん抜群の安定した仕事だろう。

子供がたくさんいたころは、何としても子供に食わせなければとの思いで現金収入がない時期が辛かった。
だけどあと一匹だけだ。
三月の卒園式シーズンさえ乗り越えればまた隠居生活が出来るんだな。
あぁ、春が待ち遠しい!

さて、どんな仕事でもこの「稼ぎ時」があるものだ。
ここで大ドジを踏むと、つまり一年を喰っていけないわけだ。
サラリーマン生活のように毎月の収入というのはない。
脱サラをしたての頃は、この商売の「成功報酬」に早く慣れるべきだろう。

また退職金なるものもない。
逆に言うと、元気なうちはこの仕事で食べ続けられる。
会社の仕事に命を掛けても定年で追い出されてしまえば、一失業者にカウントされてしまうのとは違う。

定年退職でビデオ屋を始めようという人がいた。
趣味としてならともかく、そんな歳でこの仕事を職業にしようなんてひどく失礼なことだ。
命がけで学ばなければならないものがこの仕事にはたくさんある。
そういうことで三十歳前の若い方でなければ覚えきれないだろうし、現場で動き回れない。

だから僕の隠居生活は、100%ブラブラしているものにならない。
元気な限り、仕事がある。 しなければならない。
問題はどうやって死ねるかだな・・・
うまくカットアウトできればいいが・・・
何年もかかってフェードアウトなんていうのは勘弁してもらいたい。
子供に迷惑をかける年寄りにならないように・・・
祈りが届くだろうか・・・

まぁ、こういう人生設計の仕事だ。

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08/2/12(火) キャンプじぃじの日記

昨日はいい天気だった。

仕事は、ちょっとしたドジと機材のトラブルで押し押しになっていたがこの連休で一気に巻いた。
そこで昨日は久しぶりにおばばと散歩をした。
プチ隠居だ。
途中、おばばがメジロを見つけた。
もう春が間近だ。
うちの最後の高校生も無事に進級できれば(赤点を三つも取っている、どうなることやら・・・)あと2年で子育てが終わってしまう。
そうなったら本当に人生の隠居だよ。 あぁ。
本当にアッという間に目の前に「ジ・エンド」が近づいた。

思いっきり生きられたんで充実感はあるね。
僕の場合、子供の頃両親の離婚というひどいことがあったり、引越しが多くて友達が出来にくかったり、父親の商売が不振で貧乏だったり、
しかし、今思うとそれが僕の心を強くしてくれたんだな。
そのお陰で今の仕事を開発できて飯が喰えるようになった。
僕の中学のときの友人は、サラリーマン家庭で何の不自由もなく育てられたらうつ病になっちまった。
子供のときの苦しさ、辛さ、悲しさ、はトラウマになるほど極端に悪くない限り、それは人生の心の栄養になる。
ある有名な心理学者が言った。
子供を不幸にしたいのなら、その子が欲しがるままに与えればいい。
この今の日本で、そういう子育てが多いと思うよ。

さて、本格的な隠居生活が始まったら、若いお父さんにこのことを忠告するじぃじになるぞ。
子育てのための親子キャンプの啓発活動をするぞ。
その準備も万端だ。
ディキャンで親子連れを工作に誘う「営業」はおばばが得意になったし、いいんじゃないの?
今の仕事で十分に喰っていけるから、思いっきり自分の思ったとおりのボランティアが出来るんだな。
高校のときの古い友人もそれを楽しみにしているし・・・
なんという恵みなんでしょうか。
自分でやっていてビックリするほどの奇跡だ。
そういう賛美歌があったな、そう言えば・・・

僕の50代はそういうイメージだね。
散歩をしながらそんな戦略を練った。
自分自身で作るボランティア活動なんて、なんて贅沢なことでしょうか。
超貧乏だが自分で豊かな人生だと心から満足できるな。 感謝、感謝だ。
物や金で見栄を張る人生では味わうことが出来ない。
そういう生き方があるんだよ。


08/2/11(月) キャンプじぃじの日記

高校生の末っ子に昨日ビデオ編集の作業を見学させた。

「作業内容を覚えろということじゃない。 仕事が出来る心を身に付けるんだ。」
僕はこう子供に言いながら、3枚の写真を加工して画面上で特殊効果を付けるまでをやって見せた。
その場面は、おおむね30秒に仕上がった。
そこまでで約2時間、子供に見学をさせた。
「どうだ、たった30秒を作るのにこうしてコツコツと作業をするのが仕事なんだ。
ちょうどいい絵のサイズ、タイミング、効果の方法を何回も何回も試しただろう。
諦めない。
自分のイメージが出来るまで諦めない。
そこに必要なのは、ハッキリとした自分のイメージという目標。
そして根気。
これが仕事だ。 分かるか?
どういう仕事でもこれが必要なんだ。
お前も仕事が出来る男になるためには、いやになってしまいそうな自分の心と戦わなければならない。
具体的に今、朝早く起きているだろう。
その時目を覚ますということでその自分の弱い心と戦う訓練になっているんだな。
目標の立て方や実行力は、だから今それをキャンプで訓練してんだよ。
ただのお遊びではない。
だから次のキャンプの計画書を早く出せ。」

こういう風に言葉がけをすれば、キャンプで遊ぶということではなく、それで何かを学ぼうと子供がするんだな。
お父さん、分かるかな?
レジャーキャンプでは子供の心が育たないんだ。
しっかり、子ども自身に意識付けをさせよう!!

高校生でこうしてオヤジの言うことを聞くようにさせるためには、小学校低学年でしっかり子供と遊び込むことが要となるんだよ。
そのことで子供はオヤジの愛を心一杯に受け取れるんだな。
分かってほしいなぁ。
いい子育てをしよう!!


08/2/9(土) キャンプじぃじの日記

居候のミーコは、ネコらしくわがままだ。

一番最初に覚えたことを忘れないのは、人も猫も同じらしい。
人間の場合、だからよく「三つ子の魂百までも」と言う。
ミーコは、この間勝手に入り込んだまま居座っている。
ここが重要だ。
決して飼っているわけではない。
うちに来る前は、産まれてしばらく乾燥餌さだけを与えられたらしく、それ以外にほとんど食べない。
肉も刺身も、食べようとするけどお口に合わないようだ。
ある時、サンマの骨を珍しく食べようとしたら奥歯に骨がひっかかって大騒ぎになった。

それでもなぜか「海苔」は好物で食べる。
妙にグルメなんだな。
今朝も僕の膝の上でそれをねだるんだ。
もう、きりがないよ。
海苔で腹一杯にでもしようというのだろうか・・・
うちは貧乏なんだ。 勘弁して欲しいね。

さて、その海苔を餌さ箱に入れてあげると乾燥餌に混じって見えなくなる様子だ。
どうやら猫は「白黒」で世の中を見ているらしい。
朝食でそのことをおばばに言ったら、犬もそうだという。
盲導犬が交差点で止まるのは信号を見てではなく、車の往来を見て判断しているんだと。
犬は信号の色を識別できないんだってさ。
おばばは猫より犬の方が好きなんだな、よく知っている。

人もね、人によってはこの世を白黒でしか見えないことがあるようだ。
豪華なものや金があるかどうか、そういう二局面の白黒。
気楽で楽しいか、苦痛かという白黒。
正しいか、間違っているかという、モノクローム。

人生ね、短かろうが、長かろうが、どういう風に生きたのか、そのプロセスが面白いんじゃないの?
いろいろなことがあっていいんだよ。
ドジを踏んで泣いて、悲しんで、落胆して、
命がけでトライして歓喜して、
結婚する前には、彼女が出来て嬉しくて、(注:彼女とは現おばばのこと)
そういう起伏のあるダイナミックな人生こそ「生き方が豊か」なのさ。
喜怒哀楽がハッキリたくさんあるという「フルカラー」で生きるのは充実感があるよ。

何の失敗もなく、何のストレスもなく、何の不自由もなく、
楽かもしれないが、生きている実感は得られないんじゃないのかな。
そういう人生を台本では「水っぽい」と言うんだ。
ストラッグルこそ人生の醍醐味なんだな。

そういうことで今ごろの高校生の顔が曇ってしまうんだろう。
物やサービスが良すぎて感動がなくなっちまったように見えるよ、この日本社会で。
ふんむ、大人も子供も冷めている。
せっかくの人生なのに・・・

不自由なキャンプ生活を子供に体験させて、生物体が本来持っている「生きようとするエネルギー」を子供から引き出そうよ!
お子さんにカラフルな生きる喜びを教えよう。


08/2/8(金) キャンプじぃじの日記

先日の「映画ごっこ」で収録したものが、編集できて手元に届いた。
1分50秒の1シーンだ。
このために夜の7時ごろまで、十数回のリテイクをしたんだな。

子供の頃、お弁当を両手で隠して食べる子がいた。
僕はその子の気持ちが分かったね。
おばばもいなくなって、誰にも気付かれないようそうっとそれを見た。

ハズカシイ!!
演技をしている自分が写っている!!
これは演技をしている人を撮るのとは、まったく違う感覚だ!

まぁ、映画学校で一所懸命に学ぼうとしている人を応援するのは、一人の社会人として当然だ。
しかし、この「テレ」はいったいなんだろうか?

「写される」というのは、レンズに「認められる」喜びがでると思うが、
だから幼稚園へ行くと子供が「撮って、撮って、」とせがむのは子供が「私を認めて」と訴えているんだな。
ヒナが餌を獲得するのに親鳥に大声を出すのに似ているだろう。

だけど、自分ではない、演技をしている自分というのは、いったいなんだ?
自分のウソを見ている・・・・
ハズカシイ!!

僕は普段、「地」で生きているから耐えられない恥ずかしさだね。
ふんむ、
女はそう言えば化粧をする。
女の性は基本的に「騙す」ようにできているんだろうなぁ。
僕も、お父さんも、女の演技に乗せられて生きているんだな。
男は単純だから騙されやすい。
お父さん、そうじゃない?
若いお姉さんに、ついうっかり・・・
飲み屋のお姉さんは、抜群の演技力だよ。
人生でどのくらいギャラを払ったことやら・・・
お父さんだって心当たりがあるだろう?
正直に天に向かって告白しろよ。 ずるいぞ・・・
えっ、だってその究極が結婚させられっちまうことだから、最低でも一回はあるわけさ。
お互いに、ご愁傷さまです。


08/2/7(木) ビデオマンの日記

〜〜〜〜〜ビデオ屋を目指す方へ〜〜〜〜〜

   録音その2

その前に、
発表会後半戦で昨日5件目を撮った。
しかし、今年はいきなり1件目でトラブッてそのまま押し押しになってしまった。
幸いにして次の土日には「撮り」がないのでここで一気にスケジュールを挽回する。
終わりの方の仕事は、三月の卒園式前までという「ケツカッチン」なので何が何でもペースを取り戻さなくてはね。
ここらへん、他の仕事となんら変わらない。

さて、昨日は小学校での「合唱」を撮った。
ステージでではなく、全学年がフロアーで円陣になって行う。
カメラは、フロアーに1台、二階の窓にあるギャラリーに1台、引きの無人に1台で3カメだ。
もう十数年らいの仕事になっている。
最初の頃は、3バスのスイッチャーを仕込んでいたが今はパラ撮りだ。
録音は難しい。
ただでさえ体育館は音がそこら中に反響してしまう。
それがステージではなく下のフロアーだからそれがもっとひどい。
何回か2本のマイクでステレオ収録したが、左右のセパレーションがでない。 ほとんどモノラルになってしまう。
しかも円陣になって学年で歌うときは、妙に「片チャン」しか聞こえなくなるという現象が起こる。
いろいろ試行錯誤をしたが、「音」に気をとられると「絵」が疎かになることもあって、ここのところはモノラルで収録をするようになった。
仕込みは、フロアーのど真ん中にプレッシャーが1本。
指向性を天井に向けて1本、の2本だ。
それとラインを1本。
このラインがノイズだらけでどうにも、こうにも、始末が悪い。
当然のようにアン・バランスで、一応0db出だが40メーターばかり引き回すので悲しい限りのノイズ大発生源になってしまう。
こういう場合、もう1台ミキサーがあればそれを卓のアンプのそばに仕込んでそれでバランスでの出しにすればいいのだが、株式会社個人経営では、そこまでの機材の余裕はない。
天井に向けた指向性は、普通こういう仕込みは「エアー」を録るためのものだが、体育館ではそういう意味ではない。
それはメインマイクだ。
どういうことかと言うと、体育館の構造を思い出して欲しい。
鉄とコンクリートが剥き出しの三角屋根だ。
その屋根には、体育館の総てが集音する。
意味が分かりますか?
つまり屋根の構造が「パラボラアンテナ」になっているのです。
だから音がそこら中に反響してしまう。
逆に言うとそこを狙えばOKなんです。 
文章ではこのことが表現しずらいけどそこで総ての音がミックスされていいんだなぁ。
下のプレッシャーは、指向性の補正です。
指向性の向きに反対している側の声を拾う。
いろいろ試してみたが、これが一番手っ取り早く確実であることが分かった。
まぁ、こういう環境の仕事は他ではないだろうけどね。

合唱や合奏を専門にしているビデオ屋さんがいる。
僕の知っているところでは、これに特化して都内にビルを建てた。
そのビデオ屋さんの前身は、どうやら「録音屋さん」っだったらしい。
ビデオカメラで商売が出来るのではない。
そういう感覚を「トーシロ」と呼ぶ。 
マーケッティングに強い人だけが生き残れる。
どんな商売でもこれこそが基本中の基本だ。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


08/2/6(水) キャンプじぃじの日記

ある園長先生の飼い犬の名前は、
「キョウム シュニン」なんだそうだ。

僕が作った虚構ではない。 本当だよ。
他に売るものがなかったので、そこでこの話で油を売って帰ろうとしたら、
道路で15年ぶりぐらいに偶然にある教授にバッタリと会った。
当時のトップスキヤーを撮れたのはこの方のお陰だ。
幼稚園の仕事が多くなって順調になり、すっかりご無沙汰だった。
平沢文雄、佐藤正人、佐伯、などなど本腰を入れたオールドスキヤーなら知っているはずだ。
僕は、撮影の合間に平沢さんに直接ご指導をいただいたことがある。
これも虚構ではない。

スキーサークルをやっていたころは、初心者にボーゲンばかりを教えていて自分自身は上達できなかった。
この教授と一緒にトップデモを撮るようになって、浦佐にも行ったし、随分上達したね。
重たい機材を両手に持ってウエーデルンで降りるのは当たり前でなければならない世界だった。
プライベートで滑るとき、どうやってポールを突けばいいのか分からなくなってしまったものだ。

人間ね、自分に素直に生きれば、自然と好きなものに近づくものだ。
僕の場合、当時スキーバカで生きていた。

しかし、それは子育てにおいては、良くなかったよ。
同じように、オートキャンプでも遊んだが、これも子育てとしては効果がなかった。

「子育て」を強く意識したキャンプ、それが僕が作った「親子キャンプ」のビデオだ。
これは子育てに非常に有効なのは実証済みだ。
「親子キャンプ」ハウツービデオは、3月までこのHPでダイジェスト版を見ることが出来る。
ぜひ、今のうちによく見て参考にして欲しい。


08/2/4(月) キャンプじぃじの日記

どうしたんだろうか?
ここ数日は、迷惑メールが撃滅している。
今までは日に70〜90通も届いた迷惑メールが、たったの4〜5通だ。
おおいに結構。
そんな中に一通の懐かしいメールがあった。
20年ぶりの方からだ。
どこをどうやって僕のHPを見つけたのだろうか・・・
その方は40代で、テレビ番組のディレクターを今しているという。
このHPの別項が参考になったそうで、嬉しいね。

このHPは、ビデオ屋を目指す若い方、おおむね20代の男性と、
ここの書き込みは、30代のお父さんを想定して書き込んでいる。
この二つの想定には意味があって、
それは男として強く生きろよ、というのが大局のテーマなんだな。

だから、想定する人物像の逆の女性には、極めて不愉快な内容もあるかも知れないなぁ。
そう感じている方がおられたら、大変すみませんでした。
もっとも、気に入らないという方がここを読まないとも思うし・・・・
だれが読んでいるかが判らないというのは、ちょっと難しいなぁ。

お陰様でここのところ、YAHOO で「卒業ビデオアルバム」を検索するとこのHPは一位だ。
この仕事に興味を覚える方がこれからたくさんできるといい。
その検索ワードでどれだけのHPが見つけられたかという数字もこの一ヶ月間で激変した。
今までは、「卒業ビデオアルバム」で検索をすると概ね百四十万件だった。
この数字が意味するところが分からないが、
それは、だいたい去年の7月から安定していた。(それ以前は知らない)
それがこの一月に、中ごろで五百万件を突破して、
一月の終わりには、約二百八十万件まで落ちた。
それでも今までの倍になった。

20年ぶりに僕を見つけたその方は、何かそうした変化によってだろうかねぇ・・・?
いったい、その検索ワードの数というのはどういう意味があるんだろうか?
分からん。

なんだか分からないが、もしかしたら僕の仕事の認知度が高まって、日本中にこのサービスが普及すれば愉快だね。
この仕事は、そのときには子供の「顔」が写っているかどうかという価値しかないが、10年後にまったく違う価値が生まれる不思議なビデオなんだな。
映画のような「芸術」ではなく、
テレビのような「娯楽」でもない。
自分の子供を愛した記憶を呼び起こすものなんだ。
そのときの感動ったら・・・涙が出るんだよ!

僕のビデオを買う方は、みな子煩悩ってことさ。
僕を喰わせてくれるほどいっぱいいるんだな。
嬉しいね。


08/2/3(日) キャンプじぃじの日記

自分の子育てももう終わろうとして、寂しいんだな。
だからこの間のように、竹トンボの飛ばし方を子供たちに教えたりするのは心の底から楽しいんだ。
ここの読者の方で、そういう話があったらぜひ声を掛けて欲しいね。
関東平野であったらすぐに駆けつけたい。

さて、先日普段、僕の仕事を手伝ってくれる若手が映画学校に通っていて、その卒業制作の手伝いをした。
若い方の可能性のためなら喜んで奉仕したいと思う。
だがちょっと昨日は勝手が違っていた。
いや、ちょっとどころではなかった。

本番は16ミリのフィルムを回したいらしい。
そのための練習をビデオで昨日1シーンを撮影した。
僕が何を手伝ったのか分かりますか?

ここのバックを読んでいたらご存知のように「役」をやっちまったんだな。
しかもセリフがある。

僕は昔、ビデオ屋の駆け出しだった頃、ちょうどバブル景気で仕事がいっぱいあった。
会社の「リクルートビデオ」、商品紹介、ハウツービデオ・・・
それらの技術(カメラマン、時に照明、音声)を僕はしていた。
しかし、年々予算が少なくなり、現場では、例えば会社の受付嬢は実物を使う、なんてことも多くなっていった。
「受付嬢」としては本物だが役者としてはズブの素人だ。
素人に演技をさせるのは容易なことではない。
そういう現場もさんざんやった。
まぁ、そのお陰で今、幼稚園の子供のインタビューをうまく撮れるようになったのだろう。

さて、プロの役者の場合、リテイクはせいぜい3回だ。
しかもプロはリテイクするほど上手になる。 お金をかけるだけの意味はある。
しかし、素人はそうはいかない。 リテイクすればするほどふてくされて悪くなってしまう。
そこを機嫌を取り戻させるために励ましたり、誉めたり、ときにおべっかいを使ったり・・・・
あの手この手で持ち上げるわけだ。

そして、昨日そういうことで僕が持ち上げられた・・・・
昔、僕が心にもないことをさんざん言ってしまった言葉が・・・
まさか自分の身に降りかかるとは・・・・
天に向かって唾を吐くと、それは自分に降りかかる。 実感!!

僕はリテイクを重ねること十数回。
情けないやら、悔しいやら、悲しいやら・・・・

人生是忍耐の一日だった。


08/1/31(木) ビデオマンの日記

〜〜〜〜ビデオ屋を目指す方へ〜〜〜〜

  録 音 1

その前に、
幼稚園の発表会の後半戦だ。
すでに2件撮影して、明後日にはもう1件撮影をする。
そして今日、最初の1件を納品予定だ。
しかも昨日撮影したものも今日見本出しだ。
ビデオ屋の仕事がどうなのか分かってもらえるだろうか。

ビデオカメラで飯が喰えるのではない。
「営業」をしない限りプロにはなれない。 
バカバカしいほど当たり前のことだ。

さて、一番最初の現場では、そこの園長先生が試行錯誤をしてマイクの仕込みをした。
舞台両ソデにスピーカーがある。
その真下に無指向性ダイナミックを2本仕込んでいる。
マイクは舞台に向ける。
これでスピーカーのそばなのでその音かバッチリ録音できてしかも舞台の中の子供の声も入る。
ダイナミックなので楽器演奏の大音響もボリュームを下げる程度でOKだ。
「録音は、ONマイク」の基本どおり。

2件目のところは、子供がステージから降りて両ソデ下の客席に出る。
ここは、指向性を1本センターに仕込み、左右にプレッシャーを2本広げて仕込んだ。
そして園のアンプから1本ラインを取った。
計4入力、僕のスタンダードな使い方だ。

どちらもミキサーのコンプレッサーが若干かかる程度に音量を合せる。
それぞれのマイクとラインのバランスがどのくらいがいいのか、ここのところが体験を重ねないと分からない。
研修でそれをたっぷり学んで欲しい。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


08/1/30(水) キャンプじぃじの日記

この間、小学校へ竹トンボの飛ばし方を子供たちに教えに行ったらかわいいお手紙をいただいた。

たに口さんへ
竹とんぼをおし
えてくれてあり
がとうございまし
た。竹とんぼが一
ばんおもしろかっ
たしたのしかっ
たです。

たに口さんへ
竹とんぼおもしろ
かったです。
またおしえて
ください。

お父さんも、お子さんからこういうかわいいお手紙をもらえることでしょう。
僕もたくさん他にももらいました。
今でも手帳にしまってある末っ子のものは、

おとうさんおしご
とをたくさんやってどう
もありがとう おしごとを
たくさんやったらおかね
でどかにいけるかもし
れるとたのしみになて
るよ。あとひとつおとう
さんとじてん車にのった
らとってもうれしいよ。

僕はこの手紙に励まされこのあとでカブスカウトのリーダーをした。
そこでロープワークを必死に覚えた。
すでに40才を軽く過ぎていた頃だ。
子供の寝顔を見て、きっとお父さんも頑張って働いていることと思う。
子供のためにと思うと不思議なパワーが出るでしょう。
それが本当の愛です。
ぜひ、その愛で子供とたくさん遊んでやってください。
その子供との思い出が、僕のように「じぃじ」になったときに地球上の総ての富に勝る財産になるのです。


08/1/29(火) キャンプじぃじの日記

期待していた雑誌「サムズ」がどうやら難航している模様だ。
父親に向けた子育て雑誌として今どうしても必要だと思うのだが・・・・

なぜだろうか?
今、父親が子供に「生き方」「生きる意味」「生きる価値」を教える能力が極端になくなっている。
父親がエプロンを着て台所に立つことではない。
だからこそそのヒントになる雑誌は、他のものを差し置いてでもあるべきだ。
この事態は、父親がいかに子育てに興味がないかを示しているのだろうか。
子育てを金儲けの面だけで本当にいいのだろうか?
豪華な生活、金持ち、そういう価値だけの子育てで本当にいいのか?
日本の宗教の衰退が「心の育ち」を蔑ろにしているのだろうか?

僕は子育てを実際にして、
「知識」「技能」を教えることと「強い心」に育てることはなったく別の作業であることがハッキリ分かった。

「知識」「技能」教育だけでは心が育たない!!
「心を育てる」という概念そのものが日本人にないのだろうか?

この雑誌がなんとしても復活して多くの父親の参考になれるように!
ここを読んでくださるお父さん、
ぜひ本屋さんへ行って取り寄せ注文をして欲しい。
ポプラ社刊 雑誌「サムズ」
この雑誌を応援して欲しい!
お願いだ!!

いくら金を握っても心が貧弱だったら子供は幸せになんかなれないよ!


「親子キャンプ」のダイジェストビデオは、3月まで見ることが出来ます。


08/1/28(月) キャンプじぃじの日記

僕はね学者ではない。
一人のお父さんだ。 お父さんとしてやったことをここに書き込んでいる。
自分で出来なかったことを人には勧めない。

僕には四人の男の子がいて一人は専門家が認める発達障害がある。
残り三人も「障害」ではないがその傾向がある。 僕はこのことを「障害のボーダーライン」と表現している。

今、僕は仕事で幼稚園の年長の子全員に「大きくなったら何になりたいですか?」といったインタビューの取材をしている。
ある幼稚園で僕が見た感じでダウン症の傾向を感じた子がいた。
お話しが苦手だった。
そこの経営者に、この子はダウン症の傾向がありそうですね。 と尋ねたら「ダウン症ではない」と答えた。
僕は、障害ではなくともその傾向がありますねと言っているのです、と念を押しても「ダウン症ではない」と言い張る。
僕の言いたいことが理解されなかった。

そこで他にもこのことが分からない方がいそうなので僕が知りえたところを書き込もう。
僕は学者ではないから間違っていたらご教授願いたい。

「障害」と言っても学者の間ではそれを治療の都合で分類している。
ここではややこしくなるので分類せずに僕が出会った子供を思い出して書く。

専門家が「障害」と呼ぶためには、それぞれにいくつもの障害の特徴を満たさない限り断定をしない。
ここなんだな、僕とその経営者の意見が合わなかったのは。
だから、その特徴が少なかったら学問上では「健常児」になってしまう。 
それではその子に最善を尽くすことが出来ない。 
さて問題はこれからだ。
僕は仕事柄、言葉が出ない、そう言う子供に確率的に毎年出会う。
それが何かの障害によるものか、それとも寡黙なのか、それとも緊張し過ぎでなのか、子供全員にインタビューを撮るときにそれを僕なりに判断しなければならない。

だいぶ前に寡黙の子がいた。
その子の場合、まったくお話しができないということではなく、普通の調子で機嫌がよければたまに先生に話すことがあるという。
そこで僕はその子と友達になれれば話すだろうと思い、そこの幼稚園に週に2〜3回その子に会って遊んだ。
2〜3週間は通っただろうか、それでもとても話してくれそうになかった。
いよいよインタビューを撮る本番の日、やっぱりその子はみんなと一緒にはお話しができなかった。
ダメ元でその子だけにして担任の先生と三人でインタビューをやってみた。
そうしたらちっちゃい声だったが答えてくれた。
嬉しかったね。 担任の先生も感動してピョンピョンと跳ねて喜んでいた。

僕が言いたいことは、「障害」または「障害の傾向」をよく理解をしてそれに合わせた育て方をしようと訴えたい。
僕の子の場合、発達障害の中の「学習障害」だ。
ともかく覚えられない。
そこを無理に覚えさせようとしたらとんでもないことになる。
四人の男の子のうち上二人に僕はその間違えをしてしまった。
だからこのことをしつこく何回も訴えているんだな。
「障害の傾向がある子」は「障害のある子」とほぼ同じようなことに注意をして、だいたい同じ方法で育てればいいと僕は自分の子供を育てて分かった。
ここだよ、お父さん重要なことは!!
実は、僕は毎年600名ぐらいの子供にインタビューをしていて、もちろんスムースに出来る子も多いが「障害ではないがその傾向がある」と感じる子が少なからずいるんだよ。

僕の子の「学習障害の傾向がある子」はインタビューでは分かりにくい。
発語も内容も健常児と区別ができない。
「アスペルガーの傾向がある子」は、インタビューの内容で感じられることがある。
「注意疾患多動症の傾向がある子」は、見れば分かる。
「ダウン症の傾向がある子」は、動きや発語に不器用さが目立つ。
育てられ方が悪くて「自主性が欠けている子」は、自分の思いを発表できない。
やはり育てられ方の問題で「精神疾患の傾向のある子」は、目や仕草で感じる。

お父さん、
それら全部でどのくらいの割合だと思いますか?
僕は仕事をしていて感じるのは概ね、20〜30%ぐらいです。
一番多く感じるのは、「育てられ方が悪い」のが原因と思える子です。
もうすでに6歳の時点です。
自分の子の特徴をよく観察してください。
将来金をいかに手に入れるかという子育てではなく、ぜひその子に合せた子育てをしてください。
キャンプじぃじのそれが願い事です。


08/1/27(日) キャンプじぃじの日記

何でこれが分からないのだろうか・・・

スポーツ選手がトレーニングしないで「プロ」になれると思いますか?
でもね、なぜかビデオ屋という職業を身に付けるのに「新しいカメラ」で飯が喰えると思ってしまうんだな。
そうではないでしょう。
こういう人もいる。
「ビデオ撮影はプロの技術で・・・・」
職業ならプロの技術は当たり前だ。 お客さんは素人に注文するつもりはない。

プロのスポーツ選手もビデオ屋も、一人でも多くのお客さんに喜んでもらうということを最大目標にしている。
そこに失敗したら飯を食いつなぐことはできない。
「一発屋」ではなく、それをどれだけ継続させられるのか、そこに「プロ根性」が必要になるんだな。
この「プロ根性」こそが一番大切さ。
「心」のあり方の問題。

このことが僕より長く生きてきた人が分からない。
日本の高度成長で酔っ払ってしまったんだろうか・・・・

不思議だね。 闇雲に長く生きていりゃいいというものではなさそうだ。
そうだね、人生も長さという「量」じゃないよ。
どう生きたかという「質」が重要さ。
享楽や消費でしか生きていられないなんて惨めだと思う。
幼稚な年寄りは始末が悪いね。
あぁ、僕もそうならないよう、心の成長をしに今日こそ教会に行こうっと・・・
お宅が仏教だったらお寺でも説話を聞くことが出来るよ。
座禅で心を研ぎ澄ますこともできる。
お父さんのそういう鍛えた心こそが、お子さんの心を強く出来る。
心を強くして生きていくことで人生が面白くなる。 価値のある自分の人生を実感できる。
簡単なことだ。
親が幼稚じゃ、子供の心が育ちようがないじゃない。
簡単なことだ。 分かりますよね?
高卒の僕でも分かる。


08/1/25(金) キャンプじぃじの日記

可愛そうな男の子がいる。
専門家に、たくさん外遊びをしなさいというアドバイスをもらったと母親が言うのだが僕のディキャンプには、なんだかんだと理由をつけて来ない。
僕の活動は、その子のために非常にいいのに親は連れてこない。
なぜだか分かりますか?
それは親自身が楽しくないからなんです。
その子は、塾や習い事などに行かさせられているのですが、
全部インドアー。
お金さえ払えば「お預かり」するところばかり。

他にも似たようなことがあった。
もう何年か前だが、僕の「親子キャンプ」のハウツービデオの第4巻では、「異年齢交流」を描くために本当の兄弟での「異年齢」を表現した上で子供の友達とのそれを表現する予定だった。
その友達にも本格的な「子育てのためのキャンプ」が体験できるわけだ。
その子には、キャンプの計画の立て方から参加させた。
そしてその様子を二台のカメラで撮影をした。
グループで相談して計画案を練っていく方法を年上の子に教わる。
そのミーティングを三回ほど重ねて、計画書を作成しようという段階で母親が実施日にスキーに連れて行くということになってしまった。
その母親曰く「そんな面白くもない(母親自身が)キャンプよりスキー(レジャー)の方が優先順位が上に決まっているでしょ」だってさ。
親自身が愉快で楽しいかどうかが重要だと要するに言っていたんだな。

この二人の母親には面白いぐらいに共通点がある。
その中に「お嬢様」に育てられているということに注目して欲しい。

僕がやっている「子育てのためのディキャンプ」で、近くに野球場がある。
そこではいつも野球少年が集まって練習をしている。
そして常に防寒服に身をまとった母親たちが何をするわけでもなく少年たちの練習を見学している。
そして時折、コーチや子供たちに温かいお茶だろうか、振舞っているんだな。

さぁ、どの母親が本当の「親」だと思いますか?
昨今の少年による凶悪犯罪は、親に育てられていないからではないのかな?
子育てより、親の享楽が優先する結果なのでは・・・・
お父さん、
さぁ、今度の休みには女の子でも大いにフィールドに繰り出して親子で北風と友達になろう。
女の子でも将来心の強い(気性が強いのではなく)一人の大人になるよう育てよう!!
お願いです、頼みます!


08/1/24(木) ビデオマンの日記

〜〜〜〜ビデオ屋を目指す方へ〜〜〜〜

  段取り

あなたは、ラーメン屋さんへ行って注文してから30分もオーダーが出るまでにかかったとしたらどういう気持ちになるでしょうか?
個人事業のビデオ屋の仕事は、大方が何かのイベントを撮ってそれを売る仕事です。
お客さんはそのイベントのために大変な努力、勉強、お金、などをかけていることでしょう。
そして早くその成果を見たい。
そう思いませんか?
だから、そのイベントからビデオの納品までをいかに短縮できるかを考えるのが個人事業のビデオ屋の「プロの仕事」のところです。
そしてそこにあるのがこの「段取り」です。
谷口の場合、イベントからおおむね一週間後納品を心掛けています。
例えば、去年の夏のお泊まり保育のビデオは一ヶ所に一週間缶詰というのがありました。
現場に編集PCとDVDのデュプリケーターを持っていき、編集をしてDVDを焼いてその目標を達成しました。
僕のお客さんはそれに慣れているらしく、ここまでやったからと言って特別に誉められはしないのですが、納品の速さは仕事の「品質」です。

さて、今度の土曜日から幼稚園の発表会の後半戦です。
販売用のイベントが二つある週が続きます。
その他に、子供のインタビューの撮り足し、卒業ビデオアルバム用のチョイ撮り、卒業ビデオアルバムの卒園前納品が一件、「ビデオ寄せ書き」の卒園前納品も一件、
とあります。
それら総て3月の15日前後にはお客さんの手元に商品が届いていなければならない。
もう2ヶ月を切っている。
ため息が出そうな仕事量だ。

これらをうまくこなすためには、
事前の申し込み用紙配布、
その締切日を可能な限りそのイベント日に近づける。
編集などの後処理の合理化、仕事の流れのマニュアル化、
などを考えてハンドリングします。
こういうことですから、タイトルの出し方、メニューのあり方、などは雛型を用意する必要があるのです。
ここ2〜3日は、これに備えてPCのデフラグなどもしました。
これから扱う仕事の申し込み用紙をPCモニターの背後に一覧に貼り付けます。
今現在、7枚が貼ってある。 見落としを防ぐためにこれは非常に有効だ。
このように、この段取りの能力はすべての職業で重要なことです。
具体的には研修をとおして覚えることが出来るでしょう。

次回は、幼稚園の発表会でのマイクの仕込み方について書き込もう。


08/1/22(火) キャンプじぃじの日記

16ミリの話が来た。
僕はビデオ屋なので関係ないが、フィルムの場合、「撮影技師」という資格がある。
それがないとクレーンに乗れない。
今の商売の修業時代にCFの現場に照明の手伝いで入ったことがある。
その程度だ。
たぶん、音声か、と思って話を聞くと違うと言う。
ナント、僕に出演して欲しいという。
サプライズ!!
エキストラか? と思ったら台本が届いた。
映画学校の卒業制作らしい。
一生懸命に学ぼうとしているのだから手伝ってあげなきゃいけない、と思いつつも僕にしては盛りだくさんのセリフだ。
「卒業ビデオアルバム制作」の研修者募集のビデオをこの3月にHPに載せる。
お金がないので自分で出演したが、一言、二言、のセリフで4回も5回もリテイクした。
それが説明ビデオではなくて「演技」だよ・・・
出来んのかなぁ・・・・
分からん・・・ やったことがない・・・ 未知数だ。
ともかく台本がある以上「役」を作んなくっちゃならない身となった。
僕の人生そのものの脚本家は神様なんだな。 
まぁ、演出は自分でやってるけどね。 下手だね。
四人の男の子のうち、上二人の子の心を育てられなかった。

どうやら彼は僕の人生をパロディに仕上げたいらしい。
この事態は、そうとしか思えないでしょう。
まぁ、せっかくだから人生を楽しもう。

しかし、本当にできんのかなぁ・・・


ps.
募集ビデオを載せる都合で、容量の問題で「親子キャンプ」のダイジェストが終わります。
3月まで「親子キャンプ」のダイジェストビデオを見ることができますので、今のうちにしっかり見てください。


#### Snowmen Camp Club ####

08/1/20(日) ディキャンプ実施

去年の暮れに古いスキー仲間が集まった。
その時に小学3年生の男の子を連れて来たのがいて、それが気になって最後にそのパパに説教をしてしまった。
酔った勢いで悪かったなぁ、と次の日に思った。
だがその説教が効いて、ディキャンに参加してきた。
茨城県の牛久から、おおむね80キロはあるだろうか気合を入れて来た。
嬉しかったねぇ。

僕の気付いたとおり、パパは子供を甘やかし過ぎで、子供はそれで我がままだ。
来るなりボール遊びを始めたその子に食事の準備の手伝いをするよう声がけすると「なんで僕がやんなきゃいけないの?」と言う。
僕はこういう子を変えてみせるのが快感なんだなぁ。
他に今時ではテレビゲームにしがみ付く子を引き離すのも好きだ。
この子はゲームは持って来なかった。

何回か声がけしても応じそうにないので、一発かませようかと思ったところで手伝うアクションを見せた。
結構、人の様子を観察している。
だけど、「いやなじじぃ」とその子の顔にありありと書かれている。
この日は、グループ用のコッヘルで「餅つき」をすることになっていた。
「僕はお餅が嫌い」とその子が能書きを言う。
あれがいやだ、こうじゃいやだ、といちいち言うがまったく無視。
準備が整っていよいよ餅をつく作業になった。
杵は「杭」を使う。
それでその子が上を持ち、僕は下を持って二人で餅をついた。
こうやって共同作業で人は心が通うものだ。
その子の力具合がよく分かるので、「おぉ、気合が入ってきた」とか「どうした、くたびれたか?」とか、その子を励ます。
実はね、この段階でこの子は僕を「いやなじじぃ」から「友達」になってしまっているんだな。
その子の気持ちを僕がよく分かるということで子供はすっかり心を開いてしまう。
お父さん、かなり重要な子育てのヒントだよ、これ。

さぁ、そうして出来た餅をけんちん汁でいただいた。
餅が嫌いだったはずのその子もおいそうに食べた。
お父さん、分かる?

食べ終わった後の片付けも、その子は不本意ながらも手伝ってくれた。
愉快だねぇ。 こうして子供の心を育てるのさ。 意のままに操れた。
ちょろいもんだね。
パパにそこまでをよく見せ付けてこう僕は言ってあげた。
「分かるか? どんなことでも子供にどんどんやらせるんだよ。 こうして育てるんだよ。」

片付けが終わって、その子は竹トンボを作りたいと言う。
このときにパパはうっかり自分で竹をノコギリで切ろうとしているので、僕の指導が入る。
「おいおい、子供と一緒にやれよ。 お前がやっちまったら子育てにならんだろうが・・・」
こうして、パパは子供と一緒に材料の竹をノコギリで切って、手斧で割って、キリで穴をあけ、小刀で削った。
作り方は僕も作りながら教えた。
いつも手伝う別の古い友人も、珍しく一緒に作った。
やっこさんはもう2年以上このディキャンに来ていて初めて竹トンボを作ったと言う。

パパとその子が作った竹トンボがうまく飛ばない。
その子が「谷口のおじさん、うまく飛ばないよ。」
とそれを持ってきた。 僕は多少の手直しをしてあげた。
今度はうまく飛ぶ。
その子が「飛んだ、飛んだ!」と喜ぶ。
滅茶苦茶愉快だね。 このことで僕はその子のヒーローになっちまったんだな。
お父さん、ここ分かる?
子供よりちょっとパパの方がキャンプ技術に長けている必要があるんだな。

撤収作業は、その子、喜んで手伝うようになった。
その子は来たときとは別人になっている、たった一日で・・・
愉快、愉快。
僕はその子にキャンプをやった記念にロープで「エビ結び」にしたものを表彰して上げた。
ここらへんは、僕は元カブスカウト隊長だよ。
そしてこう尋ねた。「なぁ、キャンプは一度やったら止められないだろう?」
その子は元気良く「うん!」と答えた。

お父さんもこうやってお子さんを育てるんだよ。
分かる?

###############


08/1/20(日) キャンプじぃじの日記

昨日の夕食前、久しぶりに「拳骨玉」が落ちた。
おばばが末っ子に「雨戸を閉めて」と手伝いをさせようとしたら、自分のところだけしかしなかった。
それでトボケようとしたので、僕は、
「こっちに来い、頭を出せ、ゴッチーん」
叩きに行ったのではない。 自首をさせた。
高校生がこうしてオヤジに叩かれに頭を出せるまでになった。
もちろんその後に、この間のソロキャンプでどうカッコよかったか、三番目の子にたくさん世話になったこと、また三番目がいかに末っ子のことを思って心配しているのか、そういった話をしてフォローもした。

オヤジに叩かれて「クソ〜、誰がいつまでもお前の世話になるものか!」という気持ちを、少しか、多くか、は分からないが起こしたことだろう。 
この気持ちこそが将来親から完全に独立したいという願望になり、僕の目当てだ。
その後に兄弟の愛を強調する。
この二つのバランスが大切なんだな。
思春期でふらつく心を本当の「自主」「自立」に向けてビッシッと一本筋が立つように仕向けてみた。
おかげで今朝は、多少気合の入り方がよろしいようだ。
おばばがストーブに石油を入れて欲しいと頼んだら、サッサとやってくれた。
僕は末っ子に「生活態度がちょっとよくなったな。」と言った。
お父さん、高校生でこうなるようにするためには、小学校の間にたっぷりその子と遊んできたことがベースになっているんだよ。
子供の心を育てるのは、おおむね10才までが勝負さ。
さぁ、お父さん、寒い日こそ子供の心を強く出来る。 
近所の公園へいざ出陣だ!!
僕は今日、SCCのディキャンを実施する。 
僕は言うだけではなく実行するよ!


08/1/19(土) キャンプじぃじの日記

小学校で、老人が子供に伝承遊びを教えている。
昨日、「キャンプじぃじ」を名乗っているので僕にもお誘いがあった。
70歳前後のバリバリの老人が30〜40名が集まっていた。
僕はその中で一番の「青二才」だ。
本当に自分が鼻たれ小僧に思えたね。

さて120人ほどの小学一年生にそこで竹トンボの飛ばし方を教える担当になった。
コーナーが10ヶ所近くあり、子供たちは次から次へと遊ぶのだが、一コーナーでの時間が10分あるかないかだった。
僕は子供一人一人の手を握って上手に飛ばす「勘所」を体験させた。
だけどあまりに持ち時間が少なくて、十分に教えられなかったなぁ。
でも中には、「あっ、飛んだ、飛んだ!」と喜んでくれる子が何人もでてきたんだな。
子供を心から喜ばすのは、じぃじにとって快感だ。
だから、アッという間に終わってしまった。
その後、子供たちと一緒に給食をいただいた。
質素なものだったがものすごく楽しい一時だった。
隣に座っていた女の子が、給食をあまり食べていない。
きっと家庭で豪華すぎる食事なのだろうか、お口に合わないようだ。
僕はその子に、「一口だけでもいいから食べてみようよ」と声がけをした。
素直に一口食べた。
すぐに僕はこう付け加えた。「食べてみればまんざらじゃないだろう?」
「どうということがないだろう」という気持ちになれるようちょっと強めの調子で励ます。
お父さん、これ子育てのテクです。
子供は客観的にうまい、まずい、とは感じていません。
ほとんどの好き嫌いは、偏見であるのです。
この食べ物の偏見は、放っておくと人への偏見になってしまう恐れがあるのです。
だから些細なことではありません。
子供を育てるのは、快感だなぁ、ねぇ、お父さん。

ボロアパートに帰って来て、うちのおばばが若く見えた。
妙な体験をしたものだ。


08/1/18(金) キャンプじぃじの日記

産まれたときから天と地を指して立派なことを語られたのは、お釈迦様以外にいない。
僕も、お父さんも、子育ての始めは超初心者だ。
問題は、「子育て」を学ぶのか、学ばないのか、そこにある。
学ばない限り、でたらめの子育てをする可能性が非常に高い。
もう一度言うが、初めから子育てを知っている人はいない。
お父さんの学ぶ態度は、子供にダイレクトに伝わるよ。
誰でも子育てが初めから上手なわけがないでしょう。
お父さんの、「お前のために子育てを真剣に学ぼう」という気持ちこそ、
上手、下手、を越した気持ち−−−つまりここに愛が伝わるんだなぁ。
分かって欲しいなぁ。

特にね、子供がどういう気持ちを起こせるのか、
欲望と消費で心が曇るのか、
それとも人との関係で幸せを得ようという心に育つのか、
その「心」を育てるのがお父さんの役目なんだな。
エプロンを着て台所に立つことではないよ。
日本では山岳信仰が多いでしょう。
もともと日本人は自然に学びたがるらしい。
お父さん、キャンプでそれを子供に教えようよ!
今度の休みには、子供と一緒に繰り出せ地球に!!


具体的にどうすればいいか、ぜひ僕のビデオを参考にして欲しいね。
「親子キャンプ」のダイジェスト版は、今年の3月まで掲載しているから今のうちにしっかり見ておいて下さい。


08/1/17(木) キャンプじぃじの日記

昨日、嬉しいことがあったんで二つも書き込む。

いつもの銭湯の露天風呂に入るために扉に向かったら、9才と5才の男兄弟が先に扉を開けたときのことなんだな。
お兄ちゃんが弟のために扉を開けた。
そして僕に「どうぞ」の手招きをして僕を先にしてくれたんだ。
9才のワンパクそうな男の子だよ。
僕は思わず「おぉ、偉いなぁ」とその子の頭をなでた。
「ありがとう」を言うのをうっかり忘れそうになって付け足した。
僕はカブスカウトのリーダーをやって他団のスカウトもたくさん見たが、ここまでは育てられなかったなぁ。
立派じゃないですか!
その兄弟と三人で露天風呂に入った。
お兄ちゃんは静かだったが、弟は迷惑なほどではなくやんちゃに湯船の中を動き回った。
どこから来たのかを訪ねたら、隣町の草加から家族で来たと言う。
隣町にもスーパー銭湯があるが、きっとお父さんの好奇心なんだろうなぁ。
子供を見ていてどんなお父さんか想像するのは面白い。
さて、その子たちは二人とも幼稚園にも保育園にも行っていないという。
家庭教育だけでしっかり社会性を身につけさせて、それもBSで目指すレベルになっているとは、どんなお父さんなんだろうか?
すごいなぁ。
これを読んでくださるお父さんも、僕も、自分の子であろうとなかろうと、一人でも多くこのような子を育てよう!!
昨日は、それをつまみに酒量がグッグっと伸びたね。


08/1/17(木) ビデオマンの日記

〜〜〜〜ビデオ屋を目指す方へ〜〜〜〜

  卒業ビデオアルバム「子供のインタビュー」

この仕事は、いかに子供の顔と声を残せるのか、そこが一番重要な「品質」だ。
「顔」は全員で、「歩く」「食べる」「歌う」「聞く」というときに撮れる。
しかし、「声」を全員記録をしようとすると、必然的に一人一人に何か尋ねることになる。
それで僕の場合、先生にマイクを渡して三つの質問を子供にしてもらっている。
「お名前は?」
「幼稚園で楽しかったことは?」
「大きくなったら何になりたいですか?」
この三つだ。 これを全員に尋ねてそれを撮る。
人数が少なかったら、カメラの前に一人づつ立たせることも可能だが、保育時間中に100名ぐらいになるとそういうわけにはいかない。
7名前後の人数を並べて撮るようにしている。
インタビューは、概ね30名のクラスで40分ぐらいだ。
しかし、言葉が出ない子、緊張してしまう子、とうまくいかない場合が確率的にある。
やり直しをした方がもっと上手になれそうな子、リテイクをすると泣き出しそうな子、そういうこともある。
子供の様子を見て、その子の心理がどうなのかその時に判断しなければならない。
「撮る」行為はトーシロでもすぐ出来るが、この判断力がこの仕事での「プロ」のところだ。
よほど多くの子と普段から接して子供を観察していなければできない。
お分かりかな?
動物を撮る写真家が動物に関して詳しくなければプロになれるはずがないように、この仕事の「プロ」になるためには子供を知り尽くさなければならない。
僕はこれをもう何年やってきたことだろうか、最近ではそのクラスの先生の腕前もこのときに分かるようになってしまった。

さて、インタビュー中、他の子は静かにしているようにするのだが、この年齢の子が30名、40分間静かに出来ると思いますか?
学校の先生なら分かるとおり、せいぜい10分か15分だ。
中には高圧的に黙らせる先生もいたりするが、この仕事とは別のことでちょっと問題だね。
基本的に静かにはできないと思った方がいい。
その上で、どれだけ騒がしくないようにできるか、というところだろう。
こういう状況だから、マイクは指向性を使う。
それも子供によっては息をかけることがあるので風切りに強いゼンハイを使っている。
ただこのマイクは性能が良すぎて、マイクケーブルを引きずる音まで入ってしまう。
先生に必ず片方の手にケーブルを持ってもらう。
去年まではミキサーを使って「コンプレッサー」をかけていたが、今年からはカメラにその機能が付いているのでマイクを直接カメラにつないでいる。
「コンプレッサー」は必ず使うようにする。
その取材に一回で済むことはまずない。
たいがいはお休みの子がいて全員を撮れるまで何回も行くことになる。
1ヶ園や2ヶ園ならたいしたことがないが、僕のようにこれで飯を食うためには何園もやらなければならない。
僕の場合はこれを7ヶ園。 今年は少し減って560名ぐらいを撮る。

 次回は、発表会の後半戦に入って、この仕事の段取りについて


08/1/16(水) キャンプじぃじの日記

「満足度」を考える。

キャンプ初心者の間は、豪華な食材を用意するものだ。
バーベキューをやりたがるのは始めの5〜6回ぐらいではないだろうか?
あれは決してうまいものではない。
やるなら鉄板にした方がおいしく焼けると思うよ。
キャンプに慣れてくると普段の食事をするようになるものだ。

家庭での味付けとキャンプでのものでは随分違う。
家庭では微妙な「味」が分かるので味付けは慎重にしなければならないが、キャンプではとりあえず食べられればいい。
そして全体的に味は濃くなければ分からない。 そうとう濃くてもいい。
ご飯も、家庭では「銀シャリ」が当たり前だが、キャンプでは食べられればいい。
焼き魚は、好みもあるが例えばサンマだったら僕は「うっすらと焦げ目がある」ぐらいがうまく感じるけど、キャンプでは失敗して真っ黒コゲにしても十分に喰える。
好みもあるが、例えばビールだったら家庭で料理を味わいたいならやっぱり「恵比寿」だと僕は感じる。
だけどキャンプでは、「スーパードライ」がいいなぁ。
食べ物で一番ハッキリそれが分かるものが「おにぎり」だ。
いい天気の日に外で食べるおにぎりは、ただ塩をふっただけでもおいしい。
だが、どんなに豪華なおにぎりでも家の中では、どうだろう、おいしいだろうか?
僕の経験だと家の中でのおにぎりは、そのにぎり方が悪いととても食べられないね。
米つぶがしっかりしていてしかもボロボロにならない。 米と米がくっつき過ぎずくずれない。
そういうおにぎりでないと家の中ではちょっと満足できないなぁ。
不思議だね。

キャンプは粗末な食べ物をおいしく感じさせる力がある。
この力を利用してお子さんに、質素でも十分に満足できることを教えよう。
豪華ではなくささやかなことに満足できる、これが「幸せを感じる能力」なんだな。
実はね、大人になって、さらにじぃじになると「いやなこと」でも幸せを得られることもたまにできるんだな。
艱難さえ喜べれば「大じぃじ」になれる。
こうやって成長できるんだな。

あぁでなきゃいやだ。 こうでなきゃいやだ。 僕的にはこうでないといやだ。
なんて幼稚な大人に育ててしまっては、その子は一生涯満足がない不幸な人生になってしまうよ。
お父さん、お子さんには幸せになってもらいたいでしょう?

幼稚園のお泊まり保育でマザー牧場の禅道場にもう何回も泊まったことがある。
そこで出る「朝粥」がうまいんだなぁ。
大鍋でぐつぐつと煮込んだあのお粥。
本来、そこでの修業での質素なものなのだが、僕は感動を持って満足な食事を味わった。
ここだよ、お父さん!
そのことが「強い心」なのだから。
知識教育、技能教育では決して育たないのが心さ。
それがダメと言いたいのではない。
それで心は強くはならないと言いたい。
よく考えてみて、これ当たり前のことだよ。


08/1/15(火) キャンプじぃじの日記

先日福島の教会から突然DVDが送られてきた。
行ったことがないところをビデオで見るというのは、まるで昔放送していた
カネタカ・カオルの世界の旅でも見ているようだった。
さすがプロのメッセンジャーだ。 迫力と魅力がたっぷりある。
内容は「歳のとり方」ということで「キャンプじぃじ」を名乗る上で非常に勉強になった。
人生せいぜい70歳、健やかであったとしても80歳。
僕も仕事で稼げるのもせいぜいあと10年ちょっとだ。
光陰矢の如し。
ましてや子育ては、始めの10年でほぼその子の性格が決まってしまうんだよ。
中学や高校ではもう心は固まっている。
その間にどれだけお父さんが遊べるのか・・・・
そのことで、その子の心の中に「父」がインプットされるんだなぁ。
遊ばないかぎりインストールされない。
これは学説ではない。 人はそう出来ているということを言いたい。

福島と言えば、僕が作った「親子キャンプ」の4巻目のロケ地でもある。
末っ子にも思い出のあるところなので、そういう言葉がけでビデオに誘った。
だけど途中で居眠りをした。 メモリー容量を越してフリーズした。
この子に、HDを外付けできたらどれほどいいことか・・・・
おばかちゃんは天からの恵みと思いつつも、ふとそう願ってしまった。
あぁ、子育てはこのようにして難しいんだなぁ。


ps.
ここの牧師先生がメルマガを発行している。
「ミニまぐ」
http://mini.mag2.com
タイトル:i-mode聖書のメッセージ
発行者連絡先:mailtochurch@yahoo.co.jp


08/1/14(月) キャンプじぃじの日記

今日は成人式だ。
平成20年。
うちのおばばは21歳で結婚したんだな。
それなりに若くてピチピチしていたんだな。
タンクトップで自慢のパイコを僕に見せびらかしていたものだ。
それがすっかりショボパイコになっちゃったね・・・・

今、思うと恥ずかしいほど幼稚なカップルだったよ。 
当然、その幼稚さで上手に子育てができなかった。
世の中にはありとあらゆるものに「方法」がある。
子育てだってその基本がある。
僕は今でも難しく感じるこの作業の基本を知らなかった。
レーシングカーに乗って、交通ルールをまったく知らないで公道を突っ走るようなものだった。
うまくいくわけがない。

僕もそうだったが、どうやってお父さんはそれを学べるのか?
ポプラ社の「サムズ」という雑誌が今年から定期刊行されるという。
お父さん向けのたぶんたった一つの子育て雑誌だろう。
大いに注目しよう!!
でたらめに子育てをしたら僕と同じ地獄を味わうよ、素直に耳を傾けよう!
お父さんのお子さんがいい成人式を迎えるために!
子育てを学ぼう!


08/1/13(日) キャンプじぃじの日記

こういう言葉があるんだな。

富と愛との二つに仕えることは出来ない。

欲望が強い分、愛が遠のくということだ。
もう一度言うけど、
親の最大限の贅沢は、子供にとって最低限の贅沢となる。
物や金を追いまわす人生とはこのようなことなんだな。
うっかり贅沢をしてしまったらどうなるか・・・・
もうその生活レベルは、どんなことがあっても落とせなくなる。
目の前に自己破産が迫ってもだ。
何が何でも稼がなければならない。
子供と遊ぶ時間を削ってでも・・・・

子供はお父さんに遊んでもらって心が育つ。
豪華な生活をするために犠牲になるのが子供の「心の成長」だよ。
早晩、子供の育ち具合で親が結局苦しむことになるんだよ。

ヨーロッパの人たちは日本人のように「物」をたくさん持っていないという。
質素な生活だからこそ幸せであることを知っているんだろう。
かれらは子供との生活を大切にしていると聞く。
だからか、日本人のような残業はしないらしい。
まるで日本の生活とは逆。
日本は「物」が豊かでかれらは「心」が豊かということではないのかな。

物と心の二つに仕えることは出来ない。

難しいかなぁ。
高卒で貧乏な僕が感じることなんだが・・・・

いいことを教えよう。
贅沢な生活から抜け出られなくても、キャンプ生活の体験は「貧乏の疑似体験」でもあるんだよ。
そういう原理だからキャンプで子供の心を育てることが出来るんだな。
これなら分かるでしょう。 実行できるでしょう。

一番いいのは質素な生活を送ることなんだけどね。
これボーイスカウトの6番目の「おきて」にある。

キャンプじぃじの格言でした。
僕じゃ、効果がないかなぁ・・・・


ps.
そういうことで機材という物にこだわる方は、卒業ビデオアルバム制作の研修ではお断りしたいんだな。
ここらへん、リンクしてんだよ。
芸能界ではなく「芸界」ではこのことを「金を追って芸を磨かず。」と言うんだ。


08/1/12(土) キャンプじぃじの日記

昨日、午後から竹トンボを右利き、左利き、合わせて11ヶを一気に作った。
子供のためにと思うと不思議なパワーがでるんだな。
おかげで指の皮が工作でむけるかと思うほどだった。
玄関前でキャンプストーブにあたりながらやっていたら、大家のおばちゃんがお茶と差し入れをしてくれた。
始めは一口ナスと大根のおしんこだった。
何をしているのか尋ねるから、小学校で竹トンボの飛ばし方を教える準備だと答えた。
そうしたら、筋子とカマボコがでてきた。
ボランティアを支えるボランティアがある。 日本も捨てたものではない。
それは、お茶菓子にしては豪華なので夜の儀式に使うことにして冷蔵庫にしまった。

夕方、おばばが帰って来ていつもの銭湯に行き、いよいよ儀式に入ろうとしたら、僕のお宝がない。
ちゃっかり、おばばがネコババしてやんの!!
こんなひどいことがあっていいのか!

お父さんもネコババには十分に注意をしよう。
これは冗談ではない。本当に起こった事実だ!


08/1/11(金) キャンプじぃじの日記

僕のところでは、反射式ではなく対流式の石油ストーブだ。
そしてエアコンで「送風」にするとジンワリと部屋が暖かくなる。
昨日の晩酌の儀式では、その山小屋を思い起こさせてくれるストーブを脇に置いて絶好調だった。
僕のアグラの上に居候のネコが正座(アグラ?)をした。
ニャンコもストーブが大好きだ。
何が面白いのか、クンクンとストーブを嗅ぐようにしているうちに眉毛がちぢれた。
そのうちに気持ち良くなってきたらしく舟を漕ぎ出した。
ネコの舟は初めて見た。
前のめりになっては、オッとっと・・・
後ろのめりになっては、オッとっと・・・
それを見ているだけで十分に酒のつまみになる。
台所にいたおばばにも見せようと思って声を掛けたら、ネコが起きてしまった。
今度は、僕のアグラの上に溶けるチーズ姿になって居眠りをした。
これをたかがネコと思うか、幸せの一時と思うかは「心」次第だ。

そんなときに電話があった。
ある小学校で伝承遊びの時間に僕が竹トンボの飛ばし方を教えて欲しいという。
それを面倒と思うか、今からワクワクするのか、これも「心」の問題だ。

幸せを感じ取る能力。

知識や技能は「金」に直結するのでみなさん敏感だ。
過敏な方もおられる。
反面、心は、「金」にならない。
どうしても後回しにされやすい。
しかし僕の子は性能があまりよろしくないので、金持ちにはならない。
これから先もず〜〜〜と貧乏でいて欲しい。
そういう生活の中に十分に幸せに生きていくために、僕は自分の子の「心」を育てることにこだわったんだな。
頭の悪い子の将来のための重要な戦略なわけだ、これは。

そうしていて僕は気付いたんだな。
その「心」の育ちが今の子供に不足がちだということが。
また少年による殺人事件が起きた。
もう、うんざりしない?
「心」を育てよう!

お父さん、
今度の休みにはお子さんとたっぷり遊ぼう!!
お父さんのアグラの上に子供を乗せてもいい。
まぁ、出来たら親子で北風と戦ってこよう!
僕は要請に答えるべく今日、久しぶりに竹トンボを大量生産する。


08/1/10(木) ビデオマンの日記

〜〜〜〜ビデオ屋を目指す方へ〜〜〜〜

  一人2カメ 編集

幼稚園の発表会をパラ撮りしてきたものをPCで混ぜる作業をすることになる。
使うソフトによって若干違うと思うが要領は同じだ。
谷口は初期のソフト「ラプター・エディット」でも処理したことがある。
だが最近のものはその作業がとってもスムースになった。
EDIUS v-4 では、タイムラインにそれぞれの素材(オリジナルと呼ぶ)を載せる。
そして音声にも同じ素材をそのまま入れることができる。
2カメの場合、こうしてその3つを並べて音声の波形で時間軸を合わせる。
このときに重要なのがPCの取り込みで民生用の「 mini DV 」フォーマットではなく「 DV-CAM 」フォーマットにしておくことだ。
なぜかと言うと、それは「 mini DV 」では音声がずれるからだ。 音と絵がリンクしていない。
そのフォーマットの場合、一度アナログで「DV-CAM DSR-20」に入力して「 I-リンク」でPCに出力をする。
こうすることでデッキでリヤルタイムのフォーマット変換が出来るわけだ。
こういう配線を「ブリッジ配線」と呼ぶ。
ブリッジができるデッキとそうでないものがある。
こうして「 DV-CAM 」フォーマットで揃えた場合、2時間で1フレームばかりのズレだけになる。
事実上何の問題もない。
ただ、こうしてブリッジで入力をしたり、またはカメラからケーブルでデッキに録画したものは「位相」がずれる。
しかもカメラによって色味や色の出し方が違うので、それらを合わせなければならない。
その作業はこの書き込みの 07/11/29(木)にある。
EDIUS v-4 ではこれをマルチ画面に設定することでマウスでリヤルタイムのバスラインの切り替えが出来る。
慣れると結構快感だ。
切り替えは、映像と一緒に音声もしてしまうので、予め音声ラインにも同じ素材を載せておくわけだ。
このときに注意しなければならないのが映像の方のバスラインでは、音声を全部絞るか出ない設定にする。
これは、タイミングが悪くてもいくらでもやり直せる。 
ただそれはとりあえず「カット」のみだ。 「OL]をしたい場合僕が知りえたところでは2つの方法があるが、紙面の都合で端折る。 研修で覚えて欲しい。
こうして素材を混ぜたものを「シーケンス」というファイルにする。
だから素材は幕間もそのまま録画をしておけば、後はその一つのシーケンスファイルで幕間をカットしたり、タイトルやトビラを付けて出来上がりとなる。

さて、今現在での出荷は「DVD-R」が圧倒的に多い。
出来上がった幼稚園の発表会の映像をオーサリングする。
谷口の場合は、そのソフトは「 Encore DVD 」だ。
EDIUS で mp2 に拡張子変換したものをこれで DVD にする。
幼稚園の仕事では、作品がバラバラにならないようにする。
クレジットやタイトル、トビラなどの出し方や、DVD でのメニューは統一することが重要だ。
しかもそれらを雛型にすることで処理能力を早められる。
ここのところが趣味と仕事の違いの一つだろう。

次回は、今月一番取材で多い卒業ビデオアルバムの一コマである「子供のインタビュー」についてだ。


08/1/9(水) キャンプじぃじの日記

なんかねぇ、このHPはいつものPCの先生によって自動的に進化しているんだな。
まぁ、世の中善意にも満ちている。 気を取り戻そう。
そう言えばこの間の古い友人の集まりで、SCCのディキャンにいつも参加して手伝うヤツ(こいつはカブスカウトの活動もよく手伝ってくれた)が、月一回のそれにみんなを誘っていた。
やっこさんもただの遊びではなく、ちょっとしたボランティア活動を手伝う喜びがあるようだ。
気負ってるわけでもなく、まんざら悪くはない。
うちのおばばも若いお父さんのためにと思うことで、自ら進んでお客さんを呼び集める役をしてくれている。
おばば曰く、「お父さん(僕のこと)じゃ、信用してもらえないよ。」だって。
たいした活動ではなくても、みんな「人のために奉仕する喜び」でやっている。
ささやかだが、我々の気持ちがそこに来たお父さんと子供に伝われば幸せではないか!

そうさ、後ろを見ないで前を向いて生きていこう! 前を向いて!
ねぇ、お父さん。


08/1/8(火) キャンプじぃじの日記

昨日のショックがまだ後を引いている。
暴力が親子で連鎖していくというのなら、中絶も同じことが言えるのではないだろうか。
そう考えたときに、今の子供の犯罪の根っこが見えないだろうか?
死刑の廃止を論議しているけど、この殺人に関してあまりに日本人は無関心ではないのか?
聞いた話だが、中絶された子はほとんど「人」の姿になっているという。
産婦人科の先生になりたがらない理由はここにあるのではないのか?
これでは子供の心を育てるどころではないような気がしてきた。
例えどんなに悪くても自分の利得を最優先するという気持ちの連鎖・・・・
それを保障する法律・・・・
ガックリした。

お父さんも人事ではない。
これを機会に考えてみてはいかがだろうか。


ps.
宗教を使って飯を食っている人がこの間こう言った。
「何にも悪いことをしていないのになぜ・・・・」
悪いことをしない人などこの世の中にいるのか?
大切なのはそれに気付き反省をすることではないのか?
じぁ、どうやって自分の悪さを反省できるというのだろうか?
間違えを起こしたら反省をする。 責任を負う。
僕もした。


08/1/7(月) キャンプじぃじの日記

小さいときに「醤油味」を覚えた僕は、どんなものでもこの味付けが一番うまく感じる。
それと同じで就学前に「物」や「金」を拝むように教えたら一生涯それでしか生きる価値を感じなくなるようだ。
そう育てられてしまった人に、「乗り越える人生の面白さ」や「幸せを感じとる能力」と訴えても分からない。
分からないものは分からない。
この書き込みの始めにあるように、
「金はいくらあっても、あればあるほどいい。」と信じきっている人には分からない。

これは知能指数とはまったく違う心の問題だ。
どうしても豪華な物でなければ気がすまない。
今の豪華を例えどんなことがあろうと絶対に下げたくない。
そのためにはあらゆることをする。

僕は昨日あるデータを見た。
僕はそれに絶望的なショックを受けた。
本当かどうかは知らない。
1999年11月NHKの調べで日本女性の43%が中絶しているという。

そこまでして豊かな物が欲しいか・・・・

フィリッピン女性はどういう状況だろうと子供が出来たら産んで命がけで育てる。
聞いた話しでは、日本の男の無責任が多いという。

この国の何が豊かなんだ?
そこまでして「物」にこだわるのか?
ちなみに豪華な生活をすればするほど地球環境が悪化するという事実がある。

そんなことより、ここを読んでいる方は別の価値観があるか、それに気付こうとしているわけだからぜひ「自分と他人との関係」で豊かな人生を味わって欲しいね。
その「他人」で自分より大切に思えるのが「自分の子供」だよ。

お父さん、
お子さんの「心」を育てよう!!
自動的には育たない。 塾へぶちこんでも育たない。
その子の心を育てられるのは世界でたった一人、そうお父さんしかいない。
僕は自分の体験で心からそう思うなぁ。


08/1/6(日) キャンプじぃじの日記

末っ子が産まれたときには、男の子が四人。 随分多く感じたものだったが、今思うと最小限だ。
貧乏子沢山。 アッハハ!、四回もやっちゃったんだな。

上二人の子は、スキーを多く連れて行った。
シーズンに2回とか3回ではない。 桁外れに連れて行った。
それとサイクリングとキャンプも連れて行った。
しかし、それらはすべて行楽が目的のレジャーだった。
上の二人の子は、これで享楽を身に付けたと言えるだろう。
とんでもないドジだ。
そのドジで反省をして下二人はサイクリングとキャンプを親子でした。
子育てのノウハウはボーイスカウトの「本」で学んだ。
今度はレジャーではない。 オヤジの子育てをした。
そうしたら、上二人と下二人では、まるで逆の性格に育った。
住んでいる環境はボロアパートでまったく同じ条件だ。
父親である僕の収入は、下の方が断然少ない。
実験結果。

上は、「気楽で楽しいから幸せ」と覚え、

下は、「乗り越えることに人生の喜びがある」ということを身に付けつつある。

上は、「車や物で立派なことが幸せ」を覚え、

下は、「物と自分の関係ではなく、自分と他人、自分と神様の関係で豊かな人生になる。」ということに気付きつつある。

上は、暴走族をして、

下は、ボランティア活動をした。 募金活動をした。

それらの違いは、だから父親である僕の心のあり方、生きる価値観にあったんだな。
被験者になってくれた僕の四人の男の子に感謝するね。

ここを読んでいるだろう若いお父さん、
早くこのことを学んだ分、いい子が育ちやすいだろう。
高卒の僕でも分かることだ。
子供はやっちまえば高校生でもできる。
飯さえ食わせれば、確かに体は大きくなる。 塾さえぶち込めばそこそこ見栄が張れる子に育つだろう。
でもねぇ、お父さん自身が教育しない限り子供の心は育たないと思うよ。

僕と同じドジ踏むなよ、お父さん!


08/1/5(土) キャンプじぃじの日記

昨日は幼稚園の遠足の取材で楽しみだったんだな。
だから、アッという間に終わってしまった。
子供たちと遠足で遊ぶのが仕事だなんて、自分でしていてラッキーだと思うね。

さて、自分の子供はみんな大きくなってしまった。
四人の男の子のうち、三番目が仕事場に帰っていった。
三番目の子の影響で四番目の末っ子の生活態度が少し良くなった。
こうして上の子が下の子の面倒をみることを「異年齢交流」とか「タテ割り保育」と呼ぶ。
教育界の言葉で普通は本当の兄弟ではない他人でこれの活動をする。
しかし、もちろん本当の兄弟でも父親にその意識があれば出来る。
僕の「親子キャンプ」のハウツービデオの第4巻にそれを描いた。
ぜひ参考にしてもらいたいね。
末っ子の様子もよく観察をすると、いろいろなステップを踏んでいたので紹介しよう。
三番目が帰ってきた直後は、末っ子自身が立派なところを見せようとして張り切った。
いじらしいほどそれが良く分かった。
急に頼みもしないのにお手伝いを良くするんだな。 笑えるぐらいに・・・
何日か経つと末っ子は、自分のオーバーワークにくたびれてしまう。
まぁ、化けの皮がはがれるというか、心のエンストを起こした。
いい方向に向かっているのにかえって一時的に悪くなることを「好転反応」と呼ぶ。
それがバッチリあったね。
そこで僕は、一発ドッカ〜ンとオヤジの爆弾を食らわせたね。
まぁ、正月だし三番目もいたので拳骨だまは勘弁してやった。
その瞬間に末っ子の目が開いたように「心から手伝う」ようになった。
しかしそれは最初ほどではない。
でも今までよりはワンステップ上がった。
お父さん、
分かるかな? こうして「三歩進んで二歩下がる」ように子供の心が育っていくんだな。
決して一本調子ではないよ。

三番目の子も、末っ子が怒られる様子を脇で見ていて、何年か前に自分もそうやってきたことを思い出したようだ。
そのときには間違えなくいやな父親と思ったことだろう。
しかし、このときには三番目の子は何か違うものを感じた様子だった。
三番目の子のときにはたくさん二人でサイクリングをした。
その三番目と晩酌を交わしながらその話しをした。
その子のナビゲーションでミスコースをして僕は思いっきり三番目のヘルメットを殴ったことがある。
痛かったね僕の手が、その話しをしている途中で僕は胸が一杯になった。
僕の声が詰まった。 みっともないんでトイレに行ったね。
僕もね、このときに日本舞踊の「親子連獅子」のラストの感動をいただいた。

お父さんも目先の学校の成績だけではない本当の子育てに励んで欲しいな。
多くの若いお父さんに今年もこれを訴えていこう。


08/1/3(木) ビデオマンの日記

〜〜〜〜ビデオ屋を目指す方へ〜〜〜〜

  一人2カメ

文字通り一人で2台のカメラを回す技法だ。
それだけではない。 音声も同時に管理をする。
幼稚園の発表会では普通、歌や演奏と遊戯や劇などを織り交ぜたプログラムが多い。
子供の生のセリフもある場合、それらの音量の差はボリュームの目盛りで3〜5つの違いがある。
そこでミキサーのリミッターを使って大音量を圧縮することになる。
相対的に小さい音が聞き取れるレベルになるわけだ。
そこでどこまでリミッターが耐えられるのか、それは使うミキサーと現場の状況で違うので研修ではそこのところをしっかりと盗み取って欲しい。
さてカメラだが、1本は引き絵のベースにしてもう1本をアップする。
慣れると引き絵の方のカメラでも寄ることができるようになる。
現場スイッチングの場合、その作業もある。
谷口の場合、パラ撮りでPCでミックスする。
それぞれにメリット、デメリット、があるがパラ撮りの方が重なった取材をカメラマンにお願いしやすいというメリットがある。
それと色をしっかり合わせられるし、基本的にスイッチングミスがない。
今まではデジタルの簡易スイッチャーが主流だったが、たぶんこれからはパラ撮りの方が増えるだろうと思う。
そういうことでこれから先は、このパラ撮りでの説明になる。

まずステージの全体を撮る「引き絵」だが、絵画を学んでいないカメラマンがほぼ確実に犯すミスがある。
それは、ステージの下のラインをフレームの上の方にしてしまうことだ。
それと同じことで人物のFFでも足の下を空けてしまう人がいる。
フレームの中の「バランス」が取れるように研修で特訓しよう。
絵のバランスはカメラマンの基礎技術だ。
次にパンは、基本的にステージ上の全員をなるべく撮るということだ。
劇の場合、主役のリアクションを撮るような気持ちでエキストラを撮ってしまう。
ここの感覚が不特定多数に流すテレビとはまるで違うわけだ。
そのビデオを買ってくださるのは、そのエキストラのお母さんだということをしっかりと身に付けよう。
どの子がセリフを喋るか読み取りにくいことがある。
パラ撮りなら大胆に狙える。 ダメならそこを使わなければいい。
偶発的なナイスショットを連発できるようになろう。

歌や演奏の場合は、その節に合わせてパンをする。
パンの始めと終わりの「止め」も音源をよく聞いてタイミングを合わせる。
これも研修で特訓する。
万一、パンが中途半端になってしまった場合のフォローも学ぶ。
グループごとにフィックスした上でパンをするという撮り方もマスターする。
これは吹奏楽を専門にしたビデオ屋さんがよく指定してくる。

次回は一人2カメの編集について書き込もう。


##### Snowmen Camp Club #####

08/1/2(水) 報告書

冬季キャンプの報告書を末っ子が提出したので載せる。
なんと言っても「赤点」の国語だから文章が整っているとか表現力とかを見ても参考にならない。
高校生になってソロキャンプが出来るようになったらこういう風な報告書を書かせるという見本にして欲しい。
下手くそなりに書いた文章から「心の成長」を分析してくだされば、恥ずかしながら載せた甲斐がある。


報告書

日時:2007年12月26日〜28日(2泊3日)
内容:寒さの中ですごせるような環境を作っていこう。
活動場所:若洲海浜公園キャンプ場(江東区若洲36)
            п@03−5569−6701
参加人数:1人
交通手段:自転車
距離:片道 34,5km    往復 69km

決算:・スポンジ     128円  ・紅ショウガ    125円
   ・ダカラ(2?)   198円  ・リチウム電池   250円
   ・ウーロン茶    148円  ・サンドイッチ   350円
   ・塩タラコ     298円  ・おにぎり     105円
   ・キャノーラ油   218円  ・飲み物×     454円
   ・糸三つ葉     128円  ・フィルム代    900円
   ・本みりん     208円  ・現像代     1116円
   ・梅干       298円  ・利用料     1200円
   ・カツオパック   198円
   ・無洗米      798円
   ・クレンザー     98円
   ・アオノリフクロ  178円
   ・マヨネーズ    130円
   ・豆板醤      259円
   ・グリンピース    78円
   ・焼きそば     158円
   ・鶏肉       247円
   ・ソーセージ    100円     支給金額  10,000円
・大豆水煮     119円     使用金額   8,587円
   ・おにごろし    100円     残額     1,413円

献立           朝         昼          夜
26日(水)    家         弁当   カントリー風ソーセージライス
27日(木) マヨ焼きそば    マヨ焼きそば     タラコ・卵ご飯
28日(金) 鶏肉の風味揚げご飯  鶏肉の風味揚げご飯    家


<12月26日>             <12月27日>
7:00  家を出発           6:00  起床
9:45  キャンプ場到着              朝食
      設営・昼食          9:00  セレモニー
16:00  夕食準備                 開会式
18:00  夕食             9:30  サイクリング
20:00  体の清潔・感想文      12:15  昼食
                     13:00  サイクリング
                     17:00  旗後納
                            夕食準備
                     19:00  夕食
                     21:00  体の清潔・感想文
                            消灯

 <12月28日>               <<忘れ物>>
5:00  起床            ・コショウ
7:00  朝食            
8:00  セレモニー        
       撤収
       閉会式
11:00  キャンプ場出発
14:30  家に到着
       昼食
       片付け

感想文

12月26日(水)
朝5:00に起き、急いで朝食を食べてから持ち物の確認をした。
装備がそろい出発予定時刻を待っているとお父さんが「8:00に出ろ」と言った。
それを聞いた僕は、まだ日が昇ってなく暗いからもう少し待ってから出発しろという意味だと思っていた。
早めの7:00に家を出発して国道4号線を南へ向かった。
走り出してから30分ほどの所で国道は鉄道をまたぐ大きな橋になった。
歩道橋はなく、車道を走るのは少し危険だったため近くにあったトンネルを使うことにした。
4車線あるため車道にでれば飛ばせると思ったがトラックが多かったため歩道のほうが安心して走れた。 途中で461号線と明治通りを間違えかなりの遅れをとった。
その後は順調に進み、キャンプ場に到着したのは9:45だった。そのときに朝お父さんが言っていた事の意味がわかった。
受付をすまして弁当を食べていると猫が泣きよってきた。
サンドイッチをあげるとますます泣いたため弁当のほとんどが食べられてしまった。
設営をした後、夕食を作ったがコショウを忘れていたため風味が出なかった。

12月27日(木)
 朝、遅めに起きて野良猫に食材を食べられていないかチェックした。
ハンモックがあったためクーラーボックスに入らない食材を食べられないですんだ。
朝と昼の焼きそばを作り朝食の後、昼の分を持ってサイクリングに出かけた。
サイクリングコースは4キロちょっと有り、東京湾の海浜を走れるようになっていた。
風車は写真でしか見たことがなく、実際近くで見るとものすごい迫力だった。
東京湾はキレイとはいえないけど太陽が反射して輝いているのは見ていてぜんぜん飽きなかった。
ヘリポートの目の前でお昼を食べていると頭上を操縦の練習をしているヘリや消防のヘリが飛び交っていておもしろかった。
午後は昼寝しようとしたけど寒くて寝付けなかった。
夕ご飯はシンプルでおいしかったけど卵とタラコでは2口程度で飽きてしまった。

12月28日(金)
 昨日から「28日は午後から雨でしょう」とラジオがいうので、なるべく早く撤収しようと思いまだ暗い5:00からランプをつけ朝食の準備と荷物の整理をし、近くにあった炊事棟にシュラフなど濡れては駄目なものを順に運んでいつ降っても大丈夫なようにした。
明るくなる前に朝食を食べ明るくなってから撤収を始めた。
10:00には自分の荷物は全て車に乗り、お父さんのも11:00には片付けてキャンプ場を出発した。
自転車をこぎながら雨が降らないか心配していたら雨が降るどころか快晴並になりあらかじめバッグに入れておいた雨具で暑苦しかった。
道に迷いながらも家に着いたときはスッキリとした気分だった。
朝食と一緒に作った弁当は冷めていてあまりおいしく感じなかったけど、
・・・(三番目の子)はうまいと言って食べていた。
今回のキャンプは今までで一番やりがいが有り満足のいくものになったと思います。

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