スノーメン タイトル



ここのページは、

お子さんと一緒にキャンプで遊ぼう!!

と、お父さんに呼びかける Snowmen Camp Club の活動報告です。
クラブと言っても組織になっているわけではありません。
集まったそのときの人たちが仲間です。

さぁ、お父さん、キャンプ遊びをとおして心の強いお子さんに育てよう!


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08/8/31(日)朝 キャンプじぃじの日記

昨日は末っ子に炊飯訓練をした。

この間のキャンプで飯がうまく炊けなかったと感想文にあったので、
お昼に 0.8合個人用コッヘルで炊く訓練をした。
それで準備に取り掛かったとき、末っ子のコッヘルが焦げているのが分かった。
僕が考え編み出した炊飯では、

@ うまくはないがともかく少ない分量が炊ける。
A 方法上、コゲを作ることがない。

という特徴がある。
それなのにコゲがあるというのは、教えたとおりにやらなかったからだ。

末っ子は当然怒られたね。
「今までたくさん、いいこと、身につけるべきこと、
そういうことをキャンプを通してたくさんやってきた。
お前は知らないわけでも、出来ないわけでもない。
それなのに、こうしていいかげんなことをやってコッヘルを焦がした。

生きていく上で、その心構えを教えてきても、
これじゃ、社会に出てすぐ享楽に溺れる人生になるぞ。
なぜ、教わったとおりに飯が炊けなかったのか?」

続けて、
「めんどくさい気持ち、おっくうな気持ち、
そういう気持ちがお前の心にあるからだろうが。
そういう気持ちは、『気楽に楽しくなりたい』が強いからこそでてくるんだろうが。
お前の心に『真剣』がなくなってしまった。

いつも言っているとおり、
人は、『気楽』か『真剣』のどちらかを選んで生きている。
『気楽』に生きていて得られる報酬とは、幼稚だ。
そして下手をすればうつ病だ、と言っているだろう?

中学二年生のときに受験できる高校がなかった。
そのときに今、高校で柔道をやっていることを想像できたか?

成長の喜びは、成長してみないとどうなるか分からないビックリ仰天するものが手に入るものだ。
自分のチンケな想像をはるかに超した喜びが手に入る。
それは金や物ではない。
『生きがい』『生きる価値』が手に入る。
真剣に生きない限り、成長はない。
成長しようと思わない限り、
『生きがい』『生きる価値』が生まれてこないんだ。

成長しようという気持ちを忘れたから、
いつの間にか『気楽』になってるんだ、分かるか?

若い今、真剣を身につけなかったら、
一生がい、気楽でなければ気がすまない人になっちまうぞ。
それでいいのか?」

末っ子は、炊飯訓練を素直に真剣に受けたね。
上手に炊けた飯をうまそうに食った。

若いお父さん、
お子さんが高校生ぐらいになったら、
『男の会話』ができるといいね。


08/8/30(土)朝 キャンプじぃじの日記

だいぶ凌ぎやすい朝になってきたね。
これからのキャンプが本当に気持ちいいんだな。
大自然の中の空気、とくに朝がいい。

場所によるけど、朝 10℃ぐらいになるようだったら冬用のシュラフが欲しくなる。
3シーズン用だったら、ブランケットのインナーを入れるだけでも随分違う。
もっと安上がりなのは、「新聞紙」だ。
それをインナーにするという手もある。
冬に着るダウンジャケットがあったら、それで腰から下を暖めるようにすれば即席の「冬用シュラフ」になる。
僕の子供はみんな、ねしょんべんたれだったから夜中に起こしたことがあったね。

早朝の自然の景色は、同じ場所でも二度とない「絵」を見せてくれる。
雨でどんよりしていることもあろう。
朝もやが立ち込めていることもある。
コオロギの独唱があれば、ノスタルジックになろうというものだ。

自然の美しさは、都会の人工的な刺激の強いものとは違う。
ほんのりしていてどこか強烈に厳しく、それでいて人を包み込むような・・・
なんて表現すればいいのだろうか?
ファンタジック、そう神秘的な美しささ。
子供に見させたいよね、若いお父さん。

さて、これから秋には「スズメバチ」に気をつけて欲しい。
ただでさえ凶暴なやつらが、この時期にはもっと攻撃的になる。
間違っても茂みの中を走り回ったりしないように。
万一、やつらに遭遇したら、騒がずにそうっと身を引いて逃げよう。
服装はなるべく白っぽいものを着て、やはり白っぽい帽子をかぶるようにする。
やつらは「黒」を狙って攻撃してくる。
だから黒い髪の頭は、非常にヤバイ。
白いタオルをかぶってもいい。


08/8/29(金)朝 キャンプじぃじの日記

幼稚園のお泊まり保育、マザー牧場の「ごちそうサマーキャンプ」
と、この夏もじぃじのわりにエキサイティングな夏だった。

若いお父さん、
今年の夏は子供とどう過ごせたかな?

さて、アウトドアーの遊びは夏だけではない。
年に一度きりのキャンプで子供の心を強く育てることはできないよ。
キャンプはむしろ夏が offシーズンだ。
これからの秋と、春のキャンプが本当のシーズンだ。

僕はね。今ちょうど仕事の谷間。
子供がいっぱいいたころは、仕事が offると気が気ではなかった。
だけど今は隠居生活を楽しめるようになったね。
ということで、昨日、一昨日、とサイクリングを楽しんだ。
これから運動会の取材の体力作りだよ。

気持ちいいねぇ!
僕のところでは、「ひぐらし」はいないが、
「アブラゼミ」の声に代わって「ミンミンゼミ」「ツクツクボウシ」がハモッている。
そこに「コオロギ」のベースも聞こえたね。
この「コオロギ」の音が秋らしくて最高の演奏だった。

秋風を切って走る江戸川の土手の上。
昔は子供たちと、まるで「カルガモ」の親子のように走ったものだ。
思い出すと心が熱くなる。


08/8/28(木)朝  ビデオマンの日記

######ビデオ屋を目指す方へ######

個人レベルで「ビデオ撮影」の仕事で生計を立てることを目指す方のための書き込みコーナーです。

うんどうかい

9月の後半から運動会の取材だ。
これは年間の中で一番難しく感じる。
1本のビデオに、200名なり300名の子供の顔を写そうという仕事だからだ。
誰が撮っても物理的に、一人を写す回数と時間は少ない。

結婚披露宴でお客さんを撮るが、そればっかりという撮り方になる。
だからと言って全プログラムを丸撮りすると、とても2時間に収まるものではなくなる。
そこで、子供の「顔」が撮れるプログラムでは、しっかりそれを撮る。
全員の「顔」が撮れそうにないプログラムでは、思いっきり「省略」することになる。

遊戯のように全員撮れるものでも、カメラを三脚に乗せてパン・ズーム、という発表会の撮り方では無理がある。
子供たちの配列が「平面的」ではなく園庭に「立体的」に広がっているからだ。
そこを「人間ドーリー」で子供たちの中に突っ込んで撮ることになる。
動きが読みやすければ撮りやすいが、
複雑な隊形移動をされたら、運命と勘で撮るしかない。
とくに年少組の遊戯は演目が短いから、全員撮れたら奇跡だ。
だから運動会は難しい。

「玉入れ」の競技のように全員を撮れるわけがないものは、
いかに「面白く」できるかが重要だ。
まぁ、こういうときの「絵作り」は、幼稚園の「お泊まり保育」で鍛えられる。

つまり、運動会の取材は、「発表会」の要素と「お泊まり保育」のものの二つの仕事をいっぺんにこなすようなものだ。
しかも、晴れれば熱中症との戦いになるし、
開会から閉会まで写真屋さんと一緒に園庭に出っ放しだ。

体力、技術、勘、運命、
それらが試される仕事だ。
それでもってそれほど売れるものではない。
だから、これを販売用に取材する場合、客質をよく吟味しなければ怪我をする。

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08/8/27(水)朝 キャンプじぃじの日記

末っ子もあと一年半で僕の手元から離れていく。
30年近く続いた僕の子育ては、これでお終いだ。
三番目がいなくなったとき、僕は数ヶ月無気力になった。
この子がそうなるときは、もっとひどいのだろうか?

それの対応策として、僕は「キャンプじぃじ」を始めたんだな。
別に綺麗ごとではない。
一種、保身術だ。

それが本人の思わぬ展開で、夏にマザー牧場の「ごちそうサマーキャンプ」のスタッフの仕事にありつけたわけだ。
古い友人で、いつもディキャンプを手伝ってくれるヤツにこの企画の話しがある前に相談したことがある。

それはもうだいぶ前だが、ヤッコサンの子供が通う保育園の関連施設が赤城山にあって、バンガロウを借りてキャンプをしたことがある。
末っ子がまだ就学前でかわいかったころだ。
ヤツと僕の家族で行った。

夜、小雨の中タープを張ってそこでキャンプファイヤーをした。
そこの施設のスタッフも呼んでやった。
ビデオ屋だなもんで、そのときのドキュメントをビデオに残した。
今では「家宝」だね。
そうしたら、その代表の方が僕にそこでの仕事を手伝わないかと打診してきた。

そのときにはあまりに突拍子もないので丁寧に断ったが、
その古い友人に頼んで夏休みの間ぜひ手伝いに行きたい旨を伝えないだろうかと相談した。
そうこうしているうちに、その「ごちキャン」の話が来た。
信じられないぐらいタイムリーだった。
いや、僕には神様のシナリオだと痛感したね。
そうとしか思えない。

そもそも僕がビデオ屋で飯が喰えたことも奇跡だ。
やっている本人がそのことをよく知っている。
今では機材が安くなったから、だれでもできる商売になった。
それをも若手に引き継ぐ環境が整いつつあるし、なんという恵みなんでしょうか・・・

ビックリ仰天する恵み・・・
本当にあった。
これで末っ子がいなくなっても乗り越えられるだろうか・・・
じぃじの試練。


08/8/26(火)

###### Snowmen Camp Club ######

高校生のソロキャンプ 報告書

はじめに
この夏休みに末っ子が行ったソロキャンプの報告書が上がってきた。
この子は学校の成績がいいわけでも、何か特技があるわけでもない。
他の子供と比べて自慢できるような子ではない。
そもそも子育てで「他の子と比べる」ほど失敗のリスクが大きいことを知っていて欲しい。

さて、そういうことだから、この報告書の文章力や活動内容を見ても何の意味もない。
どこに注目して欲しいかは、
この子の「心の動き」だ。
とくに、前回の報告書と今回のものを比べてどう「こころ」が次第に大人へと向かっているかを見る。

僕は今回の報告書を見て全体的に非常に嬉しかった。
総評としては、歳相応の成長があるようだからだ。
どこをチェックしたかというと、

「怒られるたびに気持ちが反抗し、」と冒頭である。
若いお父さん、
思春期に反抗をもししなかったら心の成長に重大な問題があると考えた方がいい。
その「自分の反抗」に子供なりに客観的に観察しようとし始めている。
僕はここに大いに喜んだ。

「おいしく食べられないのは悔しかった」
そう、辛い思い、悲しい思い、悔しい思い、
それらを実体験させることこそこの子育てキャンプのいいところだ。
それでくじけないように育てていく。
乗り越えさせていくわけだ。
若いお父さん、
お分かりかな?
こうして「心を強くする」ように育てるのさ。

文章表現的には、
飛行機と小鳥の飛ぶ姿の対比が偶然にあった。
それを通して「不思議」に思っている。
いやなこと、辛いこと、といったマイナス・ストロークばかりではなく、
「不思議」に思う好奇心的なプラス思考が、その辛いキャンプ生活の中に発見できた。
若いお父さん、
どんな人生の状況でも、「幸せを感じ取る能力」とはこのことだ。
それも少しだが芽生えているように見える。

「社会は厳しい・・・」
この子は高校を卒業したら働き出して自立させる。
それに対する不安が普段の生活にもある。
若いお父さん、
子供の不安を取り除いてしまったら、「心の成長」は止まってしまうんだな。
「取り除く」ことを考えるのは、子育てでやってはいけない「甘やかし」であることを肝に銘じて知っていて欲しいな。
「取り除く」のではなく「乗り越えさせる」よう励まそう。

さぁ、それでは恥ずかしながら僕の子育ての実践結果です。

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夏季キャンプ報告書

日時:2008年8月12日〜14日(2泊3日)
内容:充実したキャンプにしよう。
活動場所:城南島海浜公園キャンプ場(大田区城南島4−2−2)
                п@03−3799−6402

参加人数:1人
交通手段:自転車
距離:片道 39km    往復 78km
決算:・豚肉モモ     380円  ・活動費      300円
   ・氷         198円  ・現像代      644円
   ・ロースハム    198円
   ・ラーメン     199円
   ・魚卵       218円
   ・バーモンド    175円
   ・生椎茸      198円
   ・プロセスチーズ  228円
   ・グリンピース    78円
   ・長ねぎ       69円
   ・青葉       242円
   ・ウーロン茶×2  406円
   ・アクエリアス×2 418円
   ・シーフード    148円
   ・みりん      105円
   ・かつお節     105円
   ・油        105円
   ・料理酒      105円     支給金額  10,000円
・利用料    1,800円     使用金額   6,719円
   ・風呂代      400円     残額     3,281円

献立
          朝         昼          夜
8月12日(火) 家         弁当    冷やご飯のチーズリゾット風
  13日(水) マヨ焼きそば  マヨ焼きそば     タラコ・卵ご飯
  14日(木)カレーチャーハン カレーチャーハン   家


<8月12日>                <8月13日>
 7:00  家を出発             5:30  起床
12:00  キャンプ場到着               朝食
       設営・昼食            8:30  祈り
16:00  夕食準備                   開会式
18:00  夕食・祈り            9:00  野鳥公園に向かう
20:00  体の清潔・キャンプ日記   12:00  昼食
                        13:00  風呂
                               買出し
                        17:00  夕食準備
                        19:00  夕食
                        21:00  体の清潔・キャンプ日記
                                消灯

     <8月14日>
 5:30  起床
 6:30  朝食
 7:30  祈り
       撤収
       閉会式
10:00  キャンプ場出発
13:30  家に到着
       昼食
       片付け

感想文

8月12日(火)
 キャンプ初日の今日、やる気が出なくて怒られてばかりだった。
怒られるたびに気持ちが反抗し、素直に反省することができなかった。
めんどくさいという気持ちがあったからだと思う。
自分はあまりアウトドアが好きじゃないので、めんどくさいという気持ちになりがちなのだと思います。

 夕食では米がうまくたけず、ガサガサの状態だった。
芯が残っていたため水と炊きが足りないとわかった。
ちょっとした水加減で失敗し、せっかく作った料理がおいしく食べられないのは悔しかった。
自分の努力が実らないから悔しいのだと思った。

8月13日(水)
 このキャンプ場は羽田空港の近くにあり、つねに頭上を飛行機が飛んでいる状態でした。
下見で来たときは、面白そうだなと思っていたけど泊まるとなると飛行機の音と風で悩まされることが多かった。
特に夜は飛行機が連なって飛んでくるため1分に1機は通過していきました。
ときどきジェットからでる風で渦ができ、ブルーシートが2回飛ばされました。
けれど風で熱帯夜が涼しくなり、寝心地はよかったです。

 朝食と昼食のメニューはマヨ焼きそばでしたが、買出しに行ったときにリストには中華麺と書いて行きました。
しかしラーメンを中華麺だと間違え買ってしまった。
そのためラーメンを炒めることになりました。
最初はラーメンでもうまくいくと思っていましたが、実際に食べてみると麺がブニョブニョで、食べていて気持ち悪かったです。
中華麺と中華蕎麦を見分けられなかった自分の無知さが情けなかったです。

 この日の午前中は野鳥公園に行ってきました。
東京都立だけあってたくさんの種類の野鳥を身近に見ることができました。
鳥はあの小さな羽根だけで自分を空中に飛ばすことができるので不思議でした。

8月14日(木)
毎回最終日になると早く撤収したいという気持ちになります。
遅いと夕立が心配だからです。

朝食もうまくいき全て順調に進んでいました。
おかげで13:00キャンプ場出発の予定が10:00にキャンプ場を出発することができました。
キャンプ場から自転車で家を目指すのですが、東京をつっきる最短ルートで帰りました。
しかし日本橋付近はものすごい暑さで頭がクラクラし、やばいと思うことが何度もありました。
普通の暑さと違い、風がないためビルの影で休んだりしても逆に暑く感じ、水分も足りませんでした。
それなのに街を行き来する人のだいたいは制服を着ていて、辛い顔をしていませんでした。
それを見て大人がいつも言っている社会は厳しいということが少し分かりました。

 今回のキャンプは辛かったけどいろいろと勉強になったキャンプだと思います。

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08/8/25(月)朝 キャンプじぃじの日記

今年最後のマザー牧場の「ごちそうサマーキャンプ」を無事終了できた。
スタッフの一人が、
「お客さんが喜んでくれるのを見て涙がでそうになった」
と言っていた。
自分の欲望を満たして嬉しいのとは、まったく違う人生の感動だね。
僕はそれで、まるでライブみたいだね、と話を続けた。
自分と人との関係で幸せが築けるのは幸いだ。
そうでしょう?
若いお父さんと、わんぱく坊主の関係。
僕もたくさん味わったね。

さて去年、ガールスカウトだったお母さんが僕のタープのところまで来たことがあった。
今年も、ガールスカウトだったお母さんが僕のサイトまで来て、工作物を見てすごく懐かしがっていた。
シャワー棟の脇に竹で組んだタープと、
竹で組んだテーブルがそこにある。
そのお母さんと話をしていて、「立ちカマド」ができるかどうかが、
一つのステップだったことを思い出したね。
通称「エーテン」、A型テントを上手に張れるかどうか、なんて思いでもそのお母さんとした。
そのお母さん、「私一人だけだったら一週間でもキャンプができる。」
と言っていた。
僕は「それならなぜこの初心者相手のキャンプに来たの?」
と極めて素朴な質問をした。
お母さん曰く、お父さんと子供のためだそうだ。

若いお父さん、
日本男児としてアウトドアーに精進してくれたまえ。


08/8/23(土)朝 キャンプじぃじの日記

マザー牧場より愛をこめて。

ここのところ雷雨が多い。
今日も下り坂のようだ。
今朝は、まだ8月だというのに10月ごろの涼しさだ。
いつもの「ヒグラシ」は申し訳程度に数匹朝の5時に鳴いた。
むしろ「こおろぎ」の方が景気よく鳴いていたね。
この「こおろぎ」気温の低下とともに鳴き方がゆっくりになる。
この時期ではありえないが、僕は長そでを着ている。
風が吹くと寒いぐらいだ。

今年最後の「ごちそうサマーキャンプ」
さてさてどうなることでしょうか・・・

昨日はこの涼しさで作業がはかどった。
午後の二時には暇になったので、
富津岬までドライブしたね。
岬にある展望台を何年ぶりかで登った。
そうしたら、足がつりそうになった。 トホホホ・・・
近くに温泉(昔の鉱泉)があったのでそこに入って、
別の食堂で「刺身定食」をいただいて帰ってきた。

どんな仕事でも貪欲に遊び感覚をもつことだね。
さぁ、若いお父さんもこの休みに
子供を大自然に連れて行こう!


08/8/22(金)10:00 am キャンプじぃじの日記

ごちそうサマーキャンプの準備のため今、マザー牧場キャンプ場に着いた。
80メーターばかり離れた僕のサイトまで、
炊事棟にしまってある竹で工作したテーブルを車のキャリアの上に乗せて運ぼうとしたら蜂の熱烈な歓迎を受けた。 
中指に「チック!」ときたね。
この蜂、名前は忘れたが竹の穴に卵を産んで、
そのあとに親蜂が新鮮な餌もそこに入れて、
最後にその穴をふさぐというヤツだ。
テーブルの竹を見ると、そこら中に巣を作っていた。
まるで蜂の団地状態だね。
その蜂たちの一匹だけがまだ餌を入れていなく、
もうそこにはないテーブルの竹の巣を探して飛び回っている。
重たい餌を抱きかかえながら必死に探しているね。

親が子を思い、その蜂は探し続けている。
けっしてその蜂は、自分の見栄や利益を求めていない。

若いお父さんも、
この蜂のようにこれから命がけで子育てができますように。
そう育てられた子供は幸いだ。
そして必ずいつか若いお父さんも、お子さんの育ちを見て人生の本当の感動を味わうことだろう。


08/8/21(木)朝  ビデオマンの日記

######ビデオ屋を目指す方へ######

個人レベルで「ビデオ撮影」の仕事で生計を立てることを目指す方のための書き込みコーナーです。

幼稚園のお泊まり保育ビデオ3

昨日、今年最後のお泊まり保育のビデオの編集が上がって見本ができた。
さて、今回は「音」について。

「音」
には、「現場音」「効果音」「BGM」「言葉」がある。
これはドキュメンタリーなので、基本的に「効果音」は使わない。
しかし、例えば、
向かいの宿からカラオケがガンガン漏れて聞こえてきたとする。
こういう場合「現場音」では、シャレにならない。
そこでそこにふさわしい「音」を編集で差し替えることになる。
また、別の例では、
子供たちが宿に泊まって、朝を迎える。
その「朝」がどういうところなのか、よく見せたいものだ。
僕が行くところは、日光の奥とか、箱根、秩父、
まぁ、山の中だ。
昔は海岸でのものにも行ったことがある。
このときの「朝の音」は場所によって違う。
だいたい小鳥の鳴き方、響き方、が違うが、
おおむね朝の5時半以降は、「カラス」が鳴きだす。
小鳥たちのいいさえずりは、だいたい夏では4時半頃だ。
しかし、その時間では「絵」は夕方か夜になってしまう。
「絵」の方は、「日の出」に近いほうがそれっぽい。
山ではだいたい5時半ごろだろうか、
山並みの具合によってもいい時間は違う。
どちらにしても、「朝の音」は「絵」と「音」のいい時間帯が違う。
それらを別々にとって編集であわせる。
と、まぁこんな具合だ。

次は「BGM]。
僕はこれをもう20年前からの音源を使い続けている。
「お泊まり保育のテーマ曲」
「お昼のお弁当の曲」
「道行の曲」
「夕食の曲」
「パジャマ姿の曲」
そのほか、その行程に合わせた曲。

同じ音源でいいかどうかは、好みの問題だ。
商売相手である幼稚園では、体操や集合に使う音源を、
平気で30〜40年前のものを使っている。
「はとぽっぽ体操」とかね・・・・
ぼくはその方が似合うと思うね。

最後に「言葉」だ。
だいたい先生の「しゃべり」を狙うようにしている。
あと子供のリアクションの言葉。
子供が僕に話しかけてくることもよくある。
そこには、「絵」では分からない情報が満載だ。

さて、この仕事でこの「音」を上手に拾えるようになろう。
たぶん見ている人が、仕事に「プロ」っぽく感じるところだろうと思うからだ。

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08/8/20(水)朝 キャンプじぃじの日記

だいぶ前だが、「脳内汚染」という本を読んだ。
テレビゲームが子供の心の育ちにどう悪影響があるか、ドクターらしく解説している。
その本に、たしか、
タバコが有害だとこれだけ訴えられていても、
依然としてそれが売られている例を挙げてテレビゲームも平然として何の手立てもなく売られている、
というようなことが書いてあった。

専門家の指摘があってもほとんど無視されるのだから、
ましてや高卒の名のない僕の訴えなど通じるわけがないよね。

それでもここにもう一度書き込もう。
気楽が幼稚を生んで、
幼稚だと何も学ばない。
学ばない大人(歳だけ)が子供を育てるとどうなるのか、
考えてみれば分かることだろう。

ここを読んでいる若いお父さんは違う。
何かここで得ようとしているのだから。

若いお父さん、
お父さん自身が学んで、
子供に
生きる意味
生きる価値
生き方
を教えよう。

それをキャンプファイヤーの焚き火越しに子供に語りかけるのは、
かっこいい。
涼しくなる秋こそキャンプが面白い。
ぜひチャレンジ!!


08/8/19(火)朝 キャンプじぃじの日記

昨日、おばばが仕事をするわけでもなくいたので、
サイクリングというよりポタリングに連れて行った。
夕方、大家のおばぁちゃんがスーパー銭湯に行きたがったので、
おばばと末っ子も連れて行った。
まぁ、家族サービスだ。

ここのところ、調子こんで呑みすぎだから、
昨日こそ「禁酒」をしようと、
椅子の上で禅でもしている気分で我慢していたんだな。

そうしたら、何を思ったか、大家のおばぁちゃんが
いつもの赤提灯の生ビールを「出前」してくれた。
ビールの方が僕に寄ってくる!

ダメだよ・・・・
それが誘い水・・・
また呑み過ぎちゃった・・・・

今日は、久しぶりに幼稚園へ卒業ビデオアルバムのチョイ撮り
に行く。
仕事をしなくっちゃね、仕事を・・・
今夜こそ禁酒だ!

若いお父さんも、
子育てで思うようにならないことが多いだろうなぁ。
気を取り戻そう!


###### Snowmen Camp Club ######

08/8/18(月)朝 ディキャンプ中止

昨日は「ながしそうめん」を戸田のグリーンパークで行う予定だったが、
あいにくの雨で9月に順延した。

いつも手伝ってくれる古い友人が、
「雨でも決行」って言うからそのつもりでいた。
と、クレームをつけられた。
だが、公園では朝の9時半の時点で親子連れがまったくいなく、
「ながしそうめん」は子供がいるからこそ面白いのだから、
しょうがなかったんだな。

古い友人は、なかなか納得しないので、
いつもの銭湯にみんなで入って「打ち上げ」だけはした。
まぁ、こんなこともあるさ。

ということで次回、9月に「ながしそうめん」をやる。

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08/8/16(土)朝 キャンプじぃじの日記

「ナナフシ」という虫がいる。
キャンプ場で子供がこれを見つけたときには、
そうっと僕は手に持って、
「おぉ、かわいいなぁ。」
と子供たちに声がけをする。
すると子供たちは、「気味の悪い虫」から「かわいい虫」とその場で意識を変えるものだ。
そのときに大人が「気味が悪い」と言ってしまったら、
その場にい合わせた子供は、そう心にインプットしてしまう。

お分かりかな? 若いお父さん、

また僕はナナフシを手に持って、
「不思議だなぁ、なんでこんな恰好をしていると思う? 
こいつね、小枝に化けて身を守ろうとしているんだよ。
それにしても、見事に小枝になりきっているよな。
不思議だね。
こんな小さな虫でも、「小枝になろう」という気持ちを起こして本当になるのだから、
お友達だって、きっと素敵な夢になりたいと思い続ければなれるんじゃないかね?」

若いお父さん、こんな風に子供に語りかけて育てよう。

僕は「ビデオ屋」になりたいと思い続けたら、そうなったんだよ。


08/8/15(金)朝 キャンプじぃじの日記

末っ子の夏のソロキャンプは無事終わった。
僕はここに自分で出来たことを書き込んでいる。
学者ではないから、自分でやりもしないことを書いたりはしない。
若いお父さんに、
僕と同じことをやれとは言わないね。
しかし、高卒で貧乏な僕は、こうやって子供を育てているんだな。
動機が親の「見栄」「欲」ではなく、
その子の状態を観察しきって、今出来るベストなことを惜しみなく実行してきた。

その目標は、
「幸せを感じ取る能力を高める」
この一言に尽きる。

さぁ、若いお父さんも
今度の休みには子供をフィールドに出して、
思いっきり子供と遊ぼうではないか!

僕は今でもやり続けているよ、子供を愛しているからね。


08/8/14(木)昼  ビデオマンの日記

######ビデオ屋を目指す方へ######

個人レベルで「ビデオ撮影」の仕事で生計を立てることを目指す方のための書き込みコーナーです。

幼稚園のお泊まり保育ビデオ2

一泊の出来事をビデオにパックするわけだが、
一つ一つの出来事にそれぞれに何かに「視点」することで撮るものが変わることを前回説明した。
今回は、実時間をどう省略できるか考えていこう。

子供たちが現場に到着してお昼を食べて活動に入った。
たくさん遊んだあと、宿舎に入ったとする。
宿舎では、部屋で着替えて、
お風呂に入って、
食堂で夕食を頂いたとする。

その間、おおむね2時間。
まるごと撮ったら、これだけで2時間のビデオということになる。
このあとには、キャンプファイヤーもあることだろう。
そこで「省略」をしなければならなくなるわけだ。

具体的には、それぞれのシーンに時間の経過を示すことでできる。
例えば、お風呂のシーンから夕食のシーンの間に、
「夕焼けに染まった宿」
をインサートすれば、日中から夕方へと時間が過ぎたことが分かる。

では、部屋で着替えてお風呂に入るシーンではどうだろうか?
その間の時間の変化は、あまりない。
こんな場合は、例えばお風呂の入り口によくある「のれん」
をインサートしてみる。
部屋から子供が出て、廊下を歩き、風呂場に着き、
脱衣所でスッポンッポンになる、
といったことを吹っ飛ばして、お風呂に入っているところをいきなり見せられるわけだ。
しかも見せ方がスマートでしょう。
僕はやらないが、先生が持つシャワーのアップをインサートしても面白いと思う。

このように「インサートカット」で時間を省略するわけだ。
そしてそのインサートカットでそこのシーンを「修飾」出来ることも覚えておこう。

次回は「音」について考えてみよう。

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08/8/13(水)朝 キャンプじぃじの日記

昨日、末っ子が受付をしたら僕と子供、別々のサイトを二つ予約したのに、
勝手に一つにさせられてしまった。
これでは子供の「ソロキャンプ」にならない。

しかし、僕は「モンスター・ペアレント」という最低最悪の親に成り下がりたくはないので、
一切文句を言うことなく、
末っ子に撤収でまた来るからと告げてボロアパートに帰ってきた。
今まで十分にキャンプの訓練を受けているから大丈夫でしょう、たぶん。

僕の神様は、「ごちキャン」で疲れているのだから休めと言っておられる。


###### Snowmen Camp Club ######

08/8/12(火) 夏季キャンプ

末っ子の夏のソロキャンプ初日だ。
ここは、城南島海浜公園キャンプ場。
羽田空港の滑走路から直線で2キロほどのところにある。
僕は、飛行機が大嫌いだ。
旅客機が離陸に失敗したら、とりあえずここに落ちる場所にいる。
さ・い・て・い !

子供が何を基準にしてか、ここを選んでしまった。
それにしても、うるさい!

今、9時半で受付は、10時からだ。
末っ子は越谷市よりここまで自転車で来る。
本人の計画書では、片道39キロあるそうだ。
最後のツメの道のりがややこしくて、僕は迷いながら来た。
末っ子はいったいいつ到着するのだろうか・・・
見当が付かない。

若いお父さんも、
こうやって高校生の男の子を「しごく」ことで子育てを完成させられたらいいね。
さてさて、どうなることやら・・・

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08/8/11(月)朝 キャンプじぃじの日記

今回の「ごちキャン」は、開村式に雷雨となり村長が手配していたところに避難するというワイルド感たっぷりのものになった。
その影響でスケジュールが押し押しだったね。
興味のありそうな若いお父さんに、
今回のロープワーク以外の「まき結び」を教えた。
「草木染」でそのロープワークを応用したのだけど、
それに感動して「来年も100%来る」と言っていた。
嬉しいね。
僕の老後の楽しみは、これに限る。

さて、今日はこれから末っ子の「ソロ・キャンプ」の準備だ。
「ソロ」と言っても完全ではない。
安全対策で僕も現場に入る。
キャンプ場から出るときには、末っ子は僕と「バディ」を組むことになっている。
それ以外は、設営時に「安全点検」のチェックをしに末っ子のサイトまで行くが、
僕のサイトを可能な限り離して自立性をだす。

僕の「子育てのための親子キャンプ」の仕上げはこういう風にする。
できたら来年の夏休みは「完全ソロキャンプ」に挑戦させたいね。

若いお父さん、
一人の独立した男を育てることを意識して子育てをしよう!


08/8/9(土)早朝 キャンプじぃじの日記

マザー牧場より愛をこめて

まったくうるさい「ひぐらし」だ。
本当に4時半に起こされる。

昨日はあの猛暑の中、
シャワー棟の順番待ちのためのタープ、ひさし、
自分のテントなどを設営した。
暑くて途中でビールも呑んで昼寝した。
自分でも仕事なのか遊びなのか、錯乱するね。

さてさて今日は、どんな家族との出会いがあるのだろうか・・・
楽しみだね。
若いお父さんも、
自分の家族だけでのキャンプではなく仲間ができるといいね。
♪キャンプだホイ、キャンプだホイ・・・・
  ・・・今日から友達、明日も友達、ず〜〜〜と友達だ。♪


08/8/8(金)昼 キャンプじぃじの日記

今マザー牧場にいる。
また明日からの「ごちそうサマーキャンプ」の準備に一服してから入る。
猛烈な暑さだ。
海抜300メーターではとてもこの暑さは避けられないね。
でも風が吹くと、ほんの少しだけど爽やかさがある。
越谷よりはよっぽどもマシだね。

今、うつ病の本を読んでいるけど、
ドクターの立場では「治す」ことが視点になっている。 当然だ。
僕はこれにならないような子育てを訴えているんだな。
僕が思うに、うつ病は「心のメタボ」だね。
生活習慣病だよ。
子供の時からしっかり心を強く育てておけば、
心が沈んで憂鬱になっても重症にはなりにくいと思う。
些細なことに大騒ぎする心の弱い人が、こじらせるんだろう。

何の心配もなく、安全、快適、気楽、
それでもってはでな消費で「幸せ」だね、
本当にそういう人生の価値観でいいのか、よ〜く考えて欲しいな。

さて、このクソ暑い中、ごちキャンに来る家族は、
決して快適ではない生活を体験する。
大いに結構、結構。
若いお父さんも、
熱中症に気をつけて子供をフィールドへ連れて行こう!!


08/8/7(木)朝  ビデオマンの日記

######ビデオ屋を目指す方へ######

個人レベルで「ビデオ撮影」の仕事で生計を立てることを目指す方のための書き込みコーナーです。

幼稚園のお泊まり保育ビデオ1

「卒業ビデオアルバム」の制作技術は、このお泊まり保育ビデオが練習になると思うのでシリーズで解説することにした。
この仕事はたいがい一泊二日の出来事をビデオにパックするものだ。
たまに二泊する場合があるが、ここでは一泊を想定しよう。

まず、時間でおおむね24時間ぐらいのイベントをそのまま記録をしたら、
とても見られるようなものではなくなる。
結婚披露宴の記録では、長くて3時間だからまる撮りすることもできるが、
この仕事ではそうできない。
そこには「省略の技術」が必要になる。

この「省略」について考えてみよう。
例えば、子供たちが観光バスに乗って、
お母さんとバイバイして発車して、
バスレクで歌ったり手遊びしたり・・・・・
それだけで2時間ぐらいはある。
それをそのまま記録しても編集ではほとんど使うことが出来ない。
ここだ。
この観光バスで子供たちが移動するのに何に「視点」するのかで撮るものを決める。
どういう「移動」かを見せたかったら車窓の変化を強調して撮る。
さっさと現場にしたかったら、現場にバスが来るところから撮る。
子供の顔を一ナメ撮りたかったら、バスの中の子供を撮る。
(※道交法改正でバスの中は、今では撮れなくなった。)
このように何に視点をするのかで「省略」できるわけだ。

次回は「時間の省略」について、乞うご期待。

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08/8/6(水)朝 キャンプじぃじの日記

歳をとると疲れが二日後に出る。
ごちキャンの疲れが昨日ピークに達した。
一日寝ていたけど、それでも回復が遅い感じだ。
そこでビタミン剤のお世話になることになった。
いつもの「ポポン−S」がきれているので
ためしに「Q&P GOLD α」という長ったらしい
のを飲んだね。
そうしたら、僕の体自体は疲れきっているのに、
「ムスコ」が元気になっちゃったんだな。
結局、僕は余計にくたびれるハメに・・・
おばばだけが喜んだという次第、お粗末。
まぁ、そのうちに地球の空気を吸うのも難儀になることだろうから、
自分の目指すやりたいことを、今度のごちキャンでも張り切ってやるぞ!
それにしてもエンジンのかかりが悪い体だ。


08/8/5(火)朝 キャンプじぃじの日記

人生に何の問題もなく、不安もないから幸せ。
世俗的にはそう考えて生きなければならない。
だから宗教を忌み嫌うべきものにする。
そしてそれがベースになって、学校の成績を上げることだけに神経をとがらせるし、
政治もそういう社会を目指す。
僕にはそう見える。

でもね、そういう気持ち、考え方で子育てをすると、
「気楽で楽しい」を人生の目標に生きる人ができあがる。
その子が一生涯気楽でいられるだけの資産があればいいけど、
会社勤めのお父さんで定年退職した後まで、
どうやって子供に気楽を与え続けられるのだろうか?

僕の古い友人でうつ病に悩むヤツはとうとう4年ぐらい働いてない。
本人は社会復帰したいと願っていても、
心の奥底で「気楽でないことは止めろ」と叫んでいるように思える。
僕はこいつのおかげで「躁鬱病」と「うつ病」の違いを知ることになった。
もう何冊も関係図書を読んだ。
また、もう一冊机にある。
これはどうやら直る病気ではないようだ。
子供のときから「耐えて乗り越える」心がもともと育っていないトラブル。

若いお父さん、
「鉄は熱いうちに打て」
「子供に旅(命がけの)をさせろ」
日本舞踊の「親子連獅子」
昔から日本ではこうして子育てをしろと教えているんだよ。

僕のその古い友人は、サラリーマンの父親が一生をかけて家を建てたけど、
今、母親の年金以外に収入がないはずだ。
このままでその古い一軒家がいつまでもつと言うのだ。
分かりきったことだが、ヤツは働くことが出来ない。
「気楽で楽しい」がいかに不幸を生み出すか、
僕は目の前で起こったことを書いているんだよ。

キャンプ生活を通して、
辛いこと、いやなこと、苦しいこと、
それら乗り越えることを子供に体験させて教えよう!


08/8/4(月)朝 キャンプじぃじの日記

その僕の説教を真剣に聞いてくれたお母さんと子供だろうと思う。
昨日、ごちキャンで貸し出しテントの撤収のときに、
小学校三年生ぐらいの女の子が、あの重たいテントを本部前まで一人で持ってきた。
どのくらいの距離があっただろうか、
200メーター、そのぐらいを休み、休み、両手に抱えて持ってきた。
脇でお母さんが付き添っていたけど、一切手を出さなかった。
僕は本部前までテントを無事持ってきたその女の子を誉めた。
別のリーダーも誉めた。
そして名誉をたたえて握手をしたね。

ごちキャンでの僕の挨拶は、けっこうな方々が僕の話を聞き入れてくれているようだ。
素晴らしい!

僕のキャンプネームは、「キャンプじぃじ」。
その役目は、若いお父さんに子育てで本当に大切なこと、
それは、親の都合、見栄、の子育てではなく、

「子供が親の愛をたっぷり味わえる。
親が子を真剣に思って、子を本当の自立そして成長を身に付けさせる子育てをする。
幸せを感じる能力を鍛える。」
そういう子育ての啓蒙活動をすること。

今回、僕はそれが少し伝わった実感を得て、最高に嬉しいね。


08/8/3(日)早朝 キャンプじぃじの日記

本当にうるさい「ヒグラシ」だ。
まだ眠っていたいのに起こされる。
今朝はもやががかかっている。 涼しくて気持ちがいい。

昨日の夜にシャワーの順番待ちをしているお母さんと話しをした。
毎日の快適な生活が子供の心を弱くしてしまっている、
そんな僕の「じぃじの説教」を真剣に聞いてくれていた。
だからこうしてキャンプの不自由な生活体験が子供の育ちにいいと僕は訴えた。
会議室ではなく、実際にキャンプをしながらだからインパクトがあったようだ。
今回の「ごちキャン」はこのお母さんに僕の小言を聞いてもらえたことだけで十分に価値があるものになったね。
ここの書き込みの何百倍の効果だろう。


08/8/2(土)早朝 キャンプじぃじの日記

マザー牧場のキャンプ場では、朝の4時半に「ヒグラシ」にたたき起こされる。
それを知っているから昨日は、日没とともに寝たのだけど早すぎて寝つけなかった。
たぶん夜の7時半ごろだったのだろう。
ちょっと寝不足の感はあるけど、ここは標高 300メーターの高台だから越谷よりは朝、涼しい。
とってもさわやかな朝、
いや〜、キャンプは本当にいいですね!

末っ子の高校生に朝の5時40分にモーニングコールをよこすよう指示してあるけど、今朝は成功するだろうか・・・
どんな動物も子育てをしている最中は、親は死にもの狂いで育てるものだ。
なぜか、コンクリートに囲まれた生活でないと気がすまない「人」は、「カッコウ」のように子供を「托卵」したがるような気がする。
僕の偏見が入っているけど、まったくいないということはなさそうだ。
こうして自然に抱かれて生活するキャンプは、人を自然の中の動物に戻してくれる、そんな気がするんだな。
僕の人生で、子供の存在は大きかった。
4人の男の子。
もう必死に生きてきたね。
そのパワーが結局今の仕事を生み出したと痛感する。
すさまじい存在だ、僕の愛する子供たち。

若いお父さんはどう?


08/8/1(金)昼 キャンプじぃじの日記

明日からの「ごちキャン」の準備でマザー牧場にいる。
ちょっと早めのお昼にしてこの書き込みを済ませようと思う。
午後からは、シャワー棟の順番待ちのタープなどの設営だ。
今日は先週と違って涼しい。
なんでも今年は記録的な暑さだそうだ。 なんか、毎年聞いているような気がするね。

末っ子は今、高校二年生。
この時期には子供の心は、いい方向と悪い方向に振り子のように振れるものだ。
俗に言う思春期の不安定な時期。
その振れは毎日のようにあることもあるし、一日の中ででも何回もあったりする。
それに親は振り回されることなく一本筋を通して育てることが肝心だ。

昨日の夜、僕は三日間いないので末っ子にこう言った。
「パソコンに『OS』というソフトと『アプリケーション』という大きく分けて二つのソフトがあって使えるようになるわけだ。 知っているよな。
その『アプリケーション』にあたるものが人間では学校の成績だとか、何かの技能になるわけだ。
ところでそれでは人間の『OS』の部分とはなんだろうか?

それはだな、『気持ち』だよ。
どういう気持ちを起こせるか、それが人間の『起動ソフト』になる。
どうだ、お父さんの説明はユニークだろう?

では、その『気持ち』とは、どうやってインストールできるだろうか?
今までキャンプ遊びをとおしてお前の心に少しずつ入れてきたんだな。
でも完全ではない。
辛くても不満を吹き飛ばす気持ち、
いやなことを乗り越える気持ち、
ふてくされず聞く気持ち、
それらのソフトのほんの一部をお前の脳みそにインプットしてきた。

だが完全ではない。
どうすればその『OS』をお前は全部手に入れることができると思うか?」

末っ子は、宗教に学ぶと答えた。
どういう気持ちを起こせるかで人生のすべてが決まることも教えた。

三番目の子が近く帰ってくると言う。
この話しの援護射撃をその三番目の子に頼んだ。
「異年齢交流」のテクだよ。
分かるかな、若いお父さん?


08/7/31(木)朝  ビデオマンの日記

######ビデオ屋を目指す方へ######

個人レベルで「ビデオ撮影」の仕事で生計を立てることを目指す方のための書き込みコーナーです。

幼稚園の「お泊まり保育」の仕事は、こうして終わった。
商売だから、食べていくだけの仕事量が必要だ。
その仕事量は、「営業努力」をしない限り確保は出来ない。
「営業」を避けてビデオの仕事を取ろうという方をたくさん見てきた。
たいがいは、新しいカメラ、新しい機材で、仕事が「やってっくる」と思っているようだ。
マスターベーションだね。
永久に商売が立ち上がらない。
機材という「物」にすがろうというわけだ。
また、ネットでどうにかなる道があると思う人もいた。
どちらにしても「営業」から逃れることばかりを考えている。
うまくいったためしはない。

この「営業」ができるということは、もう一つの意味がある。
それは、何かの弾みで営業をしないで顧客をつかむことがある。
しかし、「営業」ができない方は、それで得た顧客に何が何でもしがみつかなければならない。
いつでも営業で新規開拓できる人になれれば、
条件の悪い仕事は断ることができる。
そうして僕は、何件も新規開拓しては条件のいいところだけを残したわけだ。

売り上げの少ないところは、若手に引き継ぐ。
また売り上げが下がってしまったら、また新規開拓をすればいいという「安全保障」に営業力がなるわけだ。

すべての商売の基本、それが「営業努力」だ。
そこに必要なのは「強い心」だ。
お分かりかな?
学校の成績を振りかざしても何の役にもたたない。

そう、だから子育てに「強い心」を目指そうと訴えているんだな。

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08/7/30(水)朝 キャンプじぃじの日記

僕は高校を卒業してアパート暮らしをして親から独立した。
そのときに街で一番安いアパートを借りたね。
10年間、営業職で必要だった背広は上司からいつも頂いていた。
過去に背広は3着しか買ったことがない。
収入は、その年頃では友人たちよりダントツ多かった。
「住む」「着る」ことに関して徹底的に節約した。
だからスキーで年40日ゲレンデに立てたんだな。
夏はほとんどサイクリングをしていた。
その若いころの遊びが僕のアイデンティティを作っていったのだろう。

アウトドアーの遊びは、「想定外」が多い。
いろいろなトラブルが起こるし、たくさんの出会いもある。
また体験で覚えられることも数え切れない。

高度な作戦、また緻密な工作では机の上での作戦が必要になるだろう。
それでもたくさんの「体験」がベースになって机の上で「考える」ことが重要だ。
何の体験もなしに幼稚な計画を立てることを「机上論」と呼ぶ。
それの対語が「体験で覚える」ということだとつくづく思う。

こういうことで子供にキャンプを体験させることには、計り知れないものがあるんだな。
学校の成績だけに関心がある子育てでは、
自分の人生を開拓する、自分の人生を使って勝負する、
そんな生き方が出来ないように思える。
そういう積極的な生き方。

その反対がうつ病だろう。
気楽でなければ動くことが出来ない。
人生にリスクが少しでもあったりすると心にパニックが起こってフリーズしてしまう。
若いお父さん、
そんな子育てではその子は不幸だよね。
子供の不幸は、結局親の地獄になるんだよ。
いくら金や物があっても決して満足のいく人生になりゃしない。
僕は自分の人生で体験でそういう人を見た。
決して少なくはなかったね。

僕は末っ子にこう言い続けている。
「人は気楽か真剣かのどちらかを選んで生きている。
気楽を追い求めている人に成長はない。 学ぶ気がないからだ。
真剣に生きていると、そこには大きな成長が起こる。
ビックリ仰天する恵みがあるものだ。
さぁ、どちらの人生を選びたいか?

しかし、人はその性ですぐ気楽になりたがる。
自分の力でその気楽に勝つことは難しい。
いや、ほぼ不可能に思える。
ではどうすればいいのか、分かるか?」

末っ子は、半分体験で、半分知識で、こう答えた。
「宗教に学ぶ。」
今高校二年生だ。
学校の成績はたいしたことがなくても、心の成長はまずまずに思えるね。
もちろんこの仕上げはこれからだ。
いよいよ難しい子育ての局面になってきた。
こう育てるのは本当に難しいんだよ。
何の手入れもなしに、金を払って子育てをしたら、
決してこういう風には育たない。
分かって欲しい。
親の愛がこの難しい子育てを可能にする。


08/7/29(火)朝 キャンプじぃじの日記

ごちキャンだけで十分以上にクタクタなのに、
秩父まで昨日行って、
昨日の夜は大家のおばちゃんを誘って玄関前で
バーベキューをした。
ごちキャンのためのキャンプ用品が車に積みっぱなしなので、ついつい勢いづいてしまった。
自分で思ったね。 ビョウキ。
「アウトドアー依存症」

今日こそ死んだように寝よう! もう寝るぞ、疲れた。


08/7/28(月)朝 キャンプじぃじの日記

マザー牧場の「ごちそうサマーキャンプ」略して
「ごちキャン」は無事にできて昨日の夜ボロアパートに帰ってきた。
そして今、また埼玉県の秩父は「小鹿野町」にいる。

これから今まで取引していた幼稚園がここに「お泊まり保育」をしにくる。
僕は、ここの幼稚園を若い方に取引の引継ぎをするためにここに来た。
彼はバッテラを持っていなさそうなので、それを貸してあげたら、
さっさとおばばが待つアパートに帰ろうと思う。
なんでもたった今携帯に幼稚園の先生から電話があって「さざえ」を10ヶももらえるというのでスッ飛んで帰りたいね。
今晩のビールは最高の味だろう。

今年の「ごちキャン」での僕の初めの挨拶は、子供たちに
「いっぱい、お父さん、お母さん、のお手伝いをしてくださいね。」
と言うことにした。
そして終わりの挨拶でそれを強調していきたい。

若いお父さん、
家では手伝わなくてもキャンプならたいがい子供が何でもやりたがるものだ。
その子供の習性をうまく利用して、どんどん作業を手伝わせよう。
そして家に帰って、誉めてあげれば普段の生活でも少しずつ手伝うようになるよ。
ぜひ、そうなるように言葉がけをして欲しい。


08/7/25(金)夜 キャンプじぃじの日記

大ドジだぁ〜。
せっかくPCをマザー牧場まで持ってきたけど、
PCと携帯をつなぐ線を忘れた。
だからPCまでにしか書き込めない。

今日は、明日からのマザー牧場の「ごちそうサマーキャンプ」
の準備のために前泊で来た。
日中猛烈な暑さの中、
シャワー棟の順番待ちのためのタープ張り、
シャワー棟のひさし、
長テーブルの工作物、
自分のテント、
それらを 10分作業しては、30分休むといった具合で作業をした。

熱中症ギリギリの作業をしたんだ。 
だから仕事さ。
通風にもめげず、ビールを3本やっちゃったね。
それにしてもアウトドアーは面白れ〜。

若いお父さんもやろう!


08/7/24(木)朝  ビデオマンの日記

######ビデオ屋を目指す方へ######

個人レベルで「ビデオ撮影」の仕事で生計を立てることを目指す方のための書き込みコーナーです。

どんな商売でも「書き入れ時」というものがある。
そしてその反対もある。
商売の初心者は、たまたま一つの仕事がヒットして、
それが当たり前だと思ってしまう。
10年、20年、と商売をつなげていくためには、
俗に言う「一発屋」ではだめなんだな。
売り上げを一年間を通してどうあるのか、
それをチェックして戦略を練る。

書き入れのときには、いかにスムースに仕事がこなせるのか、
細心の注意と計画を立てる。

売り上げがないときには、
いかに支出を抑えることが出来るか、
どうにか別の仕事で売り上げられないか、
自分の基礎技術を使って新たな展開ができないか、
いろいろ考え実行する。

そういうことで僕は明日から、
マザー牧場の「ごちそうサマーキャンプ」の
スタッフとして出稼ぎに行くんだな。
遊びに行くのではない。
仕事だよ、し・ご・と。
だれも信じてくれないというのはいったい何なんだ?

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08/7/23(水)朝 キャンプじぃじの日記

高校生のだらしのない格好というのは、
「オレをもっと気楽に楽しくさせろ」という合図だ。
そしてだらしのない格好が許される金や権力を「匂わす」ことで異性の気を引きたいという意味さ。

出張が続いてうるさい親父がいないので、すっかり緩んだ生活態度になっていた末っ子が、
昨日はひっぱたかれたね。

直接の罪状は「眉毛を剃った」ことでだ。
自転車のサドルをわざと低くすることも余罪とした。
どちらも心の中で「オレを気楽にさせろ」の合図の結果と判断した。
もちろん、今時の平均的な高校生と比べたら比較にならないほど「まじめ」な態度ではあるが、
僕は学校の成績のことでは一切叱ることはないけど、生活態度の乱れは、例えほんの少しでも許さない。

末っ子にこう僕は言った。
「多くの父親は、自分がみっともないから子供に高校ぐらいは行って欲しいと思っている。
残念だがこのお父さんは違う。
やる気がないなら今日、退学届けをもらって来い。
だらしのない恰好をしたいのなら、ただちに家を出て自分の力で今生きていけ。
一切助けない。
どうしてもここで訓練を受けたいという態度でなければ、さっさと出て行け。
親がみっともないという気持ちだけで子供を大学まで行かせる親がいる。
そうして高校、大学、と気楽を身に付けて育ったのがお父さんの古い友人でうつ病になった。
気楽を追い求めたいバカ者に必要なのは、痛い思いだ。
お前もそれが欲しいならたっぷり与える。 つまみ出す。」

小学校低学年でたっぷり子供と遊ぶことをしなかったら、
本当にこれでキレて出て行く。
末っ子は、自分の「気楽を求める心」があることを認め反省した様子になった。
ここまで強烈に叱ることを安易に真似をしてはいけない。
この子とは、カブスカウトで年に 70日以上活動をしてきたという体験があるのでここまで叱れるんだ。
もし、小学校低学年でオヤジと遊ぶ体験の量が少なかったら、
高校生でだらしのない恰好を矯正することは、まず出来ないと思った方がいい。

子供に「気楽」を覚えさせたら、将来、仕事のことで命がけで学ぶことはしないと思うね。
だって、それは気楽ではないからね。
社会で役に立つ男には、なれそうにないのではないかな?

僕は末っ子に付け加えて言った。
「人は生きていくのに、『気楽』か『真剣』のどちらかを選んでいる。
気楽になったところで人は学ばなくなる。
お父さんが、20年以上ビデオ屋ができたのは、その基礎研究を学び続けたからだ。
新しいカメラを買って喜んでいるビデオ屋は結局喰っていけない。
それは機材で楽をして商売をしたいという気持ちがあるからだ。
人生に『気楽』が張り付いたところで、その人の心の成長は止まっておしまい。」

僕の出張で末っ子の心にカビが生えてしまったが、
今朝は、それがすっかり取れている様子だ。
分かるかな、若いお父さん、
子育てで本当に大切なこと・・・・真剣に生きるよう仕向けること。


08/7/22(火)朝 キャンプじぃじの日記

今日、幼稚園のお泊まり保育のビデオの第二弾を納品する。
ここまで無事にこられた。
このビデオを持って田舎に帰るお母さんもいることだろう。
田舎のおじいちゃんやおばあちゃんがきっと目を丸くして見てくれるのではないだろうか。
いつも僕はそれを想像しているね。
あの小さな子が、親から離れて大自然の中で仲間と過ごしている映像を見て、
おじいちゃん、おばあちゃん、はどんな印象を持つのだろうか。
知りたいなぁ。

今日これから第三弾の納品に向けて一日中編集だ。
つい数日前の出来事なのに、ビデオの編集をして見ていると、
ず〜〜〜と昔の出来事のように感じるんだな。

僕のビデオはね、欲望の強い親には不満だらけに写るらしい。
今年も変な人が現れたね。
自分の子だけを写せとさ。
ビデオに限らず、そういう人はどんなことにも不満だらけだ。
どんなことにも決して感謝の気持ちを持つことはない。
幸せを感じ取る能力が極端にない人。
立派な家に住んでも、高級外車に乗っていても、
毎日グルメ三昧でも、おばさんに似合わないドレスを着ても、
ともかく毎日不満だらけ。
これこそ不幸の見本だね。
そしてその親の心が子供に投影される。
不幸の連鎖が起こるんだな。
うつ病はこういう環境で重症になりやすいと僕は思うね。

大方の親は、僕のビデオを見てまずは自分の子の存在を確認したら、
そこに写っている仲間の様子や、風景、活動、
それがどうなのか面白がって見てくれるようだ。
だいぶ前だが、思わず声を掛けている僕の「声」が保護者の間でうけていたことがあった。
僕の声があるところで、家族中で大笑いだそうで、
僕は嬉しいんだか恥ずかしいんだか複雑な思いをしたね。
そんなふうに僕のビデオを親が喜んで見ていれば、
子供は、この活動でたぶん寂しい思い、辛い思い、苦しかった思い、
そんなときがあったことだろうけど、
それを乗り越えて喜びが溢れるということを体験で覚えることだろう。
それがこれからその子の人生にとってどれほど重要な心構えになることだろうか。
体験で学ぶとはこういうことなんだな。
若いお父さん、この意味を知ってほしいね。

僕のビデオは、親がどういう態度で見るかによって、
まったく逆の影響を子供に与えるものだ。


08/7/21(月)朝 キャンプじぃじの日記

子供が少し頑張れば出来るだろうことを、
母親が、「遅くて、結局やり直すから」と何でも手を出してしまう。
本当によく見かける。
これが甘やかしだ。 最低の子育てだ。

失敗しようが、遅かろうが、その子がちょっと無理をすれば出来そうなことをどんどんやらせる。
親は危なくないかどうか見守る。
親がジッと我慢をして見守る力、それが本当の子育てだ。

具体的に、ガムテープは幼稚園の年長さんで難しいと思われがちだが、
ある幼稚園ではほとんどの子が年長でガムテープが切れていたし、
中には力のある年少が切っていたのを僕は見たことがある。

こう書くと出来るようにすることを目的にしてしまう輩がいるんだな。
そういう方は、子育てでどこかネジが狂っているね。
そうではない、その子にとってちょっと難しいことにトライさせることが重要だ。
つまり「偏差値的」に優劣を決めるのではなく、
あくまでその子にとって素晴らしい挑戦を与えるんだよ。
そのことで子供は「自分のことを自分でする」ように育つのさ。

中には言葉で「自分のことは自分でしよう」と言って、それで教育したつもりの人もいる。
言葉で言って、子供がそのとおりにするのなら、だれも子育てで苦労はしない。
「自分のことは自分でする」ように仕向けていくのが子育てさ。
そしてそれが家庭教育の基本だね。

キャンプでは、子供がどのぐらいまでの作業ができるのか、それをしっかりお父さんが見極めて失敗したら励ましてあげながら挑戦させよう。
そうして育てればおおむね中学生ぐらいでは、まったくお父さんが必要なくキャンプできるようになる。
これは親から独立して自分の力で社会で生活する「自立」へのリハーサルなんだな。

これをヒントに、若いお父さん、
ぜひいい家庭教育をしてくださいな。


08/7/20(日)朝 キャンプじぃじの日記

僕は好き好んで貧乏なのではない。
もともとの貧乏人、生粋の貧乏だ。
そしてそれを誇っている。

若いうちは、異性を引き寄せるために「見栄」を張るわけだ。
だから、サカリがつき発情期になると虚勢を張りたがる。
悪いことではない。
そこを無理やり押さえ込むと、繁殖しなくなる。
人間だって所詮生き物だ。 動物の本能に逆らっていいことはない。
そういう時期に「貧乏」は異性を獲得しにくいことを意味している。
これはあくまで一般論で、中には「人柄」に惹かれて恋に落ちるカップルもいる。
だけど結婚となるとダントツ「金」がものを言う、それはいろいろな人がそれぞれの立場で実感してきたことではないだろうかねぇ。
だから、若いうちはルックス、金、車、
そういうことで大いに見栄を張りたがるように出来ている。

高校生を観察すると、父親に逆らうことで「自分」をアピールしたがる。
これは生き物として順調な育ちだろう。
そういう反抗期であっても、肝心なところでは親に従う。
こんな子育てであれば、自立に向けた成長になるだろう。

ところが、その見栄も子供ができても抜けないことがあるようだ。
父親がいつまでも反抗期のまま、
そういう心の状態では、「子育ての方法」を積極的に学ばない。
その結果、とんでもない子育てをして歪んだ人が育ち、
親をも殺せるようになる。 僕はそんな気がするね。

親になる以上、「アンちゃん」からまず卒業しなくっちゃね。
大人になれると貧乏の重要性に気付くものだ。
そしてキャンプは、「超貧乏生活」の疑似体験なんだな。
これの意味が分かれば、子育てのためのキャンプをしたくなるはずだ。
そしてその効果は抜群だ。
僕はそれを実感するね。
だから豪華なキャンプでは、子育てにはならない。
ここ、非常に重要ね。
貧乏生活が子供の心を強くする。

ここを読んでいる若いお父さん、
素直にこれを学んで実践してみてくださいな。

幼稚園のお泊まり保育は、本来は「子育てのためのキャンプ」という意味だったんだな。
大人の観光旅行とはまったく違う意味の活動だ。
子供の自立への成長。
僕はこれを見るのが面白くてしょうがない。


08/7/19(土)朝 キャンプじぃじの日記

今年の幼稚園の「お泊まり保育」の撮りはすべて無事に終わった。
昨日久しぶりに赤提灯で思いっきり呑んだので、
気持ち悪い。
体力を消耗しきった。


08/7/18(金)朝 キャンプじぃじの日記

幼稚園のお泊まり保育の現場より愛をこめて・・・

今、朝の5時だ。
本降りの雨で止みそうにもない。
昨日はよく晴れた。
キャンプファイヤーの時に曇ってきたが、一日の活動はすべて活発に出来たね。

幼稚園の先生がロビーにいたのでどうしたのか尋ねたら、
子供が朝の4時まで寝なかったそうだ。
この現象は今年あちこちにあった。
5歳の子が日中にハイキングやキャンプファイヤーで体を十分に動かしていれば、疲れてグッスリ眠るものだ。
しかし、夜中中起きている子は、おそらく普段の生活で夜更かししているものと思える。
この現象はもう少なくとも5〜6年前からある。
それで今まで子供が寝きった夜 12時ごろに「寝顔」を撮ったものだが、
一部屋に一人ぐらいはそういう子がいるので撮れなくなった。
今では、そのシーンを「パジャマ姿」で何か語らせている。

親の都合で夜更かししている子。
朝ごはんを与えられない子。
虫を触れない子。
食事中、ジッとしていられない子。
大人をチャカラかす態度の子。

お泊まり保育では、子供が「勝手」に育てられている様子を、多くはないが観察できる。
ここを読んでいる若いお父さん、
昔ながらの躾、生活習慣、感謝、
これを「質素な生活」で教えよう。
じぃじの小言。
そこに素直に耳を傾けられるかどうか・・・・
本当の教育改革はここだな。 どう?


08/7/17(木)夕  ビデオマンの日記

######ビデオ屋を目指す方へ######

個人レベルで「ビデオ撮影」の仕事で生計を立てることを目指す方のための書き込みコーナーです。

幼稚園のお泊まり保育の現場より愛をこめて・・・

箱根のホテルで書き込んでいる。
ここは秩父ほど暑くはないが日光ほど涼しくはないね。
まぁ、越谷の熱帯夜よりはよっぽどもマシだね。
今年の幼稚園のお泊まり保育の取材も、もう最後となった。
このために僕は自転車で体力作りしてきたけど、
それでなんとか動くことが出来たね。
30代までは、走って登れた坂も、今ではゼイゼイ息を切らせながらだ。
だいたい疲れは2日後にでてきてドンドン溜まっていく。

僕のこの夏のスケジュールは、この後速攻で編集して
22日の火曜日に第二弾の納品で、その後第三弾と続く。
そして今年もマザー牧場の「ごちそうサマーキャンプ」
のスタッフをする予定だ。

僕の仕事もライフワークも「子供の心の成長」がキーワードになっている。
自由業で何か一貫して追い求める姿勢が必要だと思うね。

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08/7/16(水)朝 キャンプじぃじの日記

幼稚園のお泊まり保育の現場より愛をこめて・・・

昨日のキャンプファイヤーも難なくこなせた。 
今秩父だが、今夜都内でキャンプファイヤーを撮って、
明日の夜にもう一つで、今年のお泊まりは終わりだ。
「底」が見えてきた〜。

ところでここの宿は、「元」両神村にある。
市町村合併で小鹿野町になってしまった。
小鹿野町に「おがの山荘」という僕の住む越谷市が運営する宿舎があった。
越谷にあるいくつかの幼稚園がそこを利用していた。
越谷市民は安く利用できたが、どうやらそこがつぶれたようだ。

それで、市町村合併にともなってここの宿がどうやら越谷市と提携したらしい。
越谷市民は、一律2,000円安くなるそうだ。
しかも越谷市に国民健康保険を支払っているとさらに500円安くなる。
この宿は、「国民宿舎」だから元々料金が安いんだよ。

料理は、僕はもういい加減に飽きたけど日光の旅館に負けない、
いやそれ以上に豪華だ。
平日だったら部屋がとれるかも知れないと思って、
20年以上この宿に来たが、初めてパンフレットをもらった。
そして、国民保険に入っていることを証明する書式を越谷市役所に持っていくために貰った。
貧乏の僕がそういう余裕があるかどうか分からないけど、
努力はしてみたいね。 たまにはおばばを連れて行ってあげないとね。

耳寄り情報なので、お知らせしよう。
国民宿舎「両神荘」
〒368-0202 埼玉県小鹿野町両神小森 707
0494-79-1221
高速関越で「花園」インターで下りて国道140号線で秩父市まで行く。
そこから国道299号を西へ。
小鹿野町で県道37号線を南下する。
この宿は何年か前に露天風呂が出来たよ!
昔で言う「鉱泉」だ。


08/7/15(火)朝 キャンプじぃじの日記

幼稚園のお泊まり保育の現場より愛をこめて・・・

便利な世の中だ。
今、秩父に向かうバスの中でこの書き込みをしている。
子供たちがお母さんとバイバイした。
一人の子が「ママが泣いていた。」と言っている。
僕はよくそれが分かるようになった。

僕には四人の男の子がいる。
長男がちょうどここにいる幼稚園の子ぐらいのときにこの仕事を始めた。
毎年幼稚園のお泊まり保育を撮り続けたんだけど、
おじさんの僕がホームシックにはなるはずがなかった。
しかし、末っ子が小さくてかわいかったときには違ったね。
宿で寂しくて末っ子の写真を枕元に飾ったことを思い出す。

もちろん、今は違う。
末っ子も高校生になってちっともかわいくなくなると同時に平気になった。
あれはいったいなんだったんだろうか・・・
不思議でしょうがない。

人だって動物の一つだから「本能」に書き込まれたプログラムによって生きているわけだ。
子供は小さいうちにはどんな動物でもかわいい。
そう感じるようにできている。
親はそのかわいらしさがゆえに子供を守る本能が働くのだろうかねぇ・・・
でもその説明だと、なぜ末っ子に異常なまでにかわいく感じたんだろうか?
やっぱり不思議だ。


08/7/14(月)朝 キャンプじぃじの日記

幼稚園のお泊まり保育の現場より愛をこめて・・・

昨日は四つ目のお泊まりの子供たちが来た。
夜のキャンプファイヤーは、始まる直前で小雨が降ってきた。
20分遅れでカッパを着て強行。
キャンプファイヤーが盛大に燃えてくれたので、
暑いくらいだったから、子供たちは平気で大いに盛り上がった。
子供たちのノリノリの歌とダンスだったね。
そうしたら、終わるころには月が出ていた。
この何とも言えない子供たちの歓声で、
僕はこの仕事が辞められないんだなぁ。
幸せのひと時と言うより歓喜の炸裂、そう表現でもしようか。

この子たちは明後日までここ日光にいるが、
僕は、今夜同業者にバトンタッチして、
明日の朝早く秩父へと別の幼稚園で行く。
荷物や着替えの都合で、自分のボロアパートで「一泊」する。

僕はこのキャンプファイヤーを自分の子供たち数人でもやったことがある。
近くの公園でランプを灯してやったね。
末っ子がまだ小さく、ちょうどここにいる幼稚園の子供ぐらいの年頃のころだった。
自分の家族だけでやるのは、結構難しいよ。
人数が少なすぎるし、親子ではよほどうまく司会をしないとしらける。
普段見せない僕の「オーバーアクション」と「恥を忘れた」演技が必要だった。

若いお父さん、
真似をしろとは言わない。
そこまでやらなくてもいいからご自分の子供とたっぷり遊ぼう!


08/7/13(日)朝 キャンプじぃじの日記

幼稚園のお泊まり保育の現場より愛をこめて・・・

今いるこの宿には、一人で三泊した。
夕食は、他の団体のバスの運転手さんとガイドさん以外僕だけ、
というものだった。
だいたい僕は寂しがり屋なんだな。
そこに一昨日は、たくさんの子供たちがやって来て三つ目の
お泊まり保育の取材になった。
やっぱり子供たちがいっぱいいると嬉しいよ。

昨日の日中は、10分周期でわずかな小雨が降ったり、晴れたり、
の天気だったが、子供たちは大いにフィールドで遊んでいたね。
この幼稚園のお泊まり保育に惹かれて僕は仕事をし続けて20年以上。
やっぱりこれが辞められないなぁ。
心の底から自分の仕事に感謝するね。
そして自分の子供も、ここにいる子供たちも、
ぜひ、本当の人生の喜びが得られますように。
物や見栄のために一生涯を窮屈に生きてしまう、
そんな生き方ではなく、心からの感謝に溢れる人生が送れますように。
自然の中で思いっきり心を鍛えて、そう生きられますように。

このお泊まりで幼稚園の子供たちは、親から離れていやがおうでも自立を感じたことだろう。
素晴らしいことだ。
それを忘れないで欲しいという願いで僕のビデオがあるんだな。
なんだか、子供に役立てられるのはとっても嬉しいよ。
忘れそうになったときに僕のビデオを子供が見て、
それでその子に生きる元気が出たとしたら・・・

想像すると嬉しくて涙が出そうだね。
自立、そして成長・・・
心の成長は一生涯ある。
その自分の心の成長で幸せが溢れ出る人生が送れますように。

幸せを感じ取る能力、そういう成長。


08/7/12(土)朝 キャンプじぃじの日記

幼稚園のお泊まり保育の現場より愛をこめて・・・

昨日、三つ目のお泊まりのキャンプファイヤーができた。
終わりのほうで小雨となって、プログラムを少し詰めたようだ。
この山の天気の中だから上出来だ。 ここでは後一つ。

今日は土曜日で末っ子の期末も終わった。
ということは、オヤジもいないし最も「危険」な日だね。
この出張中一番ヤバソウな日だ。
とりあえず、朝のモーニングコール2回の作戦は順調だが、
今日は、そういうことで+αの工夫を考えなきゃならない。
さて、どうしよう・・・・

僕は男の子四人を育てること30年近く経つ。
自分で出来る可能な限りを考えた。
ただ、上二人はその方法が下手だったんだな。
下手なところを改めて少しずつ子供の育ちが見えるようになった。
やらないかぎり、決して子育ては上手になるわけがないでしょう。
金を払って他人任せで育てるということは、
父親が親として成長しないことを意味するんだよ。
そして、他人任せで育った子は、もうその父親の子ではなくなる。
肝に銘じてこのことを知って欲しいんだなぁ。

僕は出張先でも子供のことを案じるし、夢も見るよ。
僕は学者ではないから自分で実践したことをここに書き込んでいる。
若いお父さんも、ぜひこの勝利を得て欲しい。


08/7/11(金)朝 キャンプじぃじの日記

幼稚園のお泊まり保育の現場より愛をこめて・・・

昨日は忙しかった。
宿で朝飯を食べて、即越谷に帰った。
いの一番に、おばばに洗濯物を渡して速攻で洗濯させたね。
貧乏人の僕に10日以上のパンツはないんだよ。

それで別の幼稚園にあさがおの花が咲いているので、
1カット撮りに行った。
このカットに費やしたコストは大変なものだね。

それで先に終わった2つのお泊まり保育のビデオを無事納品した。
ビデオの産直だよ、すごくない?
だれも誉めてもらえないんだよ。
まぁ、ビデオ屋家業なんてこんなものだ。
編集がどれだけ大変かなんて誰も知らない。

それで、携帯でPCのネットが出来ると聞いたので、
ドコモショップへ行った。
Plala とドコモと二つの会社にまたがる契約でややこしかったようだ。
受け付けてくれた人がすごく大変な思いをして設定してくれた。
小一時間はかかっただろうか。
でも受け付けてくれた人が凄いベッピンだったのでまったく苦にならなかった。
できたら個人的に知り合いになりたかったなぁ・・・・

と言うことで今朝は、宿からこの書き込みを送ることが出来るようになった。
世の中は、便利になっていくね。
あまりの便利さに、子育てを忘れる親が・・・・

さて、洗い立ての着替えをおばばにもらってまた、ここ、
奥日光へと来た。
おばばに、「今夜はうちに泊まっていくの?」
と尋ねられたことに何の違和感もなかったね。
残念だが僕はまた日光さ。


08/7/10(木)朝  ビデオマンの日記

######ビデオ屋を目指す方へ######

個人レベルで「ビデオ撮影」の仕事で生計を立てることを目指す方のための書き込みコーナーです。

幼稚園のお泊まり保育の現場より愛をこめて・・・

冬の発表会のシーズンもそうだが、
この夏のお泊まり保育の時期も仕事は「終わるまで」だ。
いかに効率よく結果オーライにできるか、
成功報酬の世界が商売なんだな。
サラリーマン生活が長い方は、これを理解できないことが多い。

30代、40代、の方でビデオの商売に関心がある人を観察すると、
新しい機材があるので、それで商売ができると思い込むことがあるようだ。
そして、「一日働いたのでナンボ」がもらえると考えている。
たしかに「ギャラ仕事」もあるが、その場合機材はいらない。
機材込みの同業者の手伝いもあるが、
ギャラ仕事では喰っていけない。

継続的にこの仕事で生計を立てるためには、営業を避けて通ることができないんだな。
このHPで営業現場を動画で見ることができるので、ぜひ見て欲しい。

さて、そこでの営業は、「新規開拓の飛び込み営業」だ。
「営業」と一口に言ってもいろいろある。
すでに顧客となっているところに「打ち合わせ」しに行くのも実は営業だ。
この商売ではないが、お店で商品説明するのも「営業」になる。
新しい企画をプレゼンテーションするのも「営業」だ。
スナックでお姉さんが接客してくれるが、それも「営業」だ。

要するに「売り込む」ための諸活動全般が営業ということだ。

この営業をより効率よく行うために「販売促進」があって、
それに使う物なりサービスを「販促物」と言う。
販促物で面白かったものに「グリコのおまけ」がある。
当時、流行語にもなった。
これで会社がでかくなったのだから凄いではないか。
僕は新規開拓のときに販促物に「タオル」を使ったね。
「したじき」も配った。
僕のサラリーマン時代は、広告物の営業をやっていたのでここらへんは、
「元プロ」なんだな。
若くてやる気のあるビデオマンにこれを教えていこうと思う。

営業に強いビデオマンの育成、
商売が立ち上がらないわけがない。
お分かりかな?

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08/7/9(水)朝 キャンプじぃじの日記

幼稚園のお泊まり保育の現場より愛をこめて・・・

昨日、幼稚園の子供たちと先生全部が帰っていった。
ビデオ屋の僕一人が宿に取り残されたね。
なんだか学校の成績が悪くて残されている気分だ。
ビデオの編集は順調で、この勢いだと夕方前にはパッケージまで済みそうだ。

僕には四人の男の子がいるが、上の二人は育て方が悪くて生き方が下手だ。
それで昨日の夜に、またその問題の子の夢を見た。
二番目の子の夢だった。
夢の中で必死に享楽的に生きるのではない、と説教していた。
それで目が覚めて、夜中の2時半から編集の仕事をしたんだな。

宿に缶詰になると仕事がはかどるね。
よく文筆家が湯治場にこもると聞くけど、何にもない分、集中できる。
よく分かったよ。 ここには赤提灯がない。

物が溢れんばかりにあるこの時代に、あるが故にもっと豪華な物を欲しがる。
その物を手に入れるために人生をすりつぶして、
いったい何の価値が人生にできるのだろうか?
どうしても必要な物だけで十分ではないか。

どうやら赤提灯以外にも無駄な物ばかりのようだね。
子供たちにそれを教えられるといいんだがなぁ・・・・
ねぇ、若いお父さん。


08/7/8(火)朝 キャンプじぃじの日記

幼稚園のお泊まり保育の現場より愛をこめて・・・

いささか疲れがでてきたね。
今日、お泊まりの二つ目の帰りを撮って、
宿の部屋を移動して、そこで編集・後処理をする。
明後日、出来上がったビデオを越谷市まで納品して、
おばばに次のところの注文リストをもらって、
ここ奥日光にトンボ帰りだ。
金曜日には三つ目が始まる。
分かりやすく言えば、僕は奥日光に出稼ぎに来ているんだな。

さて、一番の問題の末っ子の様子だが、
期末テストの最中らしく大人しくしている様子だ。
普段、うちでは、僕が5時半に起きて、
末っ子はそれより、10〜20分早く起きている。
ただし、この子は起きてすぐ椅子に座って居眠りをよくしている。
そこで、
5時40分に僕に携帯させ、
次にその30分後の6時10分に電話をよこすよう指示してある。
これでウトウトできないだろうという作戦だ。
今朝はまだ今、5時15分でコールがないが、
過去3回の朝で、まぁ、だいたいのところよかった。
あと、そのときの声の感じでだいたいの状態が分かるね。

若いお父さん、
お子さんを小さいうちから毎日よく観察すれば、だれでもそれが分かるようになれるよ。
どれほど深く子供を観察できるか、
子供をいかによく理解できるか、
そして甘やかしと本当の愛の違いを十分に知って適切に子育てをする。
ここに本当の親の愛があるのさ。
それによって親は至福の喜びが得られる。
金を払って他人任せの子育てでは、分かるはずがないな。
人間はそういうふうに出来ているのさ。


08/7/7(月)朝 キャンプじぃじの日記

幼稚園のお泊まり保育の現場より愛をこめて・・・

昨日は次の子供たちが来たのだが、いきなりの雷雨。
日中の行動は変更を余儀なくされた。
それでもキャンプファイヤーの時には雨が上がって出来た。
奇跡だね。

何でも下界の越谷市では、30℃を超える夏日で熱中夜だったらしい。
寝つかれず寝不足気味の様子で夕食の時には全体的に元気がなかったね。
どうやら先生もそうだったらしい。

一夜明けて今朝も雨。
まぁ、あまりドシャ降りでは無理だけど、ここの幼稚園では多少の雨ならカッパを着て宿から出る。
むしろ、雨の中の活動の方がよっぽども子供の体験にいいと僕はいつも思うね。

ちょっと大変な思い、それこそが子供の心を強くする。
快適な環境では、心が強くなりようがない。
もう分かりますよね、若いお父さん。


08/7/6(日)朝 キャンプじぃじの日記

幼稚園のお泊まり保育の現場より愛をこめて・・・

ネットができない。
この問題解決のためにいろいろしたね。
他のホテルのロビーに行って、とぼけてつなげてみる。
NG。
公衆電話にISDNの回線があるのを見つけた。
いつものPCの先生に問い合わせたところ、なんでも僕のノートPCの設定を変えなければならず現実的ではないそうだ。
そこで中禅寺湖まで下りてどこかでどうにかならないか尋ねまくった。
仮眠ができる旅館、喫茶店、お寺、
なかなか見つからなかったね。
ビデオで商売を始めるときに顧客の新規開拓をしたが同じだ。
諦めない。
とは思いつつ、無理そうだった。
それでふと見るとそこに船着場が・・・
ダメもとでPCの電源を入れたら、ナント、ワイヤレスで通信可能の表示がでた!

この粘り強さが、子育てにも必要だね。
子供が出来ないからと何でも手を出してしまうのは、
子供が出来るようになるまで親が待っていられないのが原因だ。
親の忍耐強さが、子供を自立へと育てる力なんだな。
若いお父さん、これが肝心だよ。 見守って待つ、手を出さない。 
これだよ!


08/7/5(土)朝 キャンプじぃじの日記

幼稚園のお泊まり保育の現場より愛をこめて・・・

旅というのは予期せぬアクシデントがあるものだ。
宿からネットにノートPCがつながるはずだったが、
そもそも旅館自体が何かトラブってネットできないそうで、
復旧のメドがたたないという。
やれやれどうしようかねぇ・・・

昨日の夕方は本降りの雨があったがキャンプファイヤーの時間には晴れて上がった。
ラッキー! だったね。
山の天気と女心・・・


08/7/4(金) キャンプじぃじの日記

幼稚園のお泊まり保育の現場より愛をこめて・・・

ここは奥日光だ。
午後4時。
夕方はどうなるか分からないが、今のところ一日いい天気で子供たちはアウトドアーの活動を予定通り思いっきりできた。
子供たちにはちょっぴり大変な階段、僕にはヘビーな登りのハイキングもバッチリだったね。
あぁ、くたびれた。
昆布茶とせんべいで体力回復を図っている。
これからみんなでお風呂だよ。 はだかんぼう。

それで書き込んでる最中に雨になった・・・
ここは標高1500メーターぐらいで梅雨の雨雲より高い。
だからそれの雨ではなく「山の天気」だ。
なにかのはずみで雨が上がってくれればいいがなぁ。


08/7/3(木) ビデオマンの日記

######ビデオ屋を目指す方へ######

個人レベルで「ビデオ撮影」の仕事で生計を立てることを目指す方のための書き込みコーナーです。

いよいよ今年も幼稚園の「お泊まり保育」のシーズンが明日から幕が切って落とされる。
撮影だけではなく、現場で編集、後処理までして途中で納品もしてしまう。
その準備物を公開しよう。

カメラ・予備カメラ・三脚
バッテリー・充電器・DVテープ
バッテラ・BP90・ケース・充電器
フィルタ・カメラライト
編集PC・PCモニタ・キーボード
DSR-25・モニタ・ミキサー
ノートPC・プリンタ・デュプリケータ
マウス・マット・ケーブル類
DVDデッキ・VHSデッキ×2
分配器・セレクタ・リモコン
ロータリーカッター
DVD−R・VHSテープ・クリーニング
VHSケース・DVDトールケース
梱包ひも・ブロー・ビニテ・ガムテ
タップ・インク・表紙・ラベル・ポリ袋
ピンマイク・ゼンハイ・ヘッドホーン
ランプ・石油・ライト
i-pot スピーカーセット
電池 単1 単2 単3 単4 9v
携帯・充電器
座椅子
ディパック・いす・簡易ベッド
手帳・注文リスト
自転車

このリストで僕の仕事に直接関係ないものもある。
簡易ベッドは、子供たちがフィールドで遊ぶときの救急用だ。
ランプは、キャンプファイヤーまでの道のりを灯す。
ピンマイクは、「火の神様」用。

意外なものでは、座椅子だろう。
宿のものでは座っていると滑って使えない。
本腰で現場で編集するためのアイテムだ。

この仕事では、「押さえ」ができない。
だから予備カメラをディパックに忍ばせるのは、プロとしての心構えだろう。
これは運動会の取材でも同じだ。

明日からは、宿でネットにPCがつなげたら書き込む。
それが不可能だったら、しばしの別れだ。 さらばじゃ。

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08/7/2(水) キャンプじぃじの日記

幼稚園のお泊まり保育で日光に10日間もビデオ屋を拘束するところは、
たぶん、日本全国滅多にないと思う。
たぶんここの幼稚園だけだろう。
その準備に今追われている。
僕の小さな車では、機材など全部入らないから荷物運搬の幼稚園の園バスにその一部を今日積み込む。
明日、木曜日で「ビデオマンの日記」にそのリストを載せて同業者の参考にしてもらおう。

さて、子育てで父親不在が深刻な問題を引き起こすというメッセージをしてきた。
その不在を僕はこの約一ヶ月間やることになる。
ただ、僕の場合この時期だけの一過性ではあるが、
それでもオヤジがいなくて高校生の男の子が「ラッキー」してしまうことには違いはない。

大いに問題だ。
事実、二年前の中学三年の夏には、ろくでもないことをこの子がしでかした。
しょうがないから、幼稚園のお泊まり保育の出張現場に連れて行った。
マザー牧場の「ごちキャン」にも連れて子供を僕が拘束したね。
去年の夏は大人しかったけど、今年は高校二年生だ。
悪さしたくてウズウズする絶好調の年頃だからなぁ・・・・
甘く見ちゃいけない。

結局のところ、小学生のときに教えてきた「生き方」が今どう身に付いたかが問われるんだな。
ここのところが重要だ。
結果として子供が身に着けたかどうか・・・
中学、高校、でそれを教えるのは、もう遅い。 
この時期は仕上げの段階になる。
「生き方」、これは、かわいいうちにそれを仕込むべきだ。
分かるかな? 若いお父さん。

僕の書き込みの内容が有効かどうかが問われるね。
「オヤジ度のテスト」だなぁ、今年の夏は。
このテストに僕が落ちたら、もうこの書き込みは止める。
僕の子育て論の臨床実験だ。

どうなると思うかな? 若いお父さん。


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