ここのページは、 お子さんと一緒にキャンプで遊ぼう!! と、お父さんに呼びかける Snowmen Camp Club の活動報告です。 クラブと言っても組織になっているわけではありません。 集まったそのときの人たちが仲間です。 さぁ、お父さん、キャンプ遊びをとおして心の強いお子さんに育てよう! ● 活動報告は、実施日の次の日に、 ● 火曜日は、親子キャンプの技術的な話しを、 ● 木曜日には、ビデオ屋を目指す方へ、 書き込みます。 乞うご期待! 08/10/31(金)朝 キャンプじぃじの日記 キャンプ遊びは、不自由なところが子育てになっていい。 何をやるのだって普段の生活のように、 「便利」、「快適」、「簡単」、ではないところが子育てになる。 その不自由な生活体験こそが、子供に「我慢」を身に付けさせるんだな。 このことをお父さんが強く意識してやってみよう。 末っ子の風邪が直って、昨日は後輩の面倒をみていたらしく学校の帰りが遅かった。 おばばに学校へ電話をさせたら、 先生に、とってもよく頑張っているから安心するようにと言われたそうだ。 もちろん、成績のことではない。 生活態度だ。 親のいないところでも末っ子は同じように生きている様子で嬉しかったね。 昨日は、夜の8時半に夕食となった。 禁酒をしたいんだが、末っ子を待っているとついつい・・・ 我慢が出来ないんだなぁ・・・・ それでもって子供に「我慢」を教えるのは矛盾か?・・・ 若いお父さん、 そんなに気負わなくってもいいんだよ。 実際はこんな感じで育てても、まぁ、どうにかはなる・・・ 08/10/30(木)朝 ビデオマンの日記 ######ビデオ屋を目指す方へ###### 個人レベルで「ビデオ撮影」の仕事で生計を立てることを目指す方のための書き込みコーナーです。 幼稚園の発表会前半戦(年内納期)の最初が今度の日曜日にある。 そして二日後には、小学校の合唱を撮る。 どちらもたぶん15年以上続いている仕事だ。 前年度から2カメ・パラ撮り(※)でPCで混ぜるようにした。 小学校のものは、初めからマルチカメラだ。 昔は、準放送規格のスイッチャーで3バスラインのものを仕込んで撮った。 結構大掛かりだった。 位相や同期の合わせ方は、20年前に現場で覚えた。 このアナログ時代の修行があったのでPCで混ぜるときでも、 位相やクロマを調整ができるんだな。 それら調整ができる編集ソフトを買っても、 どうやって調整するかは、実際にやりながらでなければ覚えられない。 研修では、ここらへんをジックリ教えていこう。 2カメは、「一人2カメ」だ。 小学校の現場は、「二人3カメ」。 「スイッチングしたつもり」で相手のカメラにキュー出しする。 慣れないとなんか妙だったが、慣れると楽だね。 このパラ撮りは、アナログの時代では絶対にしたくないものだった。 とんでもない時間が掛かる。 しかし、PCでは、慣れると面白いね。 カットポイントをマウスでつまんでズルズル移動させられる。 「絵」さえしっかり撮ってあれば、タイミングをピッタしできる。 これは快感に近いな。 「撮り」もパラだから大胆にカメラで狙えるメリットがある。 だれがしゃべるか分からないときでも、当てずっぽうで狙っていてハマルことが何回もあった。 「ハズレ」たときにはPCで混ぜるときにその「絵」を使わなければいい。 現場スイッチングでは、こういう当てずっぽうは、どうしてもワンテンポ、スイッチングが遅れてしまったものだ。 今ではバッチリ! 同業者の多くは、もうマルチカメラをスタンダードにしているから、 これからは1カメでは仕事にならなくなるだろうね。 ※ スキーでパラレル・ターンというのがある。 「パラレル」とは、「平行して」という意味だ。 複数のカメラをスイッチャーでつなげないで、 それぞれ平行してデッキで録画をするという意味だ。 ######################### 08/10/29(水)朝 キャンプじぃじの日記 漁師が網を直すように、 昨日は、ビデオ屋なもんでケーブルを使いやすいように束ねたり、 断線を直したりした。 専門のプラグを秋葉原に買いにも行った。 幼稚園の発表会が始まると、編集、納品に追われるから今のうちにやらないとね。 僕はこの30年、子供に飯を喰わせないといけない、という思いで仕事に必死に取り組んできた。 仕事現場には子供がいっぱいいるし、 家に帰れば貧乏子沢山。 頭の先から足の爪まで「子供」「子供」「子供」・・・ の生活だった。 まったくうるさい。 いつしか、いくら子供が騒いでもグッスリ寝られるようになっていた。 それが、子供の歓声がないとすごく寂しくなるようになっていく。 これが僕が「オヤジ」になっていくプロセスだったな。 今じゃ、末っ子をたった一人飼っているだけ。 「お通夜」のような静けさだ。 あの賑やかさが、本当は一番幸せだったときと今、思う。 今では、自分自身が生きていくのにケーブルを直す。 漁師の男たちも子供が離れていったら、 僕と同じ気分になって海を見ながら網を直すのかね? つい、そんなことを考えてしまった。 若いお父さん、 子供と遊べるのは、その子が小さいうちだけだよ。 それは、アっという間に過ぎていく。 それを見逃さずにたくさん子供と遊ぼうな。 無性に海が見たくなった。 08/10/28(火)朝 #### 「親子キャンプ」ビデオの見方 #### このコーナーは、「親子キャンプ」のハウツービデオについて詳しく解説するものです。 そのビデオは、 上部の「HOME」→「営業案内」→「親子キャンプ」ビデオ→「総合案内」で概略が見られます。 ぜひご覧ください。 このコーナーは、毎週火曜日に書き込みます。 そのビデオでは、具体的なアクションを見ることができるのですが、 なぜそうするのか、どういう意味なのかが分かりにくいと思いますので、 ぜひここを読んでいただきながら、そのビデオをご活用ください。 そのことでより効果的な子育てになろうかと思います。 <<初級編>> #02 前回では、とりあえずタープだけでデイキャンプを楽しむことをお勧めした。 キャンプ技術の向上が目的ではなく、あくまで「子育て」のために行う。 これをお父さん自身がしっかり、ハッキリ、意識する。 これを一番最初にお父さんがまず身に着けよう。 さて、それで何回か子供と一緒に遊んだら、少しグレードアップを図る。 前回は「お弁当」を持って出かけた。 今度は、現場で調理をしてみよう。 よくキャンプの料理というとバーベキューを思い起こしがちだが、 ここは「子育て」が目的だからそれはよそう。 一番簡単な調理は、たぶんカレーだろう。 「キャンプ用品」ではなくご家庭にある調理器具を持っていこう。 炊飯まで行うのは、ちょっと大変なので「ご飯」は炊けたものを持っていく。 カレーだけを現場で作ってみよう! 火力は、家庭用のガスボンベのコンロで十分。 ただ、風に弱いので風除け対策を考えよう。 そのときにこそお父さんがやってしまうのではなく、 どうしたらいいのか、子供に尋ねるんだな。 分かるかな? ここのところが「子育て」になるのさ。 これはこれからも気をつけて欲しいことだが、 あらゆることでの「危険」を考え子供に注意をさせよう。 例えば、この風除け対策でも、場合によってはそれに火が着いて危険なことがあるかもしれない。 こんな具合にお父さんが「安全対策」を常に頭に入れて活動しよう。 そういうことでこれからは、「救急用品」を欠かさず持っていく。 さて、現場で調理するのに地べたでは都合が悪い。 そこで、例えば、 ビールのプラスチックのケースとベニヤ板を用意して それでテーブルにできる。 「見てくれ」がよくないから、そこにテーブルクロスをしてみよう。 もう立派なテーブルでしょう? こうして無いは無いなりに工夫をしよう。 実はここが「子育て」でものすごく重要なポイントだ。 この「工夫」そのものが子供にいい刺激になる。 いいですか、よく聞いてくださいよ。 この「工夫」をキャンプのありとあらゆるシーンで行うのです。 そして年中「工夫」することを子供と一緒にやる。 そのことで子供が「工夫」する面白さを身につける。 これこそ「親子キャンプ」の子育ての奥義なんだなぁ。 キャンプ技術向上は、少しずつグレードアップして子供を飽きさせないようにするためと考えてください。 目的は、「子育て」です。 子供に「工夫」を身に付けさせる強い目的意識をお父さんが持ちましょう。 この「工夫」を子供が身につければ、 将来大人になったときに、「自分の人生に工夫ができる」ように育つことでしょう。 この生きる力こそが、その子にとってどれほど重要なものか想像をしてください。 タープも子供が手伝いながら張れるようになりました。 その中にレジャーシートを敷きます。 そして「工夫」した素晴らしいテーブルがそこに用意できました。 普段家庭で使う調理器具で、さぁ、お子さんと一緒に「カレー」に挑戦してみよう!! いい一日になるだろうなぁ。 さぁ、やってみよう! ######################## 08/10/27(月)朝 キャンプじぃじの日記 以前、おばばと二人でサイクリングの途中で寄った「木力館」から封書が届いた。 案内状だ。 さいたま市商工見本市 「コラボさいたま2008」 11月7日、8日、9日、さいたまスーパーアリーナ 無料でだれでも入場できるらしい。 僕は高校二年生の末っ子が来年、就職活動をするので社会を知る絶好のチャンスだと思い、そのパンフレットをあげた。 僕から上手に離陸するためなら何でも取り入れたい気分だね。 どんなに仕事がうまくいっても、 子供の育ち具合が芳しくなかったら、 悔いの残る人生に、本当になるよ。 あらゆる仕事の中で、「子育て」が一番難しい。 僕は、結構難しい商売を立ち上げられたけど、 本気で子育てをすればこれが分かる。 子育てが簡単だったなんて言う男の話に耳を傾けてはいけない。 その男は、子育てをしなかったんだ。 そりゃ、簡単だったでしょう。 若いお父さんは、ぜひ、お子さんを自分自身で育てよう!! 08/10/26(日)朝 キャンプじぃじの日記 出張のお土産話がある。 霞ヶ浦で国道51号線から国道355号線を北上する。 十数キロほど行くと「白帆の湯」という小さな看板がでてくる。 355号線から湖畔に向かうと、それがある。 素晴らしいよ! 3階にあるお風呂から、霞ヶ浦を一望できる。 雨で、ネーミング通り霞んでいた。 対岸が見えたり隠れたり・・・ モノトーンにわずかながら湖畔にパープルグリーンがのっていた。 あそう温泉 「白帆の湯」 〒311-3832 茨城県行方市麻生421-3 tel 0299-80-6622 水曜日定休 700円 中学生の合唱を撮ったのだが、 今まで中学生をかわいいと思ったことがなかった。 だけど、どうしたんだろうかね、 僕の末っ子は高校二年生で大きくなって、 末っ子だって中学生の頃は、このぐらいの背丈だったんだなぁ・・・ そんなことを思い出したとたんに、 かわいいんだなぁ、中学生が。 一生懸命に歌っていて、撮りながら目頭が熱くなってしまった。 たった一年ちょっとでこの子もいなくなるのか・・・・ 若いお父さん、 小学校四年生ぐらいまでは、 子供は、お父さんと遊ぶことを大いに喜ぶよ! それまでに一時間でも多く遊んであげよう!! どうやって遊べばいいのか、 その答えが「親子キャンプ」ビデオにある。 08/10/25(土)朝 キャンプじぃじの日記 今、潮来市のビジネスホテルにいる。 これから合唱を撮る。 昨日、機材の仕込み(セッティングのこと)をしたのだが、 現場が体育館で一番後ろにあるギャラリーをカメラポジションに指定された。 ステージから距離がある。 マイク2本とMC用に1本のケーブルを這わせたのだが、 2メーターの1本だけを残して全部のケーブルを使った。 ギリギリセーフ! 長いことこの仕事をしてきたけどこんなの初めてのことだ。 これだけ遠いと、レンズを最望遠にしても十分には大きくできない。 今日の仕事は「ブレ」との戦いだな。 いざ、出陣! 08/10/24(金)朝 キャンプじぃじの日記 人類の歴史的事実として、 どういう体制の社会であっても、「シワ寄せは子供にいく」ということだ。 でかい会社が、バッタ、バッタ、とつぶれている。 つい先日は、老舗のホテルがつぶれた。 もし、僕のように収入よりはるかに低い生活水準で暮らしていれば、 多少の無茶には耐えられる。 これは僕が生き証人だ。 僕は、「豪華な生活」ではなく「生きがい」を追求して、そしてできた。 しかも四人の子供と暮らすことが出来た。 ここのところを分かって欲しい。 限られたサラリーで、可能な限りの豪華を求めて生活をしている人が不況の打撃を喰らうと、 そのシワ寄せは、子供にいく。 ひょっとしたら、戦時下より父親が子供の世話をできていないかも知れない。 もしかしたらそれがあり得るかも知れない。 データ的な根拠はないが、 子供が親を殺す事件が起こる現象の意味を考えると、 戦時下よりひどい状況ではないかと思う。 どうだろうか・・・・ 「より豪華な生活」のシワ寄せは、今の子育てに見ることができないだろうか。 少しでも学校の成績を良くしていい学校へ行って、 給料のいい会社に勤めるといった人生観は、 煎じ詰めると「より豪華な生活」に行き着くではないか。 こういう人生観は、今の日本社会ではもうナンセンスだというのにね。 一流会社の社員は、僕よりはるかに厳しい「企業戦士」を強いられる。 学校の成績だけいい人では生き延びられない、これは現実だよ。 僕は自分の子に自分自身で「生き方」を探させるように育てている。 それがうまくいくように、ありとあらゆることをしてきたね。 今朝は、珍しく子供が風邪をひいた。 明日、文化祭で頑張っている様子だが、 今日は学校を休んで病院に行き、寝ていなさい。 そう僕は言った。 子供は学校へ行きたそうだが、そこでこう付け足した。 「病気で学べることがある。 それは、『元気』が当たり前ではないということをハッキリ知ることができる。 それを学びなさい。」 僕は貧乏生活だが、毎日様子を見て、 子供の心をこのように育てることができるよ。 若いお父さんも、 ぜひ、デイキャンプで子育てをして欲しいな。 新車ではなく、6年落ちの中古車に乗ればできるさ。 08/10/23(木)朝 ビデオマンの日記 ######ビデオ屋を目指す方へ###### 個人レベルで「ビデオ撮影」の仕事で生計を立てることを目指す方のための書き込みコーナーです。 私立幼稚園では、この10月15日が入園願書受付だ。 (自治体によって違うかも) だから、それを目指して運動会を盛大に行って保護者に見てもらうという運営上、経営上、のものがあるわけだ。 この運動会が終わると、卒業ビデオアルバム用の取材がどこも多くなる。 その中に、「子供一人ずつのインタビュー」がある。 クラス全員が揃って撮れることは、まず滅多にない。 それを卒園式までに全部撮る。 たいがい、三学期になってからが多いが、早いところでは11月に撮る。 インフルエンザや風邪が流行る前に撮れるのはリスク回避になる。 覚えていて欲しいね。 さて、今度の土曜日には同業者の手伝いで中学校の合唱を撮る。 そして僕の仕事で小学校の合唱、幼稚園の発表会、と続く。 これらの仕事では、「録音」が重要だ。 僕の顧客では、「ステレオ収録」をする必要がないのだが、 同業者の手伝いでは、「ステレオ収録」を指定してくる。 昔、ピアノ発表会などでステレオ収録するときには、 「プレッシャー・マイク」を2本使っていた。 これは普通のマイクと違って、平板の構造をしている。 5センチ立方ぐらいのスポンジの上にこのマイクを「置く」ようにセットして、 それを舞台のステージの上に、LRをセットして録音する。 この収録方法のデメリットは、 マイクの特性で広域が妙に伸びる点と、 (アコースティックでは最高) 下に置くので靴音がバッチリ入ってしまうことだ。 メリットは、ビデオ撮影でマイクがほとんど見えないことにある。 同業者の手伝いの時には、それを嫌がる。 恐らく「見てくれ」で「ステレオ収録」をアピールしたいというのがあるのだろう。 僕は普通のマイクを同機種2本ないので今まで同業者にマイクを支給してもらっていた。 年に1〜2回の手伝いで、いちいち買っていられない。 だけど今回それを忘れられたのか、「いい加減にしろ」という意味なのか、 指示書と取材テープしか送ってこない。 しょうがないから、手元にある無指向ダイナミックと同じマイクを1本買ったよ。 安物だがそれほど悪くはないと思う。 SHURE製だ。 名前はまずまずでしょう? ついでに今回は使わないがマイクスタンドに取り付ける「ステレオアーム」とマイクホルダーも買った。 しかし! このマイクホルダーが曲者だ。 ネジ径にいろいろ種類があって、僕のスタンドに合わない。 ステレオアームには付く。 結局、ホルダーを特機屋さんではなく最寄の楽器屋さんに買いに行った。 たまにしかない同業者の手伝いなのに、 いろいろ買い揃わせられる。 こうなったら、ステレオ収録の仕事をもっとしなくっちゃね、本当に・・・ ####################### 08/10/22(水)朝 キャンプじぃじの日記 若いお父さん、 小学校に子供が入ってから、四年生ぐらいまでは、 殴ってはいけないよ。 なぜならその時期までは、たいがい親の言いつけを積極的に守ろうとするからだ。 何か出来ないのは、その子の能力を越していると思った方がいいだろう。 そしてその頃では、「なぜ怒られたのか」を考えるより、 自分なりに一生懸命なのに「認めてもらえなかった」と思ってしまいやすい。 子供の行動が乱暴だったり、落ち着かなかったり、極端にのんびりだったり、 それらは場合によっては、発達障害か、その傾向があるのかも知れない。 専門家に見てもらった方がいい。 言葉使いが悪いのとか、日常のマナーが悪いのは、ほとんどが親の影響だ。 親自身が生活態度を変える心構えを持って欲しいね。 大方の子は、小学校四年生ぐらいまでは、 親に遊んでもらうことが、その子の一生涯の思い出となる。 そして遊んでもらうことで、子供の心の中に親の愛情が詰まるものさ。 特に、男の子は父親と遊ぶことが非常に重要だ。 この時期にたっぷり親子の絆が出来上がってこそ、 その後の思春期でしかることが出来るんだな。 だから、小学校四年生ぐらいまでは、デイキャンプを回数多くやって欲しい。 子育ての効果を得るためには、年に数回では期待できない。 少なくとも月に一度は必要だろう。 僕は、末っ子の場合、 その時期に、カブスカウトの活動を70日もやったよ。 同じことをしろとは言わないが、僕は実行した。 子供と遊べる時期は、意外に少ない。 それを逃さないようにね。 08/10/21(火)朝 #### 「親子キャンプ」ビデオの見方 #### このコーナーは、「親子キャンプ」のハウツービデオについて詳しく解説するものです。 そのビデオは、 上部の「HOME」→「営業案内」→「親子キャンプ」ビデオ→「総合案内」で概略が見られます。 ぜひご覧ください。 このコーナーは、今回から毎週火曜日に書き込みます。 そのビデオでは、具体的なアクションを見ることができるのですが、 なぜそうするのか、どういう意味なのかが分かりにくいと思いますので、 ぜひここを読んでいただきながら、そのビデオをご活用ください。 そのことでより効果的な子育てになろうかと思います。 <<初級編>> #01 これは、小学校一年生の男の子と父親を想定しています。 ある幼稚園で出演者を公募して、二組の親子に協力していただきました。 二人の男の子は、実際に当時小学校一年生です。 初めてお父さんが男の子を連れてデイキャンプ(日帰りキャンプ)を行っています。 キャンプでテントは、着替えたり、荷物の保管、寝るスペースです。 生活空間は、タープを張ってそこで食事の準備や食事をします。 ですから、デイキャンプではテントは使いません。 そのビデオでは、テーブルや椅子などの装備が揃っていますが、 始めはそれらがなくても「子育て」はできます。 基本のタープでは、ポールが2本セットになっています。 それで三角屋根のタープを張って、その下で、 レジャーシートを敷いて、お弁当を食べるだけでも十分にOK。 その場合でも、 タープの設営は子供に体験させましょう。 お父さんは、補助をする程度で、 面白いからといって父親が設営しないようにしましょう。 そこがただのレジャーなのか「子育て」なのかの違いになります。 ぜひここのところをお父さん自身がしっかり身に付けてください。 「子育て」を強く意識する。 それで何回かデイキャンプをやってみよう!! ########################## 08/10/20(月)朝 ###### Snowmen Camp Club ###### 10/19(日) デイキャンプ実施 竹とロープでタープを張って、回りに風除けのシートを取り付けた。 SCC ではこれを「竹ハウス」と呼んでいる。 ぼちぼち秋風が寒く感じられるようになってきたので、 これからしばらくは、このスタイルになる。 竹ハウスが立ち上がろうとしているときに、 久しぶりに、クリスというワンちゃんとそのおじぃちゃんがやって来た。 お昼をいかがですか? と尋ねたら、この日は、社交ダンスの発表会だそうだ。 おしゃれなおじぃちゃんなんだな。 準備も整い、おばばに若いお父さんを呼び込むよう言った。 どうも、昨日は、おばばがその気になれなかったらしく、ボーズ。 まぁ、そういう僕自身、仕事でもないのに「営業」する気にはなれないから、 こういうことがあってもいい。 呼び込みにいくおばばの後姿に「やる気」がないのがよく分かった。 あれじゃ、若いお父さんは引っかからないね。 いつもの古い友人に昼の準備をさせたね。 「鳥丸」をダッジオーブンで焼いた。 そうこうしているうちに、 一年以上ぶりぐらいのリピーターさんの親子が来た。 その男の子はもう小学校二年生になっていた。 早いなぁ・・・ お昼に「鳥丸」とケンチン汁を振舞った。 その子のリクエストで、「水鉄砲」と「箸」を一緒に作ってあげた。 箸を作っている最中に、午前中営業した効果がでて、 お父さん一人と、子供四人がやって来た。 こちらは、「枝ハンコウ」を案内した。 ということで、昨日の戦績は、子供5名だった。 まぁ、こういうこともある。 撤収していつも通り、銭湯に入って打ち上げをした。 夕食を兼ねているから、いつも通り末っ子も一緒だ。 「古い友達は、いい。」といつも末っ子に話しているけど、 こうして子供に実例を見せる方が、はるかに効果があるだろう。 ここんところ、若いお父さん、分かるよね。 いい手本を見せる。 そして子供にそれを真似っこさせる。 こうして体験させながら子育てをしていこう! ################### 08/10/19(日)朝 キャンプじぃじの日記 昨日、また呑みすぎた。 この間、モンスター・ペアレントに引っ掻き回されたのだが、 その一部始終を見ていた、僕よりはるかに年上のお姉さんがいて、 僕以上に怒って、涙を流してくれた人と一杯やったんだな。 とりあえず、小康状態になったことを報告した。 僕を影から応援してくださっていた人がいたこと、 僕はそこに感動した。 仕事がどうあれ、生きている素晴らしさをその方に教わったね。 いろいろ話しが弾んだが、 僕が作った「親子キャンプ」ビデオをすごく誉めてくださった。 僕は、このビデオを売るのは非常に難しいけど、 今回のモンスターのおかげで、本気でこれを一人でも多くの若いお父さんに見てもらえるよう頑張りたいとその方に伝えたら、 ぜひたくさん売れるようにとエールもいただいた。 そのビデオが出来上がった経緯も話したら、またまた涙を流して応援してくれた。 ついつい飲みすぎちゃうでしょう、これじゃ・・・ さて、今日は最高の秋空の下、Snowmen Camp Club の若いお父さんのためのボランティア活動だ! デイキャンプをやるぞう! さぁさぁ、若いお父さん、 お子さんとこの秋空の下で遊ぼう! 08/10/18(土)朝 キャンプじぃじの日記 若いお父さん、 僕はキャンプが大好きなわけではないよ。 ロープワークだって、40才を過ぎてから覚えたんだ。 キャンプで子育てを本気でやれば、 「心が強く育つ」ということに非常に有効だということを知ったのでやってみた。 もちろん、子供によってその育ち具合は違う。 他人と比べてではなく、その子にとって、その子の能力にあった成長がハッキリと感じ取れたんだな。 出きるとか、出来ないとか、 好きだとか、嫌いだとか、 そういうことではなく、子供の心を強く育てるのは父親自身がしなければならないことなんだよ。 他人任せにはできない。 この貧乏人の僕がだよ、 それを若いお父さんに何とか伝えたいと思って、 戸田のグリーンパークでデイキャンプをやっているんだな。 個人で行っているボランティア活動だ。 裕福で余裕があって行うのではない。 できない、のではなくて「やってみる」んだよ! そうすれば、お子さんだって「やってみる」ように育つのさ。 ここんところ、分かる? 明日は、Snowmen Camp Club のそのデイキャン実施日だ。 今度から「竹と紐でテーブル作り」を若いお父さん向けに行うことにした。 朝10時過ぎぐらいから出来るようにしたいと思う。 これだったら、ただロープワークだけを覚えるより、 はるかに面白いと思う。 ただ、その時間帯は若いお父さん自身の設営で忙しいことだろう。 僕は、おばばにそこを何とかうまく「営業」して、 若いお父さんをゲットするよう指示した。 おばばの呼び込み次第だな、この企画。 さぁさぁ、できない、のではなく、やってみよう! 08/10/17(金)朝 キャンプじぃじの日記 今朝は、都内の幼稚園で「卒業ビデオアルバム」のチョイ撮りのために、いつもの不二家で朝食をいただいた。 運動会が終わるとこのチョイ撮りで忙しくなる。 昨日はね、おばばが座敷ブタを決めそうだったので、 この間ロケハンを済ませた川越の街にサイクリングに連れて行ったね。 最高の秋空、一年で最もいいサイクリング日和だ。 しかし、おばばはその体重で走るのが遅い。 12時に鳴る「時の鐘」に間に合わなかった。 この間とは違ううどん屋さんでお昼にして、 ほんの少しだけ街を散策した。 さっさと帰らないと今度は日没に間に合わなくなる。 サイクリングには「自分のペース」があって、 それより遅く走ると滅茶苦茶くたびれる。 いつもの銭湯で疲れを癒して、 もう、おばばは夕食の支度をしそうになかったので、 いつもの赤提灯で末っ子と三人でそれを食べた。 もちろん、僕はビールと冷酒をやったのだが、妙な疲れであまりすすまなかったね。 ここの赤提灯に今年になってから頻繁に行く。 お客さんたちとウマが合うことだけではない。 ここの店長兼、板さんは、 離婚をして中学生の男の子を育てている。 貧乏人の僕がここに落とせる金はたかが知れているけど、 その子の文房具代ぐらいにはなるだろう。 何回かその子が店に来たので顔を知っている。 それで韓国ママのところへは、すっかり行かなくなった。 鍋料理がうまい小料理屋も、その店が休みの日以外には行かなくなった。 僕はね、子供のころ東京の下町で育ったから、 人情を大切にしたい。 そう、そして「宵越しの金を持たない」遊び心も未だに健在だ。 「物にしがみつく生き方」は、江戸っ子の恥だよ。 若いお父さん、 子供のころに、しみ込んだ習慣は一生涯の癖になるんだな。 お子さんが、これからの日本社会、いや、世界人として堂々と生きていけるよう、 キャンプを通して「生き方」「生きる意味」「生きる価値」を教えていこう! これを父親が教えるのは、義務だよ。 出来ないのではない、しなければならない。 さぁ、僕の「親子キャンプ」のビデオを参考に頑張れ!! 08/10/16(木)朝 ビデオマンの日記 ######ビデオ屋を目指す方へ###### 個人レベルで「ビデオ撮影」の仕事で生計を立てることを目指す方のための書き込みコーナーです。 幼稚園の運動会の撮影は、無事終わった。 やれば分かるが、本当にこの取材は難しい。 それに対して発表会の撮影は、三脚にカメラをセットできてしまえば、 「撮る」こと自体は、それほど難しくはない。 よほど不器用でない限り、 一週間も集中してトレーニングすれば、仕事ができるようになれるだろう。 そしてこれが一番仕事量が多く、儲けがでやすい。 そういうことで個人事業のビデオ屋は、この発表会だけしか撮らない、 と言うか、撮れない人が結構いる。 しかし、それだけで一年間を食べていくのは非常に難しい。 それでビデオ屋をなかなか立ち上げられない訳だ。 ここらへん、お分かりかな? 機材で喜んでいるアマちゃんは、決して商売を立ち上げられないのはこのためだ。 幼稚園では、もちろん発表会の仕事もあるが、 「お泊り保育」「運動会」と季節ごとのイベントがあって、 それを希望販売させていただくことで、 年間での売り上げが確保しやすい。 そして、「卒業ビデオアルバム」制作は、 利益率では最低の仕事だが、それらいろいろな仕事を扱うことで「売り上げ高」に貢献するものだ。 だからもし、「卒業ビデオアルバム」だけだったら、商売にならない。 こうして幼稚園でのビデオの仕事は、大儲けはできないが、 息の長い商売が可能になる。 そしてこれが一番、魅力の仕事だ。 もちろん、天敵はある。 ダビングしてかっぱらう親と、「モンスター・ペアレント」だ。 これら仕事の全体像をよく理解できる若い人にこの仕事を教えて行きたい。 ######################## 08/10/15(水)朝 キャンプじぃじの日記 小学校に入ってから四年生ぐらいまでが、 お父さんに遊んでもらいたい欲求が一番強い時期だ。 だからこそ、お子さんにこの時期にはたっぷりとその欲求に答えてあげて欲しい。 それを実行することが父親の愛であることを覚えよう。 このときにお父さんと遊ぶことで、お父さんの 強さ、 恐さ、 やさしさ、 愛情、 マナーやルール、 思いやり、 そんなようなことを真似っこして覚える。 だから父親がこのときに、いい見本を見せることができるかどうかが子育てでの鍵になるわけだ。 僕の作った「親子キャンプ」のハウツービデオの第一巻にそれがあるので、 ぜひ、お父さん自身がそれを良く見て真似っこして欲しい。 特に最後のゴミ拾いは、ボーイスカウトでは必ず行う。 第一巻は、キャンプ遊びではなくても普段の生活でも大いに役立てて欲しい内容だ。 この小学校四年生ぐらいまでの父親との触れ合いが強くあってこそ、 その子が思春期になって、そのビデオにあるように「オヤジの指示」に素直に従うようになる。 それは、「反抗期の逆らいたい気持ち」とは、別の問題であることを知っていて欲しい。 もし、父親がその時期に遊び込むことをしないと、 思春期の反抗期に「父親に遊んでもらえなかった欲求不満」が掛け合わさって爆発するように不良になるか、 内側に引きこもるか、そのようなトラブルを起こすわけだ。 肝に銘じてこれを知って欲しい。 若いお父さん、ドジ踏むなよ。 僕の場合、四人の男の子の上二人には、一緒に遊んではいたが、 上記の「生きる良い見本」を見せられるような子育てになっていなかった。 それで暴走族をしでかした。 闇雲に子供と遊べばいいのではないぞ! 猛烈に反省して下二人には、それらを僕自身が学んで必死に取り組んだ。 結果、オーライだね。 だからこそ「親子キャンプ」のビデオを作ってアピールしだしたし、 戸田の道満グリーンパークでボランティアの活動も始めたわけだ。 知識詰め込みの子育て雑誌とは、根本的なところで違うぞ。 僕は人生に「金」を目指すのではなく「親子の愛」を求めて欲しいんだ。 この間、三番目の子が突然仕事場から帰ってきて、 どうやらそれが伝わったらしい。 そのボランティア活動を、僕が死んだ後、継いでくれると言い出してくれた。 僕の心の中に熱いものが爆発したね。 物や金ではこの感動は起こらない。 ぜひ若いお父さんもこれを味わって欲しい! ぜひ僕のビデオを参考にして欲しい!! そうして子育てをすれば、 お子さんはこれからどんな逆境に立たされても、 お父さんの愛を思い出して、強くたくましくそれに立ち向かって生きていくことができるようになるだろう。 僕の願いはそこにある。 08/10/14(火)朝 キャンプじぃじの日記 昨日は、その雑魚をダッジオーブンでから揚げにして末っ子と二人で食べた。 それだけでは足らないので、 肉、ピーマン、にんじん、アスパラ、 を買い足した。 アスパラは6本、面倒なので全部入れたら半分余った。 肉も余った。 仕事から帰ってきたおばばに残飯整理させた。 ところで僕の子は、この程度のことでは感動しないね。 小さいときから「いつものこと」になってしまった。 僕が作った「親子キャンプ」のビデオにあることは、 知らない子が始めてお父さんとやると、ビックリものばかりだが、 それら全部、僕の子は、「いつものこと」になってしまった。 もう僕は、この子にとってちっとも面白くないオヤジなんだな。 もうじき巣立つことができそうな感じが十分にある。 楽しかった昔話は、腐った親父の仕事だね。 子供はそんなことをかまってられない、さっさと自分の未来へ羽ばたく。 08/10/13(月)朝 キャンプじぃじの日記 今年の運動会も「撮り」は無事すべて終わった。 ほっとしたよ。 昨日、現場からの帰り道のときに電話があった。 デイキャンを手伝ういつものヤツからだ。 なんでも、うつ病の友人と二人で東京湾で釣りをして雑魚ばかりたくさん釣れたそうだ。 それをお土産であげるという。 から揚げにして食べろというのだが、 東京湾じゃなぁ・・・・ 味見程度に数匹をいただくことにした。 今日、末っ子が休日で家にいるので、それを作らせることにした。 キャンプ遊びで鍛えた腕前を披露してもらおう。 お昼ごはんに玄関前でダッジオーブンでやろうと思う。 うつ病のヤツも誘えば来るかも知れないな。 コイツは、ここのところ気楽な遊びなら行動できるぐらいになった。 社会に出て仕事をするまでにはほど遠いが、 ともかく、引っ張りだすことが今、友人としてできることだ。 うつ病、引きこもり、ニート、 どれも育て方が悪くてそうなるんだよ! 若いお父さん。 今のこの日本で「普通に育てる」のが一番危ないぞ!! そこには、「甘やかし」がいたるところに潜んでいる育て方だからだ。 小学校四年生ぐらいまでは、お父さん自身が子供とたっぷり、楽しく、遊び込む。 そして、思春期では、18才では「大人」に育てることを目標に、 あらゆることを本人自身に乗り越えさせ成長させる。 そして本当の「自立」を促す。 これが「人」の育て方の基本だよ! もう一度言うぞ、 鉄は熱いうちに打て、 かわいい子に旅(命がけの)させろ 日本舞踊の「親子連獅子」 昔から子育てはこうしろと伝えられている。 ところで、その日舞がどんなものなのか知らない方に、 大体のところを教えよう。 「親子連獅子」 子育ての舞だ。 「獅子」は勇敢で強くなければならない。 そこで親獅子は、自分の子獅子を谷底に自ら突き落とす。 そこから子獅子は自分の力だけで這い上がらなければならない。 子獅子は、崖を登ろうとするのだが、落っこちる。 確か、それでふてくされる仕草もあったような気がするが・・・ 子獅子は、気を取り戻して再挑戦する。 そうして、何回も、何回も、よじ登ろうとするがうまくいかない。 ここらへんは、「かわいい子に旅させろ」と同じ意味だ。 このことによって心が強く育つわけだ。 今の日本の子育ては、ここがスッポリ抜けている。 若いお父さん、キャンプ遊びで子育てをするのは、 貧乏生活の疑似体験ということと、自然の厳しさで、 子供の心を強く育てることができるんだよ!! さて、その崖の上で親獅子は、実は、とんでもなく心配をする。 谷底を見て、親獅子は子獅子の様子一つ、一つ、に 一喜一憂をする。 ここで親と子の掛け合いの舞となる。 子育ての体験がしっかりある者が見ると、 ついもらい泣きをしてしまう場面だ。 そうこうしているうちに子獅子がついに谷底から這い上がる。 たいがいそこで一幕が終わる。 緞帳が上がるとそこには、親獅子とまったく同じ「獅子の毛」が生えている子獅子がいる。 そして親獅子と二人で祝いの乱舞となる。 「親子連獅子」のクライマックスで、たいがいここのところが良く絵になっている。 と、まぁ、こんな子育ての舞だ。 「虐待」は、子育てに耐えられない貧弱、幼稚な親が起こすものだ。 18才では大人に育てることを目標に、 その子に合った負荷で少しずつ心を鍛えていくことが肝心だ。 それを「親子キャンプ」でやってみよう!! 「親子キャンプ」ハウツービデオで具体的な方法を紹介している。 この秋、このビデオで、まずはデイキャンプから始めよう!! さぁ、実行しよう! 08/10/12(日)朝 キャンプじぃじの日記 昨日は天気不順のため運動会の取材が2件とも今日に延期になった。 川口かどこかの500名の園児数の幼稚園の運動会の様子をテレビでやっていた。 お父さんたちが脚立を使ってわが子をビデオに収めていた。 後ろからテレビカメラが捉えたら、ズラっと脚立がそびえ立っている。 中には軽く2メーターを越しているものもあった。 気持ちは分かるけど、よく事故を起こさないものだ。 500名じゃ、ビデオ屋さんもきっと撮りきれないのでそうなのだろうか・・・ 売れないのでビデオ屋さんがやらないのだろうか・・・・ つい、そんなことを考えてしまったね。 運動会のビデオは、僕のような業者が作るものでは、 一人一人を長くは写せない。 物理的に誰がやってもそうだ。 自分の子さえ写ればいい、という親は買わない。 そういう中、それでも欲しがる人がいる。 それは、その運動会全体がどうだったのか、 それを見たいという人たちだ。 そういう方は、時々自分の子が映っていれば満足してくれる人たちだ。 僕は思うけど、そういう欲が突っ張っていない人たちは結局、徳を得る。 子供にしてみれば、「自分」がたくさん写るより、 その時に何があったのか、どう盛り上がったのかが分かる方が、 きっと大きくなっていい思い出になるはずだ。 残念だが、子供は自分自身が断片的に写っているビデオを後で見て、 どう思うだろうか。 たぶん、思い出としては何だか分からないものになるだろう。 そのことを冷静に考えることができる親が僕のビデオを買っていると思うね。 この商売を始めたときから、ダビングしてかっぱらう親がいて、 それがビデオ屋の天敵だ。 そんな幼稚園で仕事をしたくない。 不愉快極まる。 そういう親は何にも考えない連中だ。 考える力がほぼないと思うね。 そうでしょう、 子供が大きくなって、かっぱらったビデオをどう見ると思うのだろうか? ダビングしたビデオを見て、子供が「儲けた」と思うように育てているようなものだ。 場合によっては、子供が「何だ、買ってくれなかったのか」とも思うかもしれない。 そんな調子で子育てをして、 「自分さえ良ければいい」と教えているようなものだ、 ということを考えることができないわけだな。 目先のことしか分からない親がとんでもない子育てをしてしまういい例だね。 分かるよね、このことを、若いお父さん、 かっぱらった業者のビデオは、何の価値もないどころか最低の子育ての証拠なのさ。 同じことが知識の詰め込み教育にもあるんだな。 親の「見栄」で知識偏重の子育てをする。 子供の側から見てどうなのか、 それを考えたら間違えなく、 子供はお父さんに遊んでもらえるのが一番嬉しいのさ。 結局、親の思慮深さが子供の心を育てるということだ。 いいことを教えよう。 運動会は、ビデオより写真の方が面白いよ。 長いレンズを持っていって写真を撮ってみて、 子供の一瞬の「表情」が撮れれば最高だよ!! ビデオ屋の僕は、運動会を写真で残したね。 08/10/11(土)朝 キャンプじぃじの日記 昨日はあまりにもいい秋空だった。 それでついつい、「飯能」までブラっとサイクリングをしたい衝動にかられたんだな。 気持ちいいねぇ。 若いころに覚えた趣味は、とってもいい。 子供ができて、子供と一緒によく走ったが、 当たり前だが、子供のペースでしか走れなかった。 自分の気の向くまま走れるのは、 そう30年ぶりぐらいになるなぁ。 でも随分と年寄りになったものだ。 駅までダッシュのおばさんのチャリに抜かれた。 殺伐とした国道16号線から、川越の市内に入ったときのこと、 今まで、ずっと通過点でしかなかった川越の街を見たくなった。 飯能へは直進する交差点を右折してみた。 ビックリしたね。 まるで江戸時代にタイムスリップしたような光景がそこに広がった。 「蔵屋敷通り」と呼ぶらしい。 ネーミング通りだ。 僕は、細いタイヤの自転車で歩くことより遅く走ることができる。 しかもよそ見しながら。 着いたのが10時半だったので、 たっぷり1時間川越の街をそれで散策した。 それで「時の鐘」の前のうどん屋さんでお昼を食べたね。 川越名物、「芋入りうどん」だ。 食べ終わって、12時丁度にその鐘が鳴った。 老朽化がひどく危ないので今では機械が鳴らしているという。 似たようなものが岩槻にもあるらしいが、 そちらは見つけることができなかったことを思い出したね。 人力車で観光できるようだ。 今度、おばばでも連れて行くかね。 さて、自転車に乗るのは体力作りのためで遊んでいるわけではないよ。 今日、今年最後の幼稚園の運動会の撮影がある。 2件あって、販売をしない「アルバム用」の方には、 おばばが取材をする。 08/10/10(金)朝 キャンプじぃじの日記 末っ子は今高校二年生。 この思春期に「物」にしがみつく生き方を始めてしまうと、 例えば、 自分の全収入で車を買ったはいいが、ガソリンを買う金がない、 といった人になりやすい。 子育てをほったらかしにしていると、思春期では、 「見栄」を張りたいがために強烈に「物」に傾きやすい。 これは、異性の気を引くためにそうする。 「サカリ」がつくのは健全な成長だが、 「物」を拝む人生になってもらっては困るので、 今朝、末っ子にこう話した。 「『アイデンティティ』という言葉を知っているか?」 末っ子は言葉を聴いたことがあるが意味は分からないという。 続けて、 「『自己の確立』とか、『自己同一性』とか、言うが、 それだけでは何のことだかさっぱり分かんないよな。 例えばお父さんのアイデンティティは、『ビデオ屋』だよ。 それも子供を撮る専門家だ。 YAHOO で『卒業ビデオアルバム』を検索するとここのところ一位だ。 こういうのがアイデンティティだ。 またお父さんは、『キャンプじぃじ』がアイデンティティになってきた。 これは『歳』がじぃじと言う意味ではない。 若いお父さんに子育てを伝える、という活動を始めたのでそう名乗っている。 これもお父さんのアイデンティティだ。 『自分とは、こういう者である。』と言える何か、それがアイデンティティだ。 簡単には手に入らない。 まず『自分はこうなりたい』という目標、 そしてそのためにあらゆることを乗り越え、乗り越え、 学んで、成長していってはじめて手に入るものだ。 一番くだらないのが、『物で立派』ということなんだな。 確かに『物』は立派でもそれを持っているからといってその人が『立派』であるかどうか分からない。 いやむしろ、アイデンティティにならない惨めな生き方なんだよ。 お前は、『竹ハウス』(ブルーシートと竹で作るテント)でキャンプを一週間やったときに、 他団のボーイスカウトのリーダーがビックリして挨拶をしに来たことを覚えていないか? お前は意識にないみたいだが、すごいキャンプをやったんだ。 『竹ハウスでキャンプができる』ということがお前のアイデンティティになるんだよ。 また、お前は、『菊賞』『富士賞』なんてところまでは出来なかったけど、 ボーイスカウトの『一級』を取れただろう、これだってお前のアイデンティティになる。 会社に提出する履歴書に、そう書くことが出来るぞ。 将来、男は自分の仕事にアイデンティティが持てるよう、 必死に学び続けるんだ。 そうして生きていくところに『生きる価値』が生まれるのさ。 もう一度言うが、『物』はアイデンティティにならないんだぞ。」 末っ子はこうして朝っぱらから説教を喰らった。 でもオヤジの言うことを真剣に聞いてくれるよう育ったよ。 実を言うと、僕は末っ子に同じことを何回も言い続けてきた。 この子は、何回言っても覚えるのが下手なんだな。 僕は諦めずに、飽きずに、いくらでも同じことを言い続ける。 こういうことで「じぃじ」の会話は、同じことを繰り返し語るようになるのさ。 ここの書き込みもしかれ・・・・ 08/10/9(木)朝 ビデオマンの日記 ######ビデオ屋を目指す方へ###### 個人レベルで「ビデオ撮影」の仕事で生計を立てることを目指す方のための書き込みコーナーです。 この次の土曜日に今年最後の運動会の撮影がある。 新聞の予報を見ると日曜日に順延になる可能性があるね。 幼稚園の「お泊り保育」と「運動会」は、肉体労働だ。 30代の若いころは大丈夫だったが、 50才も過ぎるとこのための体力づくりをしないと動けなくなる。 今年は、自転車を買ったので、それで暇を見つけては走った。 今日も天気がいいのでバッチリだね。 同じビデオ屋でホールの仕事が多い方は、 トレーニングジムのようなところへ通っていると聞く。 体が資本さ。 来月からは、「発表会」が始まる。 この「ビデオマンの日記」も、 07/11/29(木)から始めてボチボチ一年書き込むことができた。 これでどう一年間仕事をしているかが読者に伝わることだろう。 ###################### 08/10/8(水)朝 キャンプじぃじの日記 知識偏重の子育ての悲劇 このHPの書き込みの初めにあるように、 「お金は少しでも多くあった方がいい」 という気持ちの強い人は、この書き込みをたぶん、 まったく理解できないことであろう。 不愉快極まるもののことだろう。 「お金は日々の生活を満たしてくれる分で十分」 このHPは、これを子供に教えるものだ。 具体的には、キャンプという貧乏生活でそれが面白い、 貧乏生活でも工夫すれば愉快なものになる。 これを教えよう。 「足ルヲ知ル」 心の強さの一つだ。 もし、前者のような気持ちが心にしがみついてしまったらどうなるのか・・・ そのお金を手に入れるためには、非道な手段さえいとわない。 少しでも豪華なものでなければ気がすまない・・・家でも車でも そして「子供」も! これでもか、これでもか、と知識を詰め込むとどうなるのか、 その例を紹介している本がある。 「よい子」が人を殺す 青灯社刊 尾木直樹 著 1,800円 子育てを失敗する前に、子供が小学校に入ったらすぐ読んで欲しい。 ちょっと憂鬱な内容だが、今の多くの子育てに警鐘を鳴らしている。 手遅れ(中学生以上ではもう遅い)にならないよう、 ぜひ読んで欲しい、お願いだ。 08/10/7(火)朝 キャンプじぃじの日記 昨日の夜、突然三番目の子が帰ってきた。 四番目の末っ子は普段、9時には寝るのだがたたき起こされた。 歩いて30秒のいつもの赤提灯で歓迎会になった。 お店に少し遅れて来た末っ子に三番目の子が、 「おれの膝の上に座れ」 と言いながら、末っ子を強引に抱きついた。 末っ子は、三番目の子の膝の上で、僕が今まで見たことがない嬉しそうな顔をした。 口を思いっきり空けて、白い歯を出して文字通り満面の笑みだった。 僕には男兄弟がない。 羨まし〜い。 三番目の子にとって小さいうちから「オヤジ」に遊んでもらったことはごく普通のことで、 何の疑いもなく「当たり前」だったが、 今の日本の社会では、お父さんに遊んでもらえない方が圧倒的に多いと教えた。 僕にはたかれて育った三番目の子は、 僕のボランティア活動で、月に一度の Snowmen Camp Club のデイキャンプは、父親が子供と遊ぼうという啓蒙活動であること、 この活動はお父さんの神様への捧げ物であること、 そんなことを話した。 三番目は僕が死んだ後、このボランティア活動を継いでくれるそうだ。 08/10/6(月)朝 キャンプじぃじの日記 高校生の末っ子に何か悩み事があるはずだ。 なければ困る、それは健全な成長とは言えない。 その悩み事を、お父さんに「お友達」のように聞いて欲しいと思うだろうか? もしそうだったら、もうすでにその子は自立心が抑えられて「依存心」が強くなっている証拠だね。 健全な心の成長をそれまでにしていれば、 高校生の男の子の悩み事は、「死んでもオヤジに話したくない」ぐらいが丁度いい。 では、本人はそれをどう解決できるのだろうか? そこに友達が必要になる。 いやこの年頃では不可欠な存在だね、友達。 だが残念だが友達は、話を聞いてもらえるけど「答え」にはならないのも事実だ。 これは僕の体験だけどね。 そこで、末っ子に、 「今の悩みを解決するための『言葉』を宗教家の方に尋ねなさい」 とここのところ勧めている。 そういうことで昨日、末っ子は専門家に尋ねたようだ。 内容はまったく分からない。 その場に親がいると邪魔だから、昨日も末っ子をそこに残してサッサと帰った。 おばばと二人でアパートで昼飯・・・・ なんとも味気ない。 だからオニギリを持って二人で近くの公園へ自転車で行って、そこで食べた。 やっぱり外で食べるオニギリはうまい。 オニギリをほおばっていると、そこで「レンタルサイクル」をしていたね。 二人乗りの自転車(タンデムと呼ぶ)が人気で、フル回転していた。 よく見ると、通称「ママチャリ」も貸し出していた。 ハンドルのところに子供シートがある例のものだ。 そんなの借りなくても家から乗ってくればいいのに、と僕はおばばに言った。 だけどこれも結構借り手がついていたね、不思議な光景。 その公園を後にまた岩槻界隈までポタリング(自転車での散歩の意)しようとしたら、 気になるような風が吹いてきた。 体感的に下り坂だ。 そこでショートコースを二人で走って帰ってきたね。 柿がほんの少しだけ色づき始めていた。 キンモクセイの匂いがそこら中に漂っていた。 僕は国際比較で、太鼓判の貧乏だが、 だからこそ心にたっぷり余裕が持てて、こうしてのどかな「じぃじ&おばば」のひと時が楽しめるんだな。 08/10/5(日)朝 キャンプじぃじの日記 僕がカブスカウトのリーダーをして活動をしたときのこと。 父親がほとんど手伝うことがなかった。 その分、母親にお願いしたのだが、 この書き込みにもあるように母親の「ねたみ」からだろうか、 信じられないような問題ばかり起こして空中分解するように消滅した。 僕はそのときに、子供は好きだが母親の行動にうんざりしたね。 もう二度と母親相手にカブスカウトのリーダーはしたくない。 そういう目先の損得しか分からない母親だけで子育てをしたらどうなるのか・・・・ その結果がどうなるかは、 いろいろ見たり聞いたりしてきたが、とてもここに書き込めないね。 子育てを母親任せにしてはいけない。 父親が教えなければならないことがある。 もう一度言う。 生きる意味、生きる価値、生き方、 これをしっかり小さいうちから少しずつ父親が教えよう。 父親が子育てをしないと、熟年離婚の原因になるそうだ。 今の母親は、「父親の子育て」の分まで押し付けられて、 アップ、アップ、しているんだよ。 考えようによっては、「父親不在」が母親の人生を追い詰めているんだな。 さぁ、キャンプはこれからが本当のシーズンだ。 まずは、デイキャンプで始めよう!! 08/10/4(土)朝 キャンプじぃじの日記 今朝は、都内のいつもの不二家で朝食を済ませた。 今日も運動会の撮影だ。 僕は脱サラしたてのころ、 30才前後だったが、技術的なことを現場で必死に覚えていた。 そしてよく「飛ぶ夢」を見たものだ。 心理的に急成長をしようとすると見るものらしい。 それ以来、仕事が軌道に乗ったとたんにそれを見なくなっていた。 ところが昨日、というか今朝、 20年ぶりに「飛ぶ夢」を見た。 興奮したね。 「子供をビデオで撮って売る」ことから、 「父親に子育てを伝える」仕事にシフトしていこうという僕の決心が、 その夢を見させたようだ。 僕の深層心理にまで「決心」「志」が整ったようだ。 「人生を作る感覚」とはこういうものだ。 「消費」で喜ぶ人生とはまったく違う感覚のものだ。 まずは、若いお父さんがこれに気付いて、 そして社会に堂々と生きていくお子さんを育てられればいいなぁ。 僕はそれを熱望するね。 僕は自分の子に、社会に出てからが本当の「学び」と教えている。 そして僕はそれを実践して子供にいい手本を見せる。 若いお父さん、もう分かるよね。 08/10/3(金)朝 キャンプじぃじの日記 昨日は、僕がターゲットとするのに丁度いい若いお父さんを捕まえてお昼を挟んで2時間、お話しをした。 話の中でどうも、「少しでも早く、多く、ひらがなを教える」ことに子育ての価値を見出そうとする傾向を感じたので、 さっそく「PCのOSとアプリケーション」の例え話を使ってみた。 結構な訴訟力だった。 これに味を占めて そこら中で使ってみたいね。 最後にそのお父さんに、 男の子と遊べるのは、小学校四年生ぐらいまでだよ、と伝えた。 それを逃したら一生涯ないと思った方がいい、と脅かしておいた。 その若いお父さん、 本当に、真剣に子供と携われば、結局父親自身も大きく成長をすることになるんだな。 そのことは言わなかった。 そうなったときの本人の「お楽しみ」にしてあげた方が感動が大きいだろうからだ。 さて、これからは「若いお父さんの丘釣り」の名人を目指すぞ。 さぁさぁ、そこの若いお父さん、寄っといで!! 08/10/2(木)朝 ビデオマンの日記 ######ビデオ屋を目指す方へ###### 個人レベルで「ビデオ撮影」の仕事で生計を立てることを目指す方のための書き込みコーナーです。 今年の夏は、出張先でもこのHPに書き込む努力をした結果、 YAHOO で「卒業ビデオアルバム」の検索をすると首位をキープすることができた。 (スポンサーサイトを除く) これは、将来本腰でお弟子さんを募集するのに役立つことだろう。 そして新規開拓にも有利だろう。 そしてこれから今の仕事とは別の軸を開拓したいのだが、 そのキーワードが「親子キャンプ」になる。 今月、とくに強く意識したらやや上向いてきた。 何でも努力次第だ。 調査日 「卒業ビデオアルバム」 「親子キャンプ」 2007 7月2日 1/1,150,000 16/1,360,000 8月22日 8/1,020,000 50/1,380,000 9月5日 2/1,480,000 ----- 10月1日 13/1,440,000 ----- 11月1日 2/1,490,000 ----- 12月11日 1/1,330,000 ----- 2008 1月2日 1/1,390,000 ----- 2月3日 1/2,780,000 ----- 3月3日 1/3,060,000 ----- 4月2日 1/3,560,000 ----- 5月1日 1/2,820,000 ----- 6月1日 1/3,150,000 22/4,800,000 7月1日 1/2,940,000 ----- 7月31日 1/3,240,000 54/5,930,000 9月1日 1/3,280,000 49/6,420,000 10月1日 1/3,160,000 18/6,100,000 これからも父親の子育てにヒントとなれるよう紙面作りを頑張りたいと思う。 ################################ 08/10/1(水)朝 キャンプじぃじの日記 末っ子は、学習障害ではないがその傾向がある。 だから、覚えたり、考えたり、することが苦手だ。 それを考慮して今までキャンプやサイクリングを通して少しずつその力をつけてきた。 若いお父さん、 こんな風に自分の子を客観的に観察して育てるんだよ。 さて、いつだったか末っ子が眉毛を剃ったのでひっぱたいたのだが、 それっきり忘れていた。 まぁ、反抗期の表れなのだが、他に生活態度はいいので勘弁してもよかったのだが、 その小さなことをほったらかしにするととんでもないことになる、 ということを教えるというより見せしめることにした。 昨日の朝、末子が柔道の試合に行くので電車賃をよろしくお願いします、と言って来た。 初めは了解したのだが、その眉毛のことを思い出してこう言い換えた。 「お前、眉毛が生えるまでは試合は禁止だ。 もう何回も忠告を受けているのに、とぼけ続けるとこうなる。」 今回は本気であることを見せるために、 子供の前で、おばばに夕方、学校の顧問の先生にそのことを電話で伝えろ、と指示した。 昨日の夜、いつもより子供の帰りが遅かった。 ナント、先生に頭を丸坊主にされて帰ってきた。 末っ子に、 「お前の通う学校の先生はなんて素晴らしいんだ! 子供に知識や技能を教えるだけではなく、 『育てる』ことに真剣に取り組んでいただいた。 なんて素晴らしいんだ!」 僕は本当に感動して、ついついグレープフルーツの「氷結」をグイグイやっちゃったね。 最近でてきた「ストロング」ってやつでアルコールが8度だってさ。 愉快なのが爆発したよ。 僕の子育ての刺激もあともう少しで終わりか・・・・ あぁ、今夜こそ禁酒をするぞ。 世の中には、熱血先生が本当にいるものだね。 08/9/30(火)朝 キャンプじぃじの日記 心を強く育てる。 心はそう育てない限り、貧弱なままなんだな。 つまり幼子のままということなんだよ。 それを少しずつ、あらゆる困難に負けないように強く育てるのさ。 筋肉のように見えないから、 ほったらかしでも自然に心が育つと思ってしまっている親が多いと思う。 とんでもないことだ。 ここに今の子育ての落とし穴がある。 心を強く育てる。 まずそれを認識しよう。 それを理解できないと「甘やかし」となる。 子供の状態を考慮しないで親の気分できつくするのを「虐待」と呼ぶ。 その子にとって「ちょうどいい」負荷が重要だ。 これを真剣にできるのは、この世でその子の親しかいないんだよ。 キャンプは、 我慢をしなければならないことがいっぱいある。 そこが子育てになるのさ。 自分でしなければ生活にならない。 だからいいのさ。 お父さんと一緒に、いろいろなことを教わる。 それで親父の愛が伝わるのさ。 具体的には僕の「親子キャンプ」ビデオを良く見てください。 08/9/29(月)朝 キャンプじぃじの日記 若いお父さん、 小学校に子供が入ってから、四年生ぐらいまでは、 お子さんとたっぷり遊ぼう! 子供の心に「父親」が焼きつくように、しっかり遊ぼう! どう遊べばいいかは、「親子キャンプ」ビデオをぜひ参考にして欲しい。 このビデオで分かりにくいことがあったら、どしどし質問をお寄せください。 それを楽しみにお待ちしています。 08/9/28(日)朝 キャンプじぃじの日記 僕が24才のときに長男が産まれた。 今思うと、めちゃくちゃ幼稚な父親だった。 スキーでゲレンデに40日立っていたことが、 いかに子育てをしていなかったかが分かる。 スキーに子供を連れて行ってはいたが、子育てにはなっていなかった。 当然のようにグレた。 この大失敗で猛烈に痛い思いをしたので、 若いお父さんに忠告しているんだな。 同じドジを踏むな。 子供の心を強く育てるためには、いくつものやり方があるが、 やり方自体違っても「子育ての心構えは同じ」であることを、 ぜひ知って欲しい。 僕はその痛い思いをしたので、下の子はキャンプ遊びを通して子供の心を育てた。 愉快なほどにうまくいくんだ、これが!! だから「親子キャンプ」ビデオで多くのお父さんにそれを分かってもらいたいんだな。 だけど、そのビデオでは具体的な方法はまねっこで出きると思うけど、 なぜそうするのか、 その考え方だとか、捉えどころといったものが分かりにくいと思う。 そこでそれを補足するものとしてこの書き込みがあるんだ。 僕の作ったビデオを良く見て、 そしてこの書き込みも読んでもらえれば、 本当に僕が伝えたい一番大切な、 「親から子へ愛が伝わる」ということが立体的に分かってもらえるのではないかと思う。 インスタント・チルドレンに育てても生きていけるかも知れないが、 「親に愛」を感じたことがない人になる。 昨今の残虐な殺人事件は、このインスタント・チルドレンの成せる技なんだな。 さぁ、若いお父さん、 自分の享楽をかなぐり捨てて子育てをしてごらん。 自分の子の成長に、 ビックリ仰天する感動と生きる喜びがお父さんの心の中にも沸き起こるよ。 僕はそれを実体験したからこそ声を大にして訴えているんだ。 08/9/27(土)朝 キャンプじぃじの日記 ここは子供の心を強く育てようという書き込みだ。 当然のことながら物質主義の方にはご遠慮いただく。 そういうことで、キャンプじぃじは、 「貧乏」が勲章で「心を強く育てている」実践の証になっているのさ。 僕は学者ではない。 実践者だ。 ぜひ若いお父さん、 耳を傾けて欲しい。 そして僕が作った「親子キャンプ」ビデオの意味を深いところで理解して欲しい。 まぁ、そもそもそういうお父さんは、子育てを本気でする方だから、 おおざっぱには、いい子が育つさ。 鉄は熱いうちに打て かわいい子には旅(命がけの)をさせろ 日本舞踊の「親子連獅子」 昔から日本の子育ては、こうしろと伝えられている。 08/9/26(金)朝 キャンプじぃじの日記 漠然と子供をキャンプに連れて行っても、 確かに「一つの体験」にはなるけど「子育て」の効果が出るかどうかは分からない。 子供に「いい手本」を見せること。 子供にどんどん作業をさせること。 子供に「乗り越える」ことを教えること。 その「乗り越え成長をする」ということは「物で立派、物で嬉しい」 とはまったく違う喜びであることを教えること。 そしてそれこそ本当の幸せにつながっていくということを少しずつ身に付けさせること。 これらを強く意識して子供とキャンプをする。 最後の項目がひっかかる方が多いだろうね。 親が物質主義である以上、子供もそうなる。 しかし「豪華」に価値を求めるとしたら、 なぜキャンプの貧乏生活を体験するのか、意味がなくなる。 豪華なキャンプ生活・・・ まったく意味がない。 ここのところを熟思して欲しい。 僕の「親子キャンプ」ビデオの初級編では、この親の心構えから始まっている。 「キャンプ」ではなくても普段の生活でも役立てて欲しいものだ。 08/9/25(木)朝 ビデオマンの日記 ######ビデオ屋を目指す方へ###### 個人レベルで「ビデオ撮影」の仕事で生計を立てることを目指す方のための書き込みコーナーです。 うんどうかい 編集 今年最初の運動会がこの間の日曜日にあった。 午前中、天気が良かったのだが午後のプログラムで雨。 中止にするのかと思ったら、そこの部分を延期で行った。 20年以上この仕事をしてきたが、 運動会ビデオが二日にまたがるのは初めてのことだ。 このようにこの仕事は「天気」次第だ。 当日、雨で延期は年中だから予備日も空けておかなければならない。 運動会の取材は、二日仕事だと思った方がいい。 さて、撮影した素材のことを「オリジナル」と呼ぶ。 それを編集して「マスター」ができる。 そのマスターからコピー工場にだすのに「マザー」にして渡す。 これの呼び名は、映画配給の流れからきている。 僕はドキュメンタリーのスタンスを大切にするビデオ屋だ。 だから、特殊効果は基本的に使わない。 その必要性があるところだけ最低限に使う。 「生絵」を大切にしている。 そういうことで、トップの絵は運動会の特徴があるアップの点描を4〜5カットで作っている。 アーバンタイトルっぽくトップの最後にタイトルを付ける。 それでトップのはじめのところだけエフェクト処理をしている。 「親子キャンプ」の案内ビデオがこのHPにあるが、 それと同じ調子だ。 あっさり味だ。 この間の書き込みのように、おおむね全体を90分にまとめ上げる。 そして今ではほとんどDVD-Rの出荷だから、メニューをしっかり作る。 メニューの初めの絵は、トップでタイトルを入れたものにしている。 この間のものは、大太鼓のアップだ。 それを初めから1秒後に「フェード・スライド」で演目を出す。 効果音は、運動会らしくファンファーレにしている。 そして太鼓のアップは初めから3秒後にプログラムの生絵へOL。 演目のテロップは、12秒見せてF/O。 とてもさっぱりでしょう。 ごちゃごちゃした効果は大嫌いなんだ。 後は、子供の顔が全員撮れそうなところでは、可能な限り全部の顔を、 物理的に無理そうな演目は、思いっきり省略して作る。 研修では、ドキュメンタリーのスタンスをしっかり教えていきたい。 ############################### 08/9/24(水)朝 キャンプじぃじの日記 昨日は、おばばが座敷ブタを決め込んでいたので、 自転車でポタリングに連れて行った。 「アブラゼミ」「ミンミンゼミ」はもういなく、 「ツクツクボウシ」だけが夏の最後の宴会をしていたね。 そこら中で「こおろぎ」の音が秋を宣言していた。 さて、ここのところ頻繁に取引先の幼稚園を卒園した子が遊びにくる。 もう小学校四年生だ。 だいたいここらへんの年齢からお父さんと次第に遊ばなくなる。 その子にそれとなく父親のことを聞いてもほとんど話さない。 これはたぶん、今まで父親に十分に遊んでもらっていないことを意味するだろう。 お父さんに思いっきり遊んでもらった子は、たいがい聞かなくとも父親の自慢をするものだ。 父親の自慢話しをするという意味は、 その子は父親を通して「男のモデル」をまねっこできて嬉しいということなんだな。 若いお父さん、 ここらへん何が何でも分かって欲しいんだな。 仕事で忙しい、そんな言い訳は通用しない。 子供と遊ぶのか、ほったらかしにするのか・・・・ じぃじの前ではこうしてチェックすれば分かってしまう。 その子はわざとザックを玄関前に忘れ物をしていく。 それはまたすぐ来るよ、という子供からのメッセージだ。 そこで、末っ子にそのことを話して、続けてこう言った。 「お前は、ボーイ隊になってからカブスカウトの面倒をよくみた。 そして小学校、中学校と、毎週何か活動をしていて『暇』ということがなかった。 だけどその子は、お父さんに遊んでもらえるわけでもなく、退屈なんだよ。 魂に乾きがあるんだな。 かわいそうじゃないか? ザックをわざと忘れ物をして、たぶん今日(昨日のこと)来るぞ。 頼むから割り箸で「角結び」でも教えてやってくれよ。」 本当に午後の二時ごろその子が来た。 末っ子は、ただちにその子に「角結び」を教えようとした。 だけど、ちょっと多動ぎみのその子はさっさと逃げるように行ってしまった。 僕は夕食のときに、末っ子を誉めた。 実際にできなくてもそうしようという気持ちが起こったこと自体素晴らしい。 そう誉めた。 若いお父さん、 ほったらかしで高校生がこういう行動をすることは、まずないよ。 下手をすると自分の享楽を追い求めて「朝帰り」ぐらい平気にやるようになっちまうよ。 僕は四人の男の子のうち、上二人はグレさせてしまった。 下二人は、命がけで子育てをしたんだな。 僕の40代は、必死にボーイスカウトのノウハウを学んで実行していた。 ともかく僕はやったよ。 だから貧乏生活なのさ、それでまったく平気だ。 子育てを本気で実行した証だ。 僕が作った「親子キャンプ」ビデオにどうやればいいのか写っているよ。 08/9/23(火)朝 キャンプじぃじの日記 すごく気持ちのいい朝だ。 たぶん、キャンプだったら今頃しょんべんしたいのに寝袋から出られなくて「おもらし」との葛藤をしていることだろう。 それでいよいよ「やばい」寸前でテントから出るんだな。 すると、吐く息が白い。 滝のようなしょんべんも湯気が立っている。 なぜか、しょんべんを出し切ると全身に身震いが走る。 あぁ、あの時の爽快感。 落ち着いて自然を眺めると朝もやがかかったりして・・・ それでお気に入りのバーナーで湯を沸かしてコーヒーを飲む。 うまいんだなぁ。 何て言ったらいいのかなぁ・・・ そう自然に抱かれている感じ。 自分が野生動物に戻れた感じ。 本能のどこかをくすぐられる感じ。 仕事のうやむやなんて吹っ飛ぶね。 生きていること自体に感動する瞬間さ。 子供が小さいうちはたくさん一緒にキャンプをした。 今では、年に数回子供のソロキャンプのために荷物運びをするだけとなった。 末っ子も親父と一緒ということ自体にいやがる。 これは「反抗期」の特徴で大切な育ちだ。 この親に対抗する気持ちこそ、近いうちに自立するためのエネルギーになる。 だからこれが弱いと、親に依存するようになってしまう。 そして親がそれを許してしまうと自立しない大人(歳だけ)になってしまう。 うつ病の古い友人は、50才を過ぎてもママに新車を買ってもらった。 母親の育て方でうつ病になったいい例だね。 思春期には大いに悩ませること、その悩みを乗り越えさせること、
これで次第に本当の自立した大人になっていく。 |
トップページ http://www4.plala.or.jp/channel/frame.html |