スノーメン タイトル



ここのページは、

お子さんと一緒にキャンプで遊ぼう!!

と、お父さんに呼びかける Snowmen Camp Club の活動報告です。
クラブと言っても組織になっているわけではありません。
集まったそのときの人たちが仲間です。

さぁ、お父さん、キャンプ遊びをとおして心の強いお子さんに育てよう!


● 活動報告は、実施日の次の日に、
● 火曜日は、親子キャンプの技術的な話しを、(08/10/21〜)
● 木曜日には、ビデオ屋を目指す方へ、

               書き込みます。  乞うご期待!


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08/12/31(水)朝

###### Snowmen Camp Club ######

冬季キャンプ三日目、現場より。

綺麗ごとを言っているばかりでは、子供は育たない。
僕は、子供の心を強く育てるのにキャンプがいい方法だと知っている。
だから僕自身も実行をした。

この冬の寒さに子供が耐える体験がいい。
子供が一人で生活をする、その寂しさもあろう、
自分ですべてを行う大変さもあろう。
そこが子育てにいい。

そして僕は綺麗ごとを言うだけではない。
僕も同じ「ソロ・キャンプ」をした。
子供はそれをどう受け取ってくれただろうか・・・・

子育ては綺麗ごとではない。

分かるかな?  若いお父さん?
僕は、50才を過ぎても実行しているさ。
さぁ、ご自分の子は他人任せにすることなく、
ご自身で心の強い子を育てよう!!

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08/12/30(火)朝

###### Snowmen Camp Club ######

今、千葉県にある「成田ゆめ牧場」のキャンプ場にいる。
昨日、「竹ハウス」の改良バージョンを2時間で立ち上げた。
末っ子に自慢げに見せたのだが、
いまいち感動がない。
まったく無表情な子だ。

それにしてもこれはデカイ。
12畳ほどの面積がある。
一人でキャンプをするのには、隙間だらけといった感じだ。
よく考えてみたら、SCC のデイキャンプでは年中使っているが、
これの中に泊まるのは、僕は、初めてだった。
子供たちのキャンプのために親子で開発したものだったからだ。

末っ子には、効果が期待できないけど、
こうして「工夫」をする、
それが人生を工夫する力となるんだよ、と教えた。

学習力のない子だから、意味が伝わったようには見えなかった。
まぁ、若いお父さん、
子育ては、諦めずにしつこく教えるものだよ。

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08/12/29(月)朝

###### Snowmen Camp Club ######

今日から二泊三日で、末っ子の冬季キャンプのフォローをする。
同じ現場だが、
サイトは出来る限り離して父親の僕もキャンプだ。
末っ子がキャンプ場から出るときだけ、僕とバディを組むことになっている。
あと、万一のトラブルでの待機が目的だ。

僕は車に二人分のキャンプ用品を積んで朝食後すぐ出発だ。
末っ子は、サイクリング用の自転車で移動する。
自転車が好きな僕からみてたいした距離ではない。
柔道部の末っ子は、走るのが苦手で自分なりに遠距離のつもりだ。
末っ子の計画書では片道67`だそうだ。
地図を読み取ることや、パンク直しもできるようになった。
ここらへんは、ボーイスカウトで鍛えたんだな。

内容的には、ボーイ隊の上の「ベンチャー隊」を少しゆるくしたぐらいの挑戦だ。
僕が作った「親子キャンプ」で雪中キャンプのシーンがあるが、
あれは、ほぼベンチャーの内容だ。
まったく何もない雪の上でキャンプをした。
あの時の冒険は、僕も緊張したね。 いい思い出だ。

今回、末っ子に「工夫」というものがどういうことか、
改良「竹ハウス」を見せて教えようと思う。
旧バージョンとは、細かい点、大改良、と、見れば分かる。

若いお父さん、
「親子キャンプ」で本当の子育てをするためには、
子供の技術より常に一歩先をお父さん自身が出来なければならない。
お父さん自身が僕のビデオをよく見て学び続けることが重要だ。

このことを通して、
「子供を育てるということは、父親自身が成長する」
ということが若いお父さんに身に付くことだろう。
僕の本当の狙いはそこにある。
父親の成長。 
「親」としての成長。

やってみれば分かる。
そこには、子供が生き生きと成長し、それを父親が援助できた喜び。
若いお父さん、
心の底から感動が沸き起こるよ!!
やれば分かる。

さぁ、若いお父さんも
デイキャンプから始めよう!!

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08/12/28(日)朝 キャンプじぃじの日記

たぶん一番売れているだろうコールマンのタープで、
両サイドをブルーシートで覆うと「テント」の構造になる。

末っ子が今回の冬季キャンプで、市販のテント・タープを使うことになったので、
昨日、こう言った。
「お前、タープをそのままじゃ寒くてしょうがないぞ。」

その言葉がけで、やっとタープに手を加えることを思い出したようだ。

本当は、このことを本人が気付き、「そこをどうにかする」ことが大切なのだけど、
この子は、そこまでどうしても頭が回らない。
一度、その寒さを思いっきり体験させればいいのだが、
もう冬季キャンプを実施するチャンスがない。

それで「気付かせる」ことより「いやにならないで頑張ってみる」ことに目標を変えた。
「工夫」がどういうものなのか、その見本をしっかり見せて教える、ということにした。
少し本人が驚くぐらいのインパクトがある「工夫」を明日見せつけようと思う。

若いお父さん、
子供に「消費」の癖をつけてはいけないよ。
そうではなく「工夫」の面白さを教えよう!

人生を「消費」するのではなく、
人生を「工夫」する人を育てよう!
それには、親子キャンプが持って来いさ。

どう子供に工夫を見せるのか、お楽しみに。


08/12/27(土)朝 キャンプじぃじの日記

昨日、日本酒を呑みすぎて具合が悪い。
自業自得。

ある園長先生に今の親の傾向をお伺いした。
「虐待」が社会問題になり、
異常にそれに過敏反応して育てられた年代が、
今、親になりつつあるそうだ。

些細なことに耐えられない傾向にあるという。
ちょっとした「注意」程度のことが、「殺される」ぐらいに感じるらしい。
そういう方に、
「親子連獅子」の話しをしても、ただの昔話になることだろう。
子育てに、今も昔もない。
甘やかして育てれば、腰抜けが育つ。
鍛えて育てれば、心が強くなる。
とっても簡単な原理だ。

貧弱な父親がここを読み続けることは、たぶんないだろう。
これを読む父親は、子供の心を強く育てるということに関心があるだろうと思う。
そして僕は、そういう気持ちの「オヤジ」にメッセージを送り続けていきたい。

冬本番の寒さになってきた。
この厳しい自然環境に子供を晒すことで、ビッシっと子供がなるんだな。
僕は言うだけではなく実行をする。
来週、末っ子の冬季キャンプのために子供とはサイトを離して僕もキャンプをする。
万一のための安全対策のために僕もキャンプをする。
本当に僕はキャンプが好きなわけではない。
子供の心を育てたい一心でやっている。
ここだよ、ここ。

どうか若いお父さんも
ご自分の子はご自分で「心を強く育てる」ことができますように。
そのことで父親の愛がお子さんに伝わるんだな。
他人任せでは、オヤジの愛は伝わらない。
ハッキリしている。

さぁ、デイキャンプから始めよう!


08/12/26(金)朝 ビデオマンの日記

######ビデオ屋を目指す方へ######

このコーナーは、個人事業でビデオ屋を目指す方のために書き込みます。

ゲッ、一週間が早すぎる! 昨日が木曜日だった。

そして今年最後の「ビデオ屋を目指す方へ」コーナーになった。
時の一つの節目だ。
「卒業ビデオアルバム」制作は平成3年度に処女作を作った。
再来年度で満20年だ。
その節目を前に今年は、避けようのない障害が三つも起こった。

モンスター・ペアレントの襲撃
DVD-R のダビング被害
世界的大不況

そしてあと一年で僕は子育てが終わる。
これらを総合的に見て、
天から「もう止めろ」と言われているような気がしてしまう。

僕はカブスカウトのリーダーをして、
幼稚な母親が信じられないような問題を次から次へと起こして、
子供は好きだが、もう二度とそれをしたくはない。

今度は仕事でか?
「キャンプじぃじの日記」でも「幼稚」の有害性を訴え続けてきた。
子育てで最も直接的に影響が大きいのが「親」だ。
その親が幼稚では、いくら最高の教育を外で受けても、
子供も「幼稚」に育ちやすい。 分かりきったことでしょう。
「幼稚」な人は、ともかく働かないよ。
働いても見当違いを平気でやる。

これは僕が住んでいるところだけではなく、
日本の今の現象だと思うね。
そこで、父親に向けてメッセージを送るようになった次第だ。
父親に奮起してもらうのが最後の「砦」だと思う。
ここの書き込みの底辺にある流れは、こういうことだ。

さて、ビデオ屋を目指す方へ。
これは「商売」だよ。
これを学ばないで商売ができると思ってしまうビデオカメラマニアがいる。
僕よりも歳がいっていてこのことが分からない人もいた。
僕は、そこにも「幼稚」を感じるね。

これは商売だ。
「売れるものが作れる」
「売っていくことができる」
この商売の当たり前を、しっかり覚えよう。

今、売れるはずもない「ブルーレイ」にこだわっているのは、
商売人としては、ひどく幼稚だ。
需要のある仕事を掘り起こす、これが商品開発というものだ。
まずそれができなければ、商売にならない。
そして「売れる」ものを売っていくという「営業」ができないなら商売にならない。

こんな分かりきったことができないから、
何年たっても商売が立ち上がらない。
ばかばかしいほど簡単なことだ。

もし、ビデオ屋をやりたいのなら、
商売人らしく
「売れるものが作れる」ようになって
「売っていく」営業をしっかりやればいいんだな。

これは仕事だ。
命がけで取り組む強い心が不可欠だよ。

そうここの書き込みのテーマさ。
お分かりかな?

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08/12/25(木)朝 キャンプじぃじの日記

昨日は、作務衣にセッタ、ちゃんちゃんこ、
のいでたちでロード(自転車)に乗って最寄の教会へ末っ子と一緒に行った。
メリークリスマス!
おっと、いけない、おばばも一緒だった。

自分で確かに思ったね。
ミスマッチ。
でも誰にも文句を言われずに受け入れてもらえた。
なぜなら、そこの人たちはもう慣れっこだからだ。

クリスマスの「マス」のところは、カトリックの「ミサ」からきていると昨日聞いた。
プロテスタント教会では、「礼拝(れいはい)」と呼ぶ。
ちなみに、日本で最も信者が多いのは、「浄土真宗」だろう。
SCC のボランティア活動を一緒にやっている古い友人も浄土真宗だ。
こちらでは、「礼拝」を「らいはい」と呼ぶ。

祈りの日を持っていることと、それの意味が分かることが大切だと末っ子に教えた。
人生で「意味」を考えなかったら、
つまり「意味のない人生」になる。
価値のある人生を作るためには、「生きる意味」を学べばいい。
そう末っ子に教えた。

これから、「除夜の鐘」「初詣」の時期になる。
父親が子供に生きる意味を教えられないで、
だれにそれを教わることができるのだろうか?
それは父親の責任だよ。


08/12/24(水)朝

###### Snowmen Camp Club ######

12/23(火) 冬季キャンプ下見

昨日下見をした。
末っ子は高校二年生だ。 
今までに覚えてきた要領で、「計画」「下見」をさせた。

これは仕事での「段取り」にあたる。
それをいかに上手に出来るか、
このキャンプの下見で訓練して、仕事のできる男になろう。
そう、本人に言葉掛けしているので気合が入っていた。

車の運転はまだできないが、助手席でナビをさせる。
道を間違えても教えない。
成田方面へ行くのに、一時、国道6号線を東京に向かって行った。
それでも本人が気付くまで待つ。
ここのところが重要だよ、待つ

それで思い出したが、
三番目の子が運転して福島へ親子キャンプに行ったときのことだ。
山道を間違えて越えるはずのない峠をも行こうとしたので、
さすがにそのときには、注意したね。
下手をしたらその日に現場に着かなくなる恐れがあった。

さて、行く途中、こうしてミスコースを何回かした。
目立つ目標物を探し出して現在位置を確かめたり、
コースを外しながらも方向を修正したり、
普段は自転車の速度でやってきたわけだが、車の速度でも、
まずまずそれらが出来るようになった。

「北小金駅」付近は、やはり知らないと難しすぎるので、
帰路で答えを教えてあげた。

現場での下見は、
昨日、下見をすると連絡をしていたのだが、
受付の建物にだれもいないというアクシデントがあった。
そこをどうにかして、調べたり、予約をしなければならない。
こういう「そこをどうにかする」というところに「工夫」が必要になり社会を生き抜くための訓練になるわけだ。

若いお父さん、
親子キャンプでの子育てでここが非常に重要なんだな、分かってほしい。

僕の子は、頭脳明晰な子から比べたら非常にトロい。 のろまだ。
そのように人と比べて子育てをしてはいけない。
この子が今、どのように育っているのか、そこをよくチェックする。
前回、夏季キャンプの下見でもだいぶ上手になってきた。
昨日の下見は、それよりもよくできた。
夕食のときに、おばばへの報告も含めて大いに誉めた。

若いお父さん、
文章では伝わりにくいと思うけど、
子育ての要領を、どうか汲み取って生かして欲しいなぁ。
僕が作った「親子キャンプ」のビデオをよく見て真似っこしてください。

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08/12/23(火)朝

#### 「親子キャンプ」ビデオの見方 ####

このコーナーは、「親子キャンプ」のハウツービデオについて詳しく解説するものです。
そのビデオは、
上部の「HOME」→「営業案内」→「親子キャンプ」ビデオ→「総合案内」で概略が見られます。
ぜひご覧ください。
このコーナーは、毎週火曜日に書き込みます。

そのビデオでは、具体的なアクションを見ることができるのですが、
なぜそうするのか、どういう意味なのかが分かりにくいと思いますので、
ぜひここを読んでいただきながら、そのビデオをご活用ください。
そのことでより効果的な子育てになろうかと思います。

<<遊びの進化>> #11

まとめ

小学校四年生ぐらいまでは、
デイキャンプに、
虫捕り、ハイキング、サイクリング、
といったアウトドアーの遊びを組み合わせて子供と遊ぼう。

それとは別にこの小さな工作物との組み合わせの活動にチャレンジしよう。

デイキャンプに組み合わせる要素が多ければ多いほど、
一日の活動内容のレパートリーが増えるでしょう。
こうして子供を飽きさせずに

デイキャンプをやり続ける

ことが大切です。
できたら、雨の日も、風の日も、冬の寒さの中でも、
年中「デイキャンプ」をベースにして子供と遊ぼう!

この遊びは、不況でもできる。
ほとんどお金を使うことがないはずだ。
意図的にお金を使わずに、子供とたくさん遊ぼう!!

今のレジャーは、「お金」を使いすぎだ。
このデイキャンプは、むしろお金を使わないところにも意味がある。
こうして子供と遊ぶことで、
お父さん自身が「遊びの天才」を目指そう。
遊びを金で買うのではなく、
遊びに工夫を重ねていこう!!
ここが重要なんだよ!

「消費」の遊びから「創意工夫」の遊びに親子で目指そう!!

これの意味が分かり、子育ての勘所をつかめたら、
いよいよテントを用意しよう。
本当にここのところをよく考えてみてくださいね。

念を押します。

ただのレジャーキャンプではなく、
子育てのキャンプを目指そう!!


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08/12/22(月)朝

###### Snowmen Camp Club ######

12/21(日) デイキャンプ実施

みごとな ボーズ。
午後になって片手ほどのグループが公園にやってきた。
おばばが一所懸命「営業」をして、
5人の子供が「枝ハンコウ」を作った。
その子達のおじいちゃんが滅茶苦茶喜んでいたね。

その子たちのおばぁちゃんもいた。
おばぁちゃんが、うちのおばばに、
「お子さんはいないの?」
と質問していた。
おばばは、
「自分の子にもう遊んでもらえないからこれをやってるの」
と答えていた。

そうだよ、そのとおりだよ。 何が悪い・・・・

まぁ、これで十分か。
「竹ハウス」の試作はほぼ順調で、
2.2メーターの晒し竹が1本、鉄棒のペグ10本、
それが必要なので用意すればいいだけとなった。

男のダッジ・オーブン料理(意味は、喰えればいいじゃないか)は、
キムチ鍋にした。
初めて「コチジャン」なる調味料を使って本格的に作った。
古い友人が、カニを差し入れしてくれて豪華なものになった。

いつもの銭湯で、湯につかりながらそいつと相談した。
来月の「男のダッジ」は、こだわりスープカレーとポトフにすることにした。

いつものように風呂の後に打ち上げをした。
今年は、たんに景気が悪いのではなく、
ビデオのダビングでかっぱられて売り上げが落ちた話を、
・・・・というかグチをそいつにしたら、おごってくれた。
おぉ、景気がいいなぁ・・・
そう言ったらボーナスをもらったそうだ。

使い古しのおばばと、古い友人、
そして僕と、
この凸凹キャラで、
それほど気負ってやるわけではないこのボランティア活動がこうして続けられるのだから、
感謝、感謝、だ。
本当の心の豊かさはここにある。

若いお父さんも、
これを子供に教えられたらいいよなぁ・・・・・

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08/12/21(日)朝 キャンプじぃじの日記

今日は月に一度の SCC のデイキャンプの実施日だ。
そして SCC オリジナル「竹ハウス」の改良バージョンの試作を行う。
大きな改良点は、今まで「腰巻」を柱の外側に巻いていたものを、
内側にした点だ。

「親子キャンプ」のビデオでは、
よく見れば分かると思うが、最後に回りにシートを外側に回しているでしょう。
見てくれはその方がいい。
しかし、実際に使うと「隙間」が多く冬には不適当だ。

「梁」をなくして「柱」を多くしたのも大きな改良点だ。

竹と紐で工作する「椅子」も改良バージョンを考えた。

「竹ハウス」「椅子」
ともに現場で実際に使っているところを、
通りすがりの若いお父さんにビジュアルに訴えたい。

まぁ、釣りで言うなら「まき餌」だよ。

それでテーブルの工作物のミニチュアを見せて、
作りたくなるようにさせる。
そこに実物のテーブルキットを、
ど〜んと渡す。
若いお父さんが夢中になって工作をする。
できあがったら誉めてあげる。
そしてこう最後に言うのさ。
「今度はお子さんと一緒にこれを作って遊ぼう!」ってね。

こうして若いお父さんが、子供とどうアウトドアーで遊べばいいのかヒントにしてもらう・・・・
という作戦だが、
はたして思惑通りにいくでしょうか?

明日の朝の書き込みをお楽しみに。


08/12/20(土)朝 キャンプじぃじの日記

今朝は、同業者の手伝いで朝早く、三脚の下で書き込む。
仕事納めだ。

出かけに末っ子に、
「心臓は動いている、安心しろ。 と自分に言い聞かせたか?」
と僕が言いった。
実行している様子だ。
もちろん僕が念を押すことで、さらに子供の深層心理に働きかけられることを期待している。

まるでマインドコントロールみたいだが、
いや一種のそれだが、
末っ子の感情を押し殺してしまう癖を改善できればラッキーだ。

僕はビデオ屋を始める前は、
広告物の営業を10年やっていた。
企業の「販促課」「宣伝課」もしくは広告代理店に出向いて営業をしていた。
その仕事で非常に重要だったのが、
担当者を見抜くことだった。
僕は必然的に相手を見抜く力がその仕事で身に付いたようだ。

それは心理学を学ぶことにもなっていたようだ。
もちろん、自己流だから癖があるが、
10年もやれば何か身に付くものだね。

それが今、子供の心を覗けるようにもなってきたような気がするね。
こればっかりは、本を読んだだけではまず分かるはずがない。
いかに多くの「人」を観察できるかどうかだね。
しかも大人と子供では相違点がある。

若いお父さんも、
だから毎日、自分の子供を「客観的」に観察が出来るかどうか・・・・
本当に難しいことだが、
そこが子育ての出発点だ。

子供の様子を見て深層心理までも推測ができるようになれれば、
間違えのない子育てになると思うが・・・・
難しいよね・・・・
まぁ、デイキャンプをしよう!
考えているより、
ともかく実行あるのみさ。
今日、子供と遊ぼう!!!


08/12/19(金)朝 ビデオマンの日記

######ビデオ屋を目指す方へ######

このコーナーは、個人事業でビデオ屋を目指す方のために書き込みます。

昨日の記事に訂正があります。
DVD-R コピーガード開発をした方から・・・・・

>このガードというのは、からくりさえ分かれば解除できてしまうものだそうだ。
→ からくりが分かってもコピーできない。
  ただ、コピー解除のヒントになる内容はシークレットにする。

>現時点で、ガード解除のソフトは 4 種類出回っていて、
→ 種類は多数出回っています。代表的なコピーツールは確認済み(4種類)

>ディスク開発メーカー最大手の企業で技術開発をしていたキャリアの持ち主です。
→ レーザーディスクの本体プレーヤー ピックアップ(光学系)の技術に携わっていました。
  ピックアップはノウハウの集まりで、書籍だけでは分からない所だらけです。

その他

>たまたま納品先の経営者の友人に PC の専門家がいて出来具合を見てもらえるそうだ。
→ 報告を待っています。
  コピー解除マニア以外は外れないと思う? ・外したらレベルが高いです。

−−−−−−−−−−−−−−−

正直に言って、何のことやら僕にはさっぱり分からん。
いったいこういうのを発明する人の脳みそというのはどうなっているんだろうか?
一度見てみたいと思うね。

・・・・・・いや見たくない。
いつかそう言えば、
脳を解剖するところをビデオで撮る話しが本当にきたことがある。
ノー・サンキューだ。
頭のいい人の脳みそは、永遠の謎にしておこう。

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08/12/18(木)朝 ビデオマンの日記

######ビデオ屋を目指す方へ######

このコーナーは、個人事業でビデオ屋を目指す方のために書き込みます。

DVD-R のコピーガード仕様は、昨日、初めて試験出荷をした。
このガードは、マスター自体もこれ用に作る。
万一を考えて今までどおりのマスターも併せて作ってある。
だからマスター作りに手間取った。
試験出荷なので一番数量の少ないものから始める。
新しいものを導入するときには、
あらゆる危険回避を考えなければならない。

開発した人に、試験出荷をした報告をしたら、
あと一週間ぐらいしたら喜びたいと言っていた。
スリル満点だね。

たまたま納品先の経営者の友人に PC の専門家がいて出来具合を見てもらえるそうだ。
このガードというのは、からくりさえ分かれば解除できてしまうものだそうだ。
ガードが一般的に普及すると、それを外すソフトがすぐ出回るものらしい。
すごい場合、ガードを付加したものを出荷して翌日に解除されたことがあったと、
開発した人が笑い話をしていた。

だから、ガードがマイナーなものだとそれを解除するソフトが出回りにくい。
つまり「コピーガード」のガードは皮肉にも「あまり使われていない」ことが一番有効と言うことになるらしい。

このガードを開発した人は、そこがジレンマでガードの販売方法を今模索している。
現時点で、ガード解除のソフトは 4 種類出回っていて、
それこそ誰にも知られていないガード以外は、どれも解除されてしまうそうだ。

開発をした方は、そこらへんも調べ上げたようだ。
しばらく試験出荷をした上で、「あまり使われないコピーガード」として販売される方向だろう。
この件に関してここまでが公表できるギリギリのところだ。

開発をした方によると、
かなりリーズナブルなもので販売を考えているという。
ビデオ屋を個人で営む方へ最高の福音でしょう。
しばらくは、ご注目を願いたいね。

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08/12/17(水)朝

ここのところ毎日、「操業停止」「解雇」「下方修正」
という日本語だけが報道されている印象だ。
若いお父さんも、真っ青な方が多いのだろうか。

僕は子供に
こう言った。

「女は苦しんで子を産み、
男は一生涯仕事で悩む。」

男で仕事に悩みがもしなかったら、
それは働いていないんだな。
そういうキャンプじぃじだって、仕事そのものは好きでやっているが、
ここのところ、仕事のあり方では随分と悩まされている。

みんな悩んで大きくなるんだな。
解決策を元気良く編み出せるかどうか・・・
人生の工夫ができるかどうか・・・
チェンジだよ。
変化を恐れるのではなく、自ら変えていこう。

もうお分かりだね。
子育てで最も大切なことは、こういう時代を乗り越える強い心に育てることだ。
この不況で学ぶべきことがある。
それは、

気楽に幼稚に生きていると、こういうとき乗り越えられない。
普段から真剣に命がけで生きていこう。

ということだ。
子供にそれを教えるために、
まず若いお父さん、
率先して実行しようか。
僕も子育てが終わった後の人生戦略を命がけで編み出すさ。
実行あるのみ。
お互いに幸運を祈ろう。


08/12/16(火)朝

#### 「親子キャンプ」ビデオの見方 ####

このコーナーは、「親子キャンプ」のハウツービデオについて詳しく解説するものです。
そのビデオは、
上部の「HOME」→「営業案内」→「親子キャンプ」ビデオ→「総合案内」で概略が見られます。
ぜひご覧ください。
このコーナーは、毎週火曜日に書き込みます。

そのビデオでは、具体的なアクションを見ることができるのですが、
なぜそうするのか、どういう意味なのかが分かりにくいと思いますので、
ぜひここを読んでいただきながら、そのビデオをご活用ください。
そのことでより効果的な子育てになろうかと思います。

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今朝は、仕事現場が都内なのでいつもの不二家レストランで「雑穀米」をいただいた。
僕はこれが好きなんだな。

出かけに末っ子にこう言った。
「昨日言ったとおり、『心臓は動いている、安心しろ』と心の中で今朝、言ったか?
まるで呪文みたいだが、やってみろ。 試してみろ。」

末っ子はそうしてみたらしい。
かなりの確度で実行している顔をした。
若いお父さんも、
ここを読んでいるだけでは何の意味もない。
子供と一緒に大自然へ繰り出そう!
自然の厳しさに謙虚に人生を学ぼう!!
やってみれば分かる、ここの意味が。


<<遊びの進化>> #10

水鉄砲

夏は、これをぜひ作って子供と対戦しよう。
見たとおりの構造だ。
難しいのは、ピストンの部分だろう。
細い竹棒の節のところをうまく利用してひっこ抜けないようにするといい。
タオルを 5 センチぐらいの巾で切って、
それを枝に巻きつける。
そして「タコ糸」か「細い針金」で縛る。
タオルは濡れると膨らむのではなく細くなることを考えて巻きつけよう。
どのくらいがいいかは、試行錯誤を繰り返すしかない。
物事に挑戦するときには、この「試行錯誤」を諦めないでやるということを、
この工作を通して子供に教えよう。
粘り強さも心の成長だ。
それを体験で教えるのに丁度いい工作物だ。

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08/12/13(月)朝 キャンプじぃじの日記

昨日、イギリスの人が、産まれて6ヶ月のときのことをほんの少しだけだが覚えているということを話していた。
以前に読んだ本で、モラロジー研究所発行のものがある。
ここでは、産まれる前、
お母さんのお腹の中での体験がその人の成長に関係があるということを研究しているようだ。
ただその研究は、数値化して証明できていないので欧米での学術研究発表では評価されていないようだ。

でも、もしそのイギリス人の思い出が本当なら、
ひょっとしたらモラロジー研究所の主張はありえるのかも知れないと思った。

実は、末っ子が産まれるときのことだが、
それは関東平野が大雪に見舞われたときだった。
うちのおばばは、よせばいいのに駅で四つも離れた産婦人科に入院していた。
そこがいい、と言ってきかなかったんだな。
まぁ、四人目の、本当に最後にしてもらいたい子だったから好きなようにしてあげた。
おばばは、あらゆることが上手に出来ないけど、
こと、子供を生むことに関して極めて性能が良かった。
男の子ばかり四人も生んだ。

さて、その四番目、つまり末っ子が産まれようとするときに、
充電式の心臓音を感知する機器で看護婦がおばばを診たんだな。
そうしたら、「心臓音がない」と大騒ぎになった。
おばばはたぶんこの世の恐怖心で一杯になったことだろう。
しかしそれは、機器の充電不足が原因だった。
ここの書き込みのどこかにもこれを書いたと思う。

もしかしたら、その恐怖体験が末っ子に影響したのではないかと思うようになったわけだ。
この子だけ産まれてすぐから幼児期の間、異常な泣き方だったんだな。
そして、あまりのうるささに僕は、言葉が通じるようになって
「少しぐらいのことで泣かない」
と制止してしまった。
それが本人の感情を抑圧する結果を招いた・・・・

なんとなく、だいぶ前からそういうこともあり得るかも知れないと思っていたが、
そのイギリス人の方の話で、
恐らくそうだったのだろう、という気持ちに僕がなった。

そこで今朝、
おばばと末っ子にこのことを話しをして、
末っ子にこう言った。
「これはダメ元だが、
もしそうならこう自分の心の中に毎日訴えてみたら。
それは、『心臓は動いている。大丈夫だから安心しろ』とね。
その潜在意識を書き換えられるかも知れないよ。」

この子の感情表現が下手なのは、そこに可能性がある。
感情が出せないから、返事が出来ない、挨拶が出来ない、と仮説してみた。
末っ子も、このことを了解したようだ。

若いお父さん、
子育ては、ミステリアスだよ。 そこが面白い。


08/12/14(日)朝

###### Snowmen Camp Club ######

昨日、末っ子がやっと冬季キャンプの計画書の素案を提出してきた。
「下見」の重要性を教えるために、それを実行させるわけだが、
もう日にちがない。
23日の祝日にそれを行うことになった。

この間の夏季キャンで空港のそばで大変な思いをしたはずなのに、
またエアポート付近のキャンプ場らしい。
あまり学習効果が高くないね。
こういう子を育てるのは大変なんだよ。

今回、若干距離があって自転車での移動に時間がかかるから市販のテント・タープを使うということになった。
予想通り僕が「竹ハウス」でキャンプをする。
そのようにしろ、と言ったわけではないが、
例えばこういうふうに、とアドバイスするとその通りにしてしまう。
いまいち「自主性」がないのは、幼いときからだ。
物事を考える能力に大いに関係していると思うね。

だからこの子の場合、「思いつく・考える」ということを日記でトレーニングさせている。
最近「暗記」が普通の子並みにできるようになったが、
ここの面でこれから強化していきたい。
「考える力」
今日、この子は宗教家のところで考えるのにいいトレーニングを受けられる予定だね。

僕の仕事は、「卒業ビデオアルバム」を作ることだ。
YAHOO で検索すると上位にある。
この仕事で重要なのは、まさしく「考える」「思いつく」ことだ。
知識を振りかざしても何にも役立たない。
そういう仕事だ。
それで僕の場合、ここでの書き込みは大いに自主トレーニングになっている。
それを実感できるんだな。

そこで、
その力は、絵画でも身に付きそうだが、
「文章」はもっと有効だろうと思うようになった。
文章に「上手」「表現力」を求めない。
それを子供が書くときに注意させているのは、

日記だから、今日何があったのか書く。 →事実の確認→認識
その時にどう思ったのか書く。    →自己の表現
どうしてそう思ったのか書く。    →自己の分析→考える力

こんなふうに毎日トレーニングすれば、
「暗記」とは違う脳みその訓練になるんだよと教えて励ましている。
なかなかその効果は、今のところハッキリでていないが、
一生涯、日記で考える力をつけられるようにしろと今朝も教えたね。

他人の子と比べて優劣をつけるのではない。
その子にあった学びを与えよう。

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08/12/13(土)朝 キャンプじぃじの日記

パソコンで拡張子変換に二回も失敗した。
一回失敗すると、二時間かかる。 つまり四時間、夜無駄にした。
結果、呑みすぎた。
具合ワリ〜。

僕みたいのがいるから赤提灯が潤う。
なんだろうか、
この社会は、浪費することで経済が活性して雇用を生むという図式になっているようだ。
浪費が仕事を生んでホモサピエンスが繁殖し、地球が壊れる・・・・
そんな感じがする。
日本全国みんな、「もったいない」を実践したらとんでもなく失業者が増える。
僕の仕事も、生活必需品ではないから職を失う。
ホテルマンも職を失う・・・
赤提灯もつぶれる・・・・

正直に言って、今僕はこの仕事の存在を再検討している。
無駄なものなのか、子供にとって有意義なのか・・・・
コピーガードをかけなければ売れないなんて、
作る気がなくなるんだな。
末っ子が巣立ったら、本気で再考したい。
あと一年は、子供に飯を食わせるために頑張る。

僕の二番目の子をビデオで撮って、
それがかわいくてこの商売を始めたけど、
本当に有意義な仕事なのだろうか?
分からなくなった。

もっと有意義なことを目指したい、そんな気分だ。
保護者はこの仕事に価値がないと言っているように感じるんだな。
事実、昔より価値を見出してもらえなくなった。

VHS の家庭普及率がまだ 30% ぐらいのころ、
デッキがないのに買ってくれる親がいた。
子供がお泊りしている様子を家宝扱いしてくれる親がいた。
嬉しかったなぁ・・・・
コピーガードか・・・・
こんなことをしなければ価値がないのか・・・・

幼稚園のお泊り保育は、僕好みのアドベンチャーだ。
大自然の中で子供が活動する、
僕は心の奥底からその光景にシビレルんだな。
あんな小ちゃな子がいじらしく「自立」を目指して生活をする。
その一所懸命に生きようとする様は、
いくら見ていても決して飽きることはない。
だから20年以上仕事を続けてこられた。

それのビデオをダビングしてかっぱらう程度の価値しかないのだろうか?
モンスター・ペアレントという怪物が出現するし・・・・
本当に救いようのない怪物だ。 幼稚のお化け。
これも育て方が悪いんだ。
ほんの一部の怪物が教育現場を滅茶苦茶にしている。
どうなってしまうのだろうか・・・・
ガードもそういう怪物対策だ、やってられないね。
自分勝手、そういう我がままを育ててはならない。

ふんむ、変換に手間取るし・・・・
作るのがバカバカしくなる。

どんなものなのかねぇ・・・・
ビデオに写る自分の子、かわいくないのかねぇ・・・・
分からん。
さっぱり分からん。

まだ酔っ払ってるよ、今ね、朝の6時。
つい数時間前までカウンターに座っていた。
でも、
子供に早起きを身につけさせるために、
何が何でも僕が率先して起きなければならない。

「いい見本を子供に示し、それを真似っこさせる」
こうして強く生きていくんだよ。
自分の力で人生を創っていくんだよ。
思いっきり生きてくれるのがお父さんの願いなんだよ。
物や金で空威張りするのはみっともないんだよ。

これが僕が言いたい子育ての真髄だ。
だらしない父親からは、そういう子が育つ。
僕の四人の子供のうち、上二人はそうなった。

まだ酔っ払ってるよ、キャンプじぃじ・・・・
どうしようもない年寄りだ。
さっさと天国へ行くかな・・・・
いや、あと一年は頑張らなくっちゃ・・・・
おっと、子供が見ている・・・・・
頑張ろう。


08/12/12(金)朝 キャンプじぃじの日記

プレパーク

というのをご存知だろうか?
ボーイスカウトの活動は、リーダーがスカウトにカリキュラムに沿って行う社会教育に対して、
こちらは、子供自身好きなように遊ばせる場を提供するものだ。
唯一のルールが、「ダメ、と制止しないこと」。

現実的には、大人が危険すぎることを監視している。
ボーイスカウトをかじると、ちょっと違和感がある。
それでも、子供にとって
「あれはダメ、これはダメ、こうしろ、あぁしろ、さっさとしろ、」
から解放される天国になるところだ。

その活動を昨日偶然見つけてしまった。
場所は、埼玉県草加市の文化会館脇にある公園だ。
昨日は、ボランティアのおばさんたちが「焼き芋」をやっていた。

本来その活動は、小学校2〜3年生以上ぐらいからが対象だが、
平日の日中だったので、2〜3才位の子とそのお母さんたちが集まっていた。
越谷でもその活動が興りそうだったが、うまく立ち上げられていなかった。
こちらの方は、
毎週火・水曜日以外専門のリーダーが常駐していて、
もう5年活動しているそうだ。
頑張っている。

僕は、焼き芋のところで暖をとって、
そんなことをおばさんから話し聞かされているうちに、
つい、つい、じっとしていられなくなって、
竹とんぼを三つ、作っちまったよ。
自分で告白する、ビョウキだ。

そのおばさん、いきなりへんなおじさんが現たかと思っているうちに、
それを目の前で作ったので妙な顔をしていた。
暇つぶしにもってこいのいいところを知ったね。
ビョウキだよ、ビョウキ。


08/12/11(木)朝 ビデオマンの日記

######ビデオ屋を目指す方へ######

このコーナーは、個人事業でビデオ屋を目指す方のために書き込みます。

メリー・クリスマス!

同業者のみなさん、
今年は、DVD-R の出荷でダビングでかっぱらわれる被害が大きくなかったでしょうか?
谷口の場合、
もうこの商売を止めようかと考えるぐらいひどかったですね。
一所懸命に作ったものをかっぱられるのは、
作る意欲そのものがなくなります。
みなさんはいかがでしたか?

そういう中に最新のコピーガードを発明した人が現れました。
信じられないような、救世主の出現です。

このたび、その方のご指導で今出荷しようとする発表会の DVD-R からそのガードを試験出荷できる運びとなりました。
ガード方法を守るために詳細は発表できませんが、
その効果について逐次お知らせしたいと思います。
素晴らしいクリスマス・プレゼントは、
開発された方から近いうちにメッセージがあると思いますのでお楽しみに。

ちなみにその方は、ディスク開発メーカー最大手の企業で技術開発をしていたキャリアの持ち主です。
趣味の方ではない、その道のプロが作ったようです。

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08/12/10(水)朝 キャンプじぃじの日記

どういう気持ちを起こすことができるのか・・・

これはパソコンで例えるのなら、起動ソフトにあたる。
知識や技能は、「アプリケーション」になる。
子育てで本当に重要なのは、起動ソフトをしっかり子供にインプットすることだ。

子供がどういう気持ちを起こしているのか、
僕は子供の「目」をみてリアルタイムでそれを感じ取れるようになったね。
ものすごくたくさん、毎日、子供を観察することでそれができるようになれるよ。

「ありがとう」
こう言葉を出させるのは、犬に芸を仕込むように「反応」させることができる。
しかし、本人に本当に感謝の念が起こったかどうかは、分からない。
子育てで重要なのは、心の中で本当に「ありがとう」という気持ちを起こせるようにすることだね。

僕の子は、口下手だから「ありがとう」と発語しないね。
そう言葉を出すかどうかに囚われてはいけない。
子供の「目」を見てどういう気持ちをその瞬間おこしているのか・・・

若いお父さんも、それを見抜く力を持てるよう目標を持とう。
それと、前にも書き込んだが、
子供の言う言葉の裏の意味を考え推理できるようになろう。

恋愛にこういう言葉がある。
「いやよ、いやよ、も好きなうち」
言葉そのものと気持ちは、むしろリンクしていないことの方が多いものだよ。
それは、人と人との間に「綾」があって面白くしていると思うね。
これはシナリオ作法で習ったことだ。

子供と一緒にキャンプという生活をすると、
自分の子を観察する能力がつくよ。


08/12/9(火)朝

#### 「親子キャンプ」ビデオの見方 ####

このコーナーは、「親子キャンプ」のハウツービデオについて詳しく解説するものです。
そのビデオは、
上部の「HOME」→「営業案内」→「親子キャンプ」ビデオ→「総合案内」で概略が見られます。
ぜひご覧ください。
このコーナーは、毎週火曜日に書き込みます。

そのビデオでは、具体的なアクションを見ることができるのですが、
なぜそうするのか、どういう意味なのかが分かりにくいと思いますので、
ぜひここを読んでいただきながら、そのビデオをご活用ください。
そのことでより効果的な子育てになろうかと思います。

<<遊びの進化>> #09


枝 笛

材料の枝は、例えば台風のあとなどで大き目の公園へ行く。
風に耐えられなくなって落ちている枝を拾ってくる。
それを木陰で2〜3ヶ月干すと最高のものが手に入る。
そこまで贅沢ではなくともディキャンプに行ったときに、
ハイキングしながらいつも探す心構えがあれば結構拾えるよ。
「マムシ」「スズメバチ」に気をつけて探そう。
こういうこと自体もいい子育てになる。
間違っても生きている木の枝を切り取らないように。

これは神奈川にある「こどもの国」という公園に行ったときに、
そこでボランティアの人に教わった。
SCC のボランティア活動は、それを参考に始めたものだ。

そこでは、電動ドリルで枝に穴を空けていたが、
「親子キャンプ」ビデオでは、そこも手動ドリルで工作することを勧めている。

φ12o の穴が丁度いい。 
φ15o では、穴を空けるのに力が相当必要で子供には無理だね。
ドリルは、大き目のドイトなどで手に入る。
これで真っ直ぐに穴を空けるには、「ドリル」を回すより「枝」を回した方がうまくいく。
結構重要なヒントだよ。

笛本体に穴が空いたら、
細めのナイフなどで、その穴の「ささくれ」をきれいにするといい。
その時に、穴の入り口を削りすぎて広がらないように注意しよう。

その本体に、音を出すための切り口を作る。
前、後ろ、の角度を間違えないように。
僕がその公園で一番最初に作ったときには間違えてしまったね。
二人の子供たちは、最初からうまく出来ていた。
若いお父さんは、
子供に教える前に、「見本」を作ってリハーサルした方がいい。

その穴をふさぐ枝を、その内径ぴったりになるよう削って作る。
円柱形の部品を正確に削るわけだが、
「箸」の工作で自分の思ったとおりに削れるようになっていればそれほど難しくは無い。
「箸を削って作る」ということが、ナイフの扱い方の基本になることがこのときに分かることだろう。

ぴったりの部品ができたら、
笛本体に空気を入れるためのところを平らに削る。
ここの加減で鳴ったり、鳴らなかったりする。

笛は、ふだんキャンプサイトで持ち歩いてお互いを呼び合うツールにするといい。
ちょっとゲームっぽく頻繁に使うことをお勧めする。
これも親子間の一つのコミュニケーションになる。

枝笛の工作は、ある程度ナイフが使えるようにならないと難しい。
「親子キャンプ」では、子育てが目標だから技術の先取りをしないで、
少しずつ子供に合わせてグレードアップをしよう!

もう一度念をおします。

技術の先取りをしない。

さぁ、タープの下で子供と一緒に工作をしよう。

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08/12/8(月)朝 キャンプじぃじの日記

アメリカでドジなローン制度の破綻が世界経済を恐慌に巻き込んだらしい。
今度は自動車産業の行き詰まりだそうだ。
聞いた話だから定かではないが、宇宙開発も終わらせるとか?
アメリカ流の物量主義は、限界を迎えている様子だ。

アメリカに食べさせてもらっている構図がある限り、
「アメリカがくしゃみをすれば、日本が風邪をひく」
わけだ。
アメリカの属国はいやだと言ったところで、
どうしようもないのではないかね。
日本は、資源も、エネルギーも、食料も、
他国に依存しきっていることを忘れてはいけない。
そうじゃない?

世界を制したバビロン王国は、
むしろ内部からほころびていったらしいと聞く。
今のアメリカは、それに似ているように思えるね。

人類の歴史上、一国がそうそう世界を牛耳っていられるものではない。
その大転換期の前触れではないだろうか?
恐ろしい限りだ。

ねぇ、若いお父さん、
僕の子も、お父さんの子も、
そういう世界の中をこれから生きていくんだよ。

少しでも学校の成績をよくして、
いい大学、いい会社・・・・
そんな旧世代の人生観でこれからの社会で通用するかどうかよく考えよう!!

国鉄が「JR」になっただけで多くの自殺者が出た。
それよりももっと、ドでかい世界の変化があると思うな。
それに耐える心の強さが、どうしても必要だと僕は言いたい。

子供を貧弱に育てると大変なことになる。
自然の厳しさを子供に体験させよう!!!


08/12/7(日)朝 キャンプじぃじの日記

今朝も仕事現場の近くのファミレスで朝食だ。
僕の仕事は、土日に入りやすい。
子供が運動会の日は、たいがいどこかでそれを撮って仕事をした。
ここらへんの事情は、写真屋さんと同じだ。

そう言えば、たいがいの保護者にとって僕は「写真やさん」だと思われているらしい。
写真とビデオは、似て非なるもの。
まったく仕事が違う。

土日が仕事でも、
若いお父さん、
子育ては「やる気」の問題だよ。
僕だってそういう仕事でありながら「工夫」して子供と遊んだ。

子供を本当に愛しているなら、
今日、子供と一緒にさぁ、フィールドへ繰り出せ!
仕事の人は、どうしたらいいのか今日考えよう!


08/12/6(土)朝 キャンプじぃじの日記

今仕事現場の近くのファミレスで朝ごはんをいただいた。
朝の6時半ね。

昨日は、重なった撮影を同業者の方にお願いして、
一緒に機材のセッティングをした。
それが終わった後「打ち上げ」ができないので、
仕事の前にそれをやった。
「打ち下げ」って言うのかねぇ?

僕の大好きな鍋料理のうまい店を案内した。
ついでに僕のおばばと末っ子も一緒に夕食。
それでその同業者の方が、
末っ子にアルコールは何にするのか尋ねようとした。
驚いたね。
当然僕は、この子はまだ16才だよ、と言ったね。
その方は子供が未成年であることに驚いていた。

末っ子は、「見た目」は大人っぽく育ったようだ。
親ばかをした。
ちょっと飲みすぎちまったよ。 打ち下げ。


08/12/5(金)朝 キャンプじぃじの日記

昔、スキーによく行った。
もしかしたら地元の人よりゲレンデに多く立っていたかも知れない。
自分が楽しむというより、仲間を連れて行って年中初心者相手にボーゲンを教えていた。
その時に気付いたことがある。

いくら野球少年だったとしても、
仮に東京大学出身者だったとしても、
世界屈指のピアニストだったとしても、
学校の先生でも、
社長でも、

スキーができなければ、ゲレンデでは「初心者」だということ。
優越感を言いたいのではない。
人は誰でも自分の得意分野があって、その世界で思いっきり生きられるのが最高だということだ。
もちろん、誰でもどんな世界も始めは「初心者」だ。

好きなことを思いっきり学べて、それで働くことが出来る。
就労感の理想ではないだろうか?
それなのに、子供に「知識」、
親の都合の「技能」、
しかもそれを他人任せで育てるというのは、
その理想から最もほど遠い行為ではないかな?

実は僕はその理想を感じているね。
今日、ある幼稚園で餅つきだそうでご招待された。
僕は腰が弱いから突くのはいやだよ、と言ったらそれでもいいそうだ。
子供たちがたくさんいる場所で一緒に遊べるのは楽しい。
そこだけを見たら最高の仕事を手に入れた。
(注:撮影をしないから仕事ではないか・・・・)

そういう僕は、学校の成績は悪かったよ。
スポーツもまるで駄目な子だった。
高卒の僕は、高校まで何の取り柄も無い子だった。
それが理想の仕事に今、ありついているのさ。
分かるかな? 若いお父さん。

お子さんの特徴をハッキリ掴み取る。
学校の成績のように、他人の子と比べたりしないで、
どうやったら自分の子のその特徴を伸ばせるかよく考え実行する。
そこに親の本当の「愛」があるのさ。
他人任せの子育てにないものだ。
分かるかな?

その自分の子の特徴をよく観察できるいい方法があるんだな。
実は、それも「親子キャンプ」で分かるのさ。
僕が作ったそのハウツービデオをよく見て実践しよう!!
やれば分かるさ。


08/12/4(木)朝 ビデオマンの日記

######ビデオ屋を目指す方へ######

このコーナーは、個人事業でビデオ屋を目指す方のために書き込みます。

今度の土曜日に発表会が重なっていて、
一件を同業者にお願いをする。
その仕込が明日、二件掛け持ちだ。

一人2カメにしたら、もう1カメに戻せない。
こうして仕事が重なったときのリスクがある。
パラ撮りなら、1台は基本的に引き絵だから、
お願いできる方をなんとか手配が出来た。
12月の第一週目に同業者を探すのは容易ではない、一番人気の日だ。

もし、2カメ三人体制にしたら「持ち出し」になってしまうような売り上げだから、
それだけは絶対に回避する。
ここのところの感覚が必要だね。
プロデュースの感覚。

問題は後処理なんだな。
僕の取引先の発表会は、何部かに分けるところが多い。
その二件で、6部になる。
マスターを6枚作らないといけない。
2カメだから、×2ね、キャプチャーが。
キャプチャーだけでも大変だ。
全部年内納期。
HD に直接録画は、欲しいよなぁ・・・・・

「年内」というと聞こえはいいけど、
幼稚園の場合、今年はたいがい19日には終わってしまう。
平日はアルバム用の取材がほとんど毎日あるし、
デッドヒートの日々になる。

仕事は、
いかに早く、満足度の高いものが提供できるか、
その満足度は、「画質」だけではない。
そこのところが分からなくて「ハイビジョン」だなんて言っているのは、
僕にしたらアマちゃんだ。

ここのところ、「色だし」のデータをとっているので、
試行錯誤の調整値が少しずつ見えてきた。
必死だよ。
たぶん、去年よりは早く調整できると思う。
そうでないと間に合わなくなる。

自分で自分自身に、
「幸運を祈る」

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08/12/3(水)朝 キャンプじぃじの日記

昨日、幼稚園で餅つきの取材をした。
昔ながらのカマドで、薪をくべてセイロを蒸す。
いつからということもなく、僕はその火守りをするようになった。
男の性だね、面白いんだな。
お手伝いで保護者のお父さんもいる。
よく僕の餌食になるんだな。
昨日もそうだった。

そのお父さんは何年か前に、僕が持参した手斧とノコギリで薪割りにハマッタことがある。
昨日もね、何か物欲しそうな顔をして現れた。
「これ、やりたいんでしょう?」
そう僕は言って、それを彼に渡したね。
子供がおもちゃを与えられたように、夢中で作業をしていたよ。
そこで覚えて、今度は自分の子にやらせられるようになれればいいね。

撮影自体は、アルバム用のチョイ撮りだからポイントだけをチョッコッと仕事をするだけだ。
そういう面白いことをしていると、
ときどき撮影を忘れていることがある。
いや、年中か?

その若いお父さんは、僕の言うことをうなずいてよく聞いてくれるので、
昨日は突っ込んで話しをしてしまった。
餌食だね。 かわいそうに。

上の子が男の子でもう小学校二年生だという。
僕は、もうあと1〜2年でお父さんと遊んでもらえなくなるよ、と伝えた。
あとは、ここの書き込みにあるようなことを「説教」しちまった。
もったいないから、子供とたくさん遊ぼう、
キャンプをしようよ、
日帰りのデイキャンプでいいんだよ、
これからの世界は、どんなことが起こるかわからない、
どうなろうと心を強く育ててそれに耐えられるようにしよう、

かわいそうに、本当に僕の餌食だ。
まぁ、子供といい思い出をたくさん作って欲しいな。
本当の豊かさ、幸せはそこにある。


08/12/2(火)朝

#### 「親子キャンプ」ビデオの見方 ####

このコーナーは、「親子キャンプ」のハウツービデオについて詳しく解説するものです。
そのビデオは、
上部の「HOME」→「営業案内」→「親子キャンプ」ビデオ→「総合案内」で概略が見られます。
ぜひご覧ください。
このコーナーは、毎週火曜日に書き込みます。

そのビデオでは、具体的なアクションを見ることができるのですが、
なぜそうするのか、どういう意味なのかが分かりにくいと思いますので、
ぜひここを読んでいただきながら、そのビデオをご活用ください。
そのことでより効果的な子育てになろうかと思います。

<<遊びの進化>> #08

ナイフは、普段から鉛筆を削らせて子供に使い慣らせるといいだろう。
僕の年代では、プラモデルが流行っていた。
だからそれで僕は、細かい工作が得意になった。
子供のうちに身に付けたものはいいね。
だからと言って知識や技能の「詰め込み」に突っ走らないようにね。
子供の様子をよく観察して、その子に合わせた子育てをしよう。

さて、「箸」は最も工作物で簡単だが基本になるから、
いくつも作らせるといいと思う。
ちなみに、僕の子にはこれを教えなかった。
これは、初心者キャンパーにナイフの扱い方を教えるために思いついた。

これがある程度、自分が思うように削れるようになったら、
次に進もう。
「竹とんぼ」は、子供に大うけだ。
ぜひこれを作りたいね。
ビデオでは「もうそう竹」がいいと言っているが「真竹」でもOK。
真竹なら竹屋さんで買える。 ドイトなどでも手に入る。

ビデオでは、羽の断面が分かるようデフォルメして削った。
ちなみにビデオのものは飛ばなかった。
羽の厚みは、3o以下になるよう削ろう。
羽の構造は、飛行機の翼と同じだ。

これについて解説するので子供に教えてあげて欲しい。
断面を良く見よう。
上面を放物曲線、下面は直線にする。
翼の先と終わりまででは、、上面の方が距離がある。
ということは、上面の空気のほうが早く流れなければつじつまが合わなくなる。
事実、上面の方が早い。
空気が下面より早く流れるということは、上面の方が、空気が薄くなるんだな。
ここが肝心だ。
上面の方が空気が薄いのでそちらのほうに引っ張られる。
それで「浮力」が生まれるという仕組みだ。

ここら辺での工作物は、SCC のデイキャンプで実際に作ることが出来る。
SCC のボランティア活動の月に一度のデイキャンプは、
ここのところを若いお父さんと子供に体験してもらって、
若いお父さんに「子育ての面白さ」を味わってもらっている。

SCC の活動の目的をご理解いただけただろうか?

さぁ、次回から次第に難しくなって面白いぞ!

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08/12/1(月)朝 キャンプじぃじの日記

子育てが辛くて、それに耐えられないのが「虐待」になるんだよ。
子育ての本当の方法がよく分からなくて適当に子供に接する。
それが「甘やかし」になるな。
子育てがおっくうで面倒だから金を払って人任せにするんじゃないの?

子供と心を通わせて遊べるのは、小学校四年生ぐらいまでだよ。
万一、それ以上子供とベタベタしていたら、
「親子で依存し合う」という自立から程遠い問題を起こすよ。
そのたった数年が子供の心の成長にどれほど重要なことか、
分かって欲しいなぁ!!

キャンプは、子供のときから親しんでいない限り、大人の方が辛い。
僕は本当の子育てのために実行したね。
すると僕自身に「子育てに耐える力」が付いたんだな。

子供をキャンプに連れて行って、
苦しいのはむしろ親の方だということをよく見かけたね。

よく考えてみて、
だからこそ子供の心を強くできるのでしょう。
その辛さ、苦しさ、を親子で一緒に乗り越えてみたら?

やれば分かるよ。
「甘やかし」がいかに子供によくないかが!

親子キャンプを実行すれば、
親も成長する。
若いお父さん自身も「子育てに耐える力」が付くと思うよ。
たくさんやれば分かるさ。
だから、実行あるのみ。


08/11/30(日)朝 キャンプじぃじの日記

'78年、杉田二郎の「 ANAK (息子)」という歌がある。
夫婦に男の子が産まれて幸せだったこと
次第に気難しく育っていったこと
悪の道に走ってしまったこと
後は悲しむ毎日・・・

僕の上の子の子育てをそのまま描いた歌詞だ。
昨日何回も聞いてしまった。
歌では、原因不明で終わるが、
ハッキリしている。 甘やかして育てた悲劇だ。
甘やかして育てると「心の成長」が極端に遅い、つまり幼稚な大人に育つ。
それが「うつ病」へと向かう人と「不良」へと向かう人になる原因だと思う。

今この日本の最も恐ろしい病原菌は、「幼稚」だと思う。
さぁ、若いお父さん、
僕のようにざんげの日々を送りたくなかったら、
子供を連れて今日、フィールドへ出陣だ!!


08/11/29(土)朝 キャンプじぃじの日記

僕が子育てのための本格的なキャンプを始めたのは、比較的最近だ。
末っ子が小学校5〜6年生になってからだ。
僕が46才ぐらいだったろうか。

それまでは、末っ子がカブスカウトだったので、
民宿を使った「舎営」をしていた。
この「舎営」では、テント、タープ、を張らないのでリーダーも楽と言えば楽だったかな。
しかし、その分、
大自然を使っていかに面白くプログラムができるか、
本当に頭をひねったね。 そこが難しかった。

若いお父さんも、
子供がおおむね小学校四年生ぐらいまでは、
しっかり「デイキャンプ」をやりこもう!
そして、屋外ならではの活動を考え、
それをコラボレートしよう!
「虫捕り」「ハイキング」は必ずやって欲しい。

さて、ロープワークは、カブスカウトのリーダーになってすぐ覚えなければならなかった。
最初の結びは、「もやい」「巻きむすび」だっただろうか・・・
頭から湯気が出そうになったね。
若いお父さんも、子育てのために覚えないとね。

順調に子供が育っていくと、
だいたい小学校5〜6年生ぐらいでお父さんとあまり遊ばなくなる。
友達と遊ぶことが断然多くなっていく。
そうなるのは重要な育ちだ。
そこで、若いお父さん、
そのタイミングで「デイキャンプ」から「本格的なキャンプ」にグレードアップするんだな。

年間の回数は少なくなるが、その「質」を高める。
末っ子はもう高校二年生だから、
「キャンプ遊びの有意義性」を訴えることでモチベーションを上げているね。
この年齢では一切干渉しない。

こうして年齢にあわせて、
本当の自立に向けて育てていこう!
それにしても、年とってから冬のキャンプは結構辛いよ、僕自身がね。
現場でよく風邪をひく。
子供は、へっちゃらだ。 僕のその頃より心が強いと実感するな。
それでも子育てのため、僕は今でも頑張るぞ!

若いお父さんもこの休み、繰り出せ大自然へ!!
子供にお父さんのその実行力を見せつけてやろうぜ!


08/11/28(金)朝 キャンプじぃじの日記

前回の SCC のデイキャンプでお父さん二人に竹と紐でテーブルの工作をしていただいた。
そのときにそのテーブルのミニチュアを見せたのだが、
「天板」の張り方を、縦、横、逆にしてしまった。
もちろんそれを見て作ったお父さんたちは、
最後の天板がうまくいかなかった。

そこで、今、仕事の谷間なのでそのミニチュアを作り直した。
ミニチュアでも部品点数は実物と同じだし、
その天板も竹から削りだして付け加えなければならない。
ほぼ実物の工作と同じ時間がかかる。

それはだいたい二時間かかった。
「竹ハウス」の改良バージョンの試作は、
どのぐらいかかったと思いますか?

公園へ朝9時に着いて、
撤収で倉庫に資材をしまったのが夕方の4時ごろ、
もう暗くなる寸前だった。

「こうしよう」と思って即実行できるかどうか。

「実行力」

これは大いに心の強さに関係があると思う。
それを観察をするのに僕には丁度いい被写体がある。
中学のときからの友人でうつ病で苦しんでいるヤツだ。

こいつを良く観察をすると、
30才代で「反抗期」を迎えていた。
「心」の成長が15年遅い。
欲しいものは、何でも苦労なく与えられるという極端な甘やかしの子育てでそうなったのだろうと考えられる。
これがうつ病になる根本になっていると思う。

若いお父さん、
甘やかしの子育ては悲劇を生むよ。

そのあと、大学、就職、となるのだが、
どうも僕が見る限り「やる気」が弱いと思える。
しかも「持続」ができない様子だ。
今では、気楽な遊びでも、誘っても腰が重い。

何の不自由も無く、気楽で楽しいという子育ての悲劇を、
僕は目の前で見ているんだな。

うつ病は「実行」できない心の病気、そう言えるのではないだろうか。
子育てのために「キャンプ」がいいということは、
ボーイスカウトだけが言っているのではない。
コイツのおかげで読んだうつ病に関係した本、
ゲームが子供の心に悪影響があることを訴えている本、
うつ病とは違う「ニート」について書かれた本、
けっこういろいろな本に、

子育てにキャンプがいい。

と訴えていることに気付いたね。
何がいいのだろうか?

自然の厳しさを体験し乗り越えること

自分のことは、自分でしない限り生活できないこと

地べたに寝て辛いこと

そういう「気楽」「快適」ではない環境の中に、
なんとか明るく愉快に過ごそうという気持ちを自ら起こす。
ここに心が強く鍛えられるのではないだろうか、と思う。

若いお父さん、
子育てにキャンプがいい、
そう分かっていても、ついおっくうになっていないかな?
ちょっと辛いからなぁ・・・

それはヤバくない?
プチうつ、だよ。

僕は自分の子育てではなくても、
工作物のミニチュアに2時間かけるし、
竹ハウスの改良に一日費やしたし、
月に一回、デイキャンプで若いお父さんに子育てのヒントを訴え続けているよ。

実行力

子供にこれを教えるためには、
若いお父さん自身が、

実行

だよね!!


08/11/27(木)朝 ビデオマンの日記

######ビデオ屋を目指す方へ######

このコーナーは、個人事業でビデオ屋を目指す方のために書き込みます。


この間の小学校の合唱は、再編集して
今の六学年が一年生のときからのものをピックアップしたものを卒業記念品にする。
そのチェック用DVDを昨日、学校へ持って行った。

今年度、前年度のものは、PCで色調整してあるからそこそこ綺麗だ。
しかし、問題なのはそれ以前のものだ。

三年前、四年前は、PCだったが、初期の「ラプター・エディット」で処理している。
このソフトで、3カメを混ぜている。
テープに一度書き出して「やりくり」して作ったのを思い出した。
パラ撮りのタイミングは、ナント、「絵」で合わせたものだ。
目をこすり、こすり、大変な作業だった。
アナログ・スイッチャーが壊れたのでしょうがなかった。

五年前、六年前は、アナログ・スイッチャーで4カメだった。
3バスラインだったので、「丸ワイプ」でところどころに指揮者を子画面で入れている。
このころは、4カメ・3人体制で撮っていた。
(2台は無人、1本は引き絵、もう1本はMC)
スイッチャーのあの感覚が懐かしい。

さて、問題とは、色補正が出来なかったということだ。
カメラからの信号は、Hパルスと位相しかTBCで合わせられなかった。
これは今でも「一般業務用」ではそうだ。

だけど今、全学年を見ると、
三年前以降は色がバラバラであることが目立ってしまう。
そこで、今のPCソフトで当時の映像を補正する。

4カメのものは、タイムラインに同じものを並べる。
そしてそれぞれのタイムラインでそれぞれのカメラを想定する。
それで波形モニで輝度、彩度、を調整した。
あとは、CUT/OL を絵のとおりに合わせれば出来上がりだ。
「ラプター・エディット」で作ったことを思えばたいしたことはない。

それにしても、今こうして補正処理すると、
当時のものは本当に色がバラバラだったね。
ホワイトバランスは、そこそこ撮りで合わせって合っているので調整しなかった。
もしずれていても、今のソフトでは簡単に補正できる。
すごいね。 驚きだ。

−−−−−−−−−

今度、その次の日曜日には、幼稚園での発表会がある。
1件が重なっているので同業者にお願いする。
仕事で難しいのは、この仕事が重なったときだ。
なるべく例年通りになるようお願いしても、やはり難しい。
これは逆で僕が手伝ったときでもやはり難しい。

だからこれを職業にするときには、

同業者の手伝いが出来ること

自分の仕事を手伝ってくれるブレーンを持つこと

これが必須科目となる。

ところが、「個人事業のビデオ屋」は、
使う機材にしろ技術力にしろバラバラなのが実情だね。
そういうことで、ここのコーナーの書き込みは、
放送ではないところの「一般業務」でのスタンダードに参考にしていただければとも思う。

まだ商品化の目処もたっていない「ハイビジョン」※に夢中では、
現時点で職業にならない。
そうではなく、もっと NTSC でのスタンダードを確立するべきだと感じるな。

そういうことで、この仕事では、
カメラは、小さい1/3CCDで十分だろう。
現場スイッチングではなく、
パラ撮りPC処理で、「色」を補正する。
ここらへんがポイントになると思うな。
それと「子画面」かな?

※ ブライダルやアダルトの一部では商品化しているらしい。
  だが、幼稚園・学校関係、舞踊・その他舞台関係、パソコンで再生のVP、
  現実的には、NTSC が依然主流だ。
  それより、今まで1カメだったものを2カメにした方が訴訟力がある。
  そうなるとこの「色」の具合が問題になると思うね。

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08/11/26(水)朝 キャンプじぃじの日記

昨日は、一日 off っていたので、
SCCオリジナル「竹ハウス」の大幅改良バージョンをいつものグリーン・パークで試作してみた。
GOOD だね、かなりいける。

末っ子の冬季キャンプの計画書、下見、がなかなか上がってこない。
今、高校生の末っ子がしているキャンプは、「ソロ」だ。
僕は資材運搬と危機管理のために同じ現場へ行くが、
子供とは別々のテントでしかもなるべくサイトを離している。
一切干渉しない。

この間の感想に「アウトドアーは好きではない」とあった。
これをどう読むかだ。
「言葉」通りの意味ではないと考えている。
前回、前々回、と東京のキャンプ場を選んでいる。
それは、「きらびやかな」「女」あたりが深層心理で欲しいということだろうと思っている。
それに対して山の中は、つまらない、ということだろう。
「竹ハウス」は、路上生活者の「ブルーシート」と見た目が違わない。
女を手に入れたいのに「みっともない」からいやなのだろうと推測した。

そこで今回は、
キャンプなのだから「大自然の中」、
「竹ハウス」ではなくてもいい、家にあるキャンプ用品のどれを使ってもいい。
ただし、いつもの通り自転車で移動し、もっと遠くへ行け。
と、条件を付けた。

柔道で県大もあったから、泳がせているが、
今までとはガッラっと変えてソフトタッチで計画書の催促をしようと思う。
なぜソフトタッチかというと、
それは最近、末っ子の「心の成長」で重要な分岐点に来ているからだ。

まぁ、そんなこんなで次回のキャンプは僕が「竹ハウス」になりそうなんだな。
「隙間風が入らない」「雨も吹き込まない」「もっと簡単に建てられる」
それでいて今までより堅牢。
これが今回の改良バージョン「竹ハウス」だ。
さっそく次回12月のグリーン・パークでのデイキャンプでお披露目して、
冬季キャンプで実戦配備だ。
なんか、楽しみになってきたね。
あとは、末っ子のモチベーションを上げればいい。

子育てでは、こうして子供の心理を読むことが出来るようになれるといいね。
子育ての難しさの一つだ。
若いお父さん、頭をかいていないで、トライ!!

子供の発言の奥の意味を探れるようになろう!


08/11/25(火)朝

#### 「親子キャンプ」ビデオの見方 ####

このコーナーは、「親子キャンプ」のハウツービデオについて詳しく解説するものです。
そのビデオは、
上部の「HOME」→「営業案内」→「親子キャンプ」ビデオ→「総合案内」で概略が見られます。
ぜひご覧ください。
このコーナーは、毎週火曜日に書き込みます。

そのビデオでは、具体的なアクションを見ることができるのですが、
なぜそうするのか、どういう意味なのかが分かりにくいと思いますので、
ぜひここを読んでいただきながら、そのビデオをご活用ください。
そのことでより効果的な子育てになろうかと思います。

<<遊びの進化>> #07

キャンプというと「バーベキュー」を思い起こす方が多い。
それと「アウトドアー・クッキング」だね。
確かに調理は、工夫の力がつくものだし、うまくいけば、うまい。

もちろん、だからデイキャンプの始めに「調理」をしていただいた。
ただ肝心なことは、「子供にやらせる」ことだったね。
そこが「子育て」になることを覚えていただけたかな?

さて次は「工作」だ。
その一番最初に使って覚えて欲しいのが「ナイフ」だ。
これから工作をするのにあたっていくつか注意がある。

@ レジャーシートを敷いてその上で工作をする。
            (削りかすを散らかさない)
A すべての工具は怪我の危険がある。
    必ず救急用品を準備する。
B 工作に限らずアウトドアーでの活動は「自己責任」が原則だ。
    怪我の無いよう、危機管理をお父さんが行い、
    しかもそれを子供に教えよう。 重要な教育だ。
C 万一怪我をした場合、その程度によるが、応急処置でいいものだったら、
    子供に処置をさせよう。 その仕方を子供に教えよう。 
    これも重要な子育てになる。
    むしろ時々軽い怪我を体験したほうがいい。

以上の点をしっかり頭に入れて、さぁ作るぞ!

§1 マイ箸でエコ

箸の材料は、「もうそう竹」の肉厚のところを手に入れよう。※1
「竹屋」さんで売っているのは「真竹」で肉厚が無い。
どこか地方に行ったときに、例えば民宿とかで裏山にあったら断りをいれてもらう。
そういうルートを作ろう。
夏に「流しそうめん」をやるときにも重宝するよ。
もうそう竹の「節」に注目して欲しい。
白い粉のようなものが付いているのはまだ一年ぐらいの若いものだ。
それを切ってはいけない。
僕のように少し枯れかかっているのがあったら、それをばっさりと・・・
ウ、ウゥ〜〜〜。

青竹でも節が黒くなっていればOK。
切る時期は、本当は、11月が一番いいそうだ。
しかし、いただく都合もあるだろう。

竹を倒すのも子供に手伝わせよう。
まずのこぎりで竹の根元にやや斜めに切り込む。
だんだん切れてくると、のこぎりの歯が竹の重さで引きにくくなる。※2
切り口が広がるように竹全体を手で押そう。
2/3ぐらい切れたら一度のこぎりを外す。
静かに押していた手をどかす。
そうすると竹は自分の重さで切り口に傾く。
ここらへんも子供によく見させよう。
そうしたら、反対側から竹を切っていく。
こうして竹が切れたら、
安全な場所にそれを移動させる。
この時に根元を前に引きずって持っていく。
そうとうの力仕事だ。
この時にロープワークができたら、竹にロープを巻きつけて「綱引き」の要領で竹を運ぶと上出来だね。
さぁ、横たわったもうそう竹の枝を払おう。
枝を手で押さえて、ナタの背、歯の反対側で竹本体と枝の根元に向けて思いっきりたたくように当てる。
「歯」で切るのではなくナタの背で枝の根元を大股開きでもぎ取る感じだ。
慣れると面白い。
細い枝はぜひ子供にも体験させよう。

丸裸になった竹を適当に切って持ち帰る。
ここまでは前準備だ。
若いお父さんの中には、運動不足で筋肉痛になる方もいるだろう。
僕はそういう一人のお父さんだった。
切りたての竹は2週間〜1ヶ月ほど乾かす。


さて、デイキャンプでタープの下、いよいよマイ箸作りだ。
長さは自分の好み、子供は大人より短く、竹をそれに合わせて節の間をのこぎりで切る。
円筒形の竹を立ててナタの歯を竹の上に当てる。
ナタの背に木槌でたたく。
竹が箸の材料になるような幅で割ろう。
必要分、そうして割っていく。

さぁ、ここからが本番だ。
まず材料の竹を「四角柱」になるようナイフで削る。
材料を横から見るのではなく、目線の延長線に竹を沿うようにして見る。
どこがでっぱっているかが分かるだろう。
若いお父さんが率先してそうしていると、
子供には、お父さんが職人に見えるはずだ。
カッコいい! しびれるねぇ・・・

言い忘れていたが、使うナイフは、「小刀」がいい。
左利きの場合、「両刃とぎ」のものを使う。

さて完璧な四角柱に竹が仕上がったら、
おおむね2/3ぐらいを、先に向けてテーパーに削っていく。※3
竹の皮の部分と反対側では、削る硬さが違うだろう。

ナイフは、押して切るのではなく、
ほんの少しだけ引いて切る。
刃物のすべてがそうだが、刃をまっすぐに当てても切れない。
のこぎりのように「こする」ことで切れることを子供に教えよう。
実は、「ナイフの歯」はものすごく細かい「のこぎりの歯」になっているんだな。
「歯は、こすることで切れる」
これがナイフの使い方だ。

さて材料が、「四角柱」から「四角錐」になっただろうか。
正確に削れるようになることが、この工作物の目標だ。
「四角錐」の角を削って「八角錐」にする。
これでほぼ完成だが、先のほうだけ「丸」に削るとプロっぽい。

箸をナイフで削るという作業で、子供にナイフの基本的な使い方をマスターさせよう。
鉛筆を削るのも非常にいい練習だ。

余ったもうそう竹は、
太いところは、「テーブルの天板」に使える。
細い部分は、「水鉄砲」「竹トンボ」にできる。
十分に乾かせば、燃料にもできる。
「青竹踏み」にも使えるね。
節から節までに切って、それを縦に半分にすれば、
「薬味入れ」にもできる。 これは「流しそうめん」に使う手だ。
同じ一節で、中ごろに「マド」のようにのこぎりで開けて、
それで炊飯もできるぞ。 これはかなりマニアックだ。
「お燗」にすると竹の香りがいいねぇ。

※1 SCCのデイキャンプに参加すれば、たいがいあるので差し上げます。
※2 日本ののこぎりは、引いて切れる。 欧米では押して切る。
※3 「テーパー」とはだんだん細くすること。

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08/11/24(月)朝 キャンプじぃじの日記

昨日、仕事でブライダルを撮った。
神前結婚式だった。
式前に神主さんにどこまで撮っていいのかを尋ねる。
一般的には、「祝詞奏上」の後からだが全部撮っていいという。

別にそこまで尋ねた訳ではないが、
なぜだかも教えてくれた。 オフレコだ。
ついでに神式の細かい作法の意味も教えてくださった。
そのときの神主さんは、本物だと分かる。
中には偽宗教家が式をすることがあるんだな。
仏式ではそういうことはありえないが・・・
仏式の結婚式もあるんですよ。

僕はカブスカウトのリーダーをした。
この運動は、「信仰を奨励するわが国唯一の青少年育成運動」であるはずだ。
そのときに、活動で
クリスマスでその意味を子供たちに伝えた。
正月には「初詣」に最寄の神社へ出向いた。
曹洞宗で「禅」の体験を子供たちにさせた。

この運動では、特定の宗教を宣伝してはならない規定になっている。
そこで「カブブック」という教科書のような本にあるようにその三つ巴の宗教を子供たちに体験させた。
目当ては、子供に「宗教」を親しませることにある。
いろいろな宗教があること、それぞれの作法も教えた。
そして、自分の信仰を持つことが大切なこと、
決して他人の信仰の批判をしてはならないこと、

でもそのときの子供たちとは、
それっきりだからもう忘れてしまったことだろう。
たった一人だけ残っている。 末っ子だ。

昨日末っ子が、出来る限り日曜日の午後5時に宗教家のところに行って学ぶようになったと、
僕に言ってきた。
僕は人生で最もホッとできる報告を受けた。
このためにカブスカウトの活動を毎週頑張ったんだからね。

宗教を無視して生きている方には馬鹿げたことだろうが、
それを心の支えにして生きている者にとっては、
これ以上の子育ては無い。
信仰を握り締めて堂々と社会の海原に船出して欲しい。
物や金ではないところの人生の豊かさを味わって欲しい。

末っ子に、
その豊かさの一つがボランティアだよと教えた。
スカウト活動で必ずやる、募金活動、清掃活動・・・
そういうことだったんだよと教えた。
そして今、お父さん(僕のこと)は、戸田の公園でデイキャンプのボランティア活動をしているんだよと教えた。
分かるかな? 若いお父さん、
自ら実践してよい見本を見せて子供にまねっこさせる、こうして子育てをするのさ。


08/11/23(日)朝 キャンプじぃじの日記

「子育ては、ある一線を越すと快感になる。」
僕は、何かの本でこれを読んだ。
確かだ。

子供と一緒に実際に遊ばない限り、こういう気持ちには至らない。
さぁ、若いお父さん、
子供をこの北風の中に連れていって、心を強くしよう!!
実践あるのみ!


08/11/22(土)朝 キャンプじぃじの日記

末っ子は、工業高校に行っている。
そこで製図の授業でパソコンの「 CAD 」というソフトを使ったそうだ。
僕はビデオ屋で「 EDIUS 」というソフトで仕事をしている。
「 Word 」や「 Excel 」は、事務系の仕事で使うだろう。

これら全部「アプリケーション・ソフト」と言うそうだ。
それに対して「起動ソフト」がある。
いくらアプリケーション・ソフトが凄くとも、
起動ソフトが古かったりすると、動かない、働かない。

これを人に置き換えると、
いくら知識や技能といった「アプリケーション」を子供に詰め込んでも、
その子が大人になってうつ病にかかってしまったら、働かない。
ということになる。

パソコンの起動ソフトにあたるものが、
だから子供の心の「強さ」にあたるわけさ。
このことは以前にも書き込んだ。

昔は「年候序列」社会だったが、
今は「能力主義」社会だ。
社会のうねりは大きく変わった。
変わらないのが親の子育て感ではないかな?
「どこでもいいから、大学さえ出せばいい。」
それで子育てをした つ・も・り。
大学がいいかどうかという話しではないよ。
本気で親自身が子育てをするのかどうか、それが問題なんだな。
未だに子供に「アプリケーション」を詰め込む子育てが多いというのは、

親の意識に子育てを人任せにして「気楽に簡単、子育て」で済ませようというのがないかな?

そのつけは必ずと言っていいほど、その子が30才、40才、になってでてくる。
日本では年間の自殺者は、3万人を越すと言われている。
これは交通事故で亡くなる方より多い。
うつ病だから自殺をするとは限らないが、自殺者のほとんどはそれを患っているという。
うつ病だけではない、ニートや引きこもりも含めると、
「働かない人」は、信じられないような数字になる。

よく働く人、元気良く働く人、
そう育てるためには、
だから子供の心を強く育てなければならないんだな。
ここらへんの関係を若いお父さん、よく理解して欲しいなぁ。
これからの社会を堂々と子供が生きていくためには、

家庭教育でお父さん自身が子供の心を強く育てる。

これがいかに重要か、ここで訴えているんだな。
分かって欲しいね。


08/11/21(金)朝 キャンプじぃじの日記

この間、末っ子が柔道で県大に出させてもらった。
中学三年のときには、受験できる高校が無い子だったのが、
こうして今充実した高校生活を送れている。
高校一年生では、学力最下位だったのが、
二年生になって真ん中ぐらいの順位だそうだ。

この子は、学習障害ではないがその傾向がある。
だから、
「緊張する→覚えられる」ということが分かるまで時間がかかったが、
少しずつそれが出来るようになっていった。

このことを僕自身が見抜いて対応するためには、
そうとう子供を観察し、特徴をつかまないとできない。
初心者パパでは、まず無理だろう。
だから、「障害」の有無だけではなくその「傾向」があるかどうか、
それを若いお父さんが知るためには、

ともかくまず自分の子をなるべく客観的に観察をすること。
心理学を学ぶといいと思う。
専門家のアドバイスを受け指示を実行すること。
素人療法は非常に危険だ。(自分勝手は確実に失敗する)
絶対にあせらないこと。

学校の成績が仮にトップだったとしても、
何らかの障害を持っていることがある。
「心」の育ちと「暗記」は、まったく関係が無いと言えるほど違うものだ。

小学校に入ったら、その子の特徴をお父さんが把握しよう!

それができて初めてその子に合った子育てができる。
心無い雑誌が、「いかに有名私立」に受験できるか、
そんな馬鹿げたことをあおっているが、それに踊らされてはいけない。
「知識」に強い子は、一部の子だけだということを覚えよう。
偏差値的には、平均の半分未満が国民の半分いることを知っておこう。

人生は「知識の量」ではないよ。
「心の育ち具合」が豊かな人生の基礎となるんだよ。

このことが難しいかな?
これをハッキリ理解して子育てを実行することができるかどうか、
そこに父親の愛があると思うね。
母親は、学校の成績しか理解できないことが多い。

さてそれでは、「心を強く育てる」ためにはどうしたらいいのだろうか?
その具体的なアプローチが「親子キャンプ」のハウツービデオにあるんだな。
これをぜひ参考にしてその子に合った子育てをしよう!!

末っ子は県大で鼻にひびが入る怪我をしてきた。
僕は、
「怪我をして痛い思いをしたときに、生きるのが当たり前でないことが分かるよな。」
そう教えた。

親子でハイキングをして子供が、
「疲れた。」
と言ったらこう教えよう、
「良かったな、疲れるっていうことは生きている証拠だ。 良かった、良かった。」
たいがい子供は意表をつかれてキョトンとするよ。
面白いから試してみて。
これは僕がカブ隊をやっているときの常套句だった。


08/11/20(木)朝 ビデオマンの日記

######ビデオ屋を目指す方へ######

このコーナーは、個人事業でビデオ屋を目指す方のために書き込みます。

そのインタビューを撮ったらすぐPCにキャプチャーする。
そしてそのシーンを編集する。
それを幼稚園に持っていってチェックしてもらう。
撮影にいなかった子はもちろん、やり直しの子をリストしてもらって、
日を改めてまた撮りに行く。

こうして全部の子を撮っていくわけだ。
中には長期欠席の子、お話しのできない子、と
撮影が困難なこともある。 そこをどうにかして撮るのが仕事だ。

インタビューのマイクを先生に持ってもらうのだが、
子供が首を下げてマイクに口を付ける子の対応策を最近編み出した。
こういう子は、「顔をカメラに向けて」と言っても、
マイクに口を近づけることに注意が集中していて、
無理にそれを指示すると泣き出す恐れがある。

そこでそういう子はとりあえず後回しをして、
最後に「ピン・マイク」をその子に仕込んで撮る。
これだったら子供がマイクを意識しないので面白いように撮れる。
これは、けっこうプロテクになるよ。


さて、この次の土日には久しぶりにブライダルだ。
僕はあまりこれが好きではない。
同業者の手伝いだからしょうがない。
駆け出しの頃は、ほぼ毎週のように撮っていた。
何年ぶりだろうかねぇ・・・
いきなり二日連荘だ。

小さいカメラが指定されている。
どうやら「オサエ」無しでいいようだが、
そういう仕事をしてこなかったので何か落ち着かない。
三脚にあるフックに「オサエ」用のカメラをぶらさげてそこにアナログYCで信号を送ることにした。
このスタイルは、この間の幼稚園でのインタビューでもやった。
便利だ。

そういうことだからカメラライトも無しでいいらしい。
こちらは、12v-50w のバッテラを用意することにした。
来賓にインタビューを撮るのが今ではスタンダードになっているらしい。
高砂にバックライトがあって、それが昔の金屏風のように輝度100%を越すようだ。
今ではたいがい DVD-R での納品だからいやがおうでもPCにキャプチャーするのだから、
そのときに輝度を調整すればいい。
だけど、その同業者は僕と同じソフトを持っているけど、
使ったことが無いからできないそうだ。
もっとも、輝度が上がりすぎても今の液晶テレビではブラウン管と違ってちゃんと写るんだがなぁ・・・
(ブラウン管では、AGC回路でそういう絵は、真っ暗になってしまう。業務用モニターでは輝度を越しても表示する)

そのバックライトの照かりをフレームで切って撮れという。
ブライダルは神経を使ってくたびれるからいやだよ、本当に。

ところでブラウン管で思い出したことがある。
この間、二つの発表を立て続けに撮ったときのことだ。
一件が終わってすぐ次の仕込みをした。
僕には、業務用のモニター(ブラウン管)が二本あるが、
その二本とも仕込んでしまった。

最初の一件を編集しようとして、モニターが無い、お粗末。
そこで初めて、PCモニターで編集してみた。
「色味」がまったく分からない!!
液晶モニターに慣れればできるのかも知れないが、
波形モニ、ベクトル、だけでは最終的な色が僕には分からない。
勘でやってみたけど、結局、ブラウン管のモニターでやり直したよ。

どうやって液晶モニターで色を判断できるのだろうか?
ここのコーナーは、たぶん、同業者が読んでいるだろうから、
たまには、それを教えてください。 よろしくお願いします。

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08/11/19(水)朝 キャンプじぃじの日記

昨日、仕事で幼稚園の子供に「大きくなったら何になりたいの?」といったインタビューを撮りに行ったときのことだ。
かわいい女の子が、
「ビデオマン、わたし大きくなったら結婚してあげるね。」とオフレコで話してくれた。
僕は胸に手を当ててバタバタさせながら、
「わお〜、ドキドキするなぁ」
その子
「ドキドキしなくてもいいのよ」
だってさ。
女の子はこんなに小さくても"おませちゃん"だね。

モンスター・ペアレント、略して「モンペ」と言うそうだが、
すっかりそのおかげでこの仕事に嫌気がさしていたけど、
やっぱり、止められな〜い!

結婚ね、だけどね、あと20年も僕が生きているかね?
ちょっと難しいかもね・・・・
結構僕は単純な男さ。


08/11/18(火)朝

#### 「親子キャンプ」ビデオの見方 ####

このコーナーは、「親子キャンプ」のハウツービデオについて詳しく解説するものです。
そのビデオは、
上部の「HOME」→「営業案内」→「親子キャンプ」ビデオ→「総合案内」で概略が見られます。
ぜひご覧ください。
このコーナーは、毎週火曜日に書き込みます。

そのビデオでは、具体的なアクションを見ることができるのですが、
なぜそうするのか、どういう意味なのかが分かりにくいと思いますので、
ぜひここを読んでいただきながら、そのビデオをご活用ください。
そのことでより効果的な子育てになろうかと思います。

<<遊びの進化>> #06

「初級編」では、お父さんに「子育て」について考えていただいた。
子供の「心」は、
ほったらかしで育つものではないということを認識してもらえれば幸いだ。

子供の心は、「手入れ」をして初めて強く育つ。

決して自動的に心が強くなるものではないということを分かって欲しい。
このことをお父さんが認識してもらえるのなら、
このビデオで一番言いたいことの90%が伝わったことになる。
あとは、技術的なことばかりだ。

さて、デイキャンプを何回もやっていれば分かると思うが、
暑さ、寒さ、強風、雨、
そういった自然の厳しさに子供が平気になっていくと思う。
つまり、「耐える力」がついてくる。
これが「強い心」になるというわけだ。
部屋の中だけで育てられたらいかに子供が貧弱かが理解できるだろう。
想像して欲しい。

鳥籠の中で餌を安全にもらって飼われているのと、
天敵に襲われそうになりながらも大空を思いっきり羽ばたく鳥とどちらが強く生きているか・・・・

「人」もこの自然界に生きる動物なんだ。
キャンプをたくさんやればそれが分かってくるだろう。
コンクリートの箱の中だけで子供を育てる、
それがどういうことなのか、若いお父さん、考えてみて。

さて、デイキャンプは、
むしろお父さんの方が辛かったりする。
僕もそうだよ。
これは、子供の方が順応性が高いという証拠だ。
このことでも「心を強く育てる」意味が感じられるだろう。
いかがかな?

この「遊びの進化」はどちらかと言うと、
肉体的な「耐える力」ではなく知能的な「工夫」がテーマだ。
だから屋外ではなくてもできる。
だけど、アウトドアーでやろうね!
お願いします。

デイキャンプに他の遊びを組み合わせて活動をしただろうか?
「遊び」をクリエイティブできるようになっていこう!
特に、「虫捕り」と「ハイキング」は必ずやって欲しい。
そういうことを目指して欲しい。

その上で、「遊びの進化」について考えていこう。
ここでは、まず基本的な工具を使って次第に扱い方が上手になることを目指そう。
その一番最初に覚えて欲しいのが「ナイフの使い方」「扱い方」だ。

このナイフだが、刃渡りが60o以上は、「銃刀法違反」になることを知っておこう。
「包丁」だってむやみに持ち歩けば立派な「銃刀法違反」だよ!
信じられないような本当の話だ。
他に、ナタ、斧、だって60o以上あれば「違反」だ。
馬鹿げた法律だが、これがあることを知っておこう。

そういうことで、刃物の保管、管理、は必ずお父さんがやろう。
移動などの際には、人の目に入らないようザックの奥にしまう。
これが基本だ。

次回からいよいよ技術に入ろう。

※ ザックの奥にそれらをしまっていても、
  例えば「一斉取締り」で車からそれらが出てくると、
  銃刀法違反で捕まってしまうことがある。
  馬鹿げた法律だが本当にこういうことがあるので十分に注意を。

※ アウトドアーで心が強くなるというのは、一般論です。
  そのほかに、子供が耐える体験、
  たとえば、病気、
  インドアーでも剣道などのスポーツ、
  そういった「乗り越える」ことを子供が実行すれば、
  「耐える力」が身に付きます。
  だからと言って、机にしがみついて「知識の詰め込み」が、
  子供の心を強くできるかというと、そうでもないことが多い。
  そういうことで「屋外」であることの方が、より効果的だろう。
  このことは実際にキャンプで子育てをすれば実感できると思う。

###########################


08/11/17(月)朝

###### Snowmen Camp Club ######

08/11/16(日) デイキャンプ実施

毎年11月の第三日曜日は、戸田のマラソン大会で道満グリーンパークが賑わう。
昨日も盛大だった。
それに参加する人たちの中には、
ついでにそこでデイキャンプも楽しむことがある。

昨日は、時より小雨。
だから若いお父さんと男の子を目当てにしたわれわれの活動は、
ボーズだろうと思っていた。

ところが、その遊び心の旺盛な親子二組が、
われわれの「竹ハウス」のまん前で「傘」でデイキャンプを始めようとした。
「飛んで火にいる夏の虫」
当然のことながら、雨宿りにご招待をした。

そして今回初めて、二人のお父さんに、
工作物でセットにしてある「竹と紐で作るテーブル」に挑戦してもらった。
「今日はなんでこうなるの?」という人生の不可思議にクビを傾げながらその二人のお父さんが共同でテーブルを作った。
そのお母さんが、お父さんの記念撮影をしていた。
お母さんと子供にはいつもの通り「枝ハンコウ」を作ってもらった。

ダッジオーブンで僕は「焼きリンゴ」を作って振舞った。
古い友人は、「焼きカボチャ」を作った。
お母さんたちが、「うまい」というより「珍しい」ので喜んでいたね。

そういうことで、昨日は予想外に「若いお父さんに子育てを伝える」
という活動になってしまった。
夜、古い友人とおばば、末っ子と愉快に打ち上げをした。

ただロープワークだけを教えるより、
こうして実際にテーブルを作ってもらったほうが、インパクトがあると思うね。

########################


08/11/16(日)朝 キャンプじぃじの日記

今日は、Snowmen Camp Club のデイキャンプ実施日だ。
もう三年以上活動をしてきた。
高校時代の古い友人が昨日も活動の確認の電話をよこしてきた。
雨で中止にしたのは、
三年間でこの間の8月だけだと言うのに、信用を落としたかね。
中止にしたリスクの大きさにビックリ、たった1回でも・・・

僕と古い友人、そしておばばと、三人で活動してきたけど、
もちろん、「若いお父さんに子育てを伝える」という志があるけど、
実際のところは、それほど気負っているわけではない。
三人とも楽しんでやっている。 だから続いてきたのだと思うね。

人のために何か自分で出来ることが、
人生の心の底からの喜びだな。
この感覚は、たぶん、自分の子育てで養われてきたように思うね。

自分の欲望のままに生きるのとは、まったく違う価値観があるんだな。
贅沢、豪華、を自慢するのが喜びの人を気の毒に思う。
心がさびしい、そういう人は。
しかも、そういう人に育てられる子もかわいそうだ。
「愛」の代わりに「物」で心を満たそうとしている。
気の毒だ。

さぁ、天気に関係なくデイキャンプをしよう!
われわれも元気良くタープを張るよ!

言うだけではなく実行するよ!!

自分でできる小さなボランティア、
これも子供たちの心にインプットしていきたいね。
さぁ、若いお父さん、
お子さんの心を強く育てよう!


08/11/15(土)朝 キャンプじぃじの日記

ビデオ編集専用のPCをデフラグで整理していたら、
何に使うわけでもない映像がでてきた。

この間、末っ子が中学三年のときにカブスカウトで頑張ったビデオを見せて励ました話しをしたが、
ナント、そのときの様子をビデオで撮っていた。
僕が酔っ払いながら励ましている。
それがでてきた。
ビデオ屋の性だね。

もうかわいくはない高校生の末っ子にそれを見せた。

モニターに今よりは少しはかわいい中学生の末っ子が写っている。
頭の毛が爆発したように立っている。

そのモニターの中にモニターが写っていて、
そのモニターには、かわいかった小学生の末っ子が写っている。

僕は20年以上前に、四人の男の子のうち次男のビデオを撮って、
そこにBGMを付けたら、それがかわいくて、かわいくて、
会社から帰ってきて毎日そのビデオを見た思い出がある。
そのビデオで僕は、ビデオ屋になる決心をした。

昨日、小学校、中学校、高校、の末っ子の姿を一辺に見ていて、
20年前とは違う、何て言ったらいいのだろうか・・・
思い出のこのビデオの魅力に捕りつかれたね。
何にも編集されていないこのビデオ、
ただ写っているだけのこのビデオ。

この感覚はいったい何だろうか? 不思議な気分。
あぁ、この子だって、あんなにかわいかったのになぁ・・・
本人の前で何回もそうため息をついた。

昨日は県民の日で末っ子がいたわけだが、
玄関の前でまた、8石の炊飯訓練をした。
もうかわいくはないと言っても、まだここにいるだけでもいいか。
あとたった一年ぐらいでこの子も巣立っていくのか・・・
人生なんて、あっけないね、本当に・・・


08/11/14(金)朝 キャンプじぃじの日記

小学校での様子を聞いた。
自治体、学校によって違うだろうが、
そう願っているが、

男の子を「君」付けで呼んではいけないそうだ。
全員「さん」で呼ばさせるとか。
呼びつけは「いじめ」?
あだ名はご法度。
消しゴムを投げるいたずらは、「いじめ」だって?

多少の喧嘩で子供同士切磋琢磨することこそ本当の「子育て」だ。
それを子供の世界に「社交辞令」を持ち込む馬鹿親がいるとは、
僕は本当に腹立たしい。

皇室の真似っこなのかねぇ?
末っ子が小学校のときには、
そんな馬鹿げたことはなかったと思うが、
小学校の先生も「モンスター・ペアレント」の猛威に晒されて萎縮している様子だ。
幼稚な親が教育現場を荒廃させているらしい。
大変なことになってしまっている。

「家付き、カー付き、ばぁばぁ抜き」
という言葉を大流行させた年代に育てられた子が、
僕らの年代だ。
そういう人生のわがままを受け継いだ親に育てられた年代が今、親になっている。
ますますひどい自分勝手が多いのだろう。

個人主義と、自分勝手と混同している人がいる。
個人主義は、本当の「自立」が前提で自分の責任で自分の描く人生を送るという意味だ。
「自分勝手」は、すべてにおいてデタラメだよ、超自己流

デタラメな子育てが多いから、とんでもない子供の事件が起こるんだ。
子育ての基本を無視した自己流、これが最も危険だ。
ここのところを良く考えよう!!
人ごとではないよ、若いお父さんのお子さんの行く学校かも知れない。

その小学校は、少数派であって欲しい。
若いお父さん、
子育ては、

かわいい子に旅(命がけの)をさせろ

鉄は熱いうちに打て

日本舞踊の「親子連獅子」

だよ、子供は鍛えなければいけない。
貧弱に育てるな!
それと虐待はまったく違うことだ。
虐待は幼稚な親が子育てに耐えられなくて起こす問題だ。
「鍛える」ことと「虐待」を混同している。
実に馬鹿げたことが堂々と教育現場で起こっている様子だよ。

腰抜けだらけの日本人にしてしまったらこの国はつぶれるぞ!
その兆候はあるでしょう。 
日本のトップリーダーであるべき人たちの情けない退陣、
貧弱以外なにものでもないと思うね。
外国人はそれをどう見えているのだろうか・・・・
腰抜け・・・・
とんでもないことだ。

小学校がもしそんな調子なら、やはり、
「自分の子はお父さん自身で育てる」ことをして心の強い子を育てよう!

今度の日曜日は雨でも、
Snowmen Camp Club のデイキャンプを実施するぞ。
そういうちょっと辛い環境こそ子供の心が強く育つものだ。
もう分かるよね、若いお父さん。


08/11/13(木)朝 ビデオマンの日記

######ビデオ屋を目指す方へ######

このコーナーは、個人事業でビデオ屋を目指す方のために書き込みます。

今まで仕事で使ってきた機材は、「一般業務用」だ。
それに対して「放送規格」というのがある。
信号自体は、「低域変換」と言ってアナログ信号自体「圧縮」された「一般業務用」だが、
今のPCソフトでは、「色調整」は、放送規格に近い調整ができるようになった。
ここまでできて「Hパルス」が調整できないのはなぜだろうか?
それは「一般業務用」でもできる調整なのにね。

まぁ、出来ないものはしょうがないから諦めるとして、
「色調整」は、お陰で勉強のし直しだな。
教わる人もいないので試行錯誤をしている。

今回、2件の発表会の色調整値を例として紹介しよう。
PCソフトは、EDIUS ver-4 だ。

2カメ、舞台
カメラ
KY27   Y:255.254/20.0 U:233.255/18.0 V:236.255/14.0
       C:4 B:9 O:-6 Hue:0
100B   Y:255.255/0.50 U:239.255/16.0 V:248.255/3.0
       C:-24 B:0 O:-4 Hue:-3.5

3カメ、体育館
KY27   Y:255.255/20.0 U:231.255/23.0 V:242.255/12.0
       C:0 B:-7 O:-13 Hue:-0.4
100B   Y:255.255/2.0 U:242.255/11.0 V:240.255/12.0
       C:0 B:-1 O:-8 Hue:-1.2
100B   Y:255.254/1.0 U:246.255/7.0 V:245.255/7.0
       C:0 B:-6 O:-7 Hue:-1.5

※ これは、CBだけの調整値です。
  「生絵」の調整は、さらに「カラーレベル」でやりましたが、
  紙面の都合で端折ります。

100BのMiNi-DVフォーマットは、音声がずれるので、
DSR-20 DV-CAMにYCで信号を入力して、それをDV出力したものをPCでキャプチャーをした。
このことでリアルタイムに「MiNi-DV」を「DV-CAM」に変換できる。
ただしタイムコードはなくなる。
音声の波形でタイムラインを合わせた。
そういうことですべてケーブルを介するので位相がずれる。

3カメ、体育館での100Bの一本は、U:11.0 V:12.0 は、上げすぎであることがこの書き込みで分かった。
こうしてデータを取っていると、反省できていいね。

#################################


08/11/12(水)朝  おまけ

#### 「親子キャンプ」ビデオの見方 ####

このコーナーは、「親子キャンプ」のハウツービデオについて詳しく解説するものです。
そのビデオは、
上部の「HOME」→「営業案内」→「親子キャンプ」ビデオ→「総合案内」で概略が見られます。
ぜひご覧ください。
このコーナーは、毎週火曜日に書き込みます。 が、今日はおまけ!

そのビデオでは、具体的なアクションを見ることができるのですが、
なぜそうするのか、どういう意味なのかが分かりにくいと思いますので、
ぜひここを読んでいただきながら、そのビデオをご活用ください。
そのことでより効果的な子育てになろうかと思います。

<<初級編>> #05

さっきカブスカウトで頑張った末っ子の話をして思い出したことがある。
それは、この運動ではリーダーも日々勉強をしなければならなかったことだ。

リーダー自身が学んでスカウト運動を行う。
これが非常に重要だった。
だから僕は、「お父さん自身が学ばなければ、子供が成長しない」と訴えているんだな。

そのリーダーの学びで、こういうのがあった。
それは「先取りしない」ということだ。
カブスカウトでは、基本的にテントでのキャンプを行ってはいけないことになっている。
だから民宿などの宿を使ったキャンプをする。
テントでのキャンプを「野営」と呼ぶことに対して、
それを「舎営」という。

これには重要な意味がいくつもある。
そのうちの一つに、「テント」でのキャンプはボーイ隊に行ってからの「お楽しみ」ということだ。
それを先取りしてカブ隊でやってしまうと、
確かに「キャンプ技術」は向上するが、
小学校高学年で、ぼちぼち反抗期になるのにそれが出来るようにしてしまうと、
リーダー側に「打つ手」が無くなってしまうんだな。

「ボーイ隊になったら、本物のテントでキャンプできるようになる。」
これがカブスカウトたちの憧れの目標に据える教育をする。
そしてボーイ隊になったら、実際はちょっと辛いテントでのキャンプなのだが、
憧れていたテントだから面白い、
というふうに育てることで「乗り越えさせる」わけだ。
素晴らしい間接指導でしょう!

ぜひ、ここのところを若いお父さんも踏まえて欲しい。
先走って、テントを使ったキャンプはしないように。
それはこれからの、お・た・の・し・み、にしよう!!

具体的には、小学校5年生ぐらいからテントを使って「泊まる」ようにしていこう。
それまでは、デイキャンプで屋外での生活−食事、アウトドアーでの遊び、
これをしっかり充実させていって欲しい。
「初級編」では、
タープが張れること、
テーブルや椅子などセットできること、
調理の手伝いができること、※
場合によっては、「火起こしの手伝い」ができること、※
虫取りやハイキングといった他の遊びを組み合わせることができるようになること、
ここのところをたくさんやって欲しい。
その上で次の「遊びの進化」に進もう。

※ あくまで「手伝い」です。 子供だけでやらないように。
  カブスカウト−−−小学校2年生〜5年生ぐらい
  ボーイスカウト−−6年生〜中学生ぐらい


08/11/12(水)朝 キャンプじぃじの日記

僕が作って届けているビデオをどう子供が見ているか、
その報告をあるお母さんからいただいた。
上の子が年中さんだ。 下の子はまだ2才。

その下の子の様子を話してくれた。
それは、2才のその子がまだ体験していない、もちろん写っていないビデオ。
上の子の、「お泊り保育」と「運動会」のビデオを取っ替え、引っ換え、交互に毎日見ているそうだ。
何か胸弾む期待感があるのだろうかねぇ、僕はとっても嬉しくなったね。

幼稚園のお泊り保育に子供たちと一緒に行くわけだが、
ときどき子供がどう活動をするのか詳しく僕に教えてくれることがある。
間違えなくそういう子は、上の子のお泊り保育のビデオを見て来ている。

また、幼稚園のお泊り保育のビデオを持っていない子は、
だいたい小学校四年生ぐらいでそれを忘れてしまうことが多い。
逆にそのころにお泊り保育の話をしてくれる子は、ほぼ間違えなくビデオを持っている。

このことが子供の育ちに何らかの影響があるような気が僕はするね。
僕の末っ子が中学生になったころ、
小学校時代にしていたカブスカウトの活動の様子をビデオで見させたことがある。
そのときに頑張ったこと、
乗り越えたこと、
忘れかけていた何かを思い出した様子になったことがある。
そして学力、学年最下位なりにも頑張って受験勉強をした。
これは本当の話だ。

末っ子が高校三年生になって、いよいよ就職活動をするころ、
社会に出る不安が起こるころ、
今までのビデオを見せようと思う。

ぜひ僕のビデオを買って持っている方は、
その子の人生の節目でビデオを親子で見て欲しいね。
その家族の歴史をそうして味わって欲しいね。
きっと、子供に生きる勇気がわいてくると僕は思う。
そう思うと僕も頑張ってビデオを作ろうという気になってくるね。


08/11/11(火)朝

#### 「親子キャンプ」ビデオの見方 ####

このコーナーは、「親子キャンプ」のハウツービデオについて詳しく解説するものです。
そのビデオは、
上部の「HOME」→「営業案内」→「親子キャンプ」ビデオ→「総合案内」で概略が見られます。
ぜひご覧ください。
このコーナーは、毎週火曜日に書き込みます。

そのビデオでは、具体的なアクションを見ることができるのですが、
なぜそうするのか、どういう意味なのかが分かりにくいと思いますので、
ぜひここを読んでいただきながら、そのビデオをご活用ください。
そのことでより効果的な子育てになろうかと思います。

<<初級編>> #04

さて、ここまで何回ぐらいできただろうか?

「自分が楽しむ」のではなく「子育てが目的」のデイキャンプ。
もしかしたら最初の数回は、ちょっと大変に感じることもあるだろう。
しかし、回を重ねるうちに、
お子さんの様子に気付くようになってこなかったかな?
この子は俺の子だ、そんな強い実感が起こらなかっただろうか?

たぶん、「こうしなさい」と言わなくとも子供から「僕にやらせて!」
そんな積極的なところを見ることが出来たのではないだろうか。、
そのときに心の奥底に熱いものを感じなかっただろうか?

もし、子供が積極的なところが少ないようだったら、
それはその子にとって「オーバーワーク」であるかも知れない。
お子さんを良く観察しよう。

たぶん10回もやっていれば、
自分の子の成長振りが感じられて快感が走るようになるだろう。
いかがかな?
子供をよく観察する。
それに合わせてその子にあった活動を考え実行する。
子供が生き生きと遊ぶ。

その結果、若いお父さん自身が子育てに心からの喜びを見出せる。
こういうプロセスで、「お兄さん」から「父親」に成長していくんだな。
これが、あなたの本当の「愛」なのです。
だから、ここで何回も訴えているとおり、
「父親自身が成長する」ことが重要なんだよ。

「初級編」では、若いお父さんに「子育ての心構え」を身に付けてもらいたい。
くれぐれも「用品」に目を奪われないように。

さぁ、ご自身で「子育て」が面白いと感じたら、
「遊びの進化」へ進もう。

###########################


08/11/10(月)朝 キャンプじぃじの日記

昨日、末っ子は、10/27に書き込んだ「さいたま市商工見本市」を一人で見に行った。
18才で社会人になり親から完全に独立する、という意識が出来上がったので、
自分なりに一生懸命見てきたようだ。
とってもいい社会勉強になったと思う。

ここのところ、そういうハッキリした人生目標を持つようになったので、
思春期の特徴である、「いい方向」「悪い方向」に心が振り子のように振れることが非常に弱くなってきた。
特別な事態が無い限り、それは終息方向にあるようだ。

若いお父さん、
この思春期の「迷い」は必ずあるよ。
そこにオヤジとしてどう方向付けできるか、
この年頃の心をコントロールできるようにするためには、
小学校四年生ぐらいまでの「オヤジとの思い出」が強くしっかりあることが要となる。

そして「物」や「金」ではないところの、
生きる意味、
生きる価値、
生き方、
をお父さんが具体的に教えられるようになるといい。

お父さん自身がそれを何らかの方法で普段学ぶ必要が、
子育てにおいてあるんだな。
お父さん自身が、「学ぶ」ことをして始めて子供も「学ぶ」ということを覚えて欲しい。
大学さえ出せば教育したつもり、は本当にただの「つもり」だよ。


08/11/9(日)朝 キャンプじぃじの日記

戦争は悲惨だ。
だが、平和に見える今でもうつ病という悲惨が蔓延していないだろうか?
僕には古い友人がそれで苦しんでいるのがいる。
何冊も関連図書を読んだ。
どれも「育てられ方」に問題があることを指摘している。
そしてその解決方法は、「親が変われば子が変わる」というのが多い。

僕の子がグレてしまったのだが、
それとうつ病では、まったく違う症状だが、
その根っこは同じだ。
それは、「甘やかし」。

今は戦争で苦しくない。
しかし、
気楽、簡単、便利、
こういう生活習慣が「うつ病」へ誘っている。
僕はそう感じるんだな。

だからこそ、キャンプの厳しい自然体験が必要なんだよ。
若いお父さん、
僕だってキャンプが好きで好きでしょうがない、ということではないんだな。
子供の心を強く育てるのに、本当に有効であることを知ったので実行した。
子供のころキャンプで地べたに寝た思い出があるけど、
改めて大人になって地べたに寝るのは、正直、辛かったよ。
でも僕は子育てのために、やったね。
子供を愛しているからできたね。

育て方が悪くて、甘やかしてしまった結果は、
その子が30才、40才、になってでてくる。
若いお父さん、
まさか自分の子が・・・・

こんなことにならないように、さぁ、親子でデイキャンプをしよう!!
寒くなってきた。
そこが子育てにいいんだよ!
さぁ、さぁ、家でくすぶっていないで、
お子さんと一緒にいざ出陣だ〜!


08/11/8(土)朝 キャンプじぃじの日記

ここのところ卒業ビデオアルバムのチョイ撮りで忙しい。
その度におばばに手伝ってもらうのだが、
夕食準備ができないので外食となるわけだ。
高いコストだよなぁ・・・・

一昨日の夜、いつもの赤提灯でそれを済ませた。
昨日は、さすがに立て続けでは飽きるので久しぶりに、
鍋がうまい店に行こうとしたら、お休みだ。 サボってやんの!
結局、その赤提灯。

末っ子は、一昨日は「焼きそば」と「チャーハン」、
昨日は、「チャーシュー麺」に「チャーハン」。
他に肉料理があるのに、ともかく「腹いっぱい」が目的だな。
酔っ払うのが目的なのは、オヤジか・・・

四人の男の子が揃っていたころは、
30キロの米が一週間でなくなった、米だけでそうだったんだな。
1リットルの牛乳は、約10秒ほどでなくなる。
朝から牛乳パックが2〜3ヶ空いてしまう。
それが毎日、毎日・・・
その鍋がうまい店は、「飲み屋」ではないのに、
家族で行くと2万円でチョッとしかお釣りがなかった。
今では、5千円も使わない。

凄まじかったなぁ・・・・
本当に子供に飯を食わせるために必死だった。
でもねぇ、今思うとその時が一番賑やかで幸せだったよ。

四人の男の子のうち、上二人はグレて暴走族をした。
気が気ではなかったね。
10件の警察署回りをした。
お陰で、強い親父になれたよ。

それで猛省した。
人間、反省が必要だよ、反省。
そこで僕は、下二人の子育てのために、
カブスカウトのリーダーをした。
僕は子育ての本当の面白さは、このときに知ったんだな。
下二人は、上とはまったく違うように育った。
僕はこの実体験で声を大にして言いたい。

子供は育てられたように育つ!

甘やかして育てれば、確実にそのように育つ。
「鉄は熱いうちに打て」ば、そのように育つ。
親が、物や金で高慢な生活をすれば、それを子供が真似をする。
親が、「志」と「愛」を大切に生きていれば、
真似て欲しい・・・・

なぜ子育てが難しいかと言うと、
それは、親自身がどれほど「親」に成長できるか、
それが子供の心に投影されるからだ。
子供を育てるというのは、つまり親が育たなければ育たない。

分かって欲しいんだよ、若いお父さん!


08/11/7(金)朝 キャンプじぃじの日記

ここのところ、アルバム用のチョイ撮りが重なっている日もあり、
二件の発表会の処理もあり、
オーバーワークだ。
今日もおばばと二人で出動しなければならない。
あんまりおばばを使うと、クビになっちゃうんだな。
もう何回もおばばは、それで職を替えた。

プロのビデオ屋を育てる前に、
このアルバム用のチョイ撮りを手伝ってくれる人材を探さないと、
やっぱりダメそうだ。

どこかに平日退屈な人いない?
アルバム用チョイ撮りのギャラは、
現場で朝10時〜12時のだいたい2時間で、5,000円だ。
別途交通費として一律2,000円支給する。

ちなみに、プロのカメラマンには、25,000円のギャラが相場だ。

業務連絡になってしまった。


08/11/6(木)朝 ビデオマンの日記

######ビデオ屋を目指す方へ######

このコーナーは、個人事業でビデオ屋を目指す方のために書き込みます。

昨日、都内で打ち合わせをした。
今までのビデオ屋さんは、クレームが多いそうだ。
僕がやったからと言ってクレームがないわけではない。
モンスター・ペアレントは何でもかんでも文句を付ける。

実は、大会の撮影現場で、僕にどう撮っているか見て欲しいということだった。
そのビデオ屋さん、昔ながらの手法でスイッチャーをかませてマルチ撮りしていた。
素人が見て、「まるでテレビ局」のような大げさぶりだった。
でもよく見ると、
スイッチャーは、デジタルの簡易型だし、
「絵」をOLで切り替えているだけだった。

アナログ・コンポジットの絵を簡易スイッチャーで混ぜると、
悲しい画質になる。
Aバスの位相は基本的にBバス以降と合わない。
しかも色味はバラバラだし、クロマレベルだってまったく調整できない。

僕も数年前まではそうしていたけどね。
でもスイッチャーは、準放送規格のものを使っていた。
しかし、今のPCの編集ソフトは凄い。

もう二件の発表を撮って、今編集中だが、
カメラヘッドのメーカーが違っていて、
しかも2/3CCD業務用ヘッドと、1/3CCDの業務用もどきのカメラの違いもあるというのに、
その違いをよほどこの仕事に精通している人しか分からないまでに色を合わせられる。
本当に今の編集ソフトは凄い。

しかも僕の場合、
前年度からマルチカメラでパラ撮り、PCで混ぜることにしたのだが、
ABロールだけではない。
子画面を挿入することが簡単だ。

そこでその見本を持って後日売り込むことにした。
現場スイッチングの仕事のあり方が根本的に問われることだろう。

と、いうことは、これからビデオ屋を目指す方は、
ぜひ僕と同じ、「マルチカメラ・パラ撮り PCで子画面」
を売り込まれるといいと思うよ。
そのためには、編集ソフトを使いこなせることが重要になる。

#########################


08/11/5(水)朝 キャンプじぃじの日記

昨日は、小学校の合唱を撮った。
3台のカメラを現場にセットをするので、ちょっと大掛かりだ。
そこで、一昨日、末っ子が休みでいたのでセッティングを手伝わせた。

今まで何をやるのでもトロかった、この子は。
しかし、事前にこう話しておいた。
「キャンプをするのか、撮影かの違いはあるが、
道具を持っていって、そこに支度するといことにキャンプと撮影は同じなんだよ。」

するとどうだ、
末っ子の動きがとっても良かった。
今までいろいろな人に手伝ってもらったが、
順位をつけるなら、上位入賞だ。

滅多に誉めない僕が、末っ子を大いに誉めた。
ついでに銭湯に親子三人で入ったあと、
いつもの赤提灯で祝った。

僕の仕事は、何かのイベントをビデオで撮るものだ。
仕事によって準備物が違う。
末っ子に教えたように本当にキャンプ遊びに似ているところがる。

キャンプの計画書 → 撮影計画
キャンプの準備物リスト → 機材リスト
キャンプ用品積み込み → 機材積み込み
移 動
キャンプ場着、設営 → 機材仕込み
キャンプ活動 → 撮 影

こうしてキャンプ遊びを真剣にやれば、
仕事の段取りが上手になるんだということを末っ子に教えた。

18才で社会人になるんだという気持ちが、
本人のモチベーションを上げている。
その結果、社会人のリハーサルをよくやってくれた。

若いお父さん、
こうやってその年齢に適した言葉がけをすることで、
子供は伸びるんだな。
僕は思うね、
子供は本来自分自身で伸びようとする。
成長願望が強い。

それなのに、将来「金」を難なく手に入れるためにと、
親の見栄や欲で子供をいじくり回す。
それは、甘やかし、先取り、知識詰め込み、
こうして過干渉することで子供から「意欲」がうせていく。

そうではない。
その子の特徴をよくつかんで、
本人の意欲を掻き揚げるように言葉がけ、励まし、をする。
叱咤激励。
子供本来持っている「自分で伸びる」ということを待つ。

これを専門的には、「間接指導」と呼ぶ。
ボーイスカウトのリーダー研修で習ったことなんだな。

ぜひ若いお父さん、
ちょっと難しい子育てテクだが、
これを学んで実行して欲しい。


08/11/4(火)朝

#### 「親子キャンプ」ビデオの見方 ####

このコーナーは、「親子キャンプ」のハウツービデオについて詳しく解説するものです。
そのビデオは、
上部の「HOME」→「営業案内」→「親子キャンプ」ビデオ→「総合案内」で概略が見られます。
ぜひご覧ください。
このコーナーは、毎週火曜日に書き込みます。

そのビデオでは、具体的なアクションを見ることができるのですが、
なぜそうするのか、どういう意味なのかが分かりにくいと思いますので、
ぜひここを読んでいただきながら、そのビデオをご活用ください。
そのことでより効果的な子育てになろうかと思います。

<<初級編>> #03

これは、キャンプをどう楽しめるか、が目的ではなく、
キャンプ遊びを通して「子育て」をするという強い意識をぜひお父さんが持って欲しい。
何が違うかというと、
あらゆる作業を可能な限り子供にさせる、ということだ。
その子の能力に合わせてどんどん作業をさせよう。

中学生ぐらいでは、お父さんがいなくても全部出来るぐらいを目標に作業量を増やして欲しい。
そのときに、あまりにも無理、危険、を避けるのは言うまでもない。
お父さんがどれほどお子さんを普段観察しているか、それが重要になってくる。
お父さん自身が客観的に子供の特徴を知る。

子供を親の都合で他人任せで知識を詰め込むのとは、
まるで違う子育てになる。

さて、これからは子供をよく観察できているということが前提になる。

デイキャンプを、

@ タープを張ってお弁当を食べる。

A タープを張って、そこで調理をする。

次は、炊飯にチャレンジしよう。
ここで初めて「4人用コッヘルセット」を手に入れて欲しい。
セットに炊飯鍋があるものを用意して、それで炊く。
副食はなんでもいいが、「カレー」ばかりでは飽きると思うので好きなものにしてください。

ここまでで「食」をキャンプで出来るようになるわけだ。
その次は「住」を少しずつグレード・アップをしていく。

冒頭にあるように「子育て」が目的だから、
いっぺんに用品を揃えるのはよくない。
あっても少しずつ使うようにしよう。
そうでないと、子供の作業量が初めから多すぎてしまうからだ。
ここなんです、ここのところを十分注意してください。

「食」の最低限ができるようになったら、「住」なのですが、
それは、椅子やテーブルといったものです。
ただ、ビデオで「お父さんの子育て」編にありますように、
将来的には使わなくなりますので、安いものを買うか、もらうか、
工夫してください。

小学校低学年では、デイキャンプをなるべく多く体験させてください。
この時期には、まだテントは使いません。
デイキャンプをしっかり行ってください。

メニューのレパートリーを増やすとか、
例えば「釣り」も楽しむとか、
虫捕りをするとか、(これはぜひやってほしいです)
短い時間のハイキングをするとか、
自転車を持っていって少しだけサイクリングするとか、
豪華にカヌーに挑戦するとか、
アウトドアーならではのそうした遊びを組み合わせてみてください。

こうして遊びを膨らませることで、
子供にワクワク感を与え続けましょう。
そのことで子供に外遊びの面白さを教えていってください。

小学校一年生から始めたとして、
三年生ぐらいまでデイキャンプを楽しみましょう。
この三年間でビデオの「初級編」にあるように用品が揃うといいと思います。
そのぐらいの時間をかけてください。

############################


08/11/3(月)朝 キャンプじぃじの日記

父親が真剣に子育てに携わるかどうかは、その父親の愛情の問題だね。
子供を愛していないとしたら、とても残念なことだ。
本当に愛していたら、ジッとなんかしていられない。

だけど、どんなことでもそうだが、「自己流」は上手に出来ないものだ。
ましてや「子育て」は本気で取り組むと商売以上に難しい。
そこには、そのノウハウが歴然としてある。

それは、

「かわいい子には、旅(命がけの)をさせろ。」

「鉄は熱いうちに打て。」

日本舞踊の「親子連獅子」

ということなんだな。
要するに

「甘やかすな」
「鍛えろ」
「体験で工夫させろ」
「真剣に生きろ」

そんなようなことが日本では昔から言い伝えられている。
これを無視するというのは、子育ての基本を踏まえないということさ。
自立して社会を堂々と生きていく男に育てたいなら、この基本を学べばいい。

子育ての基本を学ぶ気の無い人は気の毒としかいいようがない。
お父さんが、音楽に精通していたら、それで育てるといい。
お父さんが、文学に詳しかったらそういう子育てもあるだろう。
お父さんが野球少年だったら、それで子育てをしよう。
お父さんがサッカー野郎だったら、それがいい。

どういう遊びでもいいのだが、
父親が直接子供と接する。
父親の愛をすり込むほどに頻繁に、できたら毎週のように活動する。
子供の特徴、例えば、障害やその傾向にあるといったことを良く観察し把握する。
といったことをしっかり捉えて欲しいね。

もちろん、キャンプ遊びは総合的にいろいろな要素が含まれていてとってもいいと思う。
具体的にどうすればいいのか、
そのやり方は、僕が作った「親子キャンプ」ビデオで具体的に分かるようようになっている。
ぜひお勧めしたい。


08/11/2(日)朝 キャンプじぃじの日記

昨日は、冬季キャンプのための炊飯訓練を末っ子と二人で、玄関前で行った。
今までキャンプ遊びをしてこなかったら、もうまったく遊んでもらえないだろうね。
8石の少ない量を炊く訓練をした。

副食は、一人前にパックされている「鍋セット」を買った。
僕はオーソドックスな「しょうゆ味」で末っ子は「キムチ鍋」だ。
それで飯を炊いて玄関の前で二人で食べた。
こんなことでもしなければ、もう遊んでもらえないね。

毎日、朝、夕、の食事で顔を合わせるが、
よほどでない限り、父親とは会話をしないね。
母親とはしているけど・・・・
毎日のように説教するうるさいオヤジに用はない。

冷酒とオヤジの小言は後で効くさ。

さて、18才で自立、大人として扱う。
これは末っ子が高校に入ってすぐ、そう宣言した。
だから、本人もその気にはなっている。
家ではテレビの視聴をしないが(末っ子はこっそり小さいので見ている)、
その分、新聞を読みなさいということになっている。

どこまで理解できるかは別として、
今朝も朝刊を読んでいる。
こうして「自立」を本人に意識付けさせれば、
まだまだヒヨコとは言え、そういう生活態度になるものだ。

18才で大人になるんだ、そう本人の志になる。

もうこのことだけでも十分に「成長」のエネルギーが子供からでるんだな。
もう一つ、いいフレーズがある。
「お前なぁ、稼ぎの無い男に女が寄って来るわけが無いだろう。」
サカリのついた男の子にこのフレーズは最高さ。
「働ける男」を目指させる。
そのために今、学ぶんだという意識付けになっている。

どう?
若いお父さんも、
子供が高校生になっても、こうしてオヤジの言うことを実行するように育てような。
そのためには、小学校四年生ぐらいまではたくさんその子と遊び込むことが必要なんだよ。
できたら毎週のようにデイキャンプで遊んで欲しい。

僕が作った「親子キャンプ」ビデオの「兄弟の関係」にあるように、
親子でアドベンチャー・キャンプができるようにするためには、
それまでの積み重ねがあるからこそ出来たんだな。
中学、高校、の息子とそういうキャンプができるのは、
オヤジ冥利につきるってもんだよ。

若いお父さんも、ぜひこれを目指して欲しい。
そして自立した立派な男を育てて欲しい。


08/11/1(土)朝 キャンプじぃじの日記

高校二年生の末っ子は、すっかり「サカリ」のついた歳になった。
工業高校だから自前にはほとんど異性はいない。
たぶん、どこか繁華街へブラブラとしたくてしょうがないことだろうね。
こういう時期に部活で忙しいのは非常にいい。
高校の先生が熱心に僕の子などの世話をしてくださる。
ここら辺の年齢では、「父親」だけでは育たない、ということだね。
「父親」でなければならないのは、
だから小学校四年生ぐらいまでなんだな。

これは僕の推論だが、
この時期に自分の思ったとおり、
サカリのまま自由に繁華街を俳諧できてしまうようにしてしまったら、
それは強烈な快感だから、テレビゲーム同様、のめり込んでしまうのではないだろうかね。
その結果は、ご想像の通りだ。

逆に、二十歳も過ぎて親が子供の恋愛に干渉すると、
それはやってはいけない「過干渉」だ。
婚期を逃すことになりかねないのではないだろうか。

子育ては、早すぎず、遅すぎず、
本当の「自立」を目指すべきだ。
僕は、だいたいそれは18才だと思うね。
20才では遅く感じる。
これは子育ての時期的目標だ。 ないがしろにはできない問題だ。

身の回りでよく見かけるのが、
親子で依存しあうケース。

言葉の意味からも、それはまったく「自立」していない。
そこにあるのは「甘えの構造」だ。
そういう環境では、依存心が強いから「心が強くなりようがない」ものだ。
ここをぜひ若いお父さん、分かって欲しい。
それは「甘やかし」でしょう。

古い友人でうつ病のヤツも完全にそのような「甘え」で生きてきた。
気楽を追い求めると、不幸を生む。 こういうことなんだな。
そうではなく、
18才で元気よく親から巣立っていくように僕は方向付けしている。

若いお父さんも、
「自立」の最終年齢をしっかり意識して、子育てをしよう!
30才で自立しない子でいいのかな?
よく考えよう。
そしてその子が人生を強く生きていくために、
しっかり本当の「自立」を目指そうではないですか!

それにはキャンプ遊びがとっても有効だ。


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