日本基督教団
生活綱領
1954年10月28日
第8回教団総会で議決
 われわれは、神の恵みにより父とこと聖霊との名においてバプテスマ
をうけ主の体なる教会に入れられた者であるから、すべての不義と迷信
とをしりぞけ、互に主にある兄弟姉妹の交わりを厚うし、常に神の栄光の
あらわれるように祈り、つぎのことを相共につとめる。
1. 教会の秩序を守り、その教えと訓練とに従い、聖日礼拝・祈祷会その
 他の集会を重んじ、聖餐にあずかり、伝道に励み、時と財と力とをささげ
 て教会の維持発展につくすこと。
2. 日日聖書に親しみ、常に祈り、敬虔・純潔・節制・勤労の生涯を全うす
 ること
3. 家庭の礼拝を重んじ、家族の和合を尊び、子女を信仰に導き、一家そ
 ろって神につかえること。
4. 互に人格を重んじ、隣人を愛し、社会の福祉のために労し、キリストの
 正義と愛とがあまねく世に行われるようにすること。
5. 神の御旨に従って、国家の道義を高め、国際正義の実現をはかり、世
 界平和の達成を期すること。
 願わくは神、われわれを憐れみ、この志を遂げさせたまわんことを。
                                     アーメン。