flutter of birds〜鳥達の羽ばたき〜  戻る

一風変わった森の診療所。

医大生である主人公と少女達とのふれあい。

テンポよく進むストーリーが快い作品です。

日本の夏はいいね〜

 

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評価項目・他 keiの評価
シナリオ
 
97/100点
(ラストの盛り上げ方がうますぎます)
会話テンポ
 
97/100点
(シナリオと声優陣の相乗効果)
CG
 
60/100点
(普通に塗ってくれれば文句言わないのに・・・)
音楽、効果音
 
90/100点
(パラパラみたいだろうが何だろうが主題歌は秀逸)
Hシーン
 
50/100点
(もともと期待してません)
1プレイ時間
 
3時間位?(1キャラ)
(同時攻略やったので、かなりいい加減です)
システム
 
60点/100点
(正直悲惨です・・・でも・・・)
総合評価 93/100点


各項目詳細

概要
主人公・松井裕作は叔父の持つ地方の診療所で、夏休みを利用した手伝いを頼まれる。

医学生である彼が受け持つのは、診療所の雑用と入院している同世代の女の子達の相談役としてのメンタルケア。
小さいとはいえ初めての医療現場に悪戦苦闘する中、入院患者の少女達や村の中で新たに出会う少女達との絆を深めていく…。
広大な大地とどこまでも続く青い空。頬をなぜる爽やかな風と小さな笑顔。やがて近づく夏の終わりと共に訪れる穏やかな時間の終焉……。
のどかな大自然をバックに描かれる純愛ストーリーAVG。
(以上オフシャルHPより)
 

以下、詳細評価の順番を変えます

 

 

CG
竹井原画のシルキーズ(エルフ)ブランド。

コレを聞いてCGに関して心配する人はいないでしょう。

 

結果

残念でした

 

最近評価が二分している竹井原画。個人的には全然OKです。「昔もよかったけど、今もいい」っていうのが個人的な評価です。

今作も、かなり魅力的なキャラクターを作ってきています。

 

・・・が、それをCG化した時点で悲惨なことになってしまいました。

この作品は主人公が駅に降り立ったところから始まります。田舎の風景をバックに、自分の境遇を説明する主人公。その後すぐヒロインの一人であるシロップが現れます。が、見た瞬間「これ、256色だったっけ?」とつぶやいてしまいました(マヂ)

 

線のシャギー取りはされていないし、色はちょっと絵のうまい小学生が水性絵の具で塗ったような感じです。しかも、恐るべきことに、このバストアップ絵をそのままアップにして顔アップの絵を作っています。しっかり線も太くなってます。もちろんシャギーも。

 

美味し○ぼの山岡○郎は言いました。

「オレはすばらしい材料が腕の悪い調理人によって台無しにされたのを何度も見てきた」

・・・そういうこと

 

 

システム
竹井原画のシルキーズ(エルフ)ブランド。

コレを聞いてシステムに関して心配する人はいないでしょう。

 

結果

またもや残念でした

 

発売前に一部で懸念されていた「ブランド名シルキーズ。しかしてその実体はユ○テル」が現実ものとなってしまいました。

いや、正確にはユピ○ルじゃなくてZEUSだったんだけど。

 

読み返し機能&メッセージスキップは有りますが、メッセージスキップに既読・未読判定は有りません。また、フルスクリーン固定、セーブは一日一回、メッセージスピード固定&音声off不可・・・なんか、ユーザーに恨みでもあるんでしょうか?

 

ただ、実はプレイしていくとこれらはそう気になりません。一番気になりそうなセーブ関係ですが、メッセージスキップが鬼速なので、すぐ元の位置に戻ってこられます。

またメッセージスピード固定&音声off不可ですが、音声のレベルが非常に高いので特に問題は有りません。読まなくていい文章に関しては上の鬼速スキップがありますので・・・

 

おまけ機能はCG閲覧とアルバムモード。

音楽が非常にいいのに音楽モードが無いのは残念です。

このアルバムモードですが、いわゆる「回想モード」ではありません。

「エンディングを迎えたヒロインと、後日アルバムを見ている」という設定で、CGを連続再生し、その頃の心情をヒロインが独白してくれます。

わかる人には「天津堂のモノドラマ」「クローンドール課外授業の日記」といったほうがわかりやすいでしょうか。ただしエロじゃないです。ただ、モノドラマより恥ずかしいです。ある意味、秀逸。

 

あ、それとバグはありません。このあたりELFの面目躍如

 

 

Hシーン
竹井原画のシルキーズ(エルフ)ブランド。

コレを聞いてエロに関して期待する人はいないでしょう。

 

結果

大当たりです、おめでとうございます

 

純愛系標準レベルとお考えください

テキスト・CGとも標準レベルなんですが、「ヤってる場合じゃないでしょ」とつっこみたくなるキャラがちらほら。

 

 

音楽、効果音
竹井原画の(以下略)

 

これは最初から期待してましたが、期待以上の出来でした。

 

実はこの作品、発売日直前まで買うつもりは有りませんでした。

それが、オフシャルHPで公開された「デモムービー」を見て、一発で購入決定してしまいました。ちなみにこのデモムービー、製品版では見ることが出来ません。ホントの意味でのプロモーションムービーだった訳ね・・・高画質で見れると思っていたのに残念

 

主題歌はEDで流れます。パラパラっぽい軽快なテンポでEDに向かない感じもしますが、ヒロインの未来が明るいという暗示に思えます。また、竹井氏もおっしゃってますが、複数回プレイ前提のゲームなので、次プレイとのつなぎの意味もあるとか。納得。

 

また、最近はやりの劇中挿入曲もあります。この「desire」という曲、曲自体の出来もいいですが、本編のおいしい場面で流れてくるのでポイント高いです。AIRの「青空」を思い出していただければおわかりになるかと思います。

 

BGMも雰囲気にマッチしていてよいです。これだけいい音楽をそろえておきながら本作品には音楽モードがありません。というわけで、各自CD-Rに焼き直すことは義務です。

※著作権に配慮して個人での使用に止めるようにお願いします

 

 

シナリオ&会話テンポ

テンポよく話が進んでいきます。また、医療モノの言うことで専門用語がかなり出てきますが、これをわかりやすく平易な言葉で説明している点、非常に好感が持てます。後半の急展開がキャラによっては唐突すぎる感じがしますが、ぐいぐい引きずり込んでいくシナリオはすばらしいです。

 

また、会話テンポという点ではこのゲーム、声優の力も無視することは出来ません。非常にレベルが高いです。

 

 

森野 大気

幼なじみの妹分。エンディングが2つある優遇キャラ、その1。

本作で一番気合いが入っていたキャラではないでしょうか。後半の急展開が伏線なしに訪れるのがちょっとアレですが、ハッピーエンド・バッドエンドとも納得できる出来でした。特にハッピー。個人的に「不治の病が奇跡的に直る」って話は嫌いなんですが、このキャラだけはそこへのもっていき方の差でしょうか。素直に「よかった」と思えました。

 

余談ですが、おじいさん・おばあさんの演技に涙腺刺激されたのは初めてかも。あと、このシナリオのクマ先生(大気の父)の演技にはオーラが見えます。熱すぎます。

 

 

神楽 琴羽

正当派お嬢様。ある意味今作でもっとも不遇のキャラ。

非常にメジャーな病気(あえて病名は伏せます。作中で判明したときのインパクトがすごく強いので)を煩っています。それゆえに、一番難しい病気でもあり、現実でもあり得ない話じゃないところがリアルでした。

 

で、シナリオ的にはハッピーエンドしかない彼女を「不遇」と言ったのは2つ理由があります。

 

まず、エンドロールのCGでも、デモムービーでも琴羽は2番目にでてくるキャラなんですが、シナリオ・作中の扱い等々、どう考えても美雨の方が2ndヒロインみたいです(汗)

 

もう一つは、これがキモなんですが、CGの塗りのマズさを一番かぶってるのが彼女なのです。原画的には竹井氏が得意とする「正当派お嬢様系」で例のデモムービーでも原画的には一押しだったんですが・・・CGが悲惨です。一枚絵はまだ見れる(あくまで見れるレベル)んですが、立ち絵、特にメインとなる2〜3枚はマジ不細工です。合掌。

 

 

虹掛 美雨

過去に謎を持つ生意気な少女。エンディングが2つある優遇キャラ、その2。

2ndヒロインです。このキャラ、声が秀逸です。ゲーム開始前はほぼノーチェックでしたが初登場シーンで完璧に持って行かれました。個人的な嗜好として男女問わず「小生意気なガキ」キャラが好きというのもありますが・・・って、なんか誤解を招く表現だな・・・

他のキャラに比べて台詞やイベントに含み・工夫が凝らされてるモノが多く、よく練ってある感じがします。

 

南田 白風

眼鏡っ子。ドジ担当ロリっ子。一部嗜好の方向け仕様。

比較的オーソドックスなシナリオですが、エンディングは非常にドラマチックです。絵的にも幻想的なモノが多くむやみにドラマチックとすら言えるでしょう。

 

美浜 つばさ

元気担当ロリっ子。エンディングが2つある優遇キャラ、その3。

キャラ的に明るいイベントが多い中盤までに対して、終盤の「究極の選択」は非常に重い選択となります。シナリオ的にはバッドエンドの方が収まりはいいですが・・・1stプレイではどちらを選ぶか悩むこと間違いなし。

 

水川 空

隠しキャラその1。帰ってきたバンビちゃん

バンビちゃんを知らない若者は、そこらのBBSで振ると必ずresがつくでしょう。

彼女とシロップのシナリオは小説にすると普通のストーリーになってしまうのですが、CGをうまく使って幻想的な雰囲気を作り出しています。このあたりは監督・竹井正樹が絵師としてのスキルを存分に発揮したといったところでしょうか。

 

離加等 メー

隠しキャラその2。不思議系担当ロリっ子

他のキャラに比べて異色なシナリオですが、ストーリーとしてはよく考えてあると思います。ただ前半、非常に冗長なテキストが続きますので苦手な人もいるでしょう。ちなみに私も苦手な人です。それさえクリアできれば・・・

 

朝比奈 めぐみ

先輩看護婦。お姉さん嗜好向け担当

おまけキャラといってもいいでしょう。ストーリー上の重要イベントも一個だけです。しかしながら、他のシナリオでサブキャラとして散々露出してますのでキャラは立ってます。また、ヒロインの平均年齢が非常に低いこのゲームで、唯一の年上キャラです。結構好きなキャラです。

 

 

総評

確かにシステム・CGに難のある作品です。客観的に点数をつけるなら80点台の作品かもしれません。しかし、それを補って余りある音楽・声優・テンポ、そしてシナリオ。主観的な点数は90点オーバーの傑作だと思います。
(2001.4.7)

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flutter of birds〜鳥達の羽ばたき〜
ブランド名 silky's セーブ数 10箇所
ジャンル ADV セーブポイント 指定箇所のみ
シナリオ
 
山田 光一郎
園田 将生   他
メッセージスキップ
 
有り
 
原画 竹井 正樹   他 キーボード入力 未対応
BGM CD−DA DirectX DirectX5以降
音声 有り(フルボイス) 発売日 2001.02.23
アニメーション なし 初回特典  
主題歌等 ED&劇中挿入歌 その他  

オフシャルHP

http://www.elf-game.co.jp/silkys/